カレーは飲み物。水道橋店「赤い鶏カレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-17-8
店名: カレーは飲み物。水道橋店
商品名: 赤い鶏カレー
来店日: 2018年11月25日
税込価格: 790円

 「カレーは飲み物。」という個性的な名称のカレー店に、2度目の訪問。店舗は前回と同じく、JR水道橋駅の西口から徒歩2〜3分の場所にある水道橋店です。

 前回は「黒い肉カレー」をいただいたので、今回は「赤い鶏カレー」を注文しました。

 ライスの量は、小盛りから山盛りまで4段階で選べ、すべて同じ値段。量はそれぞれ、小盛り200g、中盛り250g、大盛り350g、山盛り450gとなっています。今回は中盛りを選択。

 また、10種類のトッピングの中から3種類を選ぶシステムになっており、こちらは味玉、ポテトサラダ、ツナマヨを選択しました。

 黒い肉カレーは最初からライスにルーがかかった状態での提供でしたが、赤い鶏カレーは画像のとおり、ルーが別容器で提供されます。

 赤い鶏カレーという名称のとおり、トマトをベースにした赤みのある色をしたルーです。具はチキンの他、羊肉のミンチと、カットされたトマトが確認できます。

 欧風カレースタイルの黒い肉カレーと比べると、インドやパキスタンのスパイスカレーを意識したカレーであることは間違いありません。

 一口目には、辛さや塩気よりも、スパイスの香りが広がっていきます。塩気の強いチェーン系のカレーと比べると、スパイスが前面に出た味のため、人によっては味が薄いと感じるかもしれません。わかりやすい辛さやしょっぱさよりも、キリッとしたスパイスが主役の味です。

 また、羊肉のミンチを使っているため、独特のクセというかコクがあります。トマトと香辛料の香りのおかげで、臭みはほとんど感じないので、大半の人は大丈夫だとは思いますが、苦手な方は苦手かもしれません。

 まずスパイスの香りが口に広がり、その後に辛味とわずかな塩気、さらに羊肉のコクやトマトの酸味など、多様な味が感じられます。

 この価格帯にしては、スパイスの種類と量を、がんばっている印象です。うま味調味料や塩気に頼った味ではありません。

 チキンはスプーンからはみ出るぐらいのサイズのものが、5〜6個は入っており、コスパは良く感じます。チキンの味にもクセが無く、食べやすいです。

 専門店のスパイスカレーに比べれば、香りの豊富さでは劣りますが、1000円以下のカレーにしては、かなり良くまとまった味だと思います。クセも少なく、食べやすいバランスです。