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セブンイレブン「大人のティラミスもこ」


購入店: セブンイレブン
商品名: 大人のティラミスもこ
購入日: 2018年11月9日
税込価格: 140円

製造者: 株式会社デリカシェフ 大宮工場
カロリー: 247kcal

 セブンイレブンの「もこ」シリーズの新作、「大人のティラミスもこ」です。

 オフィシャルサイト上の商品紹介ページには「黒いふんわりもっちりとした生地と、ティラミスクリームを組み合わせた人気の「もこ」シリーズの新味です。ティラミスクリームには隠し味に洋酒を加え、マスカルポーネチーズの香りを引き立てました。」と記載。

 包装袋の後側には「コーヒーの苦味と洋酒香る大人な味わい」と記載されています。

 形状はシュークリームですが、モチモチ感のある皮が特徴のもこシリーズ。上記で引用した商品説明と、「大人のティラミスもこ」という商品名が示唆するとおり、甘さを抑え、思いのほか本格的なティラミスに近い味をしています。

 シュー皮は柔らかめ。厚みがあるわけではありませんが、コンビニの平均的なシュー皮よりも密度が高く、前述のとおりもっちりした食感です。

 ただ、今までの「もこ」シリーズと比較すると、若干モチモチ感は控えめかも、と感じました。サクサク感は全くなく、一般的なシュー皮とは別物と考えた方がいいでしょう。

 画像のとおり、生地の色は黒。この黒の由来は、コーヒーとココアパウダーのようです。しかし、はっきりとコーヒーとココアの味がするわけではなく、クリームと共に食べると、ほのかに香る程度。香ばしさの方が、前面に出たバランスの味です。

 充填されるクリームは、ティラミスクリームとのことですが、色はやや黄色味の強いクリーム色で、見た目はカスタードクリームに近いです。

 質感は、水分が多く、柔らかめ。粘度が低く、やや固体っぽい質感をしています。甘さは控えめ。一口食べると、コーヒーに由来するものなのか、ほのかな酸味が広がります。

 その後に、マスカルポーネのまろやかな酸味が追いかけてきます。最初はマスカルポーネの味はあまり感じないのですが、口が慣れてくると、徐々にチーズが持つコクや酸味が、広がっていきます。

 洋酒も使用しているとのことで、確かに味に深みが感じられ、想定以上にティラミスの味を再現できていると思います。

 クリーム自体にコーヒーとマスカルポーネの味が含まれているようで、不思議な感覚。クリーム単体で食べても、かなりティラミス感がありそうです。

 この手の独創的な味のスイーツには、それほど元の食品の再現度は求めないのですが、この商品はティラミスの再現度が高く、なおかつ独自のシュークリームとしても美味しかったです。

 「もこ」シリーズは、以前もメロンパンの味や、さつまいもの味の商品がありましたが、全体的に再現度が高いのかも。

 また新商品が出たら、買ってしまいそうです。





ファミリーマート「ロッキースティックシュー」


購入店: ファミリーマート
商品名: ロッキースティックシュー
購入日: 2018年10月27日
税込価格: 150円

製造者: ヨネザワ製菓株式会社
カロリー: 244kcal

 「ロッキースティックシュー」という商品名のとおり、エクレアを連想させる縦長の形状をしたシュークリームです。

 オフィシャルサイト上の商品情報ページには「アーモンドとザラメを使用したゴツゴツ感のある生地です。アーモンドの風味豊かなシュー生地に、ミルク感のあるカスタードクリームを使用しました。」と記載。

