松屋 水道橋店「ビーフカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-7-13 三大ビル
店名: 松屋 水道橋店
商品名: ビーフカレー
来店日: 2018年9月12日
税込価格: 500円

 牛丼チェーンの松屋。オリジナルカレーは終日販売されていますが、店舗限定、11時から17時までの時間限定で「ビーフカレー」も販売されています。

 あまり牛丼屋で、カレーやその他のメニューは食べないのですが、どの程度のクオリティなのか気になり、食べてみました。

 足を運んだのは、水道橋店。場所は、JR水道橋駅の西口から、徒歩1〜2分。西口の改札を出たら、左側に進むと、目の前の通りが水道橋西通りです。横断歩道を渡って、通りの向かい側へ。水道橋西通りを、神保町・専修大学方面へしばらく歩くと、右側にあります。

 松屋には、ビーフカレー以外にも、オリジナルカレー、ハンバーグカレー、カレギュウなどのカレーメニューがあります。

 他のメニューは終日提供しているのに、ビーフカレーは11時から17時の間のみの販売。ハッキリとした理由は分かりませんが、オペレーションが特殊なのでしょうか。

 店員に食券を渡すと、ほとんど待たずに、牛丼と同じぐらいのタイミングで提供されました。

 画像のとおり、味噌汁も付いてきます。光の加減によって、だいぶ色の印象が変わりますが、ルーは黒っぽい色。わずかに赤味も感じられます。

 なんとなく、日本風のカレーらしい粘度の高さを想像していましたが、トロミも無く、思ったより粘度は低め。ただただ、サラサラの質感というわけでもなく、具材が溶け込んだような、固体っぽさがあります。

 あと、画像からも分かりますが、見た目からして油が多めなのが、ちょっと気になりました。牛肉から溶け出た油分なのかもしれませんが…。

 味は、かなり塩気が強く、一口目にまずしょっぱさが伝わります。欧風のビーフカレーのような甘みはありません。辛さは中庸ですが、しょっぱさが前面に出た味のため、相乗効果で辛味も強めに感じます。ご飯が進む味と言えば、ご飯が進む味。

 具は、牛肉と玉ねぎ。牛肉は、牛丼の具と同じような切り落としです。ただ「カレギュウ」に盛られる肉のように、牛丼の味付けの肉をそのまま入れているわけではありません。別途にカレーに加えられ、煮込み風になっているようです。

 牛肉の味はわずかに感じられるのですが、なんせルーの塩気が強く、完全に負けて奥に隠れてしまいます。玉ねぎも、食感はアクセントになりますが、甘みや香りは全く感じられません。

 松屋の他のカレーメニューが同じルーを使っているのかは分かりませんが、もし同じものを使っているのだとしたら、個人的にはやっぱり牛めしを頼むかな…と思います。

 牛肉の量は多く、500円という価格にしては、コスパは悪くないです。しかし、何度も書きますが、とにかく塩気が強過ぎ。

 ただ、最近はしょっぱさの強いカレーが減ってきているので、この味付けが気にいる方もいるのでしょう。気が向いたら、「オリジナルカレー」を食べて、ルーの違いを確認してみます。