「カレー」カテゴリーアーカイブ

SWING 白山通り店「カツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-1-17 M・C水道橋ビル 1階
店名: SWING 白山通り店
商品名: カツカレー
来店日: 2018年8月7日
税込価格: 850円

 SWING(スイング)白山通り店にて、ランチでカツカレーをいただきました。場所は、JR水道橋駅の東口を出て、白山通り(都道301号)を神保町の方へ数分歩いたところ。店舗名のとおり、白山通り沿いにあります。白山通り店のすぐ近くには、系列店の「SWING 水道橋店」もあります。

 ドイツやベルギーのビールに力を入れる、こちらの店舗。ランチタイムには、カレーの他、ハヤシライスやスパゲティを提供しています。

 カツカレーを注文すると、「ご飯が1.5倍の量になっていますが、大丈夫ですか?」と確認されました。他のライス付きのメニューよりも、一部のメニューは元々ライス増量となっているようです。

 注文後、しばらくすると、まずはサラダとスープが配膳。その後、カレーが到着。

 サラダには最初からドレッシングが、かかっています。スープは標準的なコンソメ・スープ。箸休めにちょうどいい、優しい味です。

 カレーのルーは、やや粘度の高い、固めの質感。味には、しょっぱさもあり、固めの質感も相まって、家庭で作るカレーの近い印象。しかし、スパイスらしいピリっとした辛さと、コクも感じられ、市販のルーのみで作ったカレーとは、一線を画すところもあります。

 一口目にはコクと塩気が伝わり、その後からピリッとした辛さと、スパイスの香りが追いかけてきます。メニューには「ジンジンと辛み旨味」と記載されていますが、辛さは中庸で、そこまで強くはありません。ただ、前述のとおりスパイスらしいキリッとした辛さのため、全体が引き締まっています。

 画像のとおり、トンカツの他に、福神漬けとキャベツ、カイワレダイコンがトッピングされています。やや塩気を感じるルーのため、野菜の盛り付けは、味を中和してサッパリとさせる、理想的な役割を果たしています。それに対して福神漬けは、はっきりとした濃いめの味付けで、アクセントに。

 カツは、揚げたてでアツアツ。薄めの肉ですが、しっかりと豚の旨味が感じられます。ソースは提供されませんが、このルーの味とのバランスは良好で、特に必要とは感じませんでした。

 ちょうど時期的に、店内のテレビには高校野球が映しだされていましたが、サッカーなどのスポーツ観戦をするのにも良さそうな、海外のバーのような雰囲気を持ったお店です。





吉野家 水道橋三崎町店「黒カレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都 千代田区神田三崎町2-1-1
店名: 吉野家 水道橋三崎町店
商品名: 黒カレー (並盛)
来店日: 2018年8月6日
税込価格: 350円

 牛丼チェーンはいくつかありますが、僕は絶対に吉野家派。吉野家以外の店には、まず牛丼目当てでは入りません。

 そんなわけで吉野家は、たびたび利用するのですが、そういえばカレーを食べたことは無かったので、今日は「黒カレー」を注文してみました。

 画像のとおり、かなり黒めのルーの色。商品名に偽りはありません。黒いルーと、白いご飯のコントラストが見事です。

 野菜の載った「ベジ黒カレー」や、チーズをトッピングした「チーズ黒カレー」等のメニューもありますが、基本の「黒カレー」は、固形の具らしいものは入らないシンプルなもの。

 メニューに表記されている説明によると「野菜と果物をベースに15種類のスパイスを配合した、辛さと豊かな香りのカレーです。」とのこと。

 ルーは、やや粘度が高く、サラサラとドロドロの中間ぐらいの食感。固めですが、片栗粉でも入ってるんじゃないか、というほどには固い質感ではありません。

 一口目は、あまりハッキリとした味はせず、コクとしょっぱさ、その後にスパイスらしい辛さが追いかけてきます。味が無いとまでは言いませんが、一口目に関しては、控えめの味に感じました。欧風カレーのような甘みは、全くと言っていいほどありません。

