セブンイレブン「ダブルクリームのセブンシュー」


購入店: セブンイレブン
商品名: ダブルクリームのセブンシュー
購入日: 2018年9月8日
税込価格: 140円

製造者: 株式会社デリカシェフ 大宮工場
カロリー: 281kcal

 以前、購入した「ダブルクリームのカスタード&ホイップシュー」の後継商品なのでしょうか。確認したところ製造者は違いましたが、方向性は近い商品でしょう。

 「ダブルクリームのセブンシュー」という商品名のとおり、ホイップクリームとカスタードクリームの2種類のクリームが入ったシュークリームです。

 シュー皮は柔らかめ。コンビニやスーパーのシュークリームの平均的な質感。味にも質感にも、特筆すべき特徴はありませんが、ややドライで、香ばしさが感じやすいです。

 クリーム充填用の穴は、上部にひとつ空いています。中に入るクリームは、前述のとおりホイップクリームとカスタードクリームの2種。カスタードが下、その上にホイップクリームが載る、2層構造。

 カスタードクリームは、柔らかく、とろりとした質感。色は、鮮やかな黄色。密度はやや高めで、水分を多く含み、食べていて、ややこぼれやすいです。包装袋にも「クリームがとても柔らかいのでこぼれない様に注意してお召し上がりください。」と記載あり。

 甘さはやや強め。バニラの香り、ミルク感も強く、コンビニシューにしては濃厚な味。卵のコクも感じられ、味の奥行きがあります。しかし、水分の多さからか、キリッと冷やして食べるとみずみずしさが際立ち、しつこさは感じませんでした。人によっては、重いと感じるかもしれません。

 ホイップクリームは、カスタードに比べれば密度が低く、軽め。ですが、空気よりも、水分を多く含み、フワッとした軽さはありません。こちらもカスタードと同じく、みずみずしさが前面に出た質感。

 甘さは控えめ。ほんのりとした甘さと並んで、ミルクの香りが漂います。ただ、ミルクの香りも強くはなく、全体としてアッサリした味。濃厚なカスタードとのバランスを、考えた上での味でしょう。

 2種類のクリームを用いたシュークリームは、コンビニやスーパーでよく見かけますが、この「ダブルクリームのセブンシュー」は、その中でもかなり高いクオリティを備えた一品。バランスも完成度も良いです。

 包装袋には「エグロワイヤル使用」「北海道産クリーム使用」と記載され、素材にもこだわっているようです。

 コンビニ各社の中で、セブンイレブンのシュークリームが、コンビニ各社の中で、個人的には気に入るシュークリームが多いかなぁ。手軽に買えるシュークリームで、ある程度のクオリティを提供していただけるのは、本当に助かります。





セブンイレブン「宮崎紅のさつまいもこ」


購入店: セブンイレブン
商品名: 宮崎紅のさつまいもこ
購入日: 2018年9月8日
税込価格: 140円

製造者: 株式会社デリカシェフ 大宮工場
カロリー: 211kcal

 セブンイレブンの「もこ」という名称のついたシリーズのシュークリームです。

 これまでにも、たびたび購入していますが、見た目はシュークリームですが、食感はかなり特異。シュークリームと呼ぶべきなのか迷うところですが、以前購入した同シリーズの個包装袋に、たびたび「シュークリーム」「シュー皮」と記載されていました。

 ビアードパパの「SHIRO」や、セブンイレブン「もちぷにゃ」、ローソン「もちぷよ」など、近年はモチモチ食感のスイーツが増加傾向にありますが、もこシリーズもその一例。

 今回、購入したのは「宮崎紅のさつまいもこ」。その名のとおり、宮崎県のブランド芋「宮崎紅」が使用されています。今、気がつきましたけど、商品名は「さつまいも」と「もこ」がかかってるんですね。

 シュー皮は柔らかめ。画像のとおり、薄い紫色をしていて、見た目においてもサツマイモを表現しているようです。

 質感は、通常のシュー皮とは異なり、もっちりとした食感。厚みはありませんが、密度が高く、弾力性があり、噛みごたえがあります。

 ハッキリとした味はありませんが、若干の香ばしさ、生地自体の香りは感じられます。香ばしさと言っても、焼き菓子のような香りではなく、生地自体に含まれるであろう小麦などの香り。質感がしっかりしているためか、通常のシュー皮よりも素材感が強め。

