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ビアードパパ 上野ABAB店「贅沢いちごシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野4-8-4 上野ABAB店内 1F
購入店: ビアードパパ 上野ABAB店
商品名: 贅沢いちごシュー
購入日: 2019年1月13日
税込価格: 230円

 ビアードパパで購入した、季節限定の「贅沢いちごシュー」です。

 ビアードパパでは月替りで限定のシュークリームが登場しますが、こちらの商品は1月1日から2月28日までの2ヶ月間限定。

 オフィシャルサイト上の商品説明ページには「北海道産のコク深い生クリームに、甘酸っぱい苺の美味しさをギュッと詰め込んだ贅沢な味わい。」と記載されています。

 「贅沢いちごシュー」という名称のとおり、クリームに苺を使用したシュークリームです。

 シュー皮は、やや硬め。軽く、サクサク感の強い食感です。味は香ばしさが強く、小麦の香りもほんのりと感じられます。

 シュー皮の上から振りかけられているのは、フリーズドライにした苺のパウダーと、粉糖のようです。いずれの味も、ハッキリとは感じませんが、甘さと酸味がわずかに伝わります。

 シュー皮の香ばしさとのコントラストで、甘さと酸味が感じられるのは事実なので、飾り以上の役割を、十分に果たしていると言えるでしょう。

 中に充填されるのは、前述のとおり苺を用いたクリーム。色は薄いピンク色で、ところどころ苺の果肉の赤い色が見えます。

 質感は、やや柔らかめ。粘度は低めで、空気をそれなりに含み、ムースのようにも感じられます。

 甘さは控えめで、酸味はやや強め。商品説明に「甘酸っぱい苺の美味しさをギュッと詰め込んだ」とありますが、その説明どおり、甘さよりも酸味の方が前面に出てくるバランス。

 シュー皮によって、ある程度は中和されますし、酸味が強すぎると感じることはないと思います。

 また、苺に由来する酸味で、苺の香りも強く感じられます。香料を使用したイチゴ味ではなく、苺そのものを活かした味と言えます。

 キリッと爽やかな酸味ではあるのですが、香りと一体となり、トゲが強い部類の酸味ではありません。

 商品説明に偽りなく、確かにイチゴ感が強く感じられるシュークリームです。





ビアードパパ 上野ABAB店「ニューヨークチーズケーキシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野4-8-4 上野ABAB店内 1F
購入店: ビアードパパ 上野ABAB店
商品名: ニューヨークチーズケーキシュー
購入日: 2019年1月13日
税込価格: 230円

 ビアードパパの期間限定「ニューヨークチーズケーキシュー」です。

 その名のとおり、酸味の効いたニューヨークチーズケーキをモチーフとしたシュークリーム。

 オフィシャルサイト上の商品紹介ページには「さっくりタルト生地がアクセントのシュー皮に、シンプルながらもなめらかなチーズケーキクリームを詰め込んだ、“でこぼこ食感が楽しい”シュークリーム。」と記載。

 店頭の看板は「New York チーズケーキシュー」の表記になっていました。

 ビアードパパのシュークリームは、パイシュー、クッキーシュー、パリブレストなど、シュー皮の種類を選べるものが多いですが、ニューヨークチーズケーキシューはタルト生地を使った皮がデフォルトになっているようです。

 シュー皮は、やや硬め。ドライでサクサク感もあります。前述のとおり、ところどころタルト生地が乗せられていて、このタルト部分は非常に硬め。

 サクサク感というより、ザクザク、カリカリに近い食感。硬めのビスケットのようです。しかし、ドライで軽さもあり、シュー皮が持つサクサク感の延長線上の食感とも言えます。

 味は、香ばしく、小麦っぽさも感じられます。タルト部分は厚みもあり、他の部分にも増して、香ばしさを強く感じます。ほんのりと甘い香りもあり、単体の焼き菓子としても、成立しそうな味です。

