ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店「苺とライチのエクレール」


都道府県: 東京
最寄駅: 東京
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア 1F
購入店: ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店
商品名: 苺とライチのエクレール
購入日: 2018年4月4日
税込価格: 496円

 ジョエル・ロブションが手がけるパティスリーに行ってきました。パティスリー、ブーランジェリー、カフェが併設されており、カフェ・スペースでは、パンやケーキもイートインできます。

 店頭ショーケース内の商品説明には「苺とライチ 苺の生クリーム カスタードクリームをシュー生地でつつみました」と記載。

 シュー皮は、やや硬めで、特に上部は皮全体にサクサク感があります。若干、ビスケットのような質感にも感じられます。下部の方が、ややしっとりした質感で、香ばしさが強く感じられました。

 ほのかな甘さと香ばしさがあり、フリーズドライのイチゴとライチもかかっているようで、それらの香りも口に広がる味。味が濃い、香りが特別に強い、というわけではありませんが、上品で香りを楽しめる味です。

 クリームは上に苺の生クリーム、その下にカスタードクリーム、2種のクリームの間には苺が挟まる3層構造。

 生クリームは、柔らかく軽い食感ですが、空気を多く含んだ感じではなく、みずみずしく、なめらか。味は、甘さ控えめ。薄いピンク色をしているとおり、苺が含まれていて、苺の酸味と香りが前面に出てきます。一口目は、やや酸味が強いように感じましたが、控えめながら甘さもあり、苺の香りが口に広がる優しい味です。

 クリームの間に挟まるようにあしらわれた苺は、甘さ控えめで、やや酸味の強い味。クリームとのバランスを考えると、好ましいレベルの酸味だと感じました。

 その下のカスタードクリームは、やや柔らかい質感。卵っぽい黄色味のあるクリーム色で、クリーム中にはバニラビーンズの黒い粒も見えます。

 甘さは中庸で、バニラのフルーティな香りが前面に出た味。苺の酸味とのバランスもちょうどよく、甘さと酸味が理想的に中和しています。

 様々な味がバランス良く溶け合い、重層的なハーモニーを構成しています。一般的なケーキよりも複雑なのに調和のとれた味で、フランス料理のよう。と言いつつ、僕自身あまりフランス料理を食べたことはないのですが(笑) いずれにしても、完成度の高い一品だと思います。