「パフェ」カテゴリーアーカイブ

ドトールコーヒーショップ 神田中央通り店「ほうじ茶のパルフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 神田
住所: 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-6-1
店名: ドトールコーヒーショップ 神田中央通り店
商品名: ほうじ茶のパルフェ
来店日: 2018年8月26日
税込価格: 420円 (Sドリンク付ケーキセット 610円)

 カフェで読書や勉強をするのが好きなのですが、ドトールは価格と居心地のバランスが良く、お気に入りのコーヒー・チェーンのひとつです。

 ドトールではケーキを注文することも多いのですが、夏季限定で「ほうじ茶のパルフェ」が登場。ほうじ茶や抹茶を使ったスイーツも好きなので、注文しました。

 ドトールのオフィシャルサイト上の商品説明ページには「香ばしい香り豊かなほうじ茶をゼリーとプリンに仕立て、初夏から夏にかけ涼しげなパフェ風のデザートに仕上げました。」と記載。

 パフェの構成は、最上部に生クリーム、ほうじ茶のクリーム、ほうじ茶のゼリー、白玉。その下に、上から順番に、ほうじ茶のプリン、あんこ、ほうじ茶のプリン、ほうじ茶のゼリー。ほとんどが、ほうじ茶を使った食品から構成されていて、ほうじ茶の香りが前面に出たパフェです。

 生クリームは、甘さ控えめ。ミルク感も弱く、あっさりした味。空気を含み、軽さもありますが、やや固めの質感です。

 ほうじ茶のクリームも、甘さはかなり控えめ。質感は前述の生クリームに似ていて、空気を含んでいて軽いのですが、固体に近い固さがあります。口に含むと、ほうじ茶の香りが広がります。

 ほうじ茶のゼリーも甘さ控えめで、ほうじ茶の香りが豊かな味。やや硬めで、安定感のある質感。最上部に乗っているクリームとゼリーは、全て甘さ控えめで、ほうじ茶の香りが引き立つバランスとなっています。

 白玉は固めで、しっかりとした食感。もちもち感はありますが、柔らかく伸びるようなタイプではなく、かみ切りやすい質感です。ご飯とおかずのような関係で、白玉もほうじ茶の香りを浮かび上がらせます。

 その下に入るプリンは、ムースのように、やや空気を含んだ軽めの食感。こちらも甘さ控えめ。プリンの下のあんこは、このパルフェの構成物のなかで、最もハッキリした甘さを持っています。上下のプリンとゼリーに、足りない甘さを加える役割。あんこの下には、さらにプリンが入り、最下部にはゼリーが入っています。

 あんこ以外は甘さ控えめ。ほうじ茶の香りを活かしたパルフェです。プリンやゼリーは、やや固めで安定感があり、スプーンで食べやすい食感になっています。





新宿 甘味喫茶 時屋「あずきパフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 新宿
住所: 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-5-1 新宿西口ハルク1F
店名: 甘味喫茶 時屋
商品名: あずきパフェ
来店日: 2018年8月25日
税込価格: 890円

 今日は友人と「フィロソフィーのダンス」というアイドルのライブを観に新宿へ。ライブ後に、すずや新宿本店でトンカツを食べたあとに、こちらの甘味喫茶へ移動しました。

 場所は、JR新宿駅の西口から徒歩2〜3分。新宿西口ハルク(小田急ハルク)の1階です。

 午後8時ぐらいの入店だったためか、店内には数組のお客さんのみ。すぐに座ることができました。

 店先の看板に「どらやき」と表記されていて、どら焼きが推されています。友人に聞いたところ『ドラえもん』に出てくるどら焼きのモデルになったのが、時屋のどら焼きとのこと。後からネットでも調べてみましたが、藤子・F・不二雄が同店のどら焼きがお気に入りだった、ということらしいです。そんな歴史を持つ店であり、店内も古き良き甘味の雰囲気。

 メニューは各種どら焼きの他に、あんみつ、パフェ、かき氷などがあります。時間が遅かったので「小どら焼き」は売り切れでした。どら焼きは、小、中、大、特大と4種類のサイズがあるようです。通常のどら焼き以外にも、栗入りのどら焼き、生クリーム入りのどら焼きなどがあります。

