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ミニストップ「毎日食べたいシュークリーム」


購入店: ミニストップ
商品名: 毎日食べたいシュークリーム
購入日: 2018年10月5日
税込価格: 100円

製造者: 株式会社ロピア
カロリー: 215kcal

 近所にミニストップが無く、あまり足を運ぶ機会がないのですが、たまたま出先にあったので、シュークリームを購入しました。普段行かないコンビニだと、店の雰囲気や、商品のラインナップを見てるだけでも新鮮ですね。

 購入したのは「毎日食べたいシュークリーム」と「和栗シュークリーム」の二つ。この記事では「毎日食べたいシュークリーム」の感想を記述します。

 包装袋にも記載されているとおり、カスタードホイップクリームと自家炊きカスタードクリームの、2種類のクリームが入っています。コンビニやスーパーによくある「ダブルシュークリーム」に分類される、レギュラーラインの商品なのでしょう。

 それにしても「毎日食べたいシュークリーム」という名称は、自信があるのか、なかなか攻めてますね。

 シュー皮は柔らかめ。コンビニの袋入りシュークリームの平均的な質感です。ペラペラと言うとネガティヴな印象を与えますが、厚みもそれほど無く、ソフトな食感。

 味は、際立った主張はありませんが、若干の皮の香ばしさは感じられます。いずれにしても、コンビニのシュークリームの平均の範疇です。

 充填されるクリームは前述のとおり、カスタードホイップクリームとカスタードクリームの2種。カスタードクリームが下、その上にホイップクリームが乗る2層構造になっています。

 ただ、いずれのクリームも柔らかい質感なので、完全に2層に分かれているわけではなく、マーブル状に混ざり合った部分もあります。分量はカスタードクリームの方が多く、7対3ぐらいの割合。

 カスタードクリームは、やや黄色味の強いクリーム色で、バニラビーンズの黒い粒も見えます。やや粘度は高めで、まったりとしていますが、基本的には柔らかい質感。適切かどうかは分かりませんが、スーパーで常温で販売されているシュークリームの、クリームに近い質感です。

 甘さは強め。バニラの香りも感じられますが、バニラシードの粒が見えるわりには、香りは強くありません。それよりも、人工甘味料的な作られた味が、前面に出てきてしまっています。敏感な方以外は、気になるレベルではありませんが。

 ホイップクリームは、真っ白ではなく、やや茶色味を持った色です。質感は柔らかめで、粘度も低め。カスタードクリームと比べると、粘度が低く、軽さのある質感です。

 甘さは控えめ。「カスタードホイップクリーム」というものを、少なくともコンビニのシュークリームでは初めて食べたと思うのですが、その名のとおり、ほのかにカスタードクリームの味がします。味は薄めですが、甘さが控えめなぶん、こちらのホイップクリームの方が、バニラの香りが前面に出ています。

 カスタードクリームとホイップクリームを同時に食べると、ちょうど甘さと香りが中和され、バランスが良くなりました。2種類にクリームを使ったシュークリームの、王道のバランスです。

 途中、少しネガティヴなことも書きましたが、100円で買えるコンビニのシュークリームとしたら、平均的な味と質感です。





ローソン「安納芋あん&ホイップの和風パイシュー」


購入店: ローソン
商品名: 安納芋あん&ホイップの和風パイシュー
購入日: 2018年9月15日
税込価格: 180円

製造者: 山崎製パン株式会社
カロリー: 284kcal

 ローソンで購入した「安納芋あん&ホイップの和風パイシュー」。パイ生地を使った和風のシュークリームは、ローソンでたびたび発売されています。

 オフィシャルサイト上の商品説明には「パイ生地をシュー生地の上にのせて焼き上げ、安納芋を使用したあんとホイップクリームを詰めました。和洋折衷の味わいに仕上げたサクサク食感の和風パイシューです。」と記載。

 ここ最近、セブンイレブンとファミリーマートでも、それぞれサツマイモを用いたシュークリームが発売。そろそろ秋が近づき、旬な季節だということですね。

 シュー皮は、表面はやや硬め。パイ生地特有のサクサク感があります。通常の硬めのシュー皮のようなザックリ感や、クッキー生地のようなサクサク感ではなく、パイ生地らしく軽いサクサク感。

 味は香ばしさが前面に出ていて、生地自体の香りと、若干の塩気も感じられます。パイ生地はレイヤー状になっているため、平均的なコンビニのシュー皮よりも、味を感じやすいこともあるでしょう。

