「徳島」カテゴリーアーカイブ

アグネスカフェ「シュー・ア・ラ・クレーム」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-0831 徳島県徳島市寺島本町西1-28 アグネスホテル徳島1F
店名: アグネスカフェ
商品名: シュー・ア・ラ・クレーム
来店日: 2018年7月23日
価格: 250円+税

 土日にアスティとくしまで開催された、チャットモンチー主催のライブ・イベント「こなそんフェス2018」に参加したため、今日も徳島にいます。

 僕は徳島出身のチャットモンチーというバンドが大好きで、たびたび徳島にはライブのために遠征をしてきたのですが、実は前日のライブでチャットモンチーとしての活動は完結。自分が徳島に来る機会も、減ってしまう可能性が高いので、この日は徳島で今までに行ったことがないお店を回りました。

 ホテルをチェックアウトして、まず向かったのは、こちらの「アグネスカフェ」。徳島駅からは徒歩5分ほど。アグネスホテル徳島内にあるカフェで、シュークリームとモンブランをいただきました。同ホテルは、ペストリーブティックを併設しており、こちらで取り扱っているケーキを、カフェでイートインできます。

 アグネスホテル徳島のオフィシャル・サイト上の商品説明には「バニラがたっぷり入った、こだわりの自家製カスタードクリームと香ばしいシューのコンビネーション。」と記載。

 アグネス・モンブラン(490円+税)の商品説明には「洋酒が入った最高級和栗のペーストと軽やかな口どけの生クリームに仕上げのマロングラッセ。アグネス人気No.1のケーキです。」と記載されていました。

 シュー皮は硬め。サクサク感があるタイプではなく、ハード系のパンのような、ゴワっとしっかりした食感。

 味も、パンのようにしっかりした小麦感があり、香ばしさが強く、塩気も感じられます。とても存在感が強く、はっきりと味が感じられる皮です。

 クリームは、粘度が高く、固めの質感。黄色味のあるクリーム色で、バニラビーンズの黒い粒も見えます。密度も高く、ゆったりと伸びます。

 甘さは強めで、はっきりと感じます。バニラの香りも強く、質感と比例するように濃厚な味。ソフトクリームのような味に感じました。卵のコクも感じられる、深みと奥行きのある味です。

 かなり甘さは強いのですが、同時にバニラの香りも強く、甘さのみが前面に出てくるわけではありません。塩気のある主張の強い皮が甘さを中和し、バランスは良いと思います。皮の香ばしさ、クリームのバニラの香りが互いに、引き立て合っています。

 同時に注文したモンブランも、甘さは強め。しかし、こちらも栗と洋酒の香りが豊かで、ただ甘いだけでなく、芳醇な味。素材の香りを活かしつつ、はっきりとした甘さを加えるのが、こちらのお店の特徴なのかもしれません。





イルローザ そごう徳島店「和三盆シュークリーム」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-8511 徳島県徳島市寺島本町西1-5 そごう徳島店B1F
購入店: イルローザ (IL LOSA) そごう徳島店
商品名: 和三盆シュークリーム
購入日: 2018年7月20日
税込価格: 194円

 徳島の洋菓子メーカー、イルローザ。マンマローザやポテレットなどのお土産用のお菓子が有名ですが、カフェを併設している店鋪もあり、ケーキなどの生菓子も取り扱っています。

 徳島駅前にある百貨店「そごう徳島」にも店舗があり、こちらはカフェ併設で、ケーキやガレットなどがイートインできます。場所は、徳島駅側の地下1階。徳島駅側の階段あるいはエスカレーターで地下に下りると、左手側にあります。地下1階は食品売場になっていますが、フロアに繋がる扉の手前です。

 閉店間際だったために、生菓子はほとんどの商品が売り切れていましたが、「和三盆シュークリーム」はまだショーケース内にあったので、テイクアウトで購入。

 店頭の商品説明および、イルローザのオフィシャルサイト上の商品説明には「毎朝4時から工房で焼きあげる和三盆シュークリーム。 フレッシュバターと新鮮な素材をふんだんに使ったシュー生地は、アーモンドとパールシュガーをあしらいオーブンでゆっくり香ばしく焼きあげます。 和三盆糖と徳島産の牛乳を加えたカスタードクリームをたっぷり詰め込んで、コクがあってなめらかに深みのある上品な味わいです。」と記載。

