「渋谷区」カテゴリーアーカイブ

ラ・メゾン白金 ビス 渋谷ヒカリエ ShinQs店「ショコラシュークリーム」


都道府県: 東京
最寄駅: 渋谷
住所: 〒150-8019 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエB2F
購入店: ラ・メゾン白金 ビス 渋谷ヒカリエ ShinQs店
商品名: ショコラシュークリーム
購入日: 2018年12月2日
価格: 260円+税

 白金にあるフレンチレストラン「ラ クープ ドール (La Coupe d’Or)」。同店が展開する洋菓子ブランド「ラ・メゾン白金」の渋谷ヒカリエ内にある店舗で、シュークリームを購入しました。

 チョコレートをふんだんに使った「ショコラシュークリーム」です。店頭ショーケース内の商品説明には「カスタードクリームとショコラソースにショコラホイップ」と記載。

 シュー皮は硬め。サクサク感は弱く、ハード系のパンのような、しっかりとした噛みごたえのある食感。厚みがあり、密度も高い生地。

 表面にはチョコレートのパウダーが振りかけられています。画像のとおり、生地自体にもチョコレートが含まれているようで、茶色くなっています。味はパウダーも相まって、チョコレートの苦味と香りが前面に出たバランス。

 しかし、前述のとおり厚みのある皮のため、噛んでいくうちに、生地自体の持つ香ばしさも感じらます。味が濃いというのとは違いますが、しっかりと素材の味が感じられるシュー皮と言えます。

 クリームは、商品説明のとおり、カスタードクリームとショコラホイップの2層。下部にカスタードクリーム、その上にショコラホイップが載っています。

 ショコラホイップは固め。粘度が高いクリーム状ではなく、固体に近い質感。密度は低く、空気を多く含んでいて、フワッとした軽さがあります。

 甘さはかなり控えめ。チョコレートの香りと苦味の方が勝るバランスですが、苦味もそこまで強くがありません。香りの高い、上品な本格チョコレートに近い味。

 カスタードクリームは白に近い薄いクリーム色で、中にはバニラビーンズの黒い粒も見えます。ショコラホイップ同様、やや固め。こちらも粘度は低く、やや固体っぽい質感ですが、ショコラホイップよりはなめらかで、伸びやすい質をしています。適度に空気を含み、軽さもある食感。

 甘さはやや控えめですが、ハッキリと感じます。バニラの香りがとても豊かで、甘さよりもまずバニラが口いっぱいに広がるバランス。バニラの香りは、濃厚というより、ほどよくスッキリしていて爽やか。香りはとても強いのに、しつこさは全く感じません。

 下部のシュー皮の内側には、ショコラソースが隠れています。そのため、カスタードクリームのまわりを、ショコラソースが囲むような構造。

 ショコラソースは、チョコレートをそのまま溶かしたような濃厚な味。香り、苦味ともに、ショコラホイップよりも強いです。

 粘度も密度も高く、べったりと伸びる質感。濃厚な味と比例して、じっくりと口に広がっていく食感です。前述のとおり、カスタードクリームを囲むように入っているため、おのずとカスタードと一緒に食べることになるのですが、お互いが苦味と甘味を引き立てあい、バランスも秀逸。

 上から下まで、ふんだんにチョコレートが使われていて、カスタードクリームもチョコの苦味を中和しつつ、香りを引き立て、高い次元でバランスよくまとまったシュークリームです。





ラ・メゾン白金 ビス 渋谷ヒカリエ ShinQs店「シュークリーム」


都道府県: 東京
最寄駅: 渋谷
住所: 〒150-8019 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエB2F
購入店: ラ・メゾン白金 ビス 渋谷ヒカリエ ShinQs店
商品名: シュークリーム
購入日: 2018年12月2日
価格: 230円+税