 店の売りであるどら焼きにしようか、非常に迷いましたが「あずきパフェ」を選択。

 パフェの構成は上から、あずき餡、白玉、生クリーム、抹茶のアイス、コーンフレーク、生クリーム、バニラアイス、あずき、生クリーム、みかん。

 あずき餡は、思ったよりしっかりとした甘さ。あずきの風味も豊かで、他の生クリームやアイスが甘さ控えな分、あずきが中心に据えられたバランスの味です。

 白玉は、もっちりとしていて、程よい硬さがあります。生クリームは水分が多く、前述のとおり甘さ控えめ。ミルクの香りが前面に出てきます。

 抹茶のアイスも甘さ控えめ。こちらも生クリーム同様、甘さよりも抹茶の香りが前面に出てくるバランス。ややシャーベットのようなシャリシャリとした食感の部分もありました。

 グラスの下部は、コーンフレーク、生クリーム、バニラアイス、小豆が入っていますが、やはり主役は小豆です。あずきの香りが引き立つよう、他の食品はやや控えめの味付けになっています。

 一番下に入るのは、みかん。おそらく缶詰のものだと思いますが、酸味と甘みを持った味が最後にアクセントになっています。

 本当は、パフェに加えて小どら焼きを追加したかったのですが、前述のとおり売り切れ。次回は、どら焼きに挑みたいです!





サンマルクカフェ 神田北口店「マンゴーパフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 神田
住所: 〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-3-31 鍛冶町ベストビル
店名: サンマルクカフェ 神田北口店
商品名: マンゴーパフェ
来店日: 2018年8月17日
価格: 390円+税

 チョコクロで有名な、サンマルクカフェのパフェです。今回注文した「マンゴーパフェ」を含めて、パフェは全品が税抜き390円。

 訪れたのは、神田北口店。神田駅周辺には2018年8月現在、3店舗のサンマルクカフェがあります。北口店は、JR神田駅の北口から徒歩2〜3分。東京メトロ銀座線の神田駅4番出口からは、徒歩1分以内です。

 パフェの構成は上から、マンゴーソース、ソフトクリーム、マンゴーの果肉、コーンフレーク。一番下のコーンフレークにも、マンゴーソースがかかっています。

 マンゴーソースの甘さは、やや強め。マンゴーの香りもしますが、それよりも甘さの方が前面に出てくるバランス。

 それに対してソフトクリームの甘さは、やや控えめ。ミルク感は弱く、独特のコクというか、クセがあります。僕は気になりませんでしたが、この独特のクセが苦手な人もいるかもしれません。

 ソフトクリームのまわりに添えられたマンゴーの果肉は、冷凍のもの。店舗や提供されるタイミングにもよるのでしょうが、カチカチに凍っているわけではなく、自然に歯が入る柔らかさです。果肉なので当然と言えば当然ですが、しっかりとマンゴーの香りがします。価格を考えれば、満足できるクオリティ。

 ソフトクリームの下は、全てコーンフレーク。グラス部分は、ほぼコーンフレークしか入っていません。前述のとおり、こちらにもマンゴーソースがかかっているので、パサついて食べにくいということはありませんが、底上げ感はありますね(笑) それなりの量が入っているので、お腹にたまるという意味では、空腹時には良いです。

 シンプルな構成のパフェで、コーンフレークによる底上げ感もありますが、チェーン系のカフェで税抜き390円という値段を考慮すると、十分なクオリティです。コスパも悪くはないと思います。

 同時に注文したブレンドコーヒー(アイス)は、Mサイズで税抜き250円。パフェと合わせても、700円未満です。ちょっと小腹が空いてるときや、甘いものが欲しいときには、また注文してもいいかな、と思います。





ふなわかふぇ 浅草店「芋ようかんソフトパフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 浅草
住所: 〒111-0034 東京都台東区雷門2-19-10
店名: ふなわかふぇ 浅草店
商品名: 芋ようかんソフトパフェ
来店日: 2018年8月10日
税込価格: 850円

 芋ようかんで有名な、浅草の老舗和菓子店「舟和」が手がけるカフェです。舟和本店にも喫茶室があり、そちらでも芋ようかんはイートイン可能。しかし、こちらの「ふなわかふぇ」は、お芋を使ったパフェやチーズケーキ、モンブラン(芋ンブラン)など、和菓子の舟和が作り上げる、豊富な洋菓子メニューがイートインできます。

