ローソン「安納芋あん&ホイップの和風パイシュー」


購入店: ローソン
商品名: 安納芋あん&ホイップの和風パイシュー
購入日: 2018年9月15日
税込価格: 180円

製造者: 山崎製パン株式会社
カロリー: 284kcal

 ローソンで購入した「安納芋あん&ホイップの和風パイシュー」。パイ生地を使った和風のシュークリームは、ローソンでたびたび発売されています。

 オフィシャルサイト上の商品説明には「パイ生地をシュー生地の上にのせて焼き上げ、安納芋を使用したあんとホイップクリームを詰めました。和洋折衷の味わいに仕上げたサクサク食感の和風パイシューです。」と記載。

 ここ最近、セブンイレブンとファミリーマートでも、それぞれサツマイモを用いたシュークリームが発売。そろそろ秋が近づき、旬な季節だということですね。

 シュー皮は、表面はやや硬め。パイ生地特有のサクサク感があります。通常の硬めのシュー皮のようなザックリ感や、クッキー生地のようなサクサク感ではなく、パイ生地らしく軽いサクサク感。

 味は香ばしさが前面に出ていて、生地自体の香りと、若干の塩気も感じられます。パイ生地はレイヤー状になっているため、平均的なコンビニのシュー皮よりも、味を感じやすいこともあるでしょう。

 クリーム充填用の穴は、上部にひとつ空いています。中に入るのは、商品名のとおり、安納芋あんとホイップクリーム。包装袋に印刷された断面図のように、中心部に安納芋のあん、それを取り囲むようにホイップクリームが充填されています。ゆでたまごの黄身と白身のような構造。包装袋の断面図よりも、実際は安納芋あんの比率が大きく感じました。

 安納芋あんは、甘さは強め。色はオレンジがかった黄色。クリームではなく、あんこのため、クリームのようななめらかさではなく、粒が大きく、ねっとりした質感。安納芋の味も感じられますし、質感にも若干の芋感があります。

 あんを囲むホイップクリームは、柔らかく、空気を多く含み、軽い食感。甘さはかなり控えめ。というより、ほとんど甘さは無いと言っていいです。ミルク感も薄く、あっさりした味。前述のとおり、安納芋あんがハッキリとした甘さを持っているため、甘味を中和するのに、良いバランスだと思います。

 山崎製パンのパンには、あまり良い印象がなく、正直おいしいとは思わないのですが、ローソンの和風パイシューのシリーズは、なかなか美味しいです。





ファミリーマート「安納芋のシュークリーム」


購入店: ファミリーマート
商品名: 安納芋のシュークリーム
購入日: 2018年9月13日
税込価格: 140円

製造者: ヨネザワ製菓株式会社
カロリー: 188kcal

 ファミリーマートで今週発売になった「安納芋のシュークリーム」です。先日は、セブンイレブンでも「宮崎紅のさつまいもこ」が発売されていました。そろそろサツマイモが旬の季節だということでしょう。

 オフィシャルサイト上の商品紹介ページには「種子島産安納芋を使用したシュークリームです。紫色のシュー生地でさつまいもイメージしました。」と記載されていました。

 ご覧のとおり、シュー皮が深い紫色をしていて、ルックス的にもサツマイモを意識しているようです。

 シュー皮は、基本的には柔らかめ。弾力性のあるモチモチした食感で、かなり噛みごたえがあります。内側は、表面よりも硬め。ですが、サクサク感やパリパリ感のある食感ではなく、表面と同じくしっかりした食感。

 それほど厚みはありませんが、密度が高く、みっちりしていて、平均的なコンビニのシュークリームの皮とは、一線を画した質感。

 シュー生地にも安納芋が使用されているのか、芋の皮らしい味と香ばしさが感じられます。クリームがつかないよう、シュー皮のみを食べてみると、その味がわかるはず。

 中のクリームは、包装袋に記載があるとおり、安納芋を使ったクリームです。クリーム充填用の穴は、皮の上部に有り。

 クリームの色は、かなり黄色味の強いクリーム色。ほぼ黄色と言っていい色です。一見すると、カスタードクリーム。

 質感は固め。粘度の高いねっとりとした食感ではなく、プリンのような固体に近い食感。内部には、やや粉っぽいと言うべきか、クリームよりもプリンに近い質感の部分がありました。

 甘さは控えめ。サツマイモの香りが強く、甘さの質もサツマイモに近いです。香りの豊かさが甘さを引き立て、本物のサツマイモに近い、穏やかな甘さを演出。甘さはハッキリと感じるのですが、しつこさはありません。

 皮の香りとも相まって、サツマイモの味の再現度はかなり高め。単体で食べると、若干の違和感のあったモチモチしたシュー皮も、クリームと共に食べると、そのしっかりした食感が、サツマイモ感をますます強めています。

 包装袋に「種子島産 安納芋使用」との記載もありますが、素材にもこだわっているのでしょう。サツマイモの味の再現度も高く、コンビニのスイーツとしてのクオリティも、かなり高い部類に入ります。





