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HATONOMORI 水道橋「スペアリブ・カレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-16-10
店名: HATONOMORI 水道橋
商品名: スペアリブ・カレー
来店日: 2018年8月24日
税込価格: 980円

 2015年に千駄ヶ谷にオープンしたスパイス料理のレストラン「HATONOMORI」(ハトノモリ)。漢字だと「鳩ノ森」と書きます。

 2017年に水道橋にオープンした、HATONOMORIの2号店に行ってきました。店舗名は「HATONOMORI 水道橋」となっておりますが、「スパイス料理の店」を掲げる千駄ヶ谷の店舗とは異なり、こちらはオフィシャルサイト上で「水道橋一軒家のカジュアルイタリアン」と紹介されています。

 パクチーを使った料理やカレーが中心の千駄ヶ谷店に対して、こちらの水道橋店はイタリアンやフレンチ風の料理が中心となっています。ランチメニューも、千駄ヶ谷がカレー中心なのに対して、水道橋はフレンチ天丼やローストビーフ丼など、洋食と丼を合わせたものが中心。そんな中で、水道橋店唯一のカレーのメニュー「スペアリブ・カレー」をいただきました。

 店内は、1階がカウンター席のみ、2階がテーブル席になっているようです。1名の場合は1階のカウンター席、グループの場合は2階へ案内されていました。数種類あるランチ・メニューの中から、前述のとおり「スペアリブ・カレー」を選択。

 一部のランチ・メニューに付く、スープとサラダが先に配膳されます。水はセルフ・サービスで、カウンターの席上にコップと水の入ったピッチャーが置かれています。カレーも数分と待たずに、すぐ到着。

 画像のとおり、大きな豚のスペアリブがふたつ乗り、ゆで卵と赤カブのピクルスらしきものが添えられています。

 ルーの粘度は低く、ドロっとした感じはありません。しかし、具材が溶け込み、ところどころ固体感があります。小麦粉や片栗粉で固くしたのとは違う、しっかりした質感です。具は、はっきりとした形の野菜は見えませんが、ところどころに豚肉は確認できます。

 味は、一口目から、ピリッとした辛さと、ハッキリしたしょっぱさが伝わります。欧風カレーは、一口目には甘さが伝わり、その後にコクと辛味が追いかけてくるものが多いですが、このカレーはスパイス系で、最初から辛味が伝わります。

 スパイスの香りは豊かですが、同時にしょっぱさも強め。かなり、ハッキリとした味をしています。ご飯が進む味と言って、いいでしょう。

 スペアリブは、甘辛く味付けがしてありますが、素材を活かした味付け。あっさりという印象はありませんが、かなり控えめの味付けで、豚肉の旨味と香りが前面に出ています。しっかりと豚の味が感じられ、味が薄いという印象はありません。

 ゆで卵と、わずかに甘みと酸味のある赤カブのピクルスも、ルーの香りを引き立て、塩気を中和し、箸休めに最適。

 スパイスの香り豊かで、ハッキリとした塩気のあるルーと、スペアリブとのバランスも良好。インド系のカレーに、洋風のテイストを加え、バランス良くまとまっていました。





名代 富士そば 後楽園店「カツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-19-7 第110東京ビル1F
店名: 名代 富士そば 後楽園店
商品名: カツカレー
来店日: 2018年8月23日
税込価格: 570円

 JR水道橋駅西口の改札を出て、左側に進み、すぐのところにある「富士そば 後楽園店」。駅から、徒歩1分以内です。

 富士そばでは、かつ丼が定番メニューになっていますが、一部の店舗ではカツカレーも提供しています。後楽園店では、カツカレーを扱っているので、今日はこちらを注文。

 お椀に入っているのは、みそ汁ではなく、そばつゆにワカメを入れたものです。個人的には、みそ汁があまり好きではないので、嬉しい(笑)

 カツは揚げ置きのため、やや冷めています。しかし、サクサク感はあり。カツカレーよりも、かつ丼の方が推されているのは、揚げ置きでも暖かい状態で提供できるためなのでしょう。

 ルーは、粘度が高く、固めのしっかりした質感。具は、小さめに切ったニンジン、じゃがいも、玉ねぎ。それに、豚か牛か分かりませんが、わずかに肉の筋のようなものが入っているようです。

 一口目は、やや甘さを感じ、その後に辛味としょっぱさが続きます。しょっぱさも辛さも、強くはありませんが、直線的な味で、食堂や給食で出てきそうなバランスの味。

 卓上には、カツにかけるソース等はありませんが、カレーの塩気だけで十分なバランスです。前述したとおり、カツはやや冷めており、熱々ではありませんが、サクサク感は残っており、クセも無く、食べやすいです。カレーとご飯は熱いので、カツの冷たさはそれほど気になりませんでした。

 いかにも蕎麦屋のカレーらしい、片栗粉がたっぷり入ってるんじゃないかという固めの質感のカレーです。カレー専門店のカレーとは異なり、スパイスではなく、直線的な辛味や塩気が前面に出た、懐かしいバランスの味でした。