 クリーム充填用の穴は、上部にひとつ空いています。中に入るのは、商品名のとおり、安納芋あんとホイップクリーム。包装袋に印刷された断面図のように、中心部に安納芋のあん、それを取り囲むようにホイップクリームが充填されています。ゆでたまごの黄身と白身のような構造。包装袋の断面図よりも、実際は安納芋あんの比率が大きく感じました。

 安納芋あんは、甘さは強め。色はオレンジがかった黄色。クリームではなく、あんこのため、クリームのようななめらかさではなく、粒が大きく、ねっとりした質感。安納芋の味も感じられますし、質感にも若干の芋感があります。

 あんを囲むホイップクリームは、柔らかく、空気を多く含み、軽い食感。甘さはかなり控えめ。というより、ほとんど甘さは無いと言っていいです。ミルク感も薄く、あっさりした味。前述のとおり、安納芋あんがハッキリとした甘さを持っているため、甘味を中和するのに、良いバランスだと思います。

 山崎製パンのパンには、あまり良い印象がなく、正直おいしいとは思わないのですが、ローソンの和風パイシューのシリーズは、なかなか美味しいです。





ファミリーマート「安納芋のシュークリーム」


購入店: ファミリーマート
商品名: 安納芋のシュークリーム
購入日: 2018年9月13日
税込価格: 140円

製造者: ヨネザワ製菓株式会社
カロリー: 188kcal

 ファミリーマートで今週発売になった「安納芋のシュークリーム」です。先日は、セブンイレブンでも「宮崎紅のさつまいもこ」が発売されていました。そろそろサツマイモが旬の季節だということでしょう。

 オフィシャルサイト上の商品紹介ページには「種子島産安納芋を使用したシュークリームです。紫色のシュー生地でさつまいもイメージしました。」と記載されていました。

 ご覧のとおり、シュー皮が深い紫色をしていて、ルックス的にもサツマイモを意識しているようです。

 シュー皮は、基本的には柔らかめ。弾力性のあるモチモチした食感で、かなり噛みごたえがあります。内側は、表面よりも硬め。ですが、サクサク感やパリパリ感のある食感ではなく、表面と同じくしっかりした食感。

 それほど厚みはありませんが、密度が高く、みっちりしていて、平均的なコンビニのシュークリームの皮とは、一線を画した質感。

 シュー生地にも安納芋が使用されているのか、芋の皮らしい味と香ばしさが感じられます。クリームがつかないよう、シュー皮のみを食べてみると、その味がわかるはず。

 中のクリームは、包装袋に記載があるとおり、安納芋を使ったクリームです。クリーム充填用の穴は、皮の上部に有り。

 クリームの色は、かなり黄色味の強いクリーム色。ほぼ黄色と言っていい色です。一見すると、カスタードクリーム。

 質感は固め。粘度の高いねっとりとした食感ではなく、プリンのような固体に近い食感。内部には、やや粉っぽいと言うべきか、クリームよりもプリンに近い質感の部分がありました。

 甘さは控えめ。サツマイモの香りが強く、甘さの質もサツマイモに近いです。香りの豊かさが甘さを引き立て、本物のサツマイモに近い、穏やかな甘さを演出。甘さはハッキリと感じるのですが、しつこさはありません。

 皮の香りとも相まって、サツマイモの味の再現度はかなり高め。単体で食べると、若干の違和感のあったモチモチしたシュー皮も、クリームと共に食べると、そのしっかりした食感が、サツマイモ感をますます強めています。

 包装袋に「種子島産 安納芋使用」との記載もありますが、素材にもこだわっているのでしょう。サツマイモの味の再現度も高く、コンビニのスイーツとしてのクオリティも、かなり高い部類に入ります。





セブンイレブン「ダブルクリームのセブンシュー」


購入店: セブンイレブン
商品名: ダブルクリームのセブンシュー
購入日: 2018年9月8日
税込価格: 140円

製造者: 株式会社デリカシェフ 大宮工場
カロリー: 281kcal

 以前、購入した「ダブルクリームのカスタード&ホイップシュー」の後継商品なのでしょうか。確認したところ製造者は違いましたが、方向性は近い商品でしょう。

 「ダブルクリームのセブンシュー」という商品名のとおり、ホイップクリームとカスタードクリームの2種類のクリームが入ったシュークリームです。

 シュー皮は柔らかめ。コンビニやスーパーのシュークリームの平均的な質感。味にも質感にも、特筆すべき特徴はありませんが、ややドライで、香ばしさが感じやすいです。

 クリーム充填用の穴は、上部にひとつ空いています。中に入るクリームは、前述のとおりホイップクリームとカスタードクリームの2種。カスタードが下、その上にホイップクリームが載る、2層構造。