 今日は、ばってん少女隊というアイドルの2S会に参加するため渋谷へ。帰りにヒカリエで、シュークリームを購入しました。

 白金にあるフレンチレストラン「ラ クープ ドール (La Coupe d’Or)」が手がける洋菓子ブランド「ラ・メゾン白金」の渋谷ヒカリエ内にある店舗です。

 ショーケース内の商品説明には「クッキー生地のシューにカスタードクリーム」と記載。

 シュー皮は硬め。クッキー生地ですが、サクサク感やザクザク感が強いわけではなく、上部の表面には若干のべたつきがある、しっとりした食感。ハード系のパンのように、しっかりとした噛みごたえがあります。

 味はほのかな甘さがあり、香ばしさも強め。上部のシュー皮は、単体でも焼き菓子として成立しそうな味です。前述のとおり、食感の面ではサクサク感は強くありませんが、味の面ではクッキー生地らしい甘さと香ばしさを持っています。

 対して下部の皮は、ハード系のパンのように、素材の香りと香ばしさの立った味。クッキー生地が載せてあるのは上部の皮のみのようで、下部は硬めのパンに近い、上部とは異なるサクサク感を持っています。

 カスタードクリームは固めの質感。粘度が高いクリーム状の質感ではなく、やや固体に近い安定感のある質です。固めではありますが、空気を多く含み、なめらかで、軽さも持ち合わせた食感。

 色は薄い黄色で、バニラビーンズの黒い粒も見えます。甘さはやや控えめ。口に入れると、バニラの爽やかな香りがいっぱいに広がります。甘さよりも、バニラの香りが前面に出てくるバランス。

 バニラの香りは強いのですが、濃厚というより、後味がスッキリとしていて、しつこさは全くありません。なめらかで軽めのクリームの質感とも相まって、ソフトクリームのようにも感じられます。

 しっかりした食感と味を持った、シュー皮とのバランスも良好。お互いの味を引き立てあい、皮の香ばしさと、クリームのバニラの香りが、より強く感じられます。

 クオリティ高くまとまったシュークリームだと思います。





リベルターブル 渋谷ヒカリエShinQs店「シュー トンカ」


都道府県: 東京
最寄駅: 渋谷
住所: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ地下2階
購入店: リベルターブル (Libertable) 渋谷ヒカリエShinQs店
商品名: シュー トンカ (Chou Tonka)
購入日: 2018年9月19日
税込価格: 388円

 今日は用事があり、渋谷へ。時間が空いたのでヒカリエへ行き、ここ「リベルターブル」と「ル・パン・コティディアン」で、それぞれシュークリームを購入しました。

 場所はヒカリエの地下2階。テイクアウトが中心のスイーツや総菜屋が入る、いわゆるデパ地下フロアです。

 リベルターブルは、赤坂に本店がありますが、渋谷ヒカリエと松屋銀座にも出店しています。

 ショーケース内の商品説明には「シュー生地にトンカ豆の伸びるカスタードクリーム。赤い実のフルーツのクリーム。」と記載。

 商品説明にあるように、クリームにトンカ豆を使用したシュークリームです。正直に言うと、僕は「トンカ豆」を全く知りませんでした。調べてみると、中央アメリカから南アメリカ北部に自生する、キャラメルやバニラに似た芳香を持つ香辛料。「クマル」とも呼ばれるとのこと。こんな情報がすぐに見つかるのだから、インターネットって便利ですね。

 食レポに戻りますと、シュー皮は硬め。サクサク感が強く、ドライで軽い食感。クッキー生地のサクサク感とは違い、生地の密度が低く、歯切れの良いサックリ感。クッキー生地は、厚みもあり、しっかりした硬さですが、この生地は密度が低く、厚みに頼った硬さではなく、じっくりと焼き上げた、自然な硬さとサクサク感。

 味は香ばしさが強く、苦味のような奥深い香りが、鼻を抜けていきます。味の面でも、クッキー生地とは一線を画しており、わかりやすく香りが強いわけではないのに、香ばしさが口に残り続けます。味よりも、香りを楽しむ、といった感じでしょうか。

