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ファミリーマート「宇治抹茶のシュークリーム」


購入店: ファミリーマート
商品名: 宇治抹茶のシュークリーム
購入日: 2018年12月15日
税込価格: 130円

製造者: ヨネザワ製菓株式会社
カロリー: 207kcal

 ファミリーマートで購入した「宇治抹茶のシュークリーム」。

 商品名のとおり、クリームに宇治抹茶を使用したシュークリームで、パッケージには「熟成宇治抹茶使用」と記載されています。

 ファミリーマートのオフィシャルサイト上の商品説明ページには「一年以上熟成させた、甘みがあり濃厚な味わいの京都府産宇治抹茶を使用しました。練乳を使用することで濃厚ながらも食べやすい抹茶カスタードです。」と記載。

 シュー皮は柔らかめ。コンビニのシュークリームに平均的な、ソフトな質感と言っていいでしょう。味も平均的で、若干の香ばしさは感じられますが、特に主張が強いものではありません。

 コンビニでこの価格帯(130円)のシュークリームならば、一部のパイシューなどを除いて、シュー皮はクリームを包んで、味をわずかに中和する以上の役割は、求められてもいないでしょう。

 中に充填されるクリームは、先ほどオフィシャルサイトから引用したとおり、抹茶カスタード。色は、やや濃いめの黄緑色です。

 クリームは粘度が低く、基本的には柔らかいのですが、ヨーグルトのような、やや固体っぽい質感。クリーム状にゆったりと伸びるのではなく、若干の塊感があり、なめらかなプリンを思わせます。

 水分を多く含み、密度も高く、じっくり冷やして食べると、みずみずしさをより強く感じます。

 甘さは、かなり控えめ。ほとんど感じないと言って良いです。苦味も強いわけではありませんが、ほどよく感じられ、すっきりとした後味を演出。

 抹茶の香りも強いというわけではないのですが、しっかりと感じられ、甘さや苦味よりも香りが前面に出てくるバランス。「香りが強い」というより「香りが高い」と表現した方が適切な、上品な香りです。

 甘さと苦味が共に控えめで、しつこさの全くない味です。クリーム全体の味は、濃厚というわけではないのですが、前述のとおり抹茶の香りが前線に立ち、その下を甘みと苦味が支えていて、とても豊かに感じます。

 シュー皮もクリームの味を邪魔せず、ほどよく味を中和し、引き立てています。

 「熟成宇治抹茶使用」をアピールするだけあって、確かに香りが良く、抹茶を引き立てるバランスに仕上がった、シュークリームです。





茶寮都路里 大丸東京店「翠玉パフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 東京
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店10階
店名: 茶寮都路里 大丸東京店
商品名: 翠玉パフェ
来店日: 2018年8月8日
税込価格: 1393円

 京都の宇治茶専門店「祇園辻利」が運営する和風喫茶「茶寮都路里」(さりょうつじり)に行ってきました。

 茶寮都路里は2018年8月現在、京都市内に3店舗ありますが、都内は大丸東京店のみ。京都市外の店舗も、ここ1店舗だけです。場所は、東京駅八重洲口に直結している大丸東京の10階。雨の日でも、駅から出ず、濡れずに向かえます。実際、今日も台風接近のため、雨も風も強かったので、助かりました。

 平日の午前中、しかも前述のとおり台風接近中の不安定な天気のためか、お客さんはほとんどいませんでした。店内に入ると、お好きな席へどうぞ、と通されました。下の画像のとおり、和的でありながら、開放的でモダンな雰囲気も持ち合わせた空間が、広がっています。

 メニューには、様々なお茶を使ったパフェや、かき氷などがあります。その中から、宇治抹茶と宇治ほうじ茶を使用した「翠玉パフェ」(すいぎょくパフェ)を選択。メニューに載っている写真を見ても、なかなか背が高く、作るのにある程度の時間がかかるのではと思っていましたが、思いのほか早く到着。

 提供される際に、店員さんから「白玉はアイスの温度で硬くなりやすいので、お早めにお召し上がりください」とのアドバイスがありました。

 パフェの構成は上から、抹茶ホイップクリーム、抹茶ゼリーと白玉、小豆、抹茶アイス、ほうじ茶ゼリー、バニラアイス、寒天と抹茶みつ。

 抹茶ホイップクリームは、空気を含んでいて軽いのですが、質感は固く、しっかりしています。温度は、アイスとの対比でそう感じらる部分もありますが、やや温め。甘さは控えめで、抹茶の香りはしっかりと感じられますが、強すぎず、上品な味。

