カレーの市民アルバ 水道橋店「チキンカツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-19-5
店名: カレーの市民アルバ 水道橋店
商品名: チキンカツカレー
来店日: 2018年8月22日
税込価格: 680円

 金沢カレーのチェーン「カレーの市民アルバ」で、チキンカツカレーを食べました。

 店先に「サマーキャンペーン中」という看板が立っており、期間は不明ですが一部のメニューが割引となっています。チキンカツカレーも、本来は800円のところ、割引で680円でした。

 注文は食券制で、水道橋店は店外の入口横に券売機があります。昼時でカツをあらかじめ揚げてあったのか、注文後それほど待たずにカレーが到着。

 前述のとおり、それほど待たずに到着したので、カツは揚げたてではないようです。しかし、温度も熱く、衣もサクサク。揚げたてと変わらぬ質感でした。以前、こちらの店舗を利用した時は注文後にカツを揚げていたので、基本的には揚げたてで提供し、昼毒の一部の時間のみ、ある程度を揚げ置きしているのかもしれません。

 画像のとおり、千切りキャベツが添えられ、ルーは黒に近い、スタンダードな金沢カレーです。

 ルーは粘度が高く、どろっとしていて、かなり固めの質感。味は、辛さやしょっぱさではなく、一口目にはコクが伝わります。しかし、専門店の欧風カレーのような深いコクではなく、あまり味がしないと言ったら言葉が悪いですが、味よりもルーの質感の方が前面に出てくるような印象。

 その後に辛さと塩気が追いかけてきて、じんわりと味が広がっていきます。味は濃くないのに、あっさりというわけでもなく、不思議なバランス。辛味は直線的ではなく、スパイスの効いたピリッとした辛さです。黒っぽい見た目から、濃い味を想像しますが、思いのほか香りとコクを活かした味にまとまっています。

 チキンカツは、クセが無く、食べやすいです。チキンの味は感じられますが、ややあっさりとした肉質。卓上にはソース、マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシングなどの調味料が設置されているので、自分好みの味に調整しながら、食べ進むといいでしょう。僕は最初はそのまま、次にソース、最後にマヨネーズを使って、味を変えてみました。カレーの味も変わり、飽きずに食べられます。

 キャベツも、どろっとした固めのルーの熱さと辛さを中和し、全体のバランスをとっています。ただ、前述のとおりルーの味が濃いわけではないので、そのままだとやや味が薄く感じるかもしれません。こちらも好みに応じて、ソースなどを使うと良いでしょう。

 見た目は黒っぽく、いかにも味が濃そうなルーですが、思いのほか控えめな味。カツとキャベツの味を引き立て、ソースなどの調味料での味の変化を考慮すると、ちょうど良い味だと思います。