「ファミリーマート」カテゴリーアーカイブ

ファミリーマート「ふんわり食感のシュークリームみたいなパン (カスタード&ホイップ)」


購入店: ファミリーマート
商品名: ふんわり食感のシュークリームみたいなパン (カスタード&ホイップ)
購入日: 2018年12月1日
税込価格: 128円

製造者: 敷島製パン株式会社
カロリー: 290kcal

 ファミリーマートで購入した、その名も「シュークリームみたいなパン」。

 商品名のとおりで、わざわざ説明するまでもないのですが、シュークリームのようなパンです。シュークリームではないのですが、店頭で見かけてめちゃくちゃ気になったため、レビューを書きます。

 オフィシャルサイト上の商品説明ページには「ふんわりした生地でカスタードクリームを包み、表面にシュー生地を絞り、焼き上げた後、ホイップクリームを絞りました。」と記載。

 要冷蔵ではなく、他のパンと同じく、常温で販売されています。

 商品名のとおり、基本的にはパンです。クリームパンの表面が、シュー皮になっているイメージ。パンの部分がシュー皮に置き換わっているのではなく、パンの上にさらにシュー皮が重ねられた構造です。

 表面のシュー皮は薄め。コンビニのシュークリームの平均的な、薄くてソフトな質感の皮です。味も質感と同じく、コンビニシューの平均に近く、特に強い主張はありませんが、若干の香ばしさは感じられます。

 シュー生地の下は、前述のとおりパン生地。こちらもコンビニのクリームパンやあんぱんの平均的な質感と言えます。味も同様に、平均的なコンビニのパンです。本格的なパン屋のパンに比べれば、小麦の香りは乏しく、生地自体の味が強いわけではありません。

 中に充填されるクリームは、ホイップクリームとカスタードクリーム。下にカスタードクリーム、その上にホイップクリームが載る2層構造です。

 ホイップクリームは、やや固め。粘度のあるクリーム状の質感ではなく、どちらかというと固体っぽい質感。甘さは控えめで、若干のミルクっぽさが感じられる味。

 カスタードクリームは、ややオレンジ味がある、濃い黄色。固めで、ホイップクリームと同じく、固体に近いしっかりした食感。常温用のクリームのため、このような質感なのでしょう。

 甘さはやや強めで、しっかりと感じます。バニラの香りがするわけでもなく、コンビニのクリームパンに充填されるクリームに近い味。

 甘さは強めですが、パンによって中和されるため、甘味がしつこいとは感じませんでした。

 確かにシュークリームっぽく感じる部分はあるのですが、どちらかというとクリームパンに近い味と食感。コンビニのクリームパンの表面を、シュー皮で包んだものと言って差し支えないです。

 ただ、商品名もあくまで「シュークリームみたいなパン」なので、間違ってはいないかなと。いずれにしても、シュークリームの再現を目指したパンではありません。





ファミリーマート「エクレールショコラ」


購入店: ファミリーマート
商品名: エクレールショコラ
購入日: 2018年12月1日
税込価格: 138円

製造者: ヨネザワ製菓株式会社
カロリー: 192kcal

 ファミリーマートで購入した「エクレールショコラ」。エクレアではなく、エクレールと名乗るだけあって、コンビニのスイーツにしては、かなり本格的なクオリティを備えた商品でした。

 オフィシャルサイト上の商品紹介ページには「フランス産クーベルチュールチョコレートに北海道産生クリームをブレンドした、コクのあるチョコクリームのエクレアです。」と記載。

 シュー皮は、やや硬め。チョコレートによってコーティングされていることもあり、サクサク感はありませんが、やや厚みがあり、ぎっちりとした密度の高さもあり、パンのような噛みごたえがあります。

 コーティングのチョコーレートによって、生地自体の味は感じにくいのですが、前述のとおり厚みがあり、食感がしっかりしているため、香ばしさと小麦っぽさが感じられます。コンビニのシュークリームによくある、ぺらぺらでソフトな質感の皮とは、一線を画す質感。

 コーティングのチョコレートは、甘さ控えめ。同時に苦味も控えめで、食べやすいバランスの味です。食べるときの温度にもよるでしょうが、パリパリ感はあまりなく、どちらかと言うとしっとりした食感。