 包装袋には「ゴツゴツ生地で食感を楽しむ」と記載されています。

 上記の説明どおり、シュー皮の表面は、ザラメでコーティングされたような状態になっています。細長い形状も相まって、エクレアを思わせる見た目になっています。

 シュー皮は、やや硬め。商品説明には「ゴツゴツ」という言葉が使われていますが、確かに表面にはアーモンドが散りばめられ、ゴツゴツ感はあります。

 しかし、生地自体はサクサク感やザクザク感があるわけではなく、しっとりした食感。やや厚みのある生地のため、若干のゴワゴワ感と、噛みごたえがあります。

 コンビニのシュークリームに平均的な、ソフトな質感ではなく、パンのようにしっかりした食感とも言えます。

 ザラメのコーティングも、見た目からはザクザク感が強そうに思えましたが、実際はスッと歯が入る、しっとりした質感。

 前述のとおり、皮の表面にはアーモンドが散りばめられ、生地の厚みもあるため、食感が多層的で、全体として存在感があります。

 味は、ザラメの甘さも控えめで、生地とアーモンドの香ばしさが前面に出ています。見た目からは、ザラメの甘さが全面に出てくる味を想像していたので、これも意外でした。

 中に充填されるのは、カスタードクリーム。色は、白に近い、薄いクリーム色。質感は、やや固め。

 粘度はやや高めですが、密度はそれほど高くなく、水分が多く、みずみずしいクリームです。こちらも、甘さは控えめ。

 クリームの味よりも、皮の香ばしさの方が、前に出てくるぐらいのバランス。バニラの香りよりも、ミルク感とみずみずしさが全面に出ています。

 見た目からは、甘さのハッキリしたスイーツなのだと想像していましたが、皮もクリームも甘さ控えめ。思いのほか、上品なバランスにまとまった商品でした。

 「ゴツゴツ」と言うほど、パンチのある食感とは思いませんでしたが、食感を楽しめるシュークリームであることは確かです。





セブンイレブン「こだわりカスタードのエクレア」


購入店: セブンイレブン
商品名: こだわりカスタードのエクレア
購入日: 2018年10月12日
税込価格: 140円

製造者: 株式会社デリカシェフ 大宮工場
カロリー: 269kcal

 セブンイレブンで購入したエクレアです。コンビニのスイーツは、季節で入れ替わる(各種コンビニの商品開発担当の方々、お疲れ様です!)ものも多いですが、こちらは年中変わらず提供される、レギュラー商品のようです。

 皮をコーティングするチョコレートは、やや硬め。食べる時の温度にもよりますが、表面にはパリパリ感もあり。しかし、それほど強いパリパリ感ではなく、しっとりと歯の入る質感です。

 甘さは控えめ。甘味よりも苦味の方が、やや上回るバランス。チョコレートの香りも感じられます。

 シュー皮は、柔らかい食感ですが、やや厚みがあります。はっきりとした味の主張はありませんが、厚みがあるため、若干の香ばしさと、生地自体の小麦っぽさは感じられます。

 ただ、味自体よりも、チョコレートや中のクリームの味を中和し、引き立てるのが、シュー皮の役割でしょう。

 中に充填されるクリームは、やや黄色味の強い色をした、カスタードクリーム。密度が高く、固めのしっかりした質感。粘度も、やや高めですが、ねっとりとした質感ではなく、どちらかと言うと、なめらかなプリンのような質感です。

 甘さは、中庸からやや強め。バニラの香りも感じられますし、なにより卵のコクが強く、味が濃いと感じます。甘さはハッキリと感じますが、卵のコクが強く、奥行きのある味のため、甘さばかりが目立ってしつこく感じる、という事はありませんでした。

 包装袋に記載されていますが、「エグロワイヤル」という卵を、使用しているとのことです。確かに、コンビニの商品にしては卵のコクが強く、素材の良さは感じられます。

 カスタードクリーム単体だと、甘さはやや強め。コーティングのチョコレート単体だと、苦味もチョコレートの香りも、やや弱めに感じられますが、クリームとチョコレートが互いを引き立て合い、良いバランスで成り立っていると思います。

 特に欠点が見つからず、この価格帯のコンビニのエクレアとしては、十分なクオリティの商品。「こだわりカスタードのエクレア」という商品名のとおり、エグロワイヤルを使用したクリームは、なかなかに美味しいです。





セブンイレブン「ざくざく食感チョコもこ」


購入店: セブンイレブン
商品名: ざくざく食感チョコもこ
購入日: 2018年10月12日
税込価格: 162円

製造者: 株式会社デリカシェフ 大宮工場
カロリー: 304kcal

 セブンイレブンの「もこ」シリーズの新作です。同シリーズは、弾力性のあるモチモチした皮が特徴のスイーツ。

 ですが、このたび購入した「ざくざく食感チョコもこ」は、その名のとおりザクザクしたチョコレートで、皮がコーティングされています。

 前述のとおり、シュー皮の上側から覆うように、チョコレートでコーティングされています。食べる時の温度にもよりますが、チョコレートの食感は硬めで、パリパリ、ザクザクした食感。

