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茶寮都路里 大丸東京店「ほうじ茶パフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 東京
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店10階
店名: 茶寮都路里 大丸東京店
商品名: ほうじ茶パフェ
来店日: 2018年8月29日
税込価格: 1198円

 今月2回目の茶寮都路里。平日の午前中だったため、他のお客さんは数名程度。広々とした店内が、ますます快適に感じられました。

 着席後に、お茶、おしぼり、メニューが提供されます。今日は、数あるパフェの中から「ほうじ茶パフェ」を選択。その名のとおり、ほうじ茶のゼリーとアイスを用いた、ほうじ茶を前面に押し出したパフェです。

 パフェの構成は上から、抹茶ホイップクリーム、ほうじ茶ゼリー、ほうじ茶アイス、ほうじ茶ゼリー、バニラアイス、黒みつ、寒天。

 最上部の抹茶ホイップクリームは、甘さ控えめ。抹茶の香りもしっかりしますが、思いのほかミルク感の強い味。空気を多く含み、フワッとした軽さがありますが、固めで安定感のある質感。

 グラスのフチに沿って盛られたほうじ茶ゼリーは、甘さ控えめ。弾力性があり、寒天に近い食感。ほうじ茶の香りが強く、ほどよい苦味があり、ほうじ茶をそのまま食べているような味。

 ほうじ茶アイスも甘さ控えめ。ゼリーほどではありませんが、ほうじ茶の香りもハッキリと感じられます。アイスなので温度が低いのは当たり前ですが、キリッと冷やされた状態で提供されます。ところどころ、シャーベットのようにシャリシャリした食感の部分もあります。

 ほうじ茶アイスの下には、再びほうじ茶ゼリーが入り、このあたりは特にほうじ茶の味が堪能できるゾーンです。

 ゼリーの下に入るバニラアイスは、甘さ控えめ。ミルク感もバニラの香りも控えめで、比較的あっさりした味のアイスです。こちらも先ほどのほうじ茶アイスと同様に、しっかりと冷やされており、シャリつく部分もあります。没個性的な味ですが、ほうじ茶の香りを邪魔せず、引き立たせるには、これぐらいあっさりした味の方がバランスが良いのでしょう。

 最下部には、黒みつと寒天が入ります。黒みつは、甘さ強め。溶け出したバニラアイスと混じり合い、寒天の淡白さで甘さが中和され、シメにはちょうど良いバランスの甘さとなります。

 ほうじ茶の味を前面に出した、甘さ控えめのパフェです。茶寮都路里の他のパフェと比べて、やや見た目は地味ですが、ほうじ茶好きなら満足できるパフェでしょう。





インデアンカレー 丸の内店「インデアンカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 東京
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 地下1階
店名: インデアンカレー 丸の内店
商品名: インデアンカレー
来店日: 2018年8月8日
税込価格: 750円

 大阪発のカレー店「インデアンカレー」の、丸の内にある店舗に行ってきました。2018年8月現在、大阪市内には7店舗を展開していますが、大阪市外は丸の内店と、兵庫県にある芦屋店の2店舗のみです。

 丸の内店の場所は、東京ビルTOKIAの地下1階。東京駅からは、丸の内南口を出て、徒歩3分程度。あるいは、丸の内地下南口へ出ると、KITTE(キッテ)の地下1階が、TOKIAの地下1階へと繋がっています。京葉線側の改札口からはさらに近く、改札を出てTOKIAビルの地下1階へ繋がるエスカレーターを上がり、真ん中あたり。

 開店時間11:00の数分前に着くと、すでに会社員風の男性2名が並んでいました。開店時間になると、順番に店内へ。最初にレジで注文と会計を済ませ、注文したメニューに対応したプラスチック製のフダを渡されます。コインロッカーの鍵についているようなアレです。僕が注文したインデアンカレーは、黄色いフダでした。

 店内はカウンター席のみで、着席してカウンター内にいる店員さんにフダを渡すと、まず水とキャベツのピクルスが配膳。その後、ほとんど待たずにカレーが到着。最もスタンダードなインデアンカレーを注文したということもあるのでしょうが、提供されるまで数十秒ほどだったと思います。

 一口食べると…甘い! 欧風カレーで、一口目に甘さが来るカレーはありますけど、それにしてもこのカレーは甘さが強く、はっきりしています。こんなに甘いカレーは初めて。

 そして、その後すぐに、ピリッとした刺激的な辛さが、追いかけてきます。辛さは強め。一口目は甘く、立ち上がりの速い辛味が、それに続きます。二口目以降は、舌が慣れてくるため、甘さはそれほど感じません。その代わりに、食べ進めるにつれて、じわじわと辛味が前に出てきます。