 個人の好みの問題になりますが、僕はたまに食べたくなる味です。





カレーの市民アルバ 水道橋店「チキンカツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-19-5
店名: カレーの市民アルバ 水道橋店
商品名: チキンカツカレー
来店日: 2018年8月22日
税込価格: 680円

 金沢カレーのチェーン「カレーの市民アルバ」で、チキンカツカレーを食べました。

 店先に「サマーキャンペーン中」という看板が立っており、期間は不明ですが一部のメニューが割引となっています。チキンカツカレーも、本来は800円のところ、割引で680円でした。

 注文は食券制で、水道橋店は店外の入口横に券売機があります。昼時でカツをあらかじめ揚げてあったのか、注文後それほど待たずにカレーが到着。

 前述のとおり、それほど待たずに到着したので、カツは揚げたてではないようです。しかし、温度も熱く、衣もサクサク。揚げたてと変わらぬ質感でした。以前、こちらの店舗を利用した時は注文後にカツを揚げていたので、基本的には揚げたてで提供し、昼毒の一部の時間のみ、ある程度を揚げ置きしているのかもしれません。

 画像のとおり、千切りキャベツが添えられ、ルーは黒に近い、スタンダードな金沢カレーです。

 ルーは粘度が高く、どろっとしていて、かなり固めの質感。味は、辛さやしょっぱさではなく、一口目にはコクが伝わります。しかし、専門店の欧風カレーのような深いコクではなく、あまり味がしないと言ったら言葉が悪いですが、味よりもルーの質感の方が前面に出てくるような印象。

 その後に辛さと塩気が追いかけてきて、じんわりと味が広がっていきます。味は濃くないのに、あっさりというわけでもなく、不思議なバランス。辛味は直線的ではなく、スパイスの効いたピリッとした辛さです。黒っぽい見た目から、濃い味を想像しますが、思いのほか香りとコクを活かした味にまとまっています。

 チキンカツは、クセが無く、食べやすいです。チキンの味は感じられますが、ややあっさりとした肉質。卓上にはソース、マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシングなどの調味料が設置されているので、自分好みの味に調整しながら、食べ進むといいでしょう。僕は最初はそのまま、次にソース、最後にマヨネーズを使って、味を変えてみました。カレーの味も変わり、飽きずに食べられます。

 キャベツも、どろっとした固めのルーの熱さと辛さを中和し、全体のバランスをとっています。ただ、前述のとおりルーの味が濃いわけではないので、そのままだとやや味が薄く感じるかもしれません。こちらも好みに応じて、ソースなどを使うと良いでしょう。

 見た目は黒っぽく、いかにも味が濃そうなルーですが、思いのほか控えめな味。カツとキャベツの味を引き立て、ソースなどの調味料での味の変化を考慮すると、ちょうど良い味だと思います。





サンマルクカフェ 神田北口店「マンゴーパフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 神田
住所: 〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-3-31 鍛冶町ベストビル
店名: サンマルクカフェ 神田北口店
商品名: マンゴーパフェ
来店日: 2018年8月17日
価格: 390円+税

 チョコクロで有名な、サンマルクカフェのパフェです。今回注文した「マンゴーパフェ」を含めて、パフェは全品が税抜き390円。

 訪れたのは、神田北口店。神田駅周辺には2018年8月現在、3店舗のサンマルクカフェがあります。北口店は、JR神田駅の北口から徒歩2〜3分。東京メトロ銀座線の神田駅4番出口からは、徒歩1分以内です。

 パフェの構成は上から、マンゴーソース、ソフトクリーム、マンゴーの果肉、コーンフレーク。一番下のコーンフレークにも、マンゴーソースがかかっています。

 マンゴーソースの甘さは、やや強め。マンゴーの香りもしますが、それよりも甘さの方が前面に出てくるバランス。

 それに対してソフトクリームの甘さは、やや控えめ。ミルク感は弱く、独特のコクというか、クセがあります。僕は気になりませんでしたが、この独特のクセが苦手な人もいるかもしれません。

 ソフトクリームのまわりに添えられたマンゴーの果肉は、冷凍のもの。店舗や提供されるタイミングにもよるのでしょうが、カチカチに凍っているわけではなく、自然に歯が入る柔らかさです。果肉なので当然と言えば当然ですが、しっかりとマンゴーの香りがします。価格を考えれば、満足できるクオリティ。

 ソフトクリームの下は、全てコーンフレーク。グラス部分は、ほぼコーンフレークしか入っていません。前述のとおり、こちらにもマンゴーソースがかかっているので、パサついて食べにくいということはありませんが、底上げ感はありますね(笑) それなりの量が入っているので、お腹にたまるという意味では、空腹時には良いです。

 シンプルな構成のパフェで、コーンフレークによる底上げ感もありますが、チェーン系のカフェで税抜き390円という値段を考慮すると、十分なクオリティです。コスパも悪くはないと思います。

 同時に注文したブレンドコーヒー(アイス)は、Mサイズで税抜き250円。パフェと合わせても、700円未満です。ちょっと小腹が空いてるときや、甘いものが欲しいときには、また注文してもいいかな、と思います。