 クリームは粘度が高く、ねっとりと伸びる質感。このような質感のクリームは、今までに出会ったことがありません。前述のとおり、クリームにトンカ豆が使用。ネットで調べたところ、この粘り気もトンカ豆の特徴だそうです。

 通常のカスタードクリームでは考えられないぐらい粘度が高く、水飴のようにねっとりと伸びます。密度も高めで、クリームから弾力性を感じるほどの、しっかりした食感。慣れていないので最初は戸惑いましたが、粘度のために食べにくいとか、食感が不快だということはありません。

 甘さは控えめ。バニラのような香りがしますが、これがバニラの代わりに使用されているトンカ豆の香りなのでしょう。バニラよりもあっさりとしているものの、フルーティーで爽やかな香りがします。前述のとおり、甘さ自体も控えめで、クリーム全体としてあっさりとした味わい。

 ただ、粘度が高く、一般的なクリームよりも長く口の中にとどまるため、味が足りないとは感じませんでした。むしろ、甘味や香りが強かったら、しつこく感じたかもしれません。

 クリームの上には、イチゴとラズベリーが添えられています。いずれも甘さ控えめで、キリッとした酸味を持った味。甘さを控えたクリームとの相性も良好。酸味がクリームによって中和され、ベリーの爽やかな香りが口に広がります。

 シュー皮の底面部のクリーム中には、ベリーを使ったムースが隠れていました。四角く、一口サイズで、こちらも甘さを控えて、ベリーの爽やかな香りと酸味を活かした味。果肉に比べれば、酸味は穏やかで、丸みを帯びた味です。

 以前も、赤坂にあるリベルターブルで「クリスタル」というシュークリームを購入したことがあるのですが、このお店の商品は、どれも凝った味に仕上がっています。あんまりフランス料理って食べたことないですけど、フランス料理のような複雑で繊細な味とでも言いたくなります。

 「マリアージュってこういうことかなぁ」と思いつつ、幾層にも味が重なったケーキを、ゆっくりと食べる満足感。1000円以下で購入できる贅沢です。

 今回購入した「シュー トンカ」も、食感も味も面白く、食べていて「勉強になります!」という気持ちです(笑) 食感と味がシームレスに繋がっていて、この食感ならば、このような味が望ましい、というところまで計算され、丁寧に作られているのが伝わります。

 スタンダードな商品も好きですけど、このような趣向を凝らした一品も、食べていてワクワクしますね。





ル・パン・コティディアン 渋谷ヒカリエShinQs店「シュー・ア・ラ・クレーム」


都道府県: 東京
最寄駅: 渋谷
住所: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ地下2階
購入店: ル・パン・コティディアン (Le Pain Quotidien) 渋谷ヒカリエShinQs店
商品名: シュー・ア・ラ・クレーム
購入日: 2018年9月19日
税込価格: 378円

 今日は渋谷に行く用事があり、時間が空いたのでヒカリエへ。

 ベルギー発のベーカリーレストラン、ル・パン・コティディアンの渋谷ヒカリエにある店舗で、シュークリームを購入しました。店舗があるのは地下2階。スイーツや惣菜などを扱う店舗が入る、いわゆる「デパ地下」的なフロアです。

 前述のとおり、ベルギーが発祥のル・パン・コティディアン。2018年9月現在、日本ではヒカリエの他に、東京オペラシティ店、東京ミッドタウン店、芝公園店の合計4店舗を展開しています。イートイン・スペースが併設されており、パンの他、ケーキやキッシュ、サラダなどを提供しています。