 辛さは直線的ではなく、スパイスのピリッとした辛味が伝わります。前述したように、しょっぱさも感じるルーですが、辛さと塩気が重なり、うまく味をまとめています。

 吉野家のカレーは、ネット上であまり良い評価を見かけませんでしたが、350円という価格にしては、うまく味をまとめていると思います。

 この価格帯の学食や定食屋のカレー、および100円台のレトルトのカレーは、スパイスにお金をかけられないため、しょっぱさが前面に出て、辛さも直線的な味のものが多いのですが、こちらの「黒カレー」は、スパイスらしい辛さが感じられます。しょっぱさを適度に足すことで、スパイスの味を引き立てることにも、成功していると言えるでしょう。

 ただ、やっぱり吉野家は牛丼だな!とも思いました。前述のとおり、僕は牛丼は吉野家派で、吉野家の牛丼が大好きだということもありますが、カレーと同じ価格なら牛丼を選びます(笑)





星乃珈琲店 神田店「カツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 神田
住所: 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-1-3 保志場ビル2階
店名: 星乃珈琲店 神田店
商品名: カツカレー
来店日: 2018年7月26日
価格: 880円+税

 フワッフワの分厚いスフレパンケーキが有名な星乃珈琲店。近年、店舗を着実に増やしています。

 僕も何度か利用したことがあるのですが、前述のスフレパンケーキをはじめ、ケーキやサンドウィッチなどのフード・メニューも充実。今日は神田店で、ランチタイムにカレーをいただきました。

 場所は、JR神田駅の南改札を出て、左に曲がり、南口を出た目の前。セブンイレブンが入る建物の2階です。

 ビルの入口横にも看板が出ており、ランチタイムは料理かスイーツを注文すると、対象のドリンクが280円(税抜)になる旨が記載されています。

 席についてから、改めてメニューを確認し、カツカレーとオレンジジュースを選択。星乃珈琲店は店舗によってメニューと価格が若干異なるようで、以前はここ神田店でもカツカレーは取り扱っていなかったと記憶しています。

 注文時に、ドリンクをどのタイミングで持ってくるか確認されるので、先に持ってきて欲しい旨を伝えました。期間限定のメニューもあるようです。

 オレンジジュースは数分、カツカレーは10分ほどで提供されました。カツは揚げたてです。

 画像のとおり、ルーには半熟卵が添えられています。卵を割ると、白身も黄身もトロッと広がり、かなり生に近い半熟具合です。

 ルーは欧風で、一口目には甘みが広がります。コクと旨味もあり、後から辛さが追いかけてきます。スパイス系のピリッとした辛味ではなく、ルーに溶け込み、じわじわと後味と共に伝わってくる辛味。辛さの程度は、一般的な中辛ぐらいと言っていいでしょう。

 ルーの中には、牛すじでしょうか。ところどころ肉らしきものが溶け込んでいます。ルー自体も、とろみがあると言うより、様々な具材が溶け込み、塊感のある質感。

 カツは、前述のとおり揚げたてで、パッと見は小ぶりに見えましたが、厚みがあり、なかなか食べごたえがあります。特にソース等は提供されませんでしたが、カレーと共に食べれば問題なし。サクッとした食感と、豚の旨味がアクセントになり、カレーの旨味を引き立てます。

 半熟卵をルーに混ぜながら食べると、味がまろやかになり、また卵が加わって味に変化が生まれるため、飽きずに食べ進むことができました。

 「古き良き喫茶店のカレーライス」を想像していましたが、思いのほか本格的な欧風カレーに仕上がっていて、むしろ「古き良き洋食屋」で出てきそうなカレーです。

 このクオリティで880円ならば、チェーン系のカレー屋などと比べても、コスパも悪くはないと思います。こちらの方が、一般的なカレー専門店よりも、ゆっくりできますしね。





Asian Dining & Bar SAPANA 水道橋西口店「バターチキンカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-20-8 FUNDES水道橋1F
店名: Asian Dining & Bar SAPANA 水道橋西口店
商品名: バターチキンカレー (日替わりカレーセット)
来店日: 2018年7月26日
税込価格: 1000円

 水道橋駅西口にある、24時間営業のアジア料理店「SAPANA」で、ランチのカレーセットをいただきました。場所は、JR水道橋駅西口の改札を出て左側に進み、「銀だこ」を曲がった2軒目にあります。オフィシャルサイトの情報によると、「インド・タイ・ベトナム・ネパールのエスニック料理」店とのこと。

 24時間営業という、飲食店にしては珍しい営業形態。時間帯によってメニューが変わるようで、11:00から16:00まではランチタイムとなっており、セットメニューが充実しています。店外にも、メニューを記した看板が設置されていました。