 中に充填されるクリームは、商品説明のとおり、チョコレートを用いたクリーム。色は薄い茶色。

 質感は、やや柔らかめでしょうか。粘度は低めで、水分も多く、クリーム的な伸びやかさと、みずみずしさが共存した質感です。

 皮の質感によっては、こぼれてしまいそうなクリームですが、本商品の皮は前述のとおり厚みがあり、その心配もありません。しっかりとした硬さのある皮の中から、みずみずしいクリームが飛び出してくるようで、食感のバランスも良好。

 甘さは控えめ。コーティングのチョコレートよりも苦味は強めですが、それと比例してチョコレートの香りも強め。直線的な甘味や苦味よりも、香りの方が立った味。コンビニのスイーツにしては、かなり本格的な味と言えます。

 冒頭に書いたとおり、わざわざ「エクレア」ではなく「エクレール」を商品名とするだけあって、皮もクリームも洋菓子専門店のものに近く、コンビニのスイーツにしては、かなり高いクオリティを持っています。

 フランス産クーベルチュールチョコレートと、北海道産生クリームを使用しているとのことで、素材にもこだわっているのでしょう。

 200円以上しても良さそうですが、税込138円という価格も魅力的。コストパフォーマンスも、非常に良いと思います。





ファミリーマート「ロッキースティックシュー」


購入店: ファミリーマート
商品名: ロッキースティックシュー
購入日: 2018年10月27日
税込価格: 150円

製造者: ヨネザワ製菓株式会社
カロリー: 244kcal

 「ロッキースティックシュー」という商品名のとおり、エクレアを連想させる縦長の形状をしたシュークリームです。

 オフィシャルサイト上の商品情報ページには「アーモンドとザラメを使用したゴツゴツ感のある生地です。アーモンドの風味豊かなシュー生地に、ミルク感のあるカスタードクリームを使用しました。」と記載。

 包装袋には「ゴツゴツ生地で食感を楽しむ」と記載されています。

 上記の説明どおり、シュー皮の表面は、ザラメでコーティングされたような状態になっています。細長い形状も相まって、エクレアを思わせる見た目になっています。

 シュー皮は、やや硬め。商品説明には「ゴツゴツ」という言葉が使われていますが、確かに表面にはアーモンドが散りばめられ、ゴツゴツ感はあります。

 しかし、生地自体はサクサク感やザクザク感があるわけではなく、しっとりした食感。やや厚みのある生地のため、若干のゴワゴワ感と、噛みごたえがあります。

 コンビニのシュークリームに平均的な、ソフトな質感ではなく、パンのようにしっかりした食感とも言えます。

 ザラメのコーティングも、見た目からはザクザク感が強そうに思えましたが、実際はスッと歯が入る、しっとりした質感。

 前述のとおり、皮の表面にはアーモンドが散りばめられ、生地の厚みもあるため、食感が多層的で、全体として存在感があります。

 味は、ザラメの甘さも控えめで、生地とアーモンドの香ばしさが前面に出ています。見た目からは、ザラメの甘さが全面に出てくる味を想像していたので、これも意外でした。

 中に充填されるのは、カスタードクリーム。色は、白に近い、薄いクリーム色。質感は、やや固め。

 粘度はやや高めですが、密度はそれほど高くなく、水分が多く、みずみずしいクリームです。こちらも、甘さは控えめ。

 クリームの味よりも、皮の香ばしさの方が、前に出てくるぐらいのバランス。バニラの香りよりも、ミルク感とみずみずしさが全面に出ています。

 見た目からは、甘さのハッキリしたスイーツなのだと想像していましたが、皮もクリームも甘さ控えめ。思いのほか、上品なバランスにまとまった商品でした。

 「ゴツゴツ」と言うほど、パンチのある食感とは思いませんでしたが、食感を楽しめるシュークリームであることは確かです。





ファミリーマート「安納芋のシュークリーム」


購入店: ファミリーマート
商品名: 安納芋のシュークリーム
購入日: 2018年9月13日
税込価格: 140円

製造者: ヨネザワ製菓株式会社
カロリー: 188kcal

 ファミリーマートで今週発売になった「安納芋のシュークリーム」です。先日は、セブンイレブンでも「宮崎紅のさつまいもこ」が発売されていました。そろそろサツマイモが旬の季節だということでしょう。

