「エクレア」タグアーカイブ

ファミリーマート「パイエクレア (ミルクカスタード)」


購入店: ファミリーマート
商品名: パイエクレア (ミルクカスタード)
購入日: 2018年6月12日
税込価格: 150円

製造者: 株式会社デザートランドM3
カロリー: 218kcal

 ファミリーマートで購入したエクレア。「パイエクレア」という商品名のとおり、上側の表面には、パイ生地が使用されています。

 オフィシャルサイト上の商品情報ページには「エクレア生地の上に薄くスライスしたパイをのせて、香ばしく焼き上げました。たっぷりの牛乳に練乳を加えたなめらかなミルクカスタードです。」と記載。

 食べるときの温度にもよるのでしょうが、皮をコーティングしているフォンダンは、硬さは中庸で、ややしっとり。パリっとした食感ではありません。

 甘さはやや強めで、はっきりと感じます。フォンダン単体だと、やや甘すぎると感じますが、皮とクリームと合わさった時のバランスは、悪くありません。

 フォンダンの下の皮は、やや硬め。こちらも温度によって、質感が変わりそうですが、フォンダンに覆われていることによって、皮のサクサク感は感じませんでした。単体だったら、若干のサクサク感があるのかもしれません。

 生地自体はやや厚みがあり、密度も高く、しっかりした食感。フォンダンの味に隠れてしまいがちですが、皮自体の香ばしさも感じられます。

 クリームは、商品名のとおりミルクカスタードが充填されています。色は真っ白。柔らかいのですが、粘度は低く、ゼリーとヨーグルトの中間のような質感。柔らかめの杏仁豆腐と言っても良いです。なめらかに伸びることはなく、やや固体っぽさがあります。

 甘さは控えめ。ミルクの味が鼻を抜けていき、後味はスッキリ。前述のとおり、フォンダンは甘さが強めなので、あっさり系のクリームと中和され、全体の甘さのバランスは良いです。

 一般的なエクレアは、カスタードクリームの甘さと、皮をコーティングするチョコレートの苦味で、味のバランスを取るものが多いですが、この商品はフォンダンの甘さを、クリームで中和しています。

 個人的には、もう少し甘さを控えても良かったかなと思いますが、食感、味ともにバランスは良く、まとまりもあります。





グランドニッコー東京 台場 Bakery & Pastry Shop「エクレア トロピック」


都道府県: 東京
最寄駅: 台場
住所: 〒135-8701 東京都港区台場2-6-1 グランドニッコー東京 台場 ヴェルエクール内
購入店: グランドニッコー東京 台場 Bakery & Pastry Shop (ベーカリー&ペストリー・ショップ)
商品名: エクレア トロピック
購入日: 2018年6月9日
税込価格: 430円

 ゆりかもめの台場駅に直結。グランドニッコー東京 台場にある「Bakery & Pastry Shop」で、シュークリームとエクレアをイートインでいただきました。この記事はエクレアの感想です。

 場所は、ゆりかもめ台場駅の改札を出て、右に曲がり、しばらく進んだところ。駅の通路を出ると、グランドニッコー東京 台場の2階部分と繋がっており、左側のガラス張りの店舗です。

 注文したのは「エクレア トロピック」。この日は、トロピックの他に、苺を使った「エクレア フレーズ」、抹茶を使った「エクレア テベール」と、3種類のエクレアが販売されていました。「エクレア トロピック」は、商品名からも予想できるとおり、マンゴーを使用したエクレアです。