 抹茶ゼリーは、ホイップクリームと比較すると、ひんやりとした温度。こちらも、抹茶の香りがしっかりと感じられます。甘さはほとんど無く、抹茶の香りが前面に出てくる味。

 白玉は、ほどよい硬さで、もちもちした食感。密度が高く、しっかりとした噛みごたえがありながら、柔らかさのなかに弾力性を残しています。ご飯がおかずの味を引き立てるように、まわりの抹茶や小豆の香りを引き立て、同時に白玉の味も、感じられます。

 小豆は、このパフェの構成物の中では、最も甘さが際立っています。しかし、尖った甘さではなく、丸みのある穏やかな甘さ。クリームや白玉と共に食べると、甘さが中和され、ほどよい甘さとなります。

 抹茶アイスは、甘さ控えめ。キリッと冷やされ、アイスの内部はシャーベットのように、若干のシャリシャリ感もあります。てっぺんの抹茶ホイップクリーム以上に、濃厚な抹茶の香り。

 ほうじ茶ゼリーも、甘さはほとんど無く、ほうじ茶の香りと自然な苦味が、パフェの中でアクセントになっています。抹茶の香りとも喧嘩せず、控えめで上品な味。

 バニラアイスは、甘さは中庸。バニラの香りと、ミルクの風味も、そこそこ感じられます。特別に美味しいというわけではなく、「高級な業務用アイス」といった感じでしょうか。もちろん、マズイというわけではなくて、十分おいしいです。ただ、このパフェの中では、最も没個性的な味かな、とは思います。

 最下部には、寒天と抹茶のみつ。甘さを持たない寒天と、粘度が高く、やや強い甘さを持った抹茶みつが、全体を締めくくっています。上から順に食べていくと、味を変えながら徐々に甘さが増していき、抹茶の香りもふんだんに楽しむことができる、素晴らしいバランスのパフェ。

 和菓子も洋菓子も好きな僕にとっては、理想的なパフェです。このパフェには含まれていませんが、玄米茶を使ったパフェもあるので、今度はそちらも試してみたいですね。





銀座コージーコーナー 上野公園ルエノ店「コージーワニさんのエクレア」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0007 東京都台東区上野公園1-57 UENO3153ビル1F
購入店: 銀座コージーコーナー 上野公園ルエノ(L’UENO)店
商品名: コージーワニさんのエクレア
購入日: 2018年7月2日
税込価格: 302円

 上野駅前にあるUENO3153ビル1階フードコート内にあるコージーコーナー。上野動物園にちなんでのことだと思いますが、当該店舗には限定の動物をモチーフにした商品がいくつかあります。

 上野と言えばといった感じで、パンダをモチーフにした商品もありましたが、今回は「スワンシュー(ホワイト)」と「コージーワニさんのエクレア」を注文。この記事は、エクレアの感想です。

 コージーコーナーのオフィシャルサイト上の商品説明には「シュー皮の中にまろやかな口あたりのカスタード&クリームを詰めて、宇治抹茶パウダーで仕上げました。ぱっちりお目々のワニをかたどったユニークなエクレアです。」と記載。

 シュー皮はやや硬め。表面には、若干のサクサク感もあります。味は、皮自体に特に主張が強いものはありませんが、振りかけられた抹茶の香りと苦味が口に広がります。抹茶の香りに引き立てられ、若干の皮の香ばしさも感じます。

 ワニさんの目は、白目部分は生クリーム、黒目部分はチョコレートです。チョコレートは、ミルクチョコで、甘さは中庸。

 クリームは、土台部分にカスタードクリーム、その上に生クリームが載る2層構造。生クリーム部分には、上部の皮と同じく、粉状の抹茶が振りかけられています。

 生クリームは、粘度が低く、固めの質感。伸びにくく、フォークやスプーンでもすくいやすい質感ですが、ほどよく空気を含み、軽さも持ち合わせています。

 甘さは控えめで、ミルクの風味をほのかに感じる味。主張が強い味ではないため、抹茶の香りと苦味が引き立ちます。

 カスタードクリームは、粘度が高く、固めの質感。生クリームもカスタードクリームも、固体のような固さがありますが、質はかなり異なります。カスタードの方は、軽めの生クリームに対して、密度も粘度も高く、ずっしりとした食感。

