カレーの市民アルバ 水道橋店「アルバカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-19-5
店名: カレーの市民アルバ 水道橋店
商品名: アルバカレー
来店日: 2018年7月19日
税込価格: 600円

※ こちらの店舗は2018年10月28日で閉店しています。

 2日連続でカレーを食べてしまいました。今日は「カレーの市民アルバ」。石川県小松市で生まれ、金沢カレーの老舗とのこと。

 現在は、都内にも数店舗を展開。水道橋店は、JR水道橋駅の西口から徒歩1分ほど。駅のすぐ近くで、飲食店が立ち並ぶエリアにあります。食券制で、券売機は店外の入口横に設置されています。

 数あるメニューの中から、最もシンプルな「アルバカレー」を選択。この手の店では「カツカレー」など、なにかしらトッピングするのが基本なのでしょうが、僕は比較的に少食なので、食べ切れなくなってしまうことがあるんですよね。なので、カレーの味も確認しやすいですし、トッピングなしのベーシックなメニューにしました。

 

 画像のとおり、ご飯とルーを半分に分けるタイプではなく、ご飯の上に満遍なくルーをかけるスタイル。皿の左側には、千切りのキャベツが添えられています。スプーンは最初から皿に差し込まれた、画像の状態で配膳されました。先端がカレーに刺さっているため見えませんが、スプーンの先端部分がフォークのように割れています。ちなみにコーラなどのソフト・ドリンクは150円でした。

 ルーは色も濃いですが、粘度も高く、しっかりとした質感。こういうしっかり系の質感だったので、しょっぱい味付けなのではと想像していましたが、一口目はしょっぱさでも辛味でもなく、コクを感じる味。

 その後、辛さが追いかけてきます。欧風カレーのような甘みも若干感じますが、はっきりとした味よりも、コクの深さが前面に出た味です。食べ進めていると、より辛さを安定的に感じるようになります。

 トッピングなしのシンプルな「アルバカレー」ですが、ルーにはところどころ牛肉が入っています。牛肉が入っているのを認識したからというわけではありませんが、確かにコクの中には、ビーフの香りも含まれています。

 卓上には、キャベツやトッピング用と思われる、ソース、ケチャップ、マヨネーズらしきものも設置してあったので、これらを使うと、また違った味わいが生まれるでしょう。トッピングをがっつり乗せて、ソースなどを足しながら、味を変えていくのも楽しそうです。

 定食屋やチェーン店のドロドロ系のカレーには、しょっぱい味付けのカレーが多いですが、こちらのカレーはコクを活かした、控えめな味でした。味が薄い、物足りない、という意味ではありません。コクの中に辛味や甘みが溶け込んでいて、はっきりとした味が主張してくるわけではないのに、濃厚な味わいでした。