パティスリー ラヴィアンレーヴ「エクレール・グリオットピスターシュ」


都道府県: 東京
最寄駅: 梅島
住所: 〒121-0816 東京都足立区梅島3-6-16
購入店: パティスリー ラヴィアンレーヴ (PÂTISSERIE LA VIE UN RÊVE)
商品名: エクレール・グリオットピスターシュ
購入日: 2018年6月7日
税込価格: 520円

 東武スカイツリーラインの梅島駅から、徒歩5分程度。足立区の梅島にある「パティスリー ラヴィアンレーヴ」に行ってきました。

 店内にはイートイン・スペースがあり、ケーキの他にもソフトクリームや、かき氷がいただけるようです。今回はイートインで、2種類のシュークリームとエクレアをいただきました。この記事は、エクレアの感想です。

 シュー皮は、やや硬め。ふたつに切られ、中にクリームを入れるタイプ。上部と下部の皮は、完全に分離しています。サクサク感はあまり無く、しっとりした食感。ほのかな香ばしさと塩気があり、生地自体の味が感じられます。

 クリームは、ピスタチオのクリーム、その下にカスタードが入る2層。商品名のとおり、ピスタチオ・クリームには、さくらんぼの一種であるグリオットチェリーが、添えられています。

 ピスタチオのクリームは、甘さは中庸。ピスタチオの香りが、ふんわりと広がります。固さは中庸で、空気を多く含み、軽い食感。グリオットはほどよい酸味があり、ピスタチオのクリームとのバランスも秀逸です。お互いが甘みと酸味を中和し、それぞれの味がまろやかに食べやすくなっています。同時に、香りも引き立て合い、味の広がりを演出。

 カスタードクリームは、黄色味のあるクリーム色で、中にはバニラビーンズの黒い粒が見えます。固めで、密度も高く、しっかりした食感。甘さは中庸から、やや強めですが、バニラの香りが前面に出てくるため、甘さがしつこいとは感じませんでした。

 カスタードクリームの中には、グリオットのジャムが入っていました。香り豊かで、爽やかでキリッとした酸味が、全体を引き締めています。

 季節のフルーツを使ったエクレアは、シュークリームよりも味の組み合わせが複雑なところが味わいどころ。この商品も、甘みと酸味のバランス、バニラとピスタチオ、グリオットの組み合わせが秀逸で、奥行きのある味に仕上がっていました。

 フランス料理は味が複雑すぎて、美味しいのは分かるけど、僕には細かいことは分からないのですが、凝ったスイーツを食べているうちに、だんだんと味のマリアージュというものが分かるようになってきた(ような気がする)ので、やっぱり経験というのは大事だなと思います。