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カフェレストラン 談話室 ニュートーキョー「チョコレートバナナパフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 日暮里
住所: 〒116-0013 東京都荒川区西日暮里2-19-4 ニュートーキョービル2F
店名: カフェレストラン 談話室 ニュートーキョー
商品名: チョコレートバナナパフェ
来店日: 2018年8月6日
税込価格: 691円

 日暮里駅前にある老舗の喫茶店「談話室 ニュートーキョー」。場所は、JRの場合は北改札口を出て、右に曲がり、エスカレーターに乗って、東口へ出ます。エスカレーターを降り、右に曲がって、不二家の隣のビルの2階にあります。

 日暮里舎人ライナーや京成線を利用した場合、間違って南改札口に出てしまったときも、バスロータリーのある方(階段やエスカレーターで下りる方)に出れば大丈夫。ロータリーを囲むように飲食店が立ち並び、いくつかの通りが伸び、いかにも駅前という雰囲気です。

 改札を出てから、エスカレーターに乗っている時間を合わせても、数分で着くでしょう。ちなみに北改札口を出て、反対側の左に曲がると、谷中方面に出ます。こちらは、散歩にオススメ。

 画像のように、専用のエスカレーターで店舗に上がるようになっています。1階にはくすりの福太郎が入り、3階はホテルサニー(Hotel Sunny)のフロントとなっています。サンプルケースとエスカレーターが、すでに昭和の古き良き喫茶店のオーラを発していますが、フロア内はさらにレトロで味わい深い雰囲気。

 エスカレーターを上がると、赤を基調としたソファーが並び、シャンデリアなど豪華な照明がついた、ゴージャスな空間が広がっています。チェーン系のカフェとは一線を画した、まさに古き良き喫茶店。

 メニューも、コーヒーやジュースなどのドリンクに加えて、スパゲティや洋食などのメニューも充実。ファミレスのような雰囲気もあります。モーニングの時間帯に伺いましたが、モーニング・メニュー以外のメニューも注文可能なようです。

 特に禁煙か喫煙か問われることもなく、「空いてるお好きな席へどうぞ」と通されました。確認していないので分かりませんが、見渡すと席には灰皿が置いており、もしかしたら全席喫煙かもしれません。分煙になっているのかもしれませんが、少なくとも壁やガラスで区切られているわけではないため、タバコが苦手な方は注意。

 喫茶店らしい「チョコレートバナナパフェ」と、コカコーラ(税込470円)を注文。まず、コーラが到着。

 氷とレモンの入ったグラスに、ビンで提供。レモン・スライスと、たっぷり入った氷が喫茶店らしい空気をますます盛り上げますね。「喫茶店らしい」というか、まさに喫茶店なので当然なのですが。しばらくすると、パフェも到着。

 パフェの構成は、上からミントの葉、チョコレートソース、バニラアイス、チョコレートアイス、グラスの縁にバナナとスティック状のチョコ、アイスの下にミカンとカットされたバナナが入り、一番下にはチョコレートソース。

 生クリームは、密度が高く、しっかり目の食感。甘さは控えめで、下に控えるアイスとのコントラストで、温度は緩く感じました。

 2種類のアイスは、シャリっとして、ややシャーベットのような食感を持ち合わせています。バニラは、甘さもバニラの香りも中庸で、スタンダードな味。チョコレートの方は、甘さ控えめで、苦味とチョコの香りが前面に出てくる味です。

 ミカンは、おそらくシロップ漬けの缶詰のもので、しっかりとした甘さがあります。バナナは、このパフェを構成する食品の中で、最も甘さを強く感じます。ミカンも甘いのですが、こちらは柑橘系特有の爽やかさを有しており、バナナの方が甘さが前面に出てくる味。

 正直、特別に珍しいものは使われていませんが、タワー状になった見た目といい、ほっこりする一品です。味の面で特筆すべきところは、てっぺんに載ったミントが、爽やかなアクセントになっているところでしょうか。

 昭和をリアリタイムで経験していなくても、非日常感を感じられる、雰囲気ある店内とメニューです。昭和世代の方には、ノスタルジーも感じられるでしょう。カフェに限らず、チェーン系の店舗が増えていく時代なので、こういう店舗には残り続けてほしい。





星乃珈琲店 神田店「カツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 神田
住所: 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-1-3 保志場ビル2階
店名: 星乃珈琲店 神田店
商品名: カツカレー
来店日: 2018年7月26日
価格: 880円+税

 フワッフワの分厚いスフレパンケーキが有名な星乃珈琲店。近年、店舗を着実に増やしています。

 僕も何度か利用したことがあるのですが、前述のスフレパンケーキをはじめ、ケーキやサンドウィッチなどのフード・メニューも充実。今日は神田店で、ランチタイムにカレーをいただきました。

 場所は、JR神田駅の南改札を出て、左に曲がり、南口を出た目の前。セブンイレブンが入る建物の2階です。

 ビルの入口横にも看板が出ており、ランチタイムは料理かスイーツを注文すると、対象のドリンクが280円(税抜)になる旨が記載されています。

 席についてから、改めてメニューを確認し、カツカレーとオレンジジュースを選択。星乃珈琲店は店舗によってメニューと価格が若干異なるようで、以前はここ神田店でもカツカレーは取り扱っていなかったと記憶しています。