 ルーは固めで、ドロっとした質感。お米は、水分が多くモチモチした国産らしい質感ですが、硬めに炊かれています。

 キャベツのピクルスは、ほのかな酸味と甘味があり、箸休めに最適。ルーの辛さを中和し、口を爽やかにリセットしてくれます。

 ルーの量は、やや少なめ。ただ、前述のとおり、なかなかに辛さが強いので、ご飯をやや多めに食べていった方が、辛さも中和され、食べやすいと思います。少なくとも僕は、ルーが少ない、足りない、とはなりませんでした。メニューに「ルー大盛」と「ルーダブル」があるので、少ないと感じる方は、こちらで調整してくださいということでしょう。

 何度も書いてしまいますが、甘さも辛さも強い、不思議なバランスのカレーです。一口目が甘く、その後に辛味が追いかけてくるカレーは数多くありますが、ここまで甘さと辛さの両方が強く、落差の大きい味は珍しいです。他に似ている味のカレーが少なく、確かにクセになるのも頷けます。大阪出身の友人が、帰省した際に必ず食べると言っていました。

 それと、カウンター内に何人も店員がいるのですが、とにかくみんなテキパキと動き、システマティックで回転が素晴らしいです。例えば、水が半分ぐらいになると、すぐに注ぎに来てくれますし、紙ナプキンを使って口を拭っていると、すぐに追加の紙ナプキンを手渡してくれます。

 急かされているという感じでもなく、そもそも長居するような店じゃありませんし、僕は非常に心地よく感じました。

 実は辛いのはそんなに得意ではないので、次回はハヤシライスを食べてみようと思います。





茶寮都路里 大丸東京店「翠玉パフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 東京
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店10階
店名: 茶寮都路里 大丸東京店
商品名: 翠玉パフェ
来店日: 2018年8月8日
税込価格: 1393円

 京都の宇治茶専門店「祇園辻利」が運営する和風喫茶「茶寮都路里」(さりょうつじり)に行ってきました。

 茶寮都路里は2018年8月現在、京都市内に3店舗ありますが、都内は大丸東京店のみ。京都市外の店舗も、ここ1店舗だけです。場所は、東京駅八重洲口に直結している大丸東京の10階。雨の日でも、駅から出ず、濡れずに向かえます。実際、今日も台風接近のため、雨も風も強かったので、助かりました。

 平日の午前中、しかも前述のとおり台風接近中の不安定な天気のためか、お客さんはほとんどいませんでした。店内に入ると、お好きな席へどうぞ、と通されました。下の画像のとおり、和的でありながら、開放的でモダンな雰囲気も持ち合わせた空間が、広がっています。

 メニューには、様々なお茶を使ったパフェや、かき氷などがあります。その中から、宇治抹茶と宇治ほうじ茶を使用した「翠玉パフェ」(すいぎょくパフェ)を選択。メニューに載っている写真を見ても、なかなか背が高く、作るのにある程度の時間がかかるのではと思っていましたが、思いのほか早く到着。

 提供される際に、店員さんから「白玉はアイスの温度で硬くなりやすいので、お早めにお召し上がりください」とのアドバイスがありました。

 パフェの構成は上から、抹茶ホイップクリーム、抹茶ゼリーと白玉、小豆、抹茶アイス、ほうじ茶ゼリー、バニラアイス、寒天と抹茶みつ。

 抹茶ホイップクリームは、空気を含んでいて軽いのですが、質感は固く、しっかりしています。温度は、アイスとの対比でそう感じらる部分もありますが、やや温め。甘さは控えめで、抹茶の香りはしっかりと感じられますが、強すぎず、上品な味。

 抹茶ゼリーは、ホイップクリームと比較すると、ひんやりとした温度。こちらも、抹茶の香りがしっかりと感じられます。甘さはほとんど無く、抹茶の香りが前面に出てくる味。

 白玉は、ほどよい硬さで、もちもちした食感。密度が高く、しっかりとした噛みごたえがありながら、柔らかさのなかに弾力性を残しています。ご飯がおかずの味を引き立てるように、まわりの抹茶や小豆の香りを引き立て、同時に白玉の味も、感じられます。

 小豆は、このパフェの構成物の中では、最も甘さが際立っています。しかし、尖った甘さではなく、丸みのある穏やかな甘さ。クリームや白玉と共に食べると、甘さが中和され、ほどよい甘さとなります。

 抹茶アイスは、甘さ控えめ。キリッと冷やされ、アイスの内部はシャーベットのように、若干のシャリシャリ感もあります。てっぺんの抹茶ホイップクリーム以上に、濃厚な抹茶の香り。