 シュー皮は、やや硬め。サクサク感があるタイプではなく、やや厚みがあり、密度の高いぎっしりした生地で、パンのようなゴワっとした食感。

 見た目と食感からは、小麦感が前面に出た、塩気も感じるような味を想像しましたが、香ばしさは強めですが、そこまで主張の強い味ではありませんでした。

 上に乗っているパールシュガーの甘みとザクザク感、アーモンドの風味とカリカリ感が、食感と味の両面でアクセント。特にアーモンドの香ばしさが非常に強く、これが皮の味を後景化しているのかもしれません。パールシュガーも粉糖とは違い、随所ではっきりとした甘さを加えています。

 クリームは、側面の穴から充填されています。穴ははっきりと確認できますが、小さめで目立ちません。

 中のクリームは、やや薄いクリーム色のカスタード。質感はやや固めで、粘度が高く、舌の上でじっくりと伸びます。やや粉っぽさも残る、固体に近いところもある食感。

 甘さは中庸から、やや控えめ。甘さは強くはないのですが、コクが強く濃厚で、じっくりと味が伝わってきます。商品名のとおり、和三盆を使用しているとのことで、確かに卵のコクの上に、和三盆の香りが乗り、通常のカスタードクリームとは異なる味わいを生み出しています。

 クリームの見た目的には、普通のカスタードクリームと大差がありませんが、食べてみると思った以上に、和三盆の味が感じられました。そこまで味が濃いというわけではないのですが、前述のとおり深いコクがあり、アクセントの強い個性的な皮にも負けない存在感のクリームです。





パティスリー・コンチャ「おいしいシュークリーム」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-0904 徳島県徳島市新町橋2-27-1
購入店: PATISSERIE CONCHA (パティスリー・コンチャ)
商品名: おいしいシュークリーム
購入日: 2018年7月20日
価格: 180円+税

 今週は、徳島出身のロック・バンド、チャットモンチーの主催フェスに参加するため徳島に来ています。久しぶりの地方遠征です。

 ライブがあるのは土日ですが、前日の金曜日に徳島に入りました。午後3時頃に、徳島阿波おどり空港に到着。そのあとバスで徳島市内に出て、こちらの「パティスリー・コンチャ」へ向かいました。

 場所は徳島駅からだと、駅前の大通りを眉山の方向へ向かいます。徳島駅側から見て、右手に見える「そごう」側の歩道を、眉山の方へまっすぐ10分ほど歩くと、こちらのお店があります。場所は、阿波踊り会館の前。大通り沿いにあり、なおかつ通りの角にあるので、道に迷うことは少ないでしょう。

 オシャレなレンガ作りの外観で、店内も明るく開放的。さらに、厨房が一部ガラス張りになっていて、作業の様子を垣間見ることができます。購入したシュークリームは、ショーケース内にはシュー皮のみ入っており、注文後にクリームを充填してくれるシステムです。また、「心躍るプリン」という商品名のプリンも、注文後にクレームブリュレのように表面をカラメリゼしてくれるとのこと。作業を見せることも、意識しているのかもしれませんね。

 とにかくシュークリームが好きなので、「おいしいシュークリーム」という商品名のシューを2つ購入。店内ショーケース内の商品説明、およびお店のオフィシャルサイト上の商品説明には「毎朝、シュー生地を仕込んでじっくりと時間をかけて焼きこんだ自慢のクッキーシューです。なめらかな味わいのカスタードクリームをたっぷりとお詰めしてお届けします。」と記載。

 前述したとおり、注文後にクリームを詰めてくれます。ホテルに持ち帰り、ゆっくりと味わいました。

 シュー皮は硬め。ペラペラではなく、厚みはそれなりにあるのですが、ドライでサクサク感が強く、非常に軽い食感。商品説明には「クッキーシュー」とありますが、食感はクッキーというよりも、パイ生地のような軽さとサクサク感の強さです。

 味は、香ばしさが前面に出ています。一口食べると、焼き菓子のように香ばしさが口に広がり、粉糖のせいか、ほのかな甘みも追いかけてきます。これは軽めのクッキーとして、単体でも成立しそうな味です。