松屋 水道橋店「ビーフカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-7-13 三大ビル
店名: 松屋 水道橋店
商品名: ビーフカレー
来店日: 2018年9月12日
税込価格: 500円

 牛丼チェーンの松屋。オリジナルカレーは終日販売されていますが、店舗限定、11時から17時までの時間限定で「ビーフカレー」も販売されています。

 あまり牛丼屋で、カレーやその他のメニューは食べないのですが、どの程度のクオリティなのか気になり、食べてみました。

 足を運んだのは、水道橋店。場所は、JR水道橋駅の西口から、徒歩1〜2分。西口の改札を出たら、左側に進むと、目の前の通りが水道橋西通りです。横断歩道を渡って、通りの向かい側へ。水道橋西通りを、神保町・専修大学方面へしばらく歩くと、右側にあります。

 松屋には、ビーフカレー以外にも、オリジナルカレー、ハンバーグカレー、カレギュウなどのカレーメニューがあります。

 他のメニューは終日提供しているのに、ビーフカレーは11時から17時の間のみの販売。ハッキリとした理由は分かりませんが、オペレーションが特殊なのでしょうか。

 店員に食券を渡すと、ほとんど待たずに、牛丼と同じぐらいのタイミングで提供されました。

 画像のとおり、味噌汁も付いてきます。光の加減によって、だいぶ色の印象が変わりますが、ルーは黒っぽい色。わずかに赤味も感じられます。

 なんとなく、日本風のカレーらしい粘度の高さを想像していましたが、トロミも無く、思ったより粘度は低め。ただただ、サラサラの質感というわけでもなく、具材が溶け込んだような、固体っぽさがあります。

 あと、画像からも分かりますが、見た目からして油が多めなのが、ちょっと気になりました。牛肉から溶け出た油分なのかもしれませんが…。

 味は、かなり塩気が強く、一口目にまずしょっぱさが伝わります。欧風のビーフカレーのような甘みはありません。辛さは中庸ですが、しょっぱさが前面に出た味のため、相乗効果で辛味も強めに感じます。ご飯が進む味と言えば、ご飯が進む味。

 具は、牛肉と玉ねぎ。牛肉は、牛丼の具と同じような切り落としです。ただ「カレギュウ」に盛られる肉のように、牛丼の味付けの肉をそのまま入れているわけではありません。別途にカレーに加えられ、煮込み風になっているようです。

 牛肉の味はわずかに感じられるのですが、なんせルーの塩気が強く、完全に負けて奥に隠れてしまいます。玉ねぎも、食感はアクセントになりますが、甘みや香りは全く感じられません。

 松屋の他のカレーメニューが同じルーを使っているのかは分かりませんが、もし同じものを使っているのだとしたら、個人的にはやっぱり牛めしを頼むかな…と思います。

 牛肉の量は多く、500円という価格にしては、コスパは悪くないです。しかし、何度も書きますが、とにかく塩気が強過ぎ。

 ただ、最近はしょっぱさの強いカレーが減ってきているので、この味付けが気にいる方もいるのでしょう。気が向いたら、「オリジナルカレー」を食べて、ルーの違いを確認してみます。





ゴーゴーカレー 水道橋西口店「ロースカツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3−4 横山ビル1F
店名: ゴーゴーカレー 水道橋西口店
商品名: ロースカツカレー (エコノミークラス)
来店日: 2018年9月11日
税込価格: 680円 (ゴーゴータイム価格)

 金沢発のカレーチェーン、ゴーゴーカレー。粘度の高いドロッとしたルーに、ライスの上に盛られる千切りキャベツ、ステンレス製の皿などが特徴の金沢カレーを、提供しています。

 最近は全国的に出店を増やし、都内でもよく目にします。今日は水道橋にある店舗へ。

 場所は、JR水道橋駅の西口から、徒歩2〜3分。西口を出て、目の前の水道橋西通りを神保町・専修大学方面へしばらく進み、右手側にあります。

 注文したのは「ロースカツカレー」。店舗によっては「ゴーゴータイム」なるタイム・サービスをおこなっており、水道橋店も対象店舗。開店から17:55まで、ロースカツカレーとチキンカツカレーが、各サイズとも100円引きになっています。

 サイズは、ヘルシークラス、エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスと、ヘルシークラス以外は飛行機の席種がモチーフになっているようです。

 入店した時間帯とタイミングにもよるのでしょうが、カツは注文後に揚げ始めるため、しばらく待ちました。

 画像のとおり、ライス全体を覆うようにルーがかけられ、その上にロースカツとキャベツが載ります。カツの上からは、あらかじめソースがかけられています。

 黒っぽく、粘度が非常に高いルー。日本風のカレーライスには、トロみや粘度の強いものが多いですが、それにしても固めの質感です。

 味はピリッとした辛さとコクが、一口目に伝わります。欧風カレー的な甘みはありません。「味が薄い」と言うと語弊がありますが、濃い色の見た目とは反対に、思いのほか辛さや塩気は控えめ。その代わりに、独特のコクというのか、深みのある重たい味をしています。