ふなわかふぇ 浅草店「芋ようかんソフトパフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 浅草
住所: 〒111-0034 東京都台東区雷門2-19-10
店名: ふなわかふぇ 浅草店
商品名: 芋ようかんソフトパフェ
来店日: 2018年8月10日
税込価格: 850円

 芋ようかんで有名な、浅草の老舗和菓子店「舟和」が手がけるカフェです。舟和本店にも喫茶室があり、そちらでも芋ようかんはイートイン可能。しかし、こちらの「ふなわかふぇ」は、お芋を使ったパフェやチーズケーキ、モンブラン(芋ンブラン)など、和菓子の舟和が作り上げる、豊富な洋菓子メニューがイートインできます。

 ふなわかふぇは2018年8月現在、ここ浅草店の他に、高田馬場と自由が丘にも店舗があります。浅草店の場所は、東京メトロ銀座線の浅草駅2番出口を出て、目の前。都営浅草線の浅草駅A4出口からも、出てすぐです。銀座線の浅草駅に設置されている周辺マップにも、載っていました。

 先に自分で席を確保したのち、レジで注文をするシステムです。室内は禁煙ですが、テラス席は喫煙可能とのことで、レジ前に灰皿が置かれていました。基本的には、チェーン系のカフェに近いセルフ・サービスで、水もコップを取って自分で注ぎ、飲食後は食器類を返却台に返すようになっています。

 前述のとおり、お芋を使ったチーズケーキやプリン、モンブランなどのケーキ類、もちろん芋ようかんも取り扱いがありますが、レジ上のメニューに1番人気との記載があった「芋ようかんソフトパフェ」を選択。レジで注文と会計を済ませたあと、横にズレてしばらく待っていると、思いのほか早く提供されました。

 パフェの構成は上から、芋ようかんのソフトクリーム、ソフトクリームのまわりにサクランボ・みかん・黄金色の芋金貨(舟和で製造している芋ようかん味のせんべい)、生クリーム、芋ンブラン、玄米フレーク、芋のクリーム、サイコロ状に切った芋ようかん。

 まず、ソフトクリームですが、白に近い色ですが、わずかに黄色と黄土色の間のような、芋ようかんっぽい色を持っています。質感は、ソフトクリームにしては固めで、密度も高く、ぎっしり。やや粘度も高く、食べごたえのある食感です。

 一口食べてみると、口いっぱいに芋の香りが広がり、濃厚! まさに芋ようかんを、そのままソフトクリームにした味です。ここまで芋ようかんを、そのまま再現した味とは思わなかった。舟和の芋ようかんを食べたことがない方もいらっしゃると思いますが、「ようかん」とはいい意味で名ばかりで、芋の味とホクホク感が全面に出た食べ物なのです。こちらのソフトクリームも、その芋ようかんの味を忠実に引き継ぎ、芋の豊かな香りと、優しい甘さを持った、濃厚な味。

 サクランボとミカンは、古き良き喫茶店のパフェで出てくるような、懐かしいクオリティ。ミカンはシロップ漬けの缶詰だろうと思いますが、柑橘系の爽やかな香りが、アクセントになっています。

 「黄金色の芋金貨」というのは、初めて食べたのですが、サクッとした軽い食感のせんべいで、味は芋の香りがはっきりと感じられます。正確になんと呼ぶべきなのか分かりませんが、高級なソースせんべいとでも言うべき軽い食感の、和菓子屋にあるおせんべいです。

 生クリームは、固めで、しっかりした質感。それなりに空気を含んではいますが、フワッとした軽い食感ではなく、ゆったりと伸びる、固形に近い食感です。味は、甘さはかなり控えめで、ミルクの風味が強め。本当に香りが豊かで、牛乳に近い味です。牛乳が苦手な方は、ちょっと食べにくいんじゃないかと思うほど、ミルクの香りが濃厚。

 その下の芋を使ったモンブラン、通称「芋ンブラン」は、かなり固めで、密度も高く、ずっしりとした質感。お芋の香りも強いのですが、甘さも強め。生クリームと同時に食べると、甘さが中和されて、お互いの香りも引き立ち、ちょうど良いバランスになります。

 玄米のフレークは、市販の平均的なコーンフレークと比べると、やや硬め。ザクザクとした食感と、香ばしい味がアクセントになっています。

 フレークの下は芋のクリーム。水分が多く、柔らかい質感。甘さは控えめで、芋の香りもソフトクリームと芋ンブランと比較して、控えめに感じました。

 最下部にあるのは、サイコロ状に小さく切られら芋ようかん。芋の香りが強く、優しくもはっきりした甘さを持った、濃厚な味。芋のクリームと共に食べると、やや甘さが抑えられ、香りは立体的に広がります。

 上から下まで、これでもかと芋の味が堪能できるパフェです。ずっと芋だと飽きるんじゃないかとも思いましたが、甘さと香り、食感が多彩で、飽きることなく様々な角度から、お芋の美味しさを感じることができます。むしろ、芋という共通の味があることで、まとまりと奥行きが出ていますね。

 芋ようかんが好きな方はもちろん、芋ようかんはちょっと重たい…と感じる方にも、食べやすいのではないかと思います。