 ただ、チョコレートなので当然と言えば当然ですが、手の熱によって溶け出します。また、購入直後や冷蔵庫で保管後に食べるのなら問題ありませんが、ある程度のあいだ常温に置いておくと、やはりチョコが溶け出し、食感も異なるはずです。

 甘さは控えめ。というより、ほとんど甘さは感じず、苦味とカカオの香りで構成された味。カカオの香りは、特別強くはありませんが、感じられます。

 コーティングの下にあるシュー皮は、柔らかめの質感。おそらく「もこ」シリーズ特有のモチモチ感のある皮を使っているのだと思いますが、コーティングのザクザク食感に上書きされ、あまりモチモチ感は感じられません。

 生地自体にも、チョコレートを練りこんであるようで、色はかなり黒に近いグレー。内側は、ほぼ真っ黒に見えました。おそらく、生地からもチョコレートの味がするのだと思いますが、こちらもコーティングのチョコレートの味に上書きされ、あまり味は感じられません。

 中に充填されるクリームにも、チョコレートが使用され、濃い茶色をしています。質感は、水分が多く、粘度も低く、柔らかめ。水分が多いため、冷やして食べるとみずみずしさが際立ち、食感は良好です。

 平均的なコンビニのシュー皮なら、こぼれてきそうな質感ですが、硬めのコーティングと、安定感のあるモチモチ食感の皮のために、食べていてこぼれてくることは、ありませんでした。ただ、前述のとおり、コーティングが溶け出して、手が汚れることはあるかと思います。

 クリームも、甘さ控えめ。ほとんど甘さは感じず、苦味とチョコレートの香りが、前面に出た味です。苦味も強すぎず、チョコレートの香りを、かき消してしまうことはありません。

 全体的に甘さ控えめ。キリッとした苦味を活かし、チョコレートの本格的な香りも感じられる、バランス良くまとまったシュークリームだと思います。

 余談ですけど、カロリーが304kcalと、ちょっと多めなのが驚きました(笑) サイズが大きいわけではないので、やはりコーティングのチョコレートが、引き上げているのでしょうか。





ミニストップ「和栗シュークリーム」


購入店: ミニストップ
商品名: 和栗シュークリーム
購入日: 2018年10月5日
税込価格: 130円

製造者: 株式会社ロピア
カロリー: 207kcal

 ミニストップで購入した「和栗シュークリーム」。コンビニのスイーツは、季節ごとに限定商品を導入しながら、入れ替わっていきますが、こちらのシュークリームは秋の商品のようです。

 包装袋にも「秋の味覚」と、記載されています。

 シュー皮は柔らかめ。コンビニのシュークリームの平均的な質感で、厚みもそれほどありません。

 味も、特にハッキリとした香りや主張はありませんが、若干の皮の香ばしさは感じられます。

 中に充填されるクリームは、包装袋にも記載されているとおり、和栗を使ったシャルロットクリーム。シャルロットクリームとは、シャルロットという菓子に用いられるクリームを指しているのでしょう。

 クリームの量が少ないと言うべきなのか、シュー皮の中にスペースが多いのは、やや気になりました。後述しますが、クリームの質感が柔らかいために、仕方ない面はあるのかもしれません。

 包装袋のイラストでは、普通のカスタードクリームのような色をしていますが、実際は薄い茶色のクリームです。質感は、水分が多く、なめらかで、かなり柔らかめ。注意深く食べないと、こぼれてしまいそうな質感です。

 シュークリームに入るクリームとしては、かなり水っぽく、サラサラとしています。ただ、水っぽいと言っても、味が薄いなど、ネガティヴな印象はありませんでした。

 密度も粘度も低く、一般的なクリームのような膨らみ感はありませんが、その代わりにみずみずしく、フレッシュな食感に仕上がっています。

 甘さは控えめ。栗の香りが、強いわけではありませんが、ふわっと口に広がり、香りの質は良いです。味全体も濃いわけではないのですが、ほのかな甘さと、栗の香りが合わさり、上品なバランスに仕上がっています。

 これまでに食べたシュークリームの中で、最も水分の多いクリームを使ったシュークリームかもしれません。味も、個性的。コンビニのシュークリームで、あまり似ているものが思い浮かばない栗の香りでした。

 味が濃い、強い、というわけではないのですが、甘味と香りのバランスが良く、まとまっています。栗の味を完全再現ではないけど、栗の自然な甘さを、うまく再現していると思います。