 店内ショーケース内の商品説明には「マンゴーパッションクリームにマンゴーの果肉を入れた、さっぱりとした味わい」と記載されていました。

 コーティングのフォンダンは、しっとりしつつ、ベタつきは抑えられた質感。甘さは中庸。マンゴーの風味によって、実際以上に甘さは控えめに感じられます。

 キューブ上に切られたマンゴーの果肉も乗っており、こちらもスッキリとした甘さの爽やかな味。

 皮はやや硬め。サクサク感があるタイプではなく、厚みがあり、密度も高く、パンのようにしっかりした質感。香ばしさが強く感じられる味。

 中のクリームは、黄色味の強いカスタードクリームで、中にはバニラビーンズの黒い粒も見えます。固めで粘度の高い、ねっとりとした質感。

 甘さは中庸から、やや控えめ。バニラと、マンゴーの香りが口に広がります。はっきりとした甘さを感じ、バニラの香りも濃厚ですが、フルーツの爽やかな甘みのおかげで、後味はすっきりとしています。

 バニラにもフルーティーな香りがするものがありますが、こちらのクリームはマンゴーが使用されているため、文字どおりフルーティーな味わい。バニラの香りとも合わさり、濃厚さと爽やかさのバランスも、良いと思います。

 小ぶりで、細長い形状であり、シュー皮も弾力のあるしっかりした質のため、食べると中からクリームが溢れ出てくるような感覚があり、食感も楽しいです。





パティスリー ラヴィアンレーヴ「エクレール・グリオットピスターシュ」


都道府県: 東京
最寄駅: 梅島
住所: 〒121-0816 東京都足立区梅島3-6-16
購入店: パティスリー ラヴィアンレーヴ (PÂTISSERIE LA VIE UN RÊVE)
商品名: エクレール・グリオットピスターシュ
購入日: 2018年6月7日
税込価格: 520円

 東武スカイツリーラインの梅島駅から、徒歩5分程度。足立区の梅島にある「パティスリー ラヴィアンレーヴ」に行ってきました。

 店内にはイートイン・スペースがあり、ケーキの他にもソフトクリームや、かき氷がいただけるようです。今回はイートインで、2種類のシュークリームとエクレアをいただきました。この記事は、エクレアの感想です。

 シュー皮は、やや硬め。ふたつに切られ、中にクリームを入れるタイプ。上部と下部の皮は、完全に分離しています。サクサク感はあまり無く、しっとりした食感。ほのかな香ばしさと塩気があり、生地自体の味が感じられます。

 クリームは、ピスタチオのクリーム、その下にカスタードが入る2層。商品名のとおり、ピスタチオ・クリームには、さくらんぼの一種であるグリオットチェリーが、添えられています。

 ピスタチオのクリームは、甘さは中庸。ピスタチオの香りが、ふんわりと広がります。固さは中庸で、空気を多く含み、軽い食感。グリオットはほどよい酸味があり、ピスタチオのクリームとのバランスも秀逸です。お互いが甘みと酸味を中和し、それぞれの味がまろやかに食べやすくなっています。同時に、香りも引き立て合い、味の広がりを演出。

 カスタードクリームは、黄色味のあるクリーム色で、中にはバニラビーンズの黒い粒が見えます。固めで、密度も高く、しっかりした食感。甘さは中庸から、やや強めですが、バニラの香りが前面に出てくるため、甘さがしつこいとは感じませんでした。

 カスタードクリームの中には、グリオットのジャムが入っていました。香り豊かで、爽やかでキリッとした酸味が、全体を引き締めています。

 季節のフルーツを使ったエクレアは、シュークリームよりも味の組み合わせが複雑なところが味わいどころ。この商品も、甘みと酸味のバランス、バニラとピスタチオ、グリオットの組み合わせが秀逸で、奥行きのある味に仕上がっていました。

 フランス料理は味が複雑すぎて、美味しいのは分かるけど、僕には細かいことは分からないのですが、凝ったスイーツを食べているうちに、だんだんと味のマリアージュというものが分かるようになってきた(ような気がする)ので、やっぱり経験というのは大事だなと思います。