 ふなわかふぇは2018年8月現在、ここ浅草店の他に、高田馬場と自由が丘にも店舗があります。浅草店の場所は、東京メトロ銀座線の浅草駅2番出口を出て、目の前。都営浅草線の浅草駅A4出口からも、出てすぐです。銀座線の浅草駅に設置されている周辺マップにも、載っていました。

 先に自分で席を確保したのち、レジで注文をするシステムです。室内は禁煙ですが、テラス席は喫煙可能とのことで、レジ前に灰皿が置かれていました。基本的には、チェーン系のカフェに近いセルフ・サービスで、水もコップを取って自分で注ぎ、飲食後は食器類を返却台に返すようになっています。

 前述のとおり、お芋を使ったチーズケーキやプリン、モンブランなどのケーキ類、もちろん芋ようかんも取り扱いがありますが、レジ上のメニューに1番人気との記載があった「芋ようかんソフトパフェ」を選択。レジで注文と会計を済ませたあと、横にズレてしばらく待っていると、思いのほか早く提供されました。

 パフェの構成は上から、芋ようかんのソフトクリーム、ソフトクリームのまわりにサクランボ・みかん・黄金色の芋金貨(舟和で製造している芋ようかん味のせんべい)、生クリーム、芋ンブラン、玄米フレーク、芋のクリーム、サイコロ状に切った芋ようかん。

 まず、ソフトクリームですが、白に近い色ですが、わずかに黄色と黄土色の間のような、芋ようかんっぽい色を持っています。質感は、ソフトクリームにしては固めで、密度も高く、ぎっしり。やや粘度も高く、食べごたえのある食感です。

 一口食べてみると、口いっぱいに芋の香りが広がり、濃厚! まさに芋ようかんを、そのままソフトクリームにした味です。ここまで芋ようかんを、そのまま再現した味とは思わなかった。舟和の芋ようかんを食べたことがない方もいらっしゃると思いますが、「ようかん」とはいい意味で名ばかりで、芋の味とホクホク感が全面に出た食べ物なのです。こちらのソフトクリームも、その芋ようかんの味を忠実に引き継ぎ、芋の豊かな香りと、優しい甘さを持った、濃厚な味。

 サクランボとミカンは、古き良き喫茶店のパフェで出てくるような、懐かしいクオリティ。ミカンはシロップ漬けの缶詰だろうと思いますが、柑橘系の爽やかな香りが、アクセントになっています。

 「黄金色の芋金貨」というのは、初めて食べたのですが、サクッとした軽い食感のせんべいで、味は芋の香りがはっきりと感じられます。正確になんと呼ぶべきなのか分かりませんが、高級なソースせんべいとでも言うべき軽い食感の、和菓子屋にあるおせんべいです。

 生クリームは、固めで、しっかりした質感。それなりに空気を含んではいますが、フワッとした軽い食感ではなく、ゆったりと伸びる、固形に近い食感です。味は、甘さはかなり控えめで、ミルクの風味が強め。本当に香りが豊かで、牛乳に近い味です。牛乳が苦手な方は、ちょっと食べにくいんじゃないかと思うほど、ミルクの香りが濃厚。

 その下の芋を使ったモンブラン、通称「芋ンブラン」は、かなり固めで、密度も高く、ずっしりとした質感。お芋の香りも強いのですが、甘さも強め。生クリームと同時に食べると、甘さが中和されて、お互いの香りも引き立ち、ちょうど良いバランスになります。

 玄米のフレークは、市販の平均的なコーンフレークと比べると、やや硬め。ザクザクとした食感と、香ばしい味がアクセントになっています。

 フレークの下は芋のクリーム。水分が多く、柔らかい質感。甘さは控えめで、芋の香りもソフトクリームと芋ンブランと比較して、控えめに感じました。

 最下部にあるのは、サイコロ状に小さく切られら芋ようかん。芋の香りが強く、優しくもはっきりした甘さを持った、濃厚な味。芋のクリームと共に食べると、やや甘さが抑えられ、香りは立体的に広がります。

 上から下まで、これでもかと芋の味が堪能できるパフェです。ずっと芋だと飽きるんじゃないかとも思いましたが、甘さと香り、食感が多彩で、飽きることなく様々な角度から、お芋の美味しさを感じることができます。むしろ、芋という共通の味があることで、まとまりと奥行きが出ていますね。