 オフィシャルサイト上の商品紹介ページには「種子島産安納芋を使用したシュークリームです。紫色のシュー生地でさつまいもイメージしました。」と記載されていました。

 ご覧のとおり、シュー皮が深い紫色をしていて、ルックス的にもサツマイモを意識しているようです。

 シュー皮は、基本的には柔らかめ。弾力性のあるモチモチした食感で、かなり噛みごたえがあります。内側は、表面よりも硬め。ですが、サクサク感やパリパリ感のある食感ではなく、表面と同じくしっかりした食感。

 それほど厚みはありませんが、密度が高く、みっちりしていて、平均的なコンビニのシュークリームの皮とは、一線を画した質感。

 シュー生地にも安納芋が使用されているのか、芋の皮らしい味と香ばしさが感じられます。クリームがつかないよう、シュー皮のみを食べてみると、その味がわかるはず。

 中のクリームは、包装袋に記載があるとおり、安納芋を使ったクリームです。クリーム充填用の穴は、皮の上部に有り。

 クリームの色は、かなり黄色味の強いクリーム色。ほぼ黄色と言っていい色です。一見すると、カスタードクリーム。

 質感は固め。粘度の高いねっとりとした食感ではなく、プリンのような固体に近い食感。内部には、やや粉っぽいと言うべきか、クリームよりもプリンに近い質感の部分がありました。

 甘さは控えめ。サツマイモの香りが強く、甘さの質もサツマイモに近いです。香りの豊かさが甘さを引き立て、本物のサツマイモに近い、穏やかな甘さを演出。甘さはハッキリと感じるのですが、しつこさはありません。

 皮の香りとも相まって、サツマイモの味の再現度はかなり高め。単体で食べると、若干の違和感のあったモチモチしたシュー皮も、クリームと共に食べると、そのしっかりした食感が、サツマイモ感をますます強めています。

 包装袋に「種子島産 安納芋使用」との記載もありますが、素材にもこだわっているのでしょう。サツマイモの味の再現度も高く、コンビニのスイーツとしてのクオリティも、かなり高い部類に入ります。





ファミリーマート「クリームたっぷり!濃厚カスタードシュー」


購入店: ファミリーマート
商品名: クリームたっぷり!濃厚カスタードシュー
購入日: 2018年8月4日
税込価格: 120円

製造者: ヨネザワ製菓株式会社
カロリー: 249kcal

 ファミリーマートで、カスタードシューはたびたび購入していますが、今回購入したのは「クリームたっぷり!濃厚カスタードシュー」。

 コンビニ各社ともそうですけど、商品のマイナー・チェンジを続け、商品名も変化していきます。「クリームたっぷり!濃厚カスタードシュー」という商品名になってから、初めての購入。

 シュー皮は柔らかめ。コンビニのシュークリームの標準的な質感で、ペラペラというわけではありませんが、洋菓子店のシュー・ア・ラ・クレームとは異なる、ワシワシした食感。味も、特に主張があるわけではありませんが、ある程度の香ばしさは感じられます。

 クリームは、ややオレンジ色っぽい、かなり濃いめの黄色をしたカスタード。あまり良い例えではありませんが、スーパー等で常温で売っているシュークリームの、クリームに近い色と質感。クリーム中には、バニラビーンズの黒い粒も見えます。

 やや柔らかめで、粘度が高く、ねっとりとした質感。密度もやや高めで、しっかりとしたクリームです。

 甘さは、やや強め。卵のコクが強く、フルーティなバニラの香りも感じられる、濃厚な味。甘さも強めですが、コクと香りもはっきりと感じるため、甘さのみが目立ってしつこい、ということはありませんでした。人によっては、甘さが強すぎると感じるかもしれませんが、うまくバランスをとっていると思います。

 皮も、それほど厚みがあるわけではありませんが、クリームの甘さを中和し、香りを引き立てる役割を、きちんと果たしています。

 包装袋に「コクと旨みのこだわりたまご使用」と記載がありますが、確かに甘さも強いのに、それ以上にコクが前面に出てくるクリームです。コンビニやスーパーでも、甘さ控えめのスイーツが増える中、あえてはっきりとした甘さを出してくる姿勢には、好感が持てました。

 個人的には、もうちょっと甘さ控えめのクリームの方が好み。ですが、シュークリームに限らず、食べ物の味って、洗練されると、どうしても似てきてしまうので、個性的な味付けは大歓迎です!