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メープルハウス エキュート上野店「マロンシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野7-1-1 JR上野駅改札内3階「ecute上野」内
購入店: メープルハウス エキュート上野店
商品名: マロンシュー
購入日: 2018年11月28日
税込価格: 260円

 金沢発の洋菓子店・メープルハウスの上野駅構内にある店舗です。金沢市内の店舗では、ケーキや焼き菓子を扱っているところもありますが、こちらのエキュート上野店はシュークリーム専門。

 定番の「サクサクシュー」の他に、常になにかしらの限定商品を販売しているようです。購入したのは「季節の味」と店頭の看板に記載された、季節限定の「マロンシュー」。具体的な販売期間は、特に明記されていませんでした。

 メープルハウスのオフィシャルサイトを見ると、月替わりで限定の味が出るようで、11月は「黒糖きなこ味」。こちらの販売店舗はアトリオ店、金沢アピタ店、福井駅店の3店舗となっており、上野店の限定とは異なるようです

 シュー皮は、やや硬め。「サクサクシュー」を自称する同店のシュークリームですが、正直そこまでサクサク感は強くありません。購入してからしばらく時間が経ってしまったのも関係しているかもしれませんが、例えばビアードパパのパイシューの方が、時間を置いてもサクサク感は強め。

 シュー皮の表面には、シナモンと砂糖が振りかけられているようで、飴がけに近い若干のべたつきがあります。食べるときの温度のよっても変わりますが、サクサク感のある生地にしっとり感を加えるアクセントになっています。

 やや厚めながら、ドライで軽い食感の生地です。購入直後に食べれば、もっとサクサク感が強いのだろうと想像します。

 味は、香ばしさが感じられ、ほのかに砂糖の甘さも感じられます。もう少し主張の強い味を想像していましたが、思いのほか控えめで上品なバランスの味です。中のクリームと、味がぶつからないための配慮でしょうか。

 中に充填されるのは、商品名のとおりマロンクリーム。色は薄い黄色。固めですが、粘度の高いクリーム状ではなく、やや粉っぽくモンブランに近い質感。

 なめらかなクリームというより、固体に近いしっかりした食感です。また、クリーム中には細かく刻んだ栗も入っています。

 甘さは強め。マロンの味もはっきりと感じられ、モンブラン感の強い味つけ。甘さもマロンの香りも強く、濃厚な味。

 シュー皮のほのかな甘さも相まって、全体としても主張の強い味にまとまっています。





三好弥「ロースカツカレーライス」


都道府県: 東京
最寄駅: 三ノ輪、入谷
住所: 〒116-0014 東京都荒川区東日暮里4-2-19
店名: 三好弥
商品名: ロースカツカレーライス
来店日: 2018年11月26日
税込価格: 1000円

 友人につれられ、東日暮里にある洋食レストラン「三好弥」に行ってきました。最寄駅は、東京メトロ日比谷線の三ノ輪駅あるいは入谷駅ですが、いずれも1km弱の距離があります。

 僕はJR日暮里駅から歩いていきましたが、徒歩20分弱かかりました。JRの駅だと、ちょうど日暮里、鶯谷、三河島の真ん中あたりにあり、いずれの駅からもそれなりの距離。

 住所的には東日暮里ですが、下根岸とも呼ばれるエリアにあります。都営バスだと「下根岸」のバス停が、もっとも近いです。

 メニューにも「Since 1967」と記載してあるとおり、1967年(昭和42年)に開店した老舗レストラン。僕は知らなかったのですが、都内には「三好弥」という屋号のレストランが数十軒あります。

 源流となった1号店は、1919年(大正8年)に小石川柳町で開店。その後、家族への暖簾分けなどで、店舗を増やしていったそうです。詳細はお店のオフィシャルサイト上の「三好弥の屋号と歴史」というページに記載されています。

 店先の看板にも「特製みそとんかつ」と記載されており、みそとんかつを推しているようです。他にも、ハンバーグ、エビフライ、しょうが焼きなど、洋食の王道メニューは一通りあります。カキフライもオススメの黒板に書かれていました。