 また、見た目によるプラシーボ効果もあるのかもしれませんが、サツマイモの皮のような香ばしさや香りも感じられました。

 中に入るクリームは、さつまいもクリーム。色は黄色く、見た目的にはカスタードクリームと変わりません。

 固めのクリームですが、粘度が高い濃厚なクリームというより、固体に近い質感。密度は高くなく、適度な軽さがありますが、プリンのような質感と言っても良いでしょう。

 甘さは中庸。カスタードクリームであれば、バニラやミルクの香りが口に広がりますが、サツマイモの香りが前面に出てくる味。香りと甘さの質が、本物のサツマイモを彷彿とさせます。サツマイモの香りによって、甘さがスッキリと感じられ、しつこさは感じません。

 もっちりした皮と共に、かなりサツマイモ感の強いシュークリームです。サツマイモの味を再現しようとしているのかは分かりませんが、コンビニの100円台のスイーツにしては、再現度は高め。

 見た目も含めて、面白い商品だなと思います。





麻布茶房 アトレ上野店「抹茶ババロアあんみつパフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野7-1-1 アトレ上野2F
購入店: 麻布茶房 (AZABUSABO) アトレ上野店
商品名: 抹茶ババロアあんみつパフェ
購入日: 2018年9月4日
税込価格: 1090円

 和風甘味喫茶「麻布茶房」のアトレ上野内にある店舗に行ってきました。

 店名に「麻布」と付いていますが、2018年9月現在、麻布には店舗なし。店名は、1979年に南麻布にオープンしたことに由来するようです。

 アトレ上野店の場所は、アトレ上野 EASTの2階。隣はカレーうどんの「古奈屋」、向かいは洋食の「つばめグリル」。中央改札を出て、エスカレーターで2階に上がるのが、最もスムーズな経路でしょう。

 メニューは、あんみつやパフェなど甘味の他に、焼そば等の食事もあり。また、夏季限定のかき氷もありました。

 甘味には、全てのメニューにドリンクが付いており、不要な場合は100円引きになります。「抹茶ババロアあんみつパフェ」と「アイス抹茶」を選択。

 しばらく待つと、パフェとドリンクが同じお盆で運ばれてきました。

 パフェの構成は上から、ソフトクリーム、求肥、各種フルーツと栗、抹茶ババロア、小豆餡、みつ豆と寒天、抹茶。ざっと説明すると、上部はソフトクリームを中心にしたパフェ、グラスの下部はあんみつになっています。

 ソフトクリームは、甘さはやや控えめ。ミルク感も弱めで、比較的あっさりした味。ソフトクリームを囲むように、グラスのフチに沿って、求肥やフルーツ、ババロアが並んでいます。

 ピンクと黄緑の求肥は、もっちりとして、柔らかめの食感。甘さはかなり控えめで、わずかに優しい甘さを感じます。このパフェの中では、味というよりも、食感のアクセントになっています。

 サクランボは、喫茶店のパフェやクリームソーダによく飾られているような、シロップ漬け。甘さは強め。黄桃もシロップ漬けになったもので、こちらもハッキリとした甘さがあります。さらに栗の甘露煮が載り、こちらも甘さはやや強め。それぞれ分かりやすい甘さを持っており、ソフトクリームのさっぱりとした甘さとのバランスは良好です。

 各種フルーツの中でアクセントになっているのが、あんずのコンポート。甘さに加えて、適度に酸味もあり、他のフルーツとソフトクリームの甘さを中和し、全体をキリッと引き締めます。

 抹茶のババロアは甘さ控えめ…というより、ほとんど甘さはありません。抹茶の香りが前面に出た味で、ほどよい苦味も有り。ソフトクリームの甘さによって、さらに香りと心地よい苦味が引き立ちます。

 ソフトクリームの下には小豆餡が入り、こちらは甘さはやや強め。あんこにしては中庸な甘さだと思いますが、ババロアやソフトクリームと比較すると、相対的に甘さが強く、一緒に食べ進むと、良いバランスになります。

 小豆餡の下には、みつ豆と寒天が入り、後半は完全にあんみつです。ただ、抹茶も注がれているらしく、甘さ控えめで、あまり蜜の甘さは感じません。小豆餡とソフトクリームをある程度残し、一緒に食べ進むと、良いバランスになるでしょう。

 ババロアは美味しいけど、他は比較的スタンダードかなぁ、という印象です。コスパも価格なりでしょうか。

 店内は広々としていて、居心地はいいんですけども、なんとなく無理やりゴージャス感を出そうとしているというか、内装に若干のハリボテ感を感じてしまいました(笑)





カレーショップ C&C 秋葉原店「欧風仕立てビーフカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-24 GATO 秋葉原ビル1階
店名: カレーショップ C&C 秋葉原店
商品名: 欧風仕立てビーフカレー
来店日: 2018年9月4日
税込価格: 590円