 ほうじ茶ゼリーも、甘さはほとんど無く、ほうじ茶の香りと自然な苦味が、パフェの中でアクセントになっています。抹茶の香りとも喧嘩せず、控えめで上品な味。

 バニラアイスは、甘さは中庸。バニラの香りと、ミルクの風味も、そこそこ感じられます。特別に美味しいというわけではなく、「高級な業務用アイス」といった感じでしょうか。もちろん、マズイというわけではなくて、十分おいしいです。ただ、このパフェの中では、最も没個性的な味かな、とは思います。

 最下部には、寒天と抹茶のみつ。甘さを持たない寒天と、粘度が高く、やや強い甘さを持った抹茶みつが、全体を締めくくっています。上から順に食べていくと、味を変えながら徐々に甘さが増していき、抹茶の香りもふんだんに楽しむことができる、素晴らしいバランスのパフェ。

 和菓子も洋菓子も好きな僕にとっては、理想的なパフェです。このパフェには含まれていませんが、玄米茶を使ったパフェもあるので、今度はそちらも試してみたいですね。





ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店「苺とライチのエクレール」


都道府県: 東京
最寄駅: 東京
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア 1F
購入店: ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店
商品名: 苺とライチのエクレール
購入日: 2018年4月4日
税込価格: 496円

 ジョエル・ロブションが手がけるパティスリーに行ってきました。パティスリー、ブーランジェリー、カフェが併設されており、カフェ・スペースでは、パンやケーキもイートインできます。

 店頭ショーケース内の商品説明には「苺とライチ 苺の生クリーム カスタードクリームをシュー生地でつつみました」と記載。

 シュー皮は、やや硬めで、特に上部は皮全体にサクサク感があります。若干、ビスケットのような質感にも感じられます。下部の方が、ややしっとりした質感で、香ばしさが強く感じられました。

 ほのかな甘さと香ばしさがあり、フリーズドライのイチゴとライチもかかっているようで、それらの香りも口に広がる味。味が濃い、香りが特別に強い、というわけではありませんが、上品で香りを楽しめる味です。

 クリームは上に苺の生クリーム、その下にカスタードクリーム、2種のクリームの間には苺が挟まる3層構造。

 生クリームは、柔らかく軽い食感ですが、空気を多く含んだ感じではなく、みずみずしく、なめらか。味は、甘さ控えめ。薄いピンク色をしているとおり、苺が含まれていて、苺の酸味と香りが前面に出てきます。一口目は、やや酸味が強いように感じましたが、控えめながら甘さもあり、苺の香りが口に広がる優しい味です。

 クリームの間に挟まるようにあしらわれた苺は、甘さ控えめで、やや酸味の強い味。クリームとのバランスを考えると、好ましいレベルの酸味だと感じました。

 その下のカスタードクリームは、やや柔らかい質感。卵っぽい黄色味のあるクリーム色で、クリーム中にはバニラビーンズの黒い粒も見えます。

 甘さは中庸で、バニラのフルーティな香りが前面に出た味。苺の酸味とのバランスもちょうどよく、甘さと酸味が理想的に中和しています。

 様々な味がバランス良く溶け合い、重層的なハーモニーを構成しています。一般的なケーキよりも複雑なのに調和のとれた味で、フランス料理のよう。と言いつつ、僕自身あまりフランス料理を食べたことはないのですが(笑) いずれにしても、完成度の高い一品だと思います。





ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店「シューアラクレーム」


都道府県: 東京
最寄駅: 東京
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア 1F
購入店: ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店
商品名: シューアラクレーム
購入日: 2018年4月4日
税込価格: 345円

 フランスの有名シェフ、ジョエル・ロブション。ロブションが手がけるパティスリー&ブーランジェリーに行ってきました。丸の内の店舗には、カフェも併設されており、カフェ専用のガレットやスープの他、パンやケーキもイートインできます。

 今回はイートインで、シュークリームとエクレアをいただきました。この記事はシュークリームの感想です。ちなみに

 画像のとおり、シュー皮を切って、中にクリームを絞り入れるタイプのシュークリームです。フォークが共に提供されます。

 シュー皮は、やや硬めで、若干のサクサク感もあります。外側の方がドライで、内側はややしっとり。

 味は香ばしさが前面に出て、その中からほのかに甘さが感じられます。香ばしさが特別強いというわけではなく、素材の味が感じられる上品な味。

 クリームは、薄いクリーム色のカスタード。固めで、密度も高く、しっかりした食感。個体のような固さではなく、粘度がやや高く、フォークで持ち上げると、ゆったりと伸びる質感です。

 甘さは中庸。フルーティなバニラの香りが、爽やかに鼻を抜けていく味。甘さや卵のコクよりも、バニラの香りが前面に出てきます。

 「濃厚な味」という感じではありませんが、香りが高く、皮と同じく上品な印象。皮とクリームの味のバランスも、良いと思います。

 サイズはやや小ぶりに見えましたが、クリームの密度が高く、味も芳醇なため、見た目以上に食べ応えと満足感がありました。