 なかに充填されるクリームは、チーズを含んだクリーム。色は白に近い、ごく薄いクリーム色です。

 質感は、やや柔らかめ。やや粘度が低く、水分の多い、なめらかでみずみずしい食感。

 クリームチーズの爽やかな酸味が、前面に出てくる味ですが、甘さも感じます。中庸から、やや弱めぐらいでしょうか。もっと甘さを抑えた味を想像していたので、思ったよりしっかりと感じられる甘みです。

 商品説明に、チーズクリームではなく「チーズケーキクリーム」との記載がありましたが、確かにチーズケーキの甘さと酸味のバランスに近い味わい。

 土台部分がサクサクのタルトになったチーズケーキがありますが、こちらのシュークリームも、なめらかなクリームと、サクサクのシュー皮のバランスが、レアチーズケーキのようにも感じられます。

 僕はシュークリームだけでなく、チーズケーキも好きなんですけど、クリームと皮を楽しむシュークリームの良さと、チーズケーキの味と食感を併せ持つ、バランスの良い一品だと思います。





ビアードパパ 上野ABAB店 「プレミアム芳醇生クリームシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野4-8-4 上野ABAB店内 1F
購入店: ビアードパパ 上野ABAB店
商品名: プレミアム芳醇生クリームシュー
購入日: 2018年12月30日
税込価格: 230円

 ビアードパパ、2018年12月の限定シュークリーム「プレミアム芳醇生クリームシュー」です。

 オフィシャルサイト上の商品紹介ページには「コクのある北海道産純生クリームに、香り高いバニラを加え風味豊かに仕上げました。 口どけの良い上品な味わいをお楽しみください。」と記載されています。

 シュー皮は「パイシュー」と「クッキーシュー」から、選択可能。今回はパイシューを選びました。

 シュー皮はドライで硬め。サクサク感も強め。ビアードパパ定番の安心感のあるクオリティーです。

 味は、香ばしさが強く、小麦っぽさや塩気も感じられます。スタンダードでありながら、しっかりとシュー皮らしい味の感じられるシュー皮です。

 なかに充填されるのは、商品名にもなっているとおり、生クリーム。水分が多く、粘度は低め。とても柔らかい質感のクリームです。

 色は、ほぼ真っ白ですが、ほんのわずかに水色っぽさというか、灰色っぽさというか、色味があります。いずれにしても、注意深く見つめないと気がつかないぐらい、白に近い色です。

 甘さは控えめ。一般的な観点からすると、甘さはほのかに感じる程度。控えめと言って、さしつかえないですが、生クリームにしては、ハッキリと甘さが感じられ、強いと言えるレベルです。

 ただ、甘さ以上に、ミルクの香りが強く、口いっぱいに広がっていきます。さすが商品名に「プレミアム芳醇」を、冠するだけあるな、と納得できる味。

 前述のとおり、生クリームにしては、甘さも強い部類。香りも豊かなので、ひじょうに濃い味に感じます。ですが、しつこさは無く、全体としてはスッキリとした爽やかな味わい。

 この価格帯のシュークリームにしては、ミルクの香りがかなり強いので、苦手な人は苦手かもしれません。

 香ばしさの強い皮とのバランスも良好で、生クリームのミルク感をうまく和らげつつ、香りを引き立てています。

 「プレミアム芳醇生クリームシュー」というだけあって、生クリームはかなり主張が強く、生クリームが主役のシュークリームであるのは間違いありません。

 このシュークリームを食べて、ビアードパパのシュー皮は香ばしさが強いのに、クリームの味をそこなわず、あらためてバランスが良いなぁと思いました。





ビアードパパ 上野ABAB店 「エクレアシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野4-8-4 上野ABAB店内 1F
購入店: ビアードパパ 上野ABAB店
商品名: エクレアシュー
購入日: 2018年12月30日
税込価格: 190円

