銀座コージーコーナー「Wシュー (濃厚苺クリーム&カスタード)」


購入店: 銀座コージーコーナー
商品名: Wシュー (濃厚苺クリーム&カスタード)
購入日: 2019年1月14日
税込価格: 210円

 コージーコーナーで購入したWシュー。シュー皮を二つに切り、そのなかにクリームを入れるタイプのシュークリームです。

 同店のWシューは、生クリームとカスタードを使った「クリーム&カスタード」は通年の商品のようですが、このたび購入した「濃厚苺クリーム&カスタード」のように、季節限定の商品がたびたび投入されます。

 商品名のとおり、イチゴを使ったクリームと、カスタードクリームを用いたシュークリーム。

 オフィシャルサイト上の商品説明には「濃厚苺クリームの甘酸っぱさとカスタードのやさしい甘みがとけ合う、Wのおいしさを味わえるシュークリームです。」と記載されています。

 シュー皮の硬さは、中庸からやや柔らかめ。ドライな質感ですが、サクサク感の強いタイプの皮ではありません。

 語弊を恐れずに言えば、コンビニやスーパーのソフトな質感のシュークリームの上位互換。コンビニのシュークリームに比べれば厚みがあり、前述のとおりドライで、表面には若干のサクサク感もあります。

 味は、際立った主張は無し。ですが、ドライな質感のためか香ばしさはあり、クリームの味を引き立てる役目は、十分に果たしています。

 クリームは商品説明のとおり、苺クリームとカスタードクリームの2種。切り口から見えるのは、ピンク色の苺クリームのみですが、土台部分にはカスタードクリームが入っています。

 画像でも確認できるとおり、苺クリームは薄いピンク色。粘度が高いクリーム状ではなく、固体に近い、固めの質感。ただ、それなりに空気を含んでいるため軽さもあり、重たさはありません。

 甘さは控えめ。苺の香りと酸味の方が、甘さよりも前面に出てくるバランス。苺の香りは特別強いわけではないのですが、人工的なイチゴ味ではなく、苺そのものの香りが感じられる上品な味。

 カスタードクリームは、ややオレンジ味のある黄色。こちらは粘度が高く、まったりとした固めの質感。密度が高く、ずっしりとしています。

 甘さは、やや強め。粘度と密度の高い質感とも相まって、重厚な味です。しかし、後味はスッキリとしていて、甘さは強めながら、しつこさは感じません。

 酸味とイチゴの香りが前面に出た苺クリームと、はっきりとした甘さのカスタードクリーム。ぶつかりそうな両者ですが、思いのほか自然に調和し、お互いの味を和らげていました。

 イチゴ感も十分に感じられるシュークリームです。