 そんな中から、カツカレーを選択。画像のとおりカレーとカツの他、サラダもワンプレートに盛られています。また、写真は撮り忘れてしまいましたが、みそ汁もついてきます。

 ルーの色は茶色っぽく、粘度は高め。いかにも日本風のカレーライスの質感です。具は、玉ねぎとゴロッとした牛肉。

 一口目は、辛味や塩気よりもコクが伝わり、その後のスパイスの辛み、玉ねぎの甘味が追いかけてきます。日本風のカレーは塩気が強く、しょっぱいものもありますが、こちらのカレーが塩気が控えめ。

 辛さも控えめ。スパイスが前面に出てくるバランスではありませんが、前述のとおりコクがあり、味が足りないと感じることはありません。

 前述のとおりコクがあり、じんわりと伝わる辛味もあり、懐かしくも上品な味つけです。ロースを使ったトンカツも、豚の旨味がよく出ています。

 ボリュームもあり、かなりコスパ良く感じます。店内も清潔感のある、古き良き洋食屋といった雰囲気で、また足を運びたくなります。





ビアードパパ 上野ABAB店 「クッキーシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野4-8-4 上野ABAB店内 1F
購入店: ビアードパパ 上野ABAB店
商品名: クッキーシュー
購入日: 2018年11月25日
税込価格: 190円

 ビアードパパの「クッキーシュー」。いつでも購入できる定番商品のひとつですが、そういえば感想を書いたことが残ったので、レポートします。

 オフィシャルサイト上の商品説明ページには「カリッと食感、香り豊かな濃厚シュー ビアードパパ自慢のサクサクパイシュー生地にカリッとした食感の甘いクッキー生地をトッピング。濃厚な風味が加わったビアードパパもう1つのスタンダードです。」と記載。

 シュー皮は、やや硬め。クッキー生地と言っても、全体がクッキー状に硬くなっているわけではなく、ところどころ表面にクッキーが散りばめられています。

 皮全体もドライでサクサク感がありますが、表面のクッキー部分は特にサクサク感が強め。また、他の部分が軽めの食感なのに対して、クッキー部分は密度が高く、ソリッドでしっかりした食感になっています。

 クッキー部分はカリっ、それ以外の部分はサクっとしていて、食感に多層性があります。

 味は、クッキー部分にほのかな甘さあがあり、全体としては香ばしさが際立っています。小麦の香り、若干の塩気も感じられ、皮単体でも焼き菓子として成立しそうな味です。

 中に充填されるのは、カスタードクリーム。薄めの黄色で、カスタードクリームの平均的な色味と言えます。

 質感は、粘度が高く、やや固め。じっくりと伸びる、クリームらしい質感です。クリームの密度はやや高めですが、水分が多くみずみずしさもあり、冷やして食べると、爽やかさが増します。

 甘さは中庸から、やや強め。はっきりとした甘さを感じますが、バニラの香り、卵のコクも感じられるため、甘さだけが前に出ることはなく、食べやすいバランス。

 クリームの甘さによって皮の香ばしさが際立ち、皮の香ばしさと塩気によって、クリームの甘さが中和される、理想的なバランスのシュークリームと言えます。

 特筆すべきところが多いわけではないのですが、シュークリーム専門店の定番商品だけあって、さすがの完成度と安定感。

 食感と味の両面で、バランスよくまとまったシュークリームだと思います。





ビアードパパ 上野ABAB店 「大学いもシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野4-8-4 上野ABAB店内 1F
購入店: ビアードパパ 上野ABAB店
商品名: 大学いもシュー
購入日: 2018年11月25日
税込価格: 230円

 ビアードパパ2018年11月の限定商品「大学いもシュー」を購入しました。その名のとおり、大学いもをイメージしたシュークリームです。

 オフィシャルサイト上の商品説明ページには「さつまいもの王様「鳴門金時」をふんだんに使ったクリームをカリッと香ばしく飴がけにしたシュー生地につめた、まさに大学いもそのもののシュークリーム。」と記載。

 前述のとおり、大学いもをイメージした商品です。シュー皮はパイシュークリームのものと同じだと思いますが、大学いものように飴がけされています。

 シュー皮自体も硬めだと思いますが、それ以上に皮をカバーする飴が硬く、カリッとした食感。カバーされるシュー皮自体のサクサク感もあり、とても食感が良いです。

 飴なので若干のべたつきがありますが、気になるレベルではありません。飴の質感は、温度によっても変わりますが、個人的には冷やしてカリカリ感を強調した方が好みです。

 味は、シュー皮の香ばしさと、飴の香ばしさが合わさり、単体でも成立しそうな存在感があります。飴の甘さは、ほのかに感じる程度で、それほど強くはありません。むしろ、ほのかな甘さが、皮の香ばしさと塩気を引きたてています。