 ビアードパパで購入した、期間限定の「エクレアシュー」です。

 商品名のとおり、シュー皮の上部がエクレアのように、チョコレートでコーティングされています。

 なかに充填するクリームは、カスタードクリームと、期間限定の芳醇生クリームの2種から選択可能。今回はカスタードを選びました。

 前述のとおり、シュー皮の上からチョコレートがかけられ、エクエアのようにコーティングされています。

 食べるときの温度にもよりますが、チョコレートは硬めのパリッとした食感。味は、思いのほか甘さが控えめで、やや苦味が強いバランス。

 カカオの香りが強いわけではなく、本格的な味というわけでもありませんが、もうすこし甘みの強いミルクチョコレートを想像していたので、意外なバランスでした。

 シュー皮は、同店のパイシューを使用しているようです。ドライな質感で、サクサク感が強く、味にも香ばしさがあります。

 小麦っぽさや、若干の塩気も感じられ、チョコレートに負けず、シュー生地自体の味がハッキリとわかります。

 皮とチョコレートの一体感も良好で、全体として非常にサクサク感が強いです。

 なかに充填されるのは、カスタードクリーム。色は、やや黄色味のある薄いクリーム色。

 粘度は低いですが、固体に近い、安定感のある質感。ほどよく空気を含み、軽さもある食感です。

 甘さはやや控えめですが、ハッキリと感じられます。バニラの香り、卵のコクも、強すぎず弱すぎず。全体として、スッキリとした爽やかな味わい。

 やや苦味の立ったチョコレートとの愛称は良好で、お互いの味を中和しつつ、引き立てあっています。チョコレートの苦味は抑えられ、カスタードの甘みは引き出されるバランスです。

 もともとシュークリームに近い食品のエクレア。カスタードシューの皮を、チョコレートでコーティングしたものを想像していただければ、大体そのとおりの味だと思います。

 ただ、シュークリームらしい皮のサクサク感、たっぷりとしたクリームを持っていて、想定以上にバランスが良いシュークリームとして、成立しています。





ビアードパパ 上野ABAB店 「クッキーシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野4-8-4 上野ABAB店内 1F
購入店: ビアードパパ 上野ABAB店
商品名: クッキーシュー
購入日: 2018年11月25日
税込価格: 190円

 ビアードパパの「クッキーシュー」。いつでも購入できる定番商品のひとつですが、そういえば感想を書いたことが残ったので、レポートします。

 オフィシャルサイト上の商品説明ページには「カリッと食感、香り豊かな濃厚シュー ビアードパパ自慢のサクサクパイシュー生地にカリッとした食感の甘いクッキー生地をトッピング。濃厚な風味が加わったビアードパパもう1つのスタンダードです。」と記載。

 シュー皮は、やや硬め。クッキー生地と言っても、全体がクッキー状に硬くなっているわけではなく、ところどころ表面にクッキーが散りばめられています。

 皮全体もドライでサクサク感がありますが、表面のクッキー部分は特にサクサク感が強め。また、他の部分が軽めの食感なのに対して、クッキー部分は密度が高く、ソリッドでしっかりした食感になっています。

 クッキー部分はカリっ、それ以外の部分はサクっとしていて、食感に多層性があります。

 味は、クッキー部分にほのかな甘さあがあり、全体としては香ばしさが際立っています。小麦の香り、若干の塩気も感じられ、皮単体でも焼き菓子として成立しそうな味です。

 中に充填されるのは、カスタードクリーム。薄めの黄色で、カスタードクリームの平均的な色味と言えます。

 質感は、粘度が高く、やや固め。じっくりと伸びる、クリームらしい質感です。クリームの密度はやや高めですが、水分が多くみずみずしさもあり、冷やして食べると、爽やかさが増します。

 甘さは中庸から、やや強め。はっきりとした甘さを感じますが、バニラの香り、卵のコクも感じられるため、甘さだけが前に出ることはなく、食べやすいバランス。

 クリームの甘さによって皮の香ばしさが際立ち、皮の香ばしさと塩気によって、クリームの甘さが中和される、理想的なバランスのシュークリームと言えます。

 特筆すべきところが多いわけではないのですが、シュークリーム専門店の定番商品だけあって、さすがの完成度と安定感。

 食感と味の両面で、バランスよくまとまったシュークリームだと思います。