 クリームは、やや黄色味のある薄いクリーム色のカスタード。充填用の穴は、画像でも確認できるとおり、側面にあります。やや大きめの穴。クリーム中には、バニラビーンズの黒い粒も見えます。かき混ぜ過ぎないように気をつけているのか、あるいは生クリームを少量加えているのか分かりませんが、やや色がマーブル状になっている部分がありました。

 質感は粘度がやや低く、柔らかめ。皮が硬めの質感のため、食べていてこぼれる心配はそれほどありません。なめらかで、重すぎず、ゆったりと伸びる食感。

 味は、甘さ控えめ。バニラの香り、卵のコクはしっかりと感じますが、後味がしつこくなく、すっきりとキレの良い味です。あっさりと言うと、味が薄いという印象を与えるかもしれませんが、味が足りないとは感じません。後味がスッキリで、爽やかで、夏でも食べやすい味です。

 多くのシュークリームは、クリームの味が前面に出てくるバランスを持っていますが、こちらのシュークリームは、皮とクリームの味がほぼ互角です。クリームが皮の香ばしさを引き立て、皮の香ばしさがスッキリとしたクリームと合わさり、ひとつの味を形成する、一体感の強い一品だと言えるでしょう。

 ちなみに、2つ買ったうち1つ目はすぐに食べたのですが、2つ目は冷蔵庫に入れて夜に食べたため、シュー皮の質感が大きく変わっていました。まだサクサク感は残るものの、かなりシナっとしてきていたので、やはり購入後はなるべく早めに食べるべきだな、とあらためて心に刻みました。





フランス菓子マリアージュ かちどき橋店「シュー・ア・ラ・クレーム」


都道府県: 徳島
最寄駅: 阿波富田
住所: 〒770-0856 徳島県徳島市中洲町1-6-3
購入店: フランス菓子 マリアージュ かちどき橋店
商品名: シュー・ア・ラ・クレーム
購入日: 2016年11月23日
価格: 120円+税

 ライブで遠征する機会が度々あるのですが、ご当地の名物料理をいただくのも、もちろん良いのですが、カレー屋とか定食屋とか、その地の地元の人が通うようなお店に行くのも好きです。むしろ、その地や人の個性が出ると思うんですよね。

 そんなわけで、自分が甘いもの好きということもありますが、地元のケーキ屋に行くのも大好き。

 僕は徳島出身のチャットモンチーというバンドが大好きなのですが、チャットモンチーのライブで徳島を訪れることになり、こちらのマリアージュさんにも訪問しました。

 ちなみにライブ会場となったのは、マリアージュさんからほど近い場所にあるザ・パシフィックハーバー(THE PACIFIC HARBOR)。

 最寄駅は阿波富田駅ですが、僕は徳島駅から歩いて向かいました。やや距離がありますが、川沿いを散歩しながら向かうのも良いと思います。

 場所は繁華街からはやや離れた住宅街の中ですが、画像のとおり突如フランスに迷い込んだかのようなオシャレな建物。店内も明るく清潔感があり、イートイン・スペースはありませんが、広々としています。

 サイズはやや小ぶり。シュー皮はの質感は中庸から、やや柔らかめ。はっきりとしたサクサク感は無いが、表面はドライで少しパリッとしている部分もある。柔らかめの生地だが、コンビニのシュークリームのようなソフトな質感ではなく、やや厚みもあり、しっかりしている。

 味にも、若干の小麦っぽさと香ばしさが感じられ、皮自体の味が感じられる。

 中のクリームは、オレンジ色に近いカスタード。味が濃く、質感もかなりしっかりしている。形は平べったく、前述のとおりクリームも固めなので食べやすい。クリームがこぼれることもなさそう。

 クリームの味は濃厚で、甘さはやや強め。卵のコクを感じるために、甘さが強すぎると感じることはなかった。香ばしさのある皮とのバランスも良好。

 シュー皮、クリーム共にスタンダードで、しっかりと真面目に作られた印象のシュークリームです。

 下の画像は、同時に購入した「スフレフロマージュ(税抜280円)」と「和栗モンブラン (税抜480円)」。