都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都 千代田区神田三崎町2-1-1
店名: 吉野家 水道橋三崎町店
商品名: 黒カレー (並盛)
来店日: 2018年8月6日
税込価格: 350円
牛丼チェーンはいくつかありますが、僕は絶対に吉野家派。吉野家以外の店には、まず牛丼目当てでは入りません。
そんなわけで吉野家は、たびたび利用するのですが、そういえばカレーを食べたことは無かったので、今日は「黒カレー」を注文してみました。
画像のとおり、かなり黒めのルーの色。商品名に偽りはありません。黒いルーと、白いご飯のコントラストが見事です。
野菜の載った「ベジ黒カレー」や、チーズをトッピングした「チーズ黒カレー」等のメニューもありますが、基本の「黒カレー」は、固形の具らしいものは入らないシンプルなもの。
メニューに表記されている説明によると「野菜と果物をベースに15種類のスパイスを配合した、辛さと豊かな香りのカレーです。」とのこと。
ルーは、やや粘度が高く、サラサラとドロドロの中間ぐらいの食感。固めですが、片栗粉でも入ってるんじゃないか、というほどには固い質感ではありません。
一口目は、あまりハッキリとした味はせず、コクとしょっぱさ、その後にスパイスらしい辛さが追いかけてきます。味が無いとまでは言いませんが、一口目に関しては、控えめの味に感じました。欧風カレーのような甘みは、全くと言っていいほどありません。
辛さは直線的ではなく、スパイスのピリッとした辛味が伝わります。前述したように、しょっぱさも感じるルーですが、辛さと塩気が重なり、うまく味をまとめています。
吉野家のカレーは、ネット上であまり良い評価を見かけませんでしたが、350円という価格にしては、うまく味をまとめていると思います。
この価格帯の学食や定食屋のカレー、および100円台のレトルトのカレーは、スパイスにお金をかけられないため、しょっぱさが前面に出て、辛さも直線的な味のものが多いのですが、こちらの「黒カレー」は、スパイスらしい辛さが感じられます。しょっぱさを適度に足すことで、スパイスの味を引き立てることにも、成功していると言えるでしょう。
ただ、やっぱり吉野家は牛丼だな!とも思いました。前述のとおり、僕は牛丼は吉野家派で、吉野家の牛丼が大好きだということもありますが、カレーと同じ価格なら牛丼を選びます(笑)