秋葉原 丸五「ロースカツ定食」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-8-14
店名: 丸五
商品名: ロースカツ定食
来店日: 2018年7月27日
税込価格: 1850円

 秋葉原にあるトンカツの人気店「丸五」に行ってきました。場所は、JR秋葉原駅の電気街口から、徒歩5分ほど。メイドカフェやパソコン・ショップが立ち並ぶ、いわゆる秋葉原的な雰囲気のエリアから、少し奥まったところにあります。

 平日でも行例ができるため、ランチ・タイムのピークをやや外した13:00過ぎに到着。行列はありましたが、数組のみ。しかし、僕が並んだあとに、どんどん列が伸び、しばらくすると従業員が列の人数を確認し、店頭の「営業中」の看板を「仕込中」にしていました。

 どうやら、営業時間中でも、列がある程度まで伸びると、それ以上は並ぶことができないようです。トンカツは揚げ時間がかかりますし、回転を早くすることができないので、しょうがないですね。このような状況ですので、時間に余裕を持っての来店をおすすめします。

 僕の前には、数組の待ちしかなかったので、10分ほど待って店内へ。友人と2人だったため、1階の2人用のテーブル席へ通されました。1階はカウンター席とテーブル席。2階は全てテーブル席のようです。

 店内に入ると、香ばしい油の香りがします。油の匂いというとネガティヴな印象ですが、上品で、この香りをおかずにしてご飯を食べられるのでは?と思うほど、良い香りです。ご飯のおかずというのは、ちょっと言い過ぎですけど、いやが応にも期待が高まります。

 注文したのは「ロースカツ定食」。もちろん注文後に揚げ始めますので、しばらく待ってから到着。

 定食はトンカツの他、ご飯、キャベツ、赤出汁、漬物。卓上にはソースの他に、塩とキャベツ用のドレッシングが置かれています。

 まずは、塩をかけてトンカツを一口。豚の甘みと旨味が、ダイレクトに伝わります。これは美味しい!

 トンカツは、画像からだと小ぶりに見えますが、かなり厚みがあります。衣は、見た目はスタンダートですし、しっかりと揚がっているように見えますが、余計な油分が少なく、食べやすいです。それでいて、揚げ物らしいサクサク感も、しっかりあります。

 豚肉は、白に近いうっすらとしたピンク色。牛肉のステーキのような赤さはありませんが、絶妙な火の入れ具合です。僕はレア状態の肉は苦手なのですが、レア感は少なく、特に気になりませんでした。柔らかく、豚の旨味が引き出されています。

 赤出汁と、キャベツ用のドレッシングも美味しく、行列ができるのも納得の、クオリティの高い定食です。前述したとおり、レア状態をわずかに越えたような、絶妙の火の入れ具合で、技術の高さが窺えます。