 一昨日も来たんですけど、なかなか良かったので、今週2回目のC&Cです。基本となるカレーはポークカレーで、黄色味があり、粘度も高い日本風のカレーライスですが、メニューに「欧風仕立てビーフカレー」があるのを前回見ていたので、今日はそれを注文。

 カレーの中では欧風カレーが最も好きなので、どんなクオリティのカレーが出てくるか、期待して待ちます。

 特にトッピングを追加していないので、着席して店員に食券を渡したあと、1分もしないうちに出てきました。

 色は同店のポークカレーと比較すると、黒っぽく、確かに見た目は欧風です。画像のとおり、ライスの上にフライドオニオンが載っています。

 ルーの粘度は、欧風カレーにしてはやや高め。同店のポークカレーと同じぐらいでしょうか。具は、小さめに切られた牛肉と、玉ねぎが確認できます。

 一口食べると、やや甘め。その後すぐに、辛味が追いかけてきます。スパイスを使用しているのが分かる、キリッとした辛さ。何口か食べ進めると、旨味やコクも感じられます。

 欧風カレーは、一口目の甘さが強く、その後に辛さや旨味が続くものが多いですが、こちらのカレーも基本的にはそのようなバランスの味。専門店のカレー、例えばボンディやガヴィアルに比べると甘さは弱めで、辛さの立ち上がりが速く、甘さの後すぐに辛味が伝わります。

 また、辛さの質も、スパイスを使っていることは分かるのですが、やや単調。種類と量が、豊富ではないのだろうな、と想像します。ただ、価格を考えれば致し方ないこと。カレーの具材の中でもスパイスは高価ですから、基本的には価格と使用するスパイスの量は、比例しているはず。

 具の牛肉はトロトロに煮込まれ、小さいものの牛の旨味や香りが感じられます。細く切られた玉ねぎも、食べていて直接的に伝わる味はないものの、全体の甘さに貢献しているのでしょう。

 前述のフライドオニオンは、香ばしく、食感には硬さがあります。揚げ立てではないので、サクサク、パリパリではありませんが、適度な噛みごたえがあり、そのままライスと共に食べても、ルーに溶かすように食べても、良いアクセント。

 味の深みやコクは、専門店には及ばないものの、590円という価格を考えると、コスパは非常に良いです。1000円以下のチェーン系のカレー屋で、あまり欧風カレーって無いので、手軽にこのクオリティのカレーが食べられるのはありがたい。

 それとチェーン系のカレー屋や、食堂のカレーって、塩気が強いことが多いのですが、このカレーはしょっぱさを抑えてあるところも良いです。個人的には、手軽に欧風カレーが食べたい時の有力な候補になります。





キャトル 秋葉原店「白桃パフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-17-6 アトレ秋葉原1-1F
購入店: キャトル 秋葉原店
商品名: 白桃パフェ
購入日: 2018年9月3日
税込価格: 540円

 目黒区柿の木坂に本店がある、フランス菓子キャトル(Patisserie Francaise Quatre)。アトレ秋葉原内にある店舗で、「シュークリーム」と、季節限定の「白桃パフェ」を購入しました。この記事は「白桃パフェ」の感想です。

 店頭ショーケース内の商品説明には「白桃のふんわり軽いムース みずみずしい白桃ゼリー」と記載。

 パフェの構成は上から、生クリーム、白桃のコンポート、白桃ゼリー、白桃ムース、白桃ゼリー、白桃のコンポート。てっぺんに載っているのは、リンゴンベリーとその葉っぱでしょうか。赤い実は、キリッとした酸味がありました。

 生クリームは、甘さ控えめ。ミルク感も控えめで、あっさりした味。空気よりも、水分を多く含んだ、柔らかい質感。あっさりした味のため、前述のリンゴンベリーの酸味が、良いアクセントになっています。

 生クリームのまわりを囲うように、小さくカットされた桃のコンポートが添えられています。甘さは強め。ただ、桃の香りと香りが残り、甘さがそれを引き立てるようなバランスのため、しつこくは感じません。あっさりとした生クリームとの相性も良好。

 白桃ゼリーは、甘さがかなり控えめ。桃の香りが前面に出た、爽やかな味。

 白桃ムースも、甘さ控えめ。それなりに空気を含み、軽さはありますが、ムースにしては比較的みずみずしい食感。桃の香りがほのかに漂い、チーズケーキかヨーグルトのような、優しい酸味のある味です。

 ムースの下には、ゼリーとコンポートが再び入ります。

 桃の果実を使った専門店のパフェとは別物ですが、桃の香りがそれなりに感じられますし、テイクアウト用のケーキとしては、十分なクオリティだと思います。