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徳島 アグネスカフェ「小柱とキノコのソテーを添えたカレーライス」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-0831 徳島県徳島市寺島本町西1-28 アグネスホテル徳島1F
店名: アグネスカフェ
商品名: カレーランチ (小柱とキノコのソテーを添えたカレーライス)
来店日: 2018年7月23日
価格: 1100円+税

 アグネスホテル徳島内にある、アグネスカフェ。場所は徳島駅から徒歩5分ほど。店名に「カフェ」とあるとおり、同ホテル内にあるペストリーブティックのケーキや、コーヒーなどをいただくことができます。

 ランチタイムには、パスタやカレーなども提供しており、カレーランチをいただきました。カレーライスに、サラダと、コーヒーまたは紅茶が付いてきます。

 まずは、サラダが配膳されました。

 貝が使われているのか、クラムチャウダーのようなコクと香りがあるドレッシング。香りは豊かなのに、野菜の味を引き立てるように、後味はスッキリ。とても美味しいドレッシングです。

 その後、少し時間をおいてから、ルー、ライス、ピクルスが配膳。下の画像のとおり、ルーとライスは別の容器で提供されます。

 定期的にメニューの入れ替えがあるのかは分かりませんが、この日のカレーランチのカレーは「小柱とキノコのソテーを添えたカレーライス」。

 キノコがとても香ばしく、ほどよく弾力性のある食感も残っています。野菜にも、シャキシャキとした食感が残り、これだけでも十分おいしい。小柱からも、しっかりと旨味が閉じ込められています。ライスの上に乗る具材は、いずれも素材の味と食感を活かし、大きな味付けは、なされていません。

 カレールーの粘度は中庸。見た目的にも、ルーの固さ的にも、スタンダードな欧風カレーと言えます。味は、まず甘さが伝わり、その後に旨味やコク、じわじわと辛さが広がっていきます。

 スパイスが前面に出たシャープな辛さではなく、ルーの中で他の味とも溶け込み、じんわりと追いかけてくるような辛さ。ライスの上に乗った野菜の甘みが、ルーの辛さを中和し、全体の味のバランスも良いと思います。

 付け合わせのピクルスも、それぞれシャキッとした食感と、爽やかな酸味と香りがあり、箸休めとして、非常に秀逸。ホテルらしいクオリティのカレーでした。





徳島 カフェブーサン (cafe boosan)「ビーフカレー」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-0832 徳島県徳島市寺島本町東1-11-2 アサイビル1F
店名: カフェブーサン (cafe boosan)
商品名: ビーフカレー
来店日: 2018年7月20日
税込価格: 1300円

 今日は、今週末に徳島でおこなわれるチャットモンチー主催のフェス「こなそんフェス2018」に参加するため、徳島に来ています。

 徳島のご当地グルメと言えば、徳島ラーメンや、地鶏の阿波尾鶏などが有名ですが、徳島でもカレーが食べたい!と思い、こちらのお店を訪問しました。

 訪問したのは、午後6時過ぎ。店名にも「カフェ」と付いているとおり、コーヒーやケーキ、夜にはお酒も提供しています。しかし、メニューを確認すると、それぞれ特徴の異なる6種類のカレーを扱っており、カレーがメインのお店と言って良いでしょう。場所は、徳島駅から徒歩5分ほど。

 店内は落ち着いたバーのような雰囲気で、壁にはレコードのジャケットが飾られ、音楽がちょうど良い音量で流れています。僕が来店したタイミングでは、ドアーズ(The Doors)がかかっていました。

 音楽も含めた、雰囲気を大切にしているお店のようで、店内には「会話の声は控えめにお願いします」という旨の注意が貼ってあります。

 しかし、敷居が高い、小難しいということはなく、店主も知的で穏やかな男性。あくまで、音楽の流れる、ゆったりした空間を大切にしたい、というコンセプトだということでしょう。僕は音楽が好きで、だいたいこういうお店を巡るときは1人なので、まったく問題なし。

 夜も、昼と変わらず6種類のカレーを提供しており、おすすめと書かれていた「ビーフカレー」を選択。メニューには、各カレーの特徴や用いられているスパイスが書かれており、メニュー選びの参考になります。

 同時に注文したコカコーラは、450円。小さなサラダも付いてきました。日替わりなのか、固定なのかは分かりませんが、この日はキャベツと豆を使ったサラダでした。

 お米は、黄色く色づいたサフランライス。ルーは、粘度は高くありませんが、サラサラの質感でもありません。野菜やレンズ豆などが、じっくりとルーの一部になっているようです。

 ルーの味は、欧風カレーのような甘みはなく、キリッとした辛さと、スパイスの香りが前面に出ています。しかし、味が足りないということはなく、スパイスの豊かな香りと共に、最後まで飽きずに食べられます。

 牛肉もじっくりと煮込まれているようで、ホロホロと崩しやすい食感。牛肉の風味は、しっかりと残っており、水分はやや少ないですが、柔らかく、すっと切れます。

 ちなみに、2種類のカレーをあいがけにする「ダブルカレー」というメニューもあり、迷ったときには重宝しそうです。6種類もカレーの種類があるので、また徳島を訪れる機会があったら、ぜひ足を運びたいと思います。





