都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-17-8
店名: カレーは飲み物。水道橋店
商品名: 黒い肉カレー ポーク
来店日: 2018年8月22日
税込価格: 890円
「カレーは飲み物。」という独創的な名前のカレー店。以前から気になっていたのですが、初めて行ってみました。足を運んだのは、2017年12月にオープンした水道橋店。
場所は、JR水道橋駅の西口から徒歩2〜3分。隣は「太陽のトマト麺」、向かい側にはコンビニの「ファミリーマート」があります。
黄色をバックに黒字で「カレーは飲み物。」という看板も、インパクトがあります。さらに店頭には、黒地に黄色の文字で「カレー味100%」。
メニューは、ルーの種類が大きく分けて「黒い肉カレー」と「赤い鶏カレー」の2種。黒い肉カレーは、ホテルの本格欧風カレーがコンセプト。赤い鶏カレーは、チキンに加えて、トマトと羊肉ミンチがベースのインド風カレーです。
黒い肉カレーは、さらに「ポーク」と「チキン」の2種類に分かれます。ご飯の量は、小(200g)、中(250g)、大(350g)、山(450g)と選べますが、全て同額。
また、この店の売りのひとつに無料トッピングがあり、10種類のトッピングから3種類を選び、その番号を配膳される直前に伝えます。卓上にも説明が書いてありますが、食券を渡すときではなく、盛り付け時に店員から聞かれたタイミングで答えます。イメージとしては、ラーメン二郎のコールに近いシステムです。
トッピングは、1味玉、2らっきょ、3福神漬け、4ポテトサラダ、5フライドガーリック、6パクチー、7ツナマヨ、8コーンマヨ、9豆サラダバジル風味、10フライドオニオンの10種。この中から3種を選び、その数字を伝えます。
初めてなので迷いましたが、黒い肉カレーポークの中サイズ、トッピングは1,4,7でお願いしました。食券制のため、カレーの種類やライスの量は、食券購入時に選択。無料トッピングのみ、口頭で伝えます。
画像のとおり、ご飯は黄色く色づいたターメリックライスです。真っ黒ではなく、やや赤みのあるルーに、生クリーム(だと思われるもの)がかかっています。
ルーの粘度は中庸から、やや高め。欧風カレーの平均的な質感の範疇には入りますが、やや固めで、日本式のしっかりしたルーのカレーライスに近い質感。
まずは、ルーを一口。欧風カレーらしい甘さに続いて、まろやかな辛さが追いかけてきます。直線的な辛さや塩気ではなく、コクもあり、本格欧風カレーを自称しているのは、十分納得できます。
欧風カレーの名店、ボンディやガヴィアルのカレーも甘さの後にスパイスのピリッとした辛さが続きますが、それらと比較するとカレーは飲み物。の黒い肉カレーは、甘さはやや弱め。辛さもまろやかで、控えめです。
一口で食べられるサイズの豚肉が、ルーの中にいくつも入っています。スジが切れるぐらい、柔らかく煮込まれていますが、ほどよくトロトロ感も残り、味にも豚の風味がしっかりと残っています。
トッピング3種は、それぞれ持ち味があり、なかなかクオリティが高く、味を変えるには良いでしょう。ポテトサラダとツナマヨに関しては、量も十分。
ただ、個人的には、カレーとライスのみを食べ続けたいタイプなので、無くても良いかなぁ、と感じてしまいました。トッピングが不味い、合わないという意味ではなく、カレーの味だけに集中したいし、それに耐えうる味なので、不要だということです。
欧風カレーの専門店に比べれば、コクや深みで一歩物足りない部分はありますが、1000円以下の価格を考慮すると、十分なクオリティだと思います。
あとは前述したとおり、カレーだけで十分に楽しめる味なので、無料トッピングはむしろ不要だと個人的には思います。トッピング無しを50円か100円引きにして、ストイックにカレー味100%を楽しめるメニューがあってもいいのになぁ。
ちなみに今日は、東京ドームでももいろクローバーZのライブが開催。お昼のピークタイムは外して行きましたが、それっぽいカラフルな格好の方や、ももクロのグッズを身につけた方が、続々と来店されていました。