 また、表面には飴と共に黒ごまが振りかけてありますが、この黒ごまの香りが思いのほか強く、アクセントになっています。

 中に充填されるクリームは、鳴門金時を用いたクリーム。しかし、クリームと呼ぶには粘度が低く、スイートポテトに近い質感。なめらかではなく、商品説明のとおり「ホクホク」と形容した方が適切です。

 クリーム状と言うより、固体に近い質感と言えるでしょう。ほとんど伸びず、柔らかめのスイートポテトと言うべき食感です。店頭看板の画像では、クリーム状に見えますが、実際にはもっとさつまいも感が強め。

 クリーム本体の色は、やや黄色味のある薄いクリーム色。そのなかに、黒ごまと小さく刻んだサツマイモが確認できます。

 黒ごまとの区別がつきにくいですが、オフィシャルサイト上には「※クリーム内の黒い粒はいも、胡麻またはバニラビーンズです。」との注意書きもあるので、バニラビーンズも含まれているようです。

 甘さは控えめ。さつまいもの自然な甘さを生かした味になっています。前述のとおり、食感がクリームと言うよりスイートポテトに近いのですが、味もそれ抜い比例してバニラの香りや甘さよりも、さつまいもが前面に出ています。

 アクセントとして黒ごまの香ばしさがほのかに感じられ、大学いも感を演出しています。

 カリカリの飴がけされたシュー皮とも相まって、確かに大学いもに近い味と食感を持っています。シュークリームとしてのバランスも、非常に良いと思います。





カレーは飲み物。水道橋店「赤い鶏カレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-17-8
店名: カレーは飲み物。水道橋店
商品名: 赤い鶏カレー
来店日: 2018年11月25日
税込価格: 790円

 「カレーは飲み物。」という個性的な名称のカレー店に、2度目の訪問。店舗は前回と同じく、JR水道橋駅の西口から徒歩2〜3分の場所にある水道橋店です。

 前回は「黒い肉カレー」をいただいたので、今回は「赤い鶏カレー」を注文しました。

 ライスの量は、小盛りから山盛りまで4段階で選べ、すべて同じ値段。量はそれぞれ、小盛り200g、中盛り250g、大盛り350g、山盛り450gとなっています。今回は中盛りを選択。

 また、10種類のトッピングの中から3種類を選ぶシステムになっており、こちらは味玉、ポテトサラダ、ツナマヨを選択しました。

 黒い肉カレーは最初からライスにルーがかかった状態での提供でしたが、赤い鶏カレーは画像のとおり、ルーが別容器で提供されます。

 赤い鶏カレーという名称のとおり、トマトをベースにした赤みのある色をしたルーです。具はチキンの他、羊肉のミンチと、カットされたトマトが確認できます。

 欧風カレースタイルの黒い肉カレーと比べると、インドやパキスタンのスパイスカレーを意識したカレーであることは間違いありません。

 一口目には、辛さや塩気よりも、スパイスの香りが広がっていきます。塩気の強いチェーン系のカレーと比べると、スパイスが前面に出た味のため、人によっては味が薄いと感じるかもしれません。わかりやすい辛さやしょっぱさよりも、キリッとしたスパイスが主役の味です。

 また、羊肉のミンチを使っているため、独特のクセというかコクがあります。トマトと香辛料の香りのおかげで、臭みはほとんど感じないので、大半の人は大丈夫だとは思いますが、苦手な方は苦手かもしれません。

 まずスパイスの香りが口に広がり、その後に辛味とわずかな塩気、さらに羊肉のコクやトマトの酸味など、多様な味が感じられます。

 この価格帯にしては、スパイスの種類と量を、がんばっている印象です。うま味調味料や塩気に頼った味ではありません。

 チキンはスプーンからはみ出るぐらいのサイズのものが、5〜6個は入っており、コスパは良く感じます。チキンの味にもクセが無く、食べやすいです。

 専門店のスパイスカレーに比べれば、香りの豊富さでは劣りますが、1000円以下のカレーにしては、かなり良くまとまった味だと思います。クセも少なく、食べやすいバランスです。