 甘さは強めで、はっきりと感じます。卵のコクも強く、主張の強い味。カスタードクリーム単体だと甘さが強すぎると感じるかもしれませんが、生クリームと同時に食べることで中和され、良いバランスだと思います。

 また、抹茶のパウダーもアクセントになっていて、香りと苦味が全体の味を引き締めています。





銀座コージーコーナー お茶の水店「Wシュー (抹茶クリーム&カスタード)」


都道府県: 東京
最寄駅: 御茶ノ水
住所: 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルB1
購入店: 銀座コージーコーナー お茶の水店
商品名: Wシュー (抹茶クリーム&カスタード)
購入日: 2018年5月30日
税込価格: 194円

 カフェおよびレストランを併設したコージーコーナーで、シュークリームをイートインしました。いただいたのは「Wシュー (抹茶クリーム&カスタード)」。その名のとおり、抹茶クリームとカスタードクリーム、2種類のクリームを使用したシュークリームです。

 店内ショーケースおよびにオフィシャルサイト上の商品説明には「上品な香りとほんのり渋みの抹茶クリーム&まろやかカスタードを、さっくり焼き上げたシュー皮に詰めました。抹茶の渋みにカスタードのまろやかさが調和します。」と記載。

 シュー皮の硬さは中庸。サクサク感があるわけではありませんが、コンビニの袋入りシュークリームのように、薄くソフトな質感というわけでもありません。

 やや厚みがあり、表面はドライ、内側はしっとりした質感。弾力性が高いわけでも、厚みがあるわけでもありませんが、密度が高く、ややしっかりした食感があります。

 皮をふたつに切って、その中にクリームを入れるタイプのシュークリームですが、上部と下部の皮は完全に切られ分離しています。(たまに「首の皮一枚」という感じで、ギリギリ繋がっているタイプの物もあるので)

 クリームは商品名のとおり、抹茶クリームとカスタードクリームが入っており、土台部分にカスタード、その上に抹茶クリームが載る2層構造。

 抹茶クリームは、固めですが、空気を多く含み、軽い食感。垂れにくく、フォークですくいやすい質感です。甘さは控えめ。抹茶の風味と苦味は、特別強くはありませんが、口に入れるとふわっと香りが広がり、奥の方からしっかりと抹茶の味が感じられます。しつこくなく、しかし抹茶の味は感じられる、良いバランスだと思います。

 抹茶クリームの下にあるカスタードクリームは、黄色味の強い色をしていて、固めの質感。粘度と密度が高く、抹茶クリームとは対照的な食感です。

 甘さはやや強めで、はっきりと感じます。卵のコクが強く、奥行きのある味。抹茶クリームと同時に食べると、お互いのカスタードの甘みと、抹茶の苦味が中和されますが、やや甘さの方が勝つバランス。

 2種のクリームを使うシュークリームは、どちらかを甘さ控えめ、どちらかを甘さ強めにして、バランスを取る場合が多いですが、このシュークリームはなかなかバランスが良いと思います。抹茶とカスタードは合わないのでは、と思っていましたが、想像していたよりも、抹茶の香りがカスタードの甘さとマッチしていて、味的なバランスも良かったです。





ほっぷしゅうくりーむ 麻布十番店「ほっぷしゅうくりーむ 抹茶」


都道府県: 東京
最寄駅: 麻布十番
住所: 〒106-0045 東京都港区麻布十番2-11-3 ドエル麻布1F
購入店: ほっぷしゅうくりーむ 麻布十番店
商品名: ほっぷしゅうくりーむ 抹茶
購入日: 2017年9月9日
税込価格: 200円

 大阪発のシュークリーム専門店「ほっぷしゅうくりーむ」さんの麻布十番店で購入したシュークリームです。シュークリームは、全て注文後にクリームを詰めてくれます。

 シュー皮はかなり硬めで、ザクザクした食感。密度も高く、しっかりした生地で、内側はもっちりしている。焼き菓子らしい、香ばしさの強い味。

 クリームは、上面の穴から充填されている。抹茶味のクリームは、濃い緑色で、質感は伸びやすく、柔らかめ。甘さはかなり控えめで、抹茶の香りと苦みも強すぎず、食べやすい。

 全体としては、クリームに負けないぐらい皮の香ばしさが強く、ザクザクした皮の食感と、柔らかいクリームの質感のバランスも良い。

 香ばしい皮と、抹茶の香りがお互いを引き立て合う、おいしいシュークリームだと思います。