ゴーゴーカレー 水道橋西口店「ロースカツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3−4 横山ビル1F
店名: ゴーゴーカレー 水道橋西口店
商品名: ロースカツカレー (エコノミークラス)
来店日: 2018年9月11日
税込価格: 680円 (ゴーゴータイム価格)

 金沢発のカレーチェーン、ゴーゴーカレー。粘度の高いドロッとしたルーに、ライスの上に盛られる千切りキャベツ、ステンレス製の皿などが特徴の金沢カレーを、提供しています。

 最近は全国的に出店を増やし、都内でもよく目にします。今日は水道橋にある店舗へ。

 場所は、JR水道橋駅の西口から、徒歩2〜3分。西口を出て、目の前の水道橋西通りを神保町・専修大学方面へしばらく進み、右手側にあります。

 注文したのは「ロースカツカレー」。店舗によっては「ゴーゴータイム」なるタイム・サービスをおこなっており、水道橋店も対象店舗。開店から17:55まで、ロースカツカレーとチキンカツカレーが、各サイズとも100円引きになっています。

 サイズは、ヘルシークラス、エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスと、ヘルシークラス以外は飛行機の席種がモチーフになっているようです。

 入店した時間帯とタイミングにもよるのでしょうが、カツは注文後に揚げ始めるため、しばらく待ちました。

 画像のとおり、ライス全体を覆うようにルーがかけられ、その上にロースカツとキャベツが載ります。カツの上からは、あらかじめソースがかけられています。

 黒っぽく、粘度が非常に高いルー。日本風のカレーライスには、トロみや粘度の強いものが多いですが、それにしても固めの質感です。

 味はピリッとした辛さとコクが、一口目に伝わります。欧風カレー的な甘みはありません。「味が薄い」と言うと語弊がありますが、濃い色の見た目とは反対に、思いのほか辛さや塩気は控えめ。その代わりに、独特のコクというのか、深みのある重たい味をしています。

 なかなか言葉で説明するのは難しいのですが、辛さやしょっぱさのような直接的な味はあまり感じず、香りとも違う、奥から伝わるコクのようなものが、味の中心にあります。薄い味でも濃い味でもないけど、存在感があり、キャベツで中和しても薄くならないバランス。

 辛さは、前述のとおりスパイスらしい刺激あり。鼻からも、スパイスらしい香りが抜けていきます。さすがにインド系のスパイスカレーのような多様な香りではありませんが、スパイスを使用していることは、十分にわかる味。

 カツは、硬めのカリッとした衣をまとっています。個人的には硬めのカラッと揚がった衣が好きなので、この質感はかなり好み。サイズも十分な大きさです。

 豚肉の火の入り具合は、レアに近い状態で、ピンクから白に変わったばかりのような質感でした。肉質は硬めで、しっかりした食感。豚の香りが濃く、人によってはクセが強い味と、感じるかもしれません。僕はむしろ、豚らしい香りが強く、美味しいと感じました。

 火の入れ方と肉質については、個体差と調理する人によるバラつきもあるでしょう。

 また、あらかじめ上からソースがかかっていますが、やや辛めのハッキリした味のソースで、カレーの味にも負けず、良いアクセントになっていました。

 量とクオリティ共に良いと思いますが、人によっては、ややルーが足りなくなるかもと思いました。水道橋西口店では「ルー増し」を200円、「ルー増しハーフ」を100円で提供しています。

 680円という価格を考えると、コスパはかなり良好。カツの質とサイズにも文句がありませんし、ライスの量も十分です。