 注文時に、ドリンクをどのタイミングで持ってくるか確認されるので、先に持ってきて欲しい旨を伝えました。期間限定のメニューもあるようです。

 オレンジジュースは数分、カツカレーは10分ほどで提供されました。カツは揚げたてです。

 画像のとおり、ルーには半熟卵が添えられています。卵を割ると、白身も黄身もトロッと広がり、かなり生に近い半熟具合です。

 ルーは欧風で、一口目には甘みが広がります。コクと旨味もあり、後から辛さが追いかけてきます。スパイス系のピリッとした辛味ではなく、ルーに溶け込み、じわじわと後味と共に伝わってくる辛味。辛さの程度は、一般的な中辛ぐらいと言っていいでしょう。

 ルーの中には、牛すじでしょうか。ところどころ肉らしきものが溶け込んでいます。ルー自体も、とろみがあると言うより、様々な具材が溶け込み、塊感のある質感。

 カツは、前述のとおり揚げたてで、パッと見は小ぶりに見えましたが、厚みがあり、なかなか食べごたえがあります。特にソース等は提供されませんでしたが、カレーと共に食べれば問題なし。サクッとした食感と、豚の旨味がアクセントになり、カレーの旨味を引き立てます。

 半熟卵をルーに混ぜながら食べると、味がまろやかになり、また卵が加わって味に変化が生まれるため、飽きずに食べ進むことができました。

 「古き良き喫茶店のカレーライス」を想像していましたが、思いのほか本格的な欧風カレーに仕上がっていて、むしろ「古き良き洋食屋」で出てきそうなカレーです。

 このクオリティで880円ならば、チェーン系のカレー屋などと比べても、コスパも悪くはないと思います。こちらの方が、一般的なカレー専門店よりも、ゆっくりできますしね。





秋葉原 フルーフ・デゥ・セゾン「桃パフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原、末広町
住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-11-2
店名: フルーフ・デゥ・セゾン
商品名: 桃パフェ
来店日: 2018年7月27日
税込価格: 1500円

 友人と秋葉原に行く機会があり、またこちらのお店に足を運んでしまいました。いわゆる秋葉原らしい店舗が立ち並ぶ通りからは、少し奥まった、落ち着いた雰囲気の場所にあります。

 平日の午後の訪問で、並びは無し。1階も空席が目立っていましたが、2階に案内されました。すると、2階は7割ぐらいの席が埋まっており、なかなかの人気店であることが分かります。座席数は正確には分かりませんが、1階と2階を合わせると、50席以上はあるのではないでしょうか。

 季節のメニューの中から「桃パフェ」を選択。注文後、およそ20分ほどで提供されました。

 使用されている桃は白桃。パフェの構成は、上から順番に、生クリーム、カットされた桃、桃のシャーベット、バニラアイス、ヨーグルトのアイス。てっぺんにはブドウが載り、生クリーム部分のはミントが添えられています。

 生クリームは、甘さ控えめ。ミルクっぽさも控えめで、あっさりした味です。食感も、空気をやや多く含んでおり、軽め。フルーツの味を損なわず、引き立てるのには、このぐらいの味が好ましいのでしょう。

 桃は、甘さははっきりと感じられますが、強過ぎるということの無い上品な甘さ。甘さよりも、桃の香りが前面に出てくる、芳醇な味。

 このお店のパフェは、フルーツの温度が絶妙で、冷たすぎることも、ぬる過ぎることもありません。桃パフェの桃も、ほどよく冷えていて、桃の風味と甘みに集中できます。

 生クリームの下には、球体城の桃のシャーベットが入っています。甘さは控えめで、桃の香りが非常に強いです。加工してあるということもありますが、カットされた桃よりも、風味は強め。当然のことながら、生クリームや桃よりも温度は低く、キリッとした冷たさと、シャキッとした食感が爽やかで、全体を引き締めます。

 桃のシャーベットの下にはバニラアイス。甘さは控えめですが、生クリームやシャーベットに比べると、甘さは強く、はっきりと感じられます。

 バニラアイスの下には、ヨーグルトのアイス。甘さ控えめで、ヨーグルトのさっぱりとした酸味が爽やか。桃の豊かな香りを引き立て、同時に後味をスッキリとさせてくれます。

 「桃パフェ」という名称のとおり、桃の味が前面に出てくるパフェです。ファミレスのパフェのように、コーンフレークのような無駄(と僕には思われる)なものが入っていないし、夏でもさっぱりと食べやすいパフェです。





秋葉原 丸五「ロースカツ定食」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-8-14
店名: 丸五
商品名: ロースカツ定食
来店日: 2018年7月27日
税込価格: 1850円

 秋葉原にあるトンカツの人気店「丸五」に行ってきました。場所は、JR秋葉原駅の電気街口から、徒歩5分ほど。メイドカフェやパソコン・ショップが立ち並ぶ、いわゆる秋葉原的な雰囲気のエリアから、少し奥まったところにあります。