 なかなか言葉で説明するのは難しいのですが、辛さやしょっぱさのような直接的な味はあまり感じず、香りとも違う、奥から伝わるコクのようなものが、味の中心にあります。薄い味でも濃い味でもないけど、存在感があり、キャベツで中和しても薄くならないバランス。

 辛さは、前述のとおりスパイスらしい刺激あり。鼻からも、スパイスらしい香りが抜けていきます。さすがにインド系のスパイスカレーのような多様な香りではありませんが、スパイスを使用していることは、十分にわかる味。

 カツは、硬めのカリッとした衣をまとっています。個人的には硬めのカラッと揚がった衣が好きなので、この質感はかなり好み。サイズも十分な大きさです。

 豚肉の火の入り具合は、レアに近い状態で、ピンクから白に変わったばかりのような質感でした。肉質は硬めで、しっかりした食感。豚の香りが濃く、人によってはクセが強い味と、感じるかもしれません。僕はむしろ、豚らしい香りが強く、美味しいと感じました。

 火の入れ方と肉質については、個体差と調理する人によるバラつきもあるでしょう。

 また、あらかじめ上からソースがかかっていますが、やや辛めのハッキリした味のソースで、カレーの味にも負けず、良いアクセントになっていました。

 量とクオリティ共に良いと思いますが、人によっては、ややルーが足りなくなるかもと思いました。水道橋西口店では「ルー増し」を200円、「ルー増しハーフ」を100円で提供しています。

 680円という価格を考えると、コスパはかなり良好。カツの質とサイズにも文句がありませんし、ライスの量も十分です。





神保町 ペルソナ「ビーフカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 神保町
住所: 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-28-9 松本ビル2階
店名: 欧風カレー専門店 ペルソナ (Persona)
商品名: ビーフカレー
来店日: 2018年9月10日
税込価格: 1200円

 有名カレー店が多く、カレー激戦区とも言われる神保町界隈。その中から、今日は欧風カレーの「ペルソナ」に行ってきました。

 場所は、地下鉄・神保町駅のA5出口から、徒歩3分程度。靖国通りと白山通りが交差するところの近くです。A5出口から、靖国通りを御茶ノ水方面へ進み、タコベルの角を左折。しばらく歩き、右手側のビルの2階です。

 JR御茶ノ水駅、JR水道橋駅からも、それぞれ徒歩10分ちょっとでたどり着けます。

 店内は、古き良き喫茶店のような雰囲気。重厚で歴史を感じますが、敷居の高さは感じません。よく学生に間違われる僕が入店しても、浮くことはありませんでした(笑)

 メニューは、ビーフ、チキン、ポークなど各種あります。プレーンカレーは1000円。それ以外のカレーは1200円で、具を複数選べるダブルミックスカレーとトリプルミックスカレーは、それぞれ1300円と1400円。さらにトッピングや大盛りなどがあります。

 辛さは、甘口、中辛、辛口、甘特、特辛、激辛の6種類から選択可能。今回は、ビーフカレーを中辛で注文しました。

 数分でカレーが到着。神保町の欧風カレー屋では定番の、蒸かしたジャガイモも付いてきます。

 ルーの色は光の加減によって、だいぶ色味が変わって見えますが、実際はもう少し茶色っぽく見えました。ライスには、うっすらとチーズがかかっています。

 まず、ルーを一口食べると、欧風カレー特有の甘さが口に広がります。その後に辛味としょっぱさが続きます。甘みと辛さには一体感があり、甘さの後にすぐ辛さが伝わってきます。

 甘さ、辛さ、しょっぱさ、それぞれが、かなりハッキリと感じられる味。中辛でお願いしましたが、辛さもやや強め。同じ神保町界隈のボンディ、ガヴィアルと比較して、最も刺激的な辛さです。

 旨味とコクもあり、多様な味が分離することなく混じり合う、理想的な欧風カレーの味。スパイスの香り、スパイスらしいキレのある辛さも感じられます。

 ルーの質感は、やや粘度が高め。欧風カレーの平均的な質感の範疇ですが、日本風のカレーライスを彷彿とさせる、トロみがあります。

 具の牛肉は、ちょうど一口でも食べやすいサイズのものが5〜6個。ほどよく煮込まれ、噛むとスジがホロホロとほどけていきますが、肉らしい噛みごたえも残っています。牛肉の香りも残り、ルーの味を引き立てます。

 お気に入りの欧風カレー屋のひとつです。先ほども引き合いに出したボンディとガヴィアルも、同じくお気に入り。

 この3者を比較すると、甘さの強いマイルドなガヴィアル、コクと旨味がじんわりと伝わるボンディ、甘さと辛味が共に強いペルソナ、といった感じでしょうか。方向性は近いのですが、三者三様でどのお店も美味しいです。

 ペルソナにはトッピングに「特製マヨネーズ」(¥100)があるのですが、こちらもオススメ! マヨネーズが好きな方は、ぜひ試してみてください。