ファミリーマート「Wクリームエクレア」


購入店: ファミリーマート
商品名: Wクリームエクレア
購入日: 2018年5月16日
税込価格: 158円

製造者: ヨネザワ製菓株式会社
カロリー: 261kcal

 ファミリーマートで購入した「Wクリームエクレア」。商品名のとおり、ホイップクリームとカスタードクリームが入っています。

 食べる時の温度にもよるのでしょうが、コーティングのチョコレートはややしっとりした質感で、パリパリ感は無し。

 甘さは控えめで、苦味の方が前面に出てくるバランスの味です。カカオ感やチョコレートらしい風味が、そこまで強くありません。

 シュー皮は柔らかめ。チョコレートに覆われているため、単体の質感は判断しづらいですが、ソフトで軽めの食感です。味は、こちらもチョコレートの味が強く、皮自体の味はほとんど感じません。

 また、皮はほぼふたつに切れていて、その中にクリームをサンドイッチのように挟み込んでいます。

 前述したとおり、クリームはホイップとカスタードの2種が入っています。下にカスタード、その上にホイップクリームが乗る2層構造。

 ホイップクリームは、空気を多く含み、軽く柔らかい質感。水分も多く、温度が高くなると、溶け出しそうです。甘さは控えめ。

 カスタードクリームは、黄色味が強い色で、固め。密度もやや高く、土台の役目を果たす、しっかりした質感です。

 甘さは中庸から、やや強め。パッケージに「コクと旨みのこだわりたまご使用」との記載がありますが、確かに卵のコクを感じられる味です。

 ホイップクリームとの味と質感のバランスも、良いと思います。コーティングのチョコレートの苦味と甘みのバランスも良い。

 取り立てて優れている点や、特徴があるわけではありませんが、コンビニのエクレアのスタンダードなバランス、質感です。





ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店「苺とライチのエクレール」


都道府県: 東京
最寄駅: 東京
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア 1F
購入店: ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店
商品名: 苺とライチのエクレール
購入日: 2018年4月4日
税込価格: 496円

 ジョエル・ロブションが手がけるパティスリーに行ってきました。パティスリー、ブーランジェリー、カフェが併設されており、カフェ・スペースでは、パンやケーキもイートインできます。

 店頭ショーケース内の商品説明には「苺とライチ 苺の生クリーム カスタードクリームをシュー生地でつつみました」と記載。

 シュー皮は、やや硬めで、特に上部は皮全体にサクサク感があります。若干、ビスケットのような質感にも感じられます。下部の方が、ややしっとりした質感で、香ばしさが強く感じられました。

 ほのかな甘さと香ばしさがあり、フリーズドライのイチゴとライチもかかっているようで、それらの香りも口に広がる味。味が濃い、香りが特別に強い、というわけではありませんが、上品で香りを楽しめる味です。

 クリームは上に苺の生クリーム、その下にカスタードクリーム、2種のクリームの間には苺が挟まる3層構造。

 生クリームは、柔らかく軽い食感ですが、空気を多く含んだ感じではなく、みずみずしく、なめらか。味は、甘さ控えめ。薄いピンク色をしているとおり、苺が含まれていて、苺の酸味と香りが前面に出てきます。一口目は、やや酸味が強いように感じましたが、控えめながら甘さもあり、苺の香りが口に広がる優しい味です。

 クリームの間に挟まるようにあしらわれた苺は、甘さ控えめで、やや酸味の強い味。クリームとのバランスを考えると、好ましいレベルの酸味だと感じました。

 その下のカスタードクリームは、やや柔らかい質感。卵っぽい黄色味のあるクリーム色で、クリーム中にはバニラビーンズの黒い粒も見えます。

 甘さは中庸で、バニラのフルーティな香りが前面に出た味。苺の酸味とのバランスもちょうどよく、甘さと酸味が理想的に中和しています。

 様々な味がバランス良く溶け合い、重層的なハーモニーを構成しています。一般的なケーキよりも複雑なのに調和のとれた味で、フランス料理のよう。と言いつつ、僕自身あまりフランス料理を食べたことはないのですが(笑) いずれにしても、完成度の高い一品だと思います。