 平日でも行例ができるため、ランチ・タイムのピークをやや外した13:00過ぎに到着。行列はありましたが、数組のみ。しかし、僕が並んだあとに、どんどん列が伸び、しばらくすると従業員が列の人数を確認し、店頭の「営業中」の看板を「仕込中」にしていました。

 どうやら、営業時間中でも、列がある程度まで伸びると、それ以上は並ぶことができないようです。トンカツは揚げ時間がかかりますし、回転を早くすることができないので、しょうがないですね。このような状況ですので、時間に余裕を持っての来店をおすすめします。

 僕の前には、数組の待ちしかなかったので、10分ほど待って店内へ。友人と2人だったため、1階の2人用のテーブル席へ通されました。1階はカウンター席とテーブル席。2階は全てテーブル席のようです。

 店内に入ると、香ばしい油の香りがします。油の匂いというとネガティヴな印象ですが、上品で、この香りをおかずにしてご飯を食べられるのでは?と思うほど、良い香りです。ご飯のおかずというのは、ちょっと言い過ぎですけど、いやが応にも期待が高まります。

 注文したのは「ロースカツ定食」。もちろん注文後に揚げ始めますので、しばらく待ってから到着。

 定食はトンカツの他、ご飯、キャベツ、赤出汁、漬物。卓上にはソースの他に、塩とキャベツ用のドレッシングが置かれています。

 まずは、塩をかけてトンカツを一口。豚の甘みと旨味が、ダイレクトに伝わります。これは美味しい!

 トンカツは、画像からだと小ぶりに見えますが、かなり厚みがあります。衣は、見た目はスタンダートですし、しっかりと揚がっているように見えますが、余計な油分が少なく、食べやすいです。それでいて、揚げ物らしいサクサク感も、しっかりあります。

 豚肉は、白に近いうっすらとしたピンク色。牛肉のステーキのような赤さはありませんが、絶妙な火の入れ具合です。僕はレア状態の肉は苦手なのですが、レア感は少なく、特に気になりませんでした。柔らかく、豚の旨味が引き出されています。

 赤出汁と、キャベツ用のドレッシングも美味しく、行列ができるのも納得の、クオリティの高い定食です。前述したとおり、レア状態をわずかに越えたような、絶妙の火の入れ具合で、技術の高さが窺えます。





Asian Dining & Bar SAPANA 水道橋西口店「バターチキンカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-20-8 FUNDES水道橋1F
店名: Asian Dining & Bar SAPANA 水道橋西口店
商品名: バターチキンカレー (日替わりカレーセット)
来店日: 2018年7月26日
税込価格: 1000円

 水道橋駅西口にある、24時間営業のアジア料理店「SAPANA」で、ランチのカレーセットをいただきました。場所は、JR水道橋駅西口の改札を出て左側に進み、「銀だこ」を曲がった2軒目にあります。オフィシャルサイトの情報によると、「インド・タイ・ベトナム・ネパールのエスニック料理」店とのこと。

 24時間営業という、飲食店にしては珍しい営業形態。時間帯によってメニューが変わるようで、11:00から16:00まではランチタイムとなっており、セットメニューが充実しています。店外にも、メニューを記した看板が設置されていました。

 黒板に日替わりのメニューも記載されており、今日の日替わりカレーは「バターチキンカレー」とのこと。僕はバターチキンカレーが大好きなので、日替わりカレーセットを注文。セット内容は、カレー、ライス、ナン、骨なしタンドリーチキン、サラダ、ドリンク、デザートのヨーグルト。ナンが1枚、ライスは少量が皿に盛られてきます。

 カレーは、注文時に辛さを選択できるのですが、僕はカレーは好きなのですが、過度に辛いものは苦手なので、まずは様子を見て、最も辛くない「マイルド」を選択。

 日替わりカレーセットの他には、カレーを2種類選べるセット、タイカレーセットなどもあります。

 まず、サラダとドリンクが到着。その後、少し時間を置いてから、カレーなどメインが一皿に盛られ、提供されました。

 バターチキンカレーは、甘みがあり、ある程度のしょっぱさもあり、辛さも感じられる、スタンダードなバランスのもの。欧風カレーのような粘度はありませんが、ヨーグルトやバターが溶け込んだルーは、サラサラではなく、それなりの固形感があります。

 鶏肉もゴロゴロ入っており、ややパサつく部分もありますが、ジューシーさも残っており、クセの少ない食べやすい味。

 サフランライスは、なかなか香りが強く、パラパラの質感。カレーには、ちょうど良い味とパラパラ具合です。

 タンドリーチキンも辛さは控えめで、鳥の旨味と、スパイスの香ばしさが前面に出た味付け。もしかしたら、辛味が弱いのは、僕がカレーを「マイルド」で注文したからかもしれませんが…。

 ナンも、焼きたてなのか、配膳された時点では、かなり熱い状態でした。もっちり感があり、生地の中心も密度がぎっしりしており、なかなか食べ応えがあります。

 店員もフレンドリーで、メニューも多く、カレーをはじめ、他のメニューも試してみたいと思いました。