 芋ようかんが好きな方はもちろん、芋ようかんはちょっと重たい…と感じる方にも、食べやすいのではないかと思います。





茶寮都路里 大丸東京店「翠玉パフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 東京
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店10階
店名: 茶寮都路里 大丸東京店
商品名: 翠玉パフェ
来店日: 2018年8月8日
税込価格: 1393円

 京都の宇治茶専門店「祇園辻利」が運営する和風喫茶「茶寮都路里」(さりょうつじり)に行ってきました。

 茶寮都路里は2018年8月現在、京都市内に3店舗ありますが、都内は大丸東京店のみ。京都市外の店舗も、ここ1店舗だけです。場所は、東京駅八重洲口に直結している大丸東京の10階。雨の日でも、駅から出ず、濡れずに向かえます。実際、今日も台風接近のため、雨も風も強かったので、助かりました。

 平日の午前中、しかも前述のとおり台風接近中の不安定な天気のためか、お客さんはほとんどいませんでした。店内に入ると、お好きな席へどうぞ、と通されました。下の画像のとおり、和的でありながら、開放的でモダンな雰囲気も持ち合わせた空間が、広がっています。

 メニューには、様々なお茶を使ったパフェや、かき氷などがあります。その中から、宇治抹茶と宇治ほうじ茶を使用した「翠玉パフェ」(すいぎょくパフェ)を選択。メニューに載っている写真を見ても、なかなか背が高く、作るのにある程度の時間がかかるのではと思っていましたが、思いのほか早く到着。

 提供される際に、店員さんから「白玉はアイスの温度で硬くなりやすいので、お早めにお召し上がりください」とのアドバイスがありました。

 パフェの構成は上から、抹茶ホイップクリーム、抹茶ゼリーと白玉、小豆、抹茶アイス、ほうじ茶ゼリー、バニラアイス、寒天と抹茶みつ。

 抹茶ホイップクリームは、空気を含んでいて軽いのですが、質感は固く、しっかりしています。温度は、アイスとの対比でそう感じらる部分もありますが、やや温め。甘さは控えめで、抹茶の香りはしっかりと感じられますが、強すぎず、上品な味。

 抹茶ゼリーは、ホイップクリームと比較すると、ひんやりとした温度。こちらも、抹茶の香りがしっかりと感じられます。甘さはほとんど無く、抹茶の香りが前面に出てくる味。

 白玉は、ほどよい硬さで、もちもちした食感。密度が高く、しっかりとした噛みごたえがありながら、柔らかさのなかに弾力性を残しています。ご飯がおかずの味を引き立てるように、まわりの抹茶や小豆の香りを引き立て、同時に白玉の味も、感じられます。

 小豆は、このパフェの構成物の中では、最も甘さが際立っています。しかし、尖った甘さではなく、丸みのある穏やかな甘さ。クリームや白玉と共に食べると、甘さが中和され、ほどよい甘さとなります。

 抹茶アイスは、甘さ控えめ。キリッと冷やされ、アイスの内部はシャーベットのように、若干のシャリシャリ感もあります。てっぺんの抹茶ホイップクリーム以上に、濃厚な抹茶の香り。

 ほうじ茶ゼリーも、甘さはほとんど無く、ほうじ茶の香りと自然な苦味が、パフェの中でアクセントになっています。抹茶の香りとも喧嘩せず、控えめで上品な味。

 バニラアイスは、甘さは中庸。バニラの香りと、ミルクの風味も、そこそこ感じられます。特別に美味しいというわけではなく、「高級な業務用アイス」といった感じでしょうか。もちろん、マズイというわけではなくて、十分おいしいです。ただ、このパフェの中では、最も没個性的な味かな、とは思います。

 最下部には、寒天と抹茶のみつ。甘さを持たない寒天と、粘度が高く、やや強い甘さを持った抹茶みつが、全体を締めくくっています。上から順に食べていくと、味を変えながら徐々に甘さが増していき、抹茶の香りもふんだんに楽しむことができる、素晴らしいバランスのパフェ。

 和菓子も洋菓子も好きな僕にとっては、理想的なパフェです。このパフェには含まれていませんが、玄米茶を使ったパフェもあるので、今度はそちらも試してみたいですね。