イルローザ そごう徳島店「和三盆シュークリーム」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-8511 徳島県徳島市寺島本町西1-5 そごう徳島店B1F
購入店: イルローザ (IL LOSA) そごう徳島店
商品名: 和三盆シュークリーム
購入日: 2018年7月20日
税込価格: 194円

 徳島の洋菓子メーカー、イルローザ。マンマローザやポテレットなどのお土産用のお菓子が有名ですが、カフェを併設している店鋪もあり、ケーキなどの生菓子も取り扱っています。

 徳島駅前にある百貨店「そごう徳島」にも店舗があり、こちらはカフェ併設で、ケーキやガレットなどがイートインできます。場所は、徳島駅側の地下1階。徳島駅側の階段あるいはエスカレーターで地下に下りると、左手側にあります。地下1階は食品売場になっていますが、フロアに繋がる扉の手前です。

 閉店間際だったために、生菓子はほとんどの商品が売り切れていましたが、「和三盆シュークリーム」はまだショーケース内にあったので、テイクアウトで購入。

 店頭の商品説明および、イルローザのオフィシャルサイト上の商品説明には「毎朝4時から工房で焼きあげる和三盆シュークリーム。 フレッシュバターと新鮮な素材をふんだんに使ったシュー生地は、アーモンドとパールシュガーをあしらいオーブンでゆっくり香ばしく焼きあげます。 和三盆糖と徳島産の牛乳を加えたカスタードクリームをたっぷり詰め込んで、コクがあってなめらかに深みのある上品な味わいです。」と記載。

 シュー皮は、やや硬め。サクサク感があるタイプではなく、やや厚みがあり、密度の高いぎっしりした生地で、パンのようなゴワっとした食感。

 見た目と食感からは、小麦感が前面に出た、塩気も感じるような味を想像しましたが、香ばしさは強めですが、そこまで主張の強い味ではありませんでした。

 上に乗っているパールシュガーの甘みとザクザク感、アーモンドの風味とカリカリ感が、食感と味の両面でアクセント。特にアーモンドの香ばしさが非常に強く、これが皮の味を後景化しているのかもしれません。パールシュガーも粉糖とは違い、随所ではっきりとした甘さを加えています。

 クリームは、側面の穴から充填されています。穴ははっきりと確認できますが、小さめで目立ちません。

 中のクリームは、やや薄いクリーム色のカスタード。質感はやや固めで、粘度が高く、舌の上でじっくりと伸びます。やや粉っぽさも残る、固体に近いところもある食感。

 甘さは中庸から、やや控えめ。甘さは強くはないのですが、コクが強く濃厚で、じっくりと味が伝わってきます。商品名のとおり、和三盆を使用しているとのことで、確かに卵のコクの上に、和三盆の香りが乗り、通常のカスタードクリームとは異なる味わいを生み出しています。

 クリームの見た目的には、普通のカスタードクリームと大差がありませんが、食べてみると思った以上に、和三盆の味が感じられました。そこまで味が濃いというわけではないのですが、前述のとおり深いコクがあり、アクセントの強い個性的な皮にも負けない存在感のクリームです。





パティスリー・コンチャ「おいしいシュークリーム」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-0904 徳島県徳島市新町橋2-27-1
購入店: PATISSERIE CONCHA (パティスリー・コンチャ)
商品名: おいしいシュークリーム
購入日: 2018年7月20日
価格: 180円+税

 今週は、徳島出身のロック・バンド、チャットモンチーの主催フェスに参加するため徳島に来ています。久しぶりの地方遠征です。

 ライブがあるのは土日ですが、前日の金曜日に徳島に入りました。午後3時頃に、徳島阿波おどり空港に到着。そのあとバスで徳島市内に出て、こちらの「パティスリー・コンチャ」へ向かいました。

 場所は徳島駅からだと、駅前の大通りを眉山の方向へ向かいます。徳島駅側から見て、右手に見える「そごう」側の歩道を、眉山の方へまっすぐ10分ほど歩くと、こちらのお店があります。場所は、阿波踊り会館の前。大通り沿いにあり、なおかつ通りの角にあるので、道に迷うことは少ないでしょう。

 オシャレなレンガ作りの外観で、店内も明るく開放的。さらに、厨房が一部ガラス張りになっていて、作業の様子を垣間見ることができます。購入したシュークリームは、ショーケース内にはシュー皮のみ入っており、注文後にクリームを充填してくれるシステムです。また、「心躍るプリン」という商品名のプリンも、注文後にクレームブリュレのように表面をカラメリゼしてくれるとのこと。作業を見せることも、意識しているのかもしれませんね。

 とにかくシュークリームが好きなので、「おいしいシュークリーム」という商品名のシューを2つ購入。店内ショーケース内の商品説明、およびお店のオフィシャルサイト上の商品説明には「毎朝、シュー生地を仕込んでじっくりと時間をかけて焼きこんだ自慢のクッキーシューです。なめらかな味わいのカスタードクリームをたっぷりとお詰めしてお届けします。」と記載。