 ベルギーらしく、チョコレートを使ったムースや、ホットチョコレートもありました。

 ケーキは入口レジ付近のショーケースに入っており、テイクオウトの場合は普通のケーキ屋と同じように、店員に商品名を伝えれば、箱に詰めてくれます。保冷剤も有り。

 ショーケース内の商品説明には「パティシエの手作りカスタードクリームをたっぷり挟みました」と記載。

 シュー皮は、やや硬め。表面には若干のサクサク感がありますが、それほど強いものではありません。

 パン屋のシュークリームということで、ハード系のパンのようなしっかりした食感の皮を想像していましたが、思ったよりは柔らかく、しっとりした食感。ハード系のパンというより、食パンなどに近い質感です。それなりに噛みごたえはあるけど、同時にしっとりとして、パサつきはあまりありません。

 味は小麦の香りがしっかりと感じられ、若干の塩気もあり、さすがパン屋と思わせるクオリティです。皮のみを味わうと、穀物らしい深い香りがします。

 シュー皮の表面には、ローストしたアーモンドが散りばめられています。香ばしさと、カリッとした食感をプラスし、アクセントに。シュー皮の香ばしさとは、また変わった種類に香ばしさです。

 クリームは薄い黄色をしたカスタードクリーム。カスタードクリームというと、ハッキリした黄色か、もしくは薄いクリーム色が多数です。しかし、このクリームは、鮮やかな黄色とクリーム色の中間のような、あまり見かけない色合い。鮮やかな黄色を、そのまま薄くした色、という感じでしょうか。

 粘度はやや高め。しかし、空気を多く含んでいるのか、密度は低く、軽い食感。粘度があり、ねっとりとした質感ではあるのですが、フワッとした軽さも持ち合わせ、食べやすいです。

 甘さは中庸で、バニラの香りが前面に出てくる味。味の立ち上がりから、甘味よりも、バニラの芳醇な香りが支配的です。香ばしく、味のはっきりしたシュー皮に負けず、かといってシュー皮の香ばしさを打ち消さないバランス。

 パン屋のシュークリームって、皮がしっかりしていて食べごたえがあることが多いですが、このシュークリームも小麦の香りが豊かで、皮とクリームが対等に楽しめるバランスになっています。

 わかりやすく珍しい質感というわけではないのですが、シュー皮もクリームも、あまり他に似ているものが思い浮かばない、個性がありますね。





パティスリー レザネフォール 恵比寿本店 (Les Années Folles)「シーニュ」


都道府県: 東京
最寄駅: 恵比寿
住所: 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-21-3
購入店: パティスリー レザネフォール 恵比寿本店 (Les Années Folles)
商品名:シーニュ
購入日:2017年12月7日
価格:380円 (税抜)

 恵比寿にある「パティスリー レザネフォール」にシュークリームを購入しに来ましたが、ショーケース内にスワン型のシュークリームのような「シーニュ」という商品があったので、そちらも購入。

 店頭ショーケース内の商品説明には「白鳥形のシュー生地にムースショコラ フランボワーズ クレムディプロマット クレムシャンティ」と記載されていました。「シーニュ」というお菓子は聞いたことがなかったので、内容物を示してくれると非常に参考になります。

 プレート状のホワイトチョコは、甘さは中庸。質感には、硬さやパリパリ感はなく、柔らかく、しっとりしている。白鳥のクビの部分は、パリッとした食感。塩の味をはっきりと感じる。シュー皮は、はっきりとしたサクサク感はないが、やや硬めで、しっとりした食感。生地の味と、若干の塩気がはっきりと感じられる。

 クレーム・シャンティ(泡立てた生クリーム)は甘さ控えめで、ミルクの香りが口に広がる優しい甘さ。質感は柔らかく、密度は中庸。

 その下のクレーム・ディプロマット(カスタードクリームと生クリームを合わせたもの)は、甘さ控えめ。粘度がそれなりに高く、やや固めの質感。黄色味のあるクリーム色で、バニラビーンズの黒い粒も見える。

 カスタードのさらに下には、ムースショコラとフランボワーズ。ショコラは甘さ控えめ、苦味も強くなく、すっきり。フランボワーズが、さらに爽やかさを足している。

 様々な味が層になった、おいしい商品でした。