名代 富士そば 後楽園店「カツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-19-7 第110東京ビル1F
店名: 名代 富士そば 後楽園店
商品名: カツカレー
来店日: 2018年8月23日
税込価格: 570円

 JR水道橋駅西口の改札を出て、左側に進み、すぐのところにある「富士そば 後楽園店」。駅から、徒歩1分以内です。

 富士そばでは、かつ丼が定番メニューになっていますが、一部の店舗ではカツカレーも提供しています。後楽園店では、カツカレーを扱っているので、今日はこちらを注文。

 お椀に入っているのは、みそ汁ではなく、そばつゆにワカメを入れたものです。個人的には、みそ汁があまり好きではないので、嬉しい(笑)

 カツは揚げ置きのため、やや冷めています。しかし、サクサク感はあり。カツカレーよりも、かつ丼の方が推されているのは、揚げ置きでも暖かい状態で提供できるためなのでしょう。

 ルーは、粘度が高く、固めのしっかりした質感。具は、小さめに切ったニンジン、じゃがいも、玉ねぎ。それに、豚か牛か分かりませんが、わずかに肉の筋のようなものが入っているようです。

 一口目は、やや甘さを感じ、その後に辛味としょっぱさが続きます。しょっぱさも辛さも、強くはありませんが、直線的な味で、食堂や給食で出てきそうなバランスの味。

 卓上には、カツにかけるソース等はありませんが、カレーの塩気だけで十分なバランスです。前述したとおり、カツはやや冷めており、熱々ではありませんが、サクサク感は残っており、クセも無く、食べやすいです。カレーとご飯は熱いので、カツの冷たさはそれほど気になりませんでした。

 いかにも蕎麦屋のカレーらしい、片栗粉がたっぷり入ってるんじゃないかという固めの質感のカレーです。カレー専門店のカレーとは異なり、スパイスではなく、直線的な辛味や塩気が前面に出た、懐かしいバランスの味でした。

 個人の好みの問題になりますが、僕はたまに食べたくなる味です。