 前述したとおり、注文後にクリームを詰めてくれます。ホテルに持ち帰り、ゆっくりと味わいました。

 シュー皮は硬め。ペラペラではなく、厚みはそれなりにあるのですが、ドライでサクサク感が強く、非常に軽い食感。商品説明には「クッキーシュー」とありますが、食感はクッキーというよりも、パイ生地のような軽さとサクサク感の強さです。

 味は、香ばしさが前面に出ています。一口食べると、焼き菓子のように香ばしさが口に広がり、粉糖のせいか、ほのかな甘みも追いかけてきます。これは軽めのクッキーとして、単体でも成立しそうな味です。

 クリームは、やや黄色味のある薄いクリーム色のカスタード。充填用の穴は、画像でも確認できるとおり、側面にあります。やや大きめの穴。クリーム中には、バニラビーンズの黒い粒も見えます。かき混ぜ過ぎないように気をつけているのか、あるいは生クリームを少量加えているのか分かりませんが、やや色がマーブル状になっている部分がありました。

 質感は粘度がやや低く、柔らかめ。皮が硬めの質感のため、食べていてこぼれる心配はそれほどありません。なめらかで、重すぎず、ゆったりと伸びる食感。

 味は、甘さ控えめ。バニラの香り、卵のコクはしっかりと感じますが、後味がしつこくなく、すっきりとキレの良い味です。あっさりと言うと、味が薄いという印象を与えるかもしれませんが、味が足りないとは感じません。後味がスッキリで、爽やかで、夏でも食べやすい味です。

 多くのシュークリームは、クリームの味が前面に出てくるバランスを持っていますが、こちらのシュークリームは、皮とクリームの味がほぼ互角です。クリームが皮の香ばしさを引き立て、皮の香ばしさがスッキリとしたクリームと合わさり、ひとつの味を形成する、一体感の強い一品だと言えるでしょう。

 ちなみに、2つ買ったうち1つ目はすぐに食べたのですが、2つ目は冷蔵庫に入れて夜に食べたため、シュー皮の質感が大きく変わっていました。まだサクサク感は残るものの、かなりシナっとしてきていたので、やはり購入後はなるべく早めに食べるべきだな、とあらためて心に刻みました。





カレーの市民アルバ 水道橋店「アルバカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-19-5
店名: カレーの市民アルバ 水道橋店
商品名: アルバカレー
来店日: 2018年7月19日
税込価格: 600円

※ こちらの店舗は2018年10月28日で閉店しています。

 2日連続でカレーを食べてしまいました。今日は「カレーの市民アルバ」。石川県小松市で生まれ、金沢カレーの老舗とのこと。

 現在は、都内にも数店舗を展開。水道橋店は、JR水道橋駅の西口から徒歩1分ほど。駅のすぐ近くで、飲食店が立ち並ぶエリアにあります。食券制で、券売機は店外の入口横に設置されています。

 数あるメニューの中から、最もシンプルな「アルバカレー」を選択。この手の店では「カツカレー」など、なにかしらトッピングするのが基本なのでしょうが、僕は比較的に少食なので、食べ切れなくなってしまうことがあるんですよね。なので、カレーの味も確認しやすいですし、トッピングなしのベーシックなメニューにしました。

 

 画像のとおり、ご飯とルーを半分に分けるタイプではなく、ご飯の上に満遍なくルーをかけるスタイル。皿の左側には、千切りのキャベツが添えられています。スプーンは最初から皿に差し込まれた、画像の状態で配膳されました。先端がカレーに刺さっているため見えませんが、スプーンの先端部分がフォークのように割れています。ちなみにコーラなどのソフト・ドリンクは150円でした。

 ルーは色も濃いですが、粘度も高く、しっかりとした質感。こういうしっかり系の質感だったので、しょっぱい味付けなのではと想像していましたが、一口目はしょっぱさでも辛味でもなく、コクを感じる味。

 その後、辛さが追いかけてきます。欧風カレーのような甘みも若干感じますが、はっきりとした味よりも、コクの深さが前面に出た味です。食べ進めていると、より辛さを安定的に感じるようになります。

 トッピングなしのシンプルな「アルバカレー」ですが、ルーにはところどころ牛肉が入っています。牛肉が入っているのを認識したからというわけではありませんが、確かにコクの中には、ビーフの香りも含まれています。

 卓上には、キャベツやトッピング用と思われる、ソース、ケチャップ、マヨネーズらしきものも設置してあったので、これらを使うと、また違った味わいが生まれるでしょう。トッピングをがっつり乗せて、ソースなどを足しながら、味を変えていくのも楽しそうです。

 定食屋やチェーン店のドロドロ系のカレーには、しょっぱい味付けのカレーが多いですが、こちらのカレーはコクを活かした、控えめな味でした。味が薄い、物足りない、という意味ではありません。コクの中に辛味や甘みが溶け込んでいて、はっきりとした味が主張してくるわけではないのに、濃厚な味わいでした。