 カスタードクリームは、柔らかく、とろりとした質感。色は、鮮やかな黄色。密度はやや高めで、水分を多く含み、食べていて、ややこぼれやすいです。包装袋にも「クリームがとても柔らかいのでこぼれない様に注意してお召し上がりください。」と記載あり。

 甘さはやや強め。バニラの香り、ミルク感も強く、コンビニシューにしては濃厚な味。卵のコクも感じられ、味の奥行きがあります。しかし、水分の多さからか、キリッと冷やして食べるとみずみずしさが際立ち、しつこさは感じませんでした。人によっては、重いと感じるかもしれません。

 ホイップクリームは、カスタードに比べれば密度が低く、軽め。ですが、空気よりも、水分を多く含み、フワッとした軽さはありません。こちらもカスタードと同じく、みずみずしさが前面に出た質感。

 甘さは控えめ。ほんのりとした甘さと並んで、ミルクの香りが漂います。ただ、ミルクの香りも強くはなく、全体としてアッサリした味。濃厚なカスタードとのバランスを、考えた上での味でしょう。

 2種類のクリームを用いたシュークリームは、コンビニやスーパーでよく見かけますが、この「ダブルクリームのセブンシュー」は、その中でもかなり高いクオリティを備えた一品。バランスも完成度も良いです。

 包装袋には「エグロワイヤル使用」「北海道産クリーム使用」と記載され、素材にもこだわっているようです。

 コンビニ各社の中で、セブンイレブンのシュークリームが、コンビニ各社の中で、個人的には気に入るシュークリームが多いかなぁ。手軽に買えるシュークリームで、ある程度のクオリティを提供していただけるのは、本当に助かります。





セブンイレブン「宮崎紅のさつまいもこ」


購入店: セブンイレブン
商品名: 宮崎紅のさつまいもこ
購入日: 2018年9月8日
税込価格: 140円

製造者: 株式会社デリカシェフ 大宮工場
カロリー: 211kcal

 セブンイレブンの「もこ」という名称のついたシリーズのシュークリームです。

 これまでにも、たびたび購入していますが、見た目はシュークリームですが、食感はかなり特異。シュークリームと呼ぶべきなのか迷うところですが、以前購入した同シリーズの個包装袋に、たびたび「シュークリーム」「シュー皮」と記載されていました。

 ビアードパパの「SHIRO」や、セブンイレブン「もちぷにゃ」、ローソン「もちぷよ」など、近年はモチモチ食感のスイーツが増加傾向にありますが、もこシリーズもその一例。

 今回、購入したのは「宮崎紅のさつまいもこ」。その名のとおり、宮崎県のブランド芋「宮崎紅」が使用されています。今、気がつきましたけど、商品名は「さつまいも」と「もこ」がかかってるんですね。

 シュー皮は柔らかめ。画像のとおり、薄い紫色をしていて、見た目においてもサツマイモを表現しているようです。

 質感は、通常のシュー皮とは異なり、もっちりとした食感。厚みはありませんが、密度が高く、弾力性があり、噛みごたえがあります。

 ハッキリとした味はありませんが、若干の香ばしさ、生地自体の香りは感じられます。香ばしさと言っても、焼き菓子のような香りではなく、生地自体に含まれるであろう小麦などの香り。質感がしっかりしているためか、通常のシュー皮よりも素材感が強め。

 また、見た目によるプラシーボ効果もあるのかもしれませんが、サツマイモの皮のような香ばしさや香りも感じられました。

 中に入るクリームは、さつまいもクリーム。色は黄色く、見た目的にはカスタードクリームと変わりません。

 固めのクリームですが、粘度が高い濃厚なクリームというより、固体に近い質感。密度は高くなく、適度な軽さがありますが、プリンのような質感と言っても良いでしょう。

 甘さは中庸。カスタードクリームであれば、バニラやミルクの香りが口に広がりますが、サツマイモの香りが前面に出てくる味。香りと甘さの質が、本物のサツマイモを彷彿とさせます。サツマイモの香りによって、甘さがスッキリと感じられ、しつこさは感じません。

 もっちりした皮と共に、かなりサツマイモ感の強いシュークリームです。サツマイモの味を再現しようとしているのかは分かりませんが、コンビニの100円台のスイーツにしては、再現度は高め。

 見た目も含めて、面白い商品だなと思います。