 黒板に日替わりのメニューも記載されており、今日の日替わりカレーは「バターチキンカレー」とのこと。僕はバターチキンカレーが大好きなので、日替わりカレーセットを注文。セット内容は、カレー、ライス、ナン、骨なしタンドリーチキン、サラダ、ドリンク、デザートのヨーグルト。ナンが1枚、ライスは少量が皿に盛られてきます。

 カレーは、注文時に辛さを選択できるのですが、僕はカレーは好きなのですが、過度に辛いものは苦手なので、まずは様子を見て、最も辛くない「マイルド」を選択。

 日替わりカレーセットの他には、カレーを2種類選べるセット、タイカレーセットなどもあります。

 まず、サラダとドリンクが到着。その後、少し時間を置いてから、カレーなどメインが一皿に盛られ、提供されました。

 バターチキンカレーは、甘みがあり、ある程度のしょっぱさもあり、辛さも感じられる、スタンダードなバランスのもの。欧風カレーのような粘度はありませんが、ヨーグルトやバターが溶け込んだルーは、サラサラではなく、それなりの固形感があります。

 鶏肉もゴロゴロ入っており、ややパサつく部分もありますが、ジューシーさも残っており、クセの少ない食べやすい味。

 サフランライスは、なかなか香りが強く、パラパラの質感。カレーには、ちょうど良い味とパラパラ具合です。

 タンドリーチキンも辛さは控えめで、鳥の旨味と、スパイスの香ばしさが前面に出た味付け。もしかしたら、辛味が弱いのは、僕がカレーを「マイルド」で注文したからかもしれませんが…。

 ナンも、焼きたてなのか、配膳された時点では、かなり熱い状態でした。もっちり感があり、生地の中心も密度がぎっしりしており、なかなか食べ応えがあります。

 店員もフレンドリーで、メニューも多く、カレーをはじめ、他のメニューも試してみたいと思いました。





徳島 アグネスカフェ「小柱とキノコのソテーを添えたカレーライス」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-0831 徳島県徳島市寺島本町西1-28 アグネスホテル徳島1F
店名: アグネスカフェ
商品名: カレーランチ (小柱とキノコのソテーを添えたカレーライス)
来店日: 2018年7月23日
価格: 1100円+税

 アグネスホテル徳島内にある、アグネスカフェ。場所は徳島駅から徒歩5分ほど。店名に「カフェ」とあるとおり、同ホテル内にあるペストリーブティックのケーキや、コーヒーなどをいただくことができます。

 ランチタイムには、パスタやカレーなども提供しており、カレーランチをいただきました。カレーライスに、サラダと、コーヒーまたは紅茶が付いてきます。

 まずは、サラダが配膳されました。

 貝が使われているのか、クラムチャウダーのようなコクと香りがあるドレッシング。香りは豊かなのに、野菜の味を引き立てるように、後味はスッキリ。とても美味しいドレッシングです。

 その後、少し時間をおいてから、ルー、ライス、ピクルスが配膳。下の画像のとおり、ルーとライスは別の容器で提供されます。

 定期的にメニューの入れ替えがあるのかは分かりませんが、この日のカレーランチのカレーは「小柱とキノコのソテーを添えたカレーライス」。

 キノコがとても香ばしく、ほどよく弾力性のある食感も残っています。野菜にも、シャキシャキとした食感が残り、これだけでも十分おいしい。小柱からも、しっかりと旨味が閉じ込められています。ライスの上に乗る具材は、いずれも素材の味と食感を活かし、大きな味付けは、なされていません。

 カレールーの粘度は中庸。見た目的にも、ルーの固さ的にも、スタンダードな欧風カレーと言えます。味は、まず甘さが伝わり、その後に旨味やコク、じわじわと辛さが広がっていきます。

 スパイスが前面に出たシャープな辛さではなく、ルーの中で他の味とも溶け込み、じんわりと追いかけてくるような辛さ。ライスの上に乗った野菜の甘みが、ルーの辛さを中和し、全体の味のバランスも良いと思います。

 付け合わせのピクルスも、それぞれシャキッとした食感と、爽やかな酸味と香りがあり、箸休めとして、非常に秀逸。ホテルらしいクオリティのカレーでした。