喫茶室ルノアール「メロンパフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒1010021 東京都千代田区外神田1-11-6 小暮ビル2F
店名: 喫茶室ルノアール 秋葉原店
商品名: メロンパフェ
来店日: 2018年8月27日
税込価格: 880円

 チェーン系のカフェのなかで、最上位にゆったりとくつろげる「喫茶室ルノアール」。季節限定メニューとして、メロンパフェが提供されていたので注文しました。あとからルノアールのオフシャルサイトを確認したところ店舗も限定で、一部の対象店舗でしか提供されていません。

 1枚目の画像にあるとおり、メニューの説明には「メロンの果肉をふんだんに使用した贅沢なパフェ。メロンの果肉とメロン風味のアイス、2種の味わいをお楽しみください。」と記載されています。

 メニューの商品画像は、メロンが縦方向に盛られていますが、実物は横方向に広く開いたかたちになっています。見本の画像よりも、実物の方が立派なぐらいの盛り付けです。

 パフェの構成は上から、生クリーム、メロンアイス、カットメロン、生クリーム、メロンアイス。生クリームとメロンアイスが交互に重ねられ、その間にカットメロンが添えられています。

 生クリームは、やや固めの食感。空気を多く含んだ軽い食感ではなく、水分が多めで、固体に近い質感です。甘さは控えめで、ミルクの香りが強めの味。

 メロンアイスは、生クリームに比べると、当然ながら低い温度。温度のみならず、ややシャーベット状にシャリシャリとする部分もあり、食感の面でも涼しさが感じられます。甘さは控えめから、中庸ぐらい。メロンの香りもしっかりあります。

 メロンアイスのまわりに、グラスのフチに沿って、カットメロンが4つ載っています。皮と果肉の間に切れ込みが入れており、食べやすいです。甘さは強め。フルーツ専門店のメロンには敵いませんが、めちゃくちゃ安いメロンというわけでもなく、スーパーでそれなりの価格で売っているであろうレベルのメロンです。

 生クリームとアイスよりも、メロンの果肉が持つ甘さと香りが、前面に出てくるバランスにまとめっています。構成物は、メロンと生クリームとアイスのみ。シンプルですが、メロンの味が堪能できるパフェです。大きめのカットメロンが4つも用いられており、量の面でも、味の面でも、満足。

 チェーン系の喫茶店のパフェなので、正直あまり期待していませんでしたが、メロンのクオリティもなかなか良く、予想を超える完成度。ファミレスのパフェによく入っている、コーンフレークが入っていないところもいい!

 880円というと、チェーン系のカフェのスイーツの中では高額な部類に入りますが、メロンの量と味を考慮すると、コスパも良好です。





ドトールコーヒーショップ 神田中央通り店「ほうじ茶のパルフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 神田
住所: 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-6-1
店名: ドトールコーヒーショップ 神田中央通り店
商品名: ほうじ茶のパルフェ
来店日: 2018年8月26日
税込価格: 420円 (Sドリンク付ケーキセット 610円)

 カフェで読書や勉強をするのが好きなのですが、ドトールは価格と居心地のバランスが良く、お気に入りのコーヒー・チェーンのひとつです。

 ドトールではケーキを注文することも多いのですが、夏季限定で「ほうじ茶のパルフェ」が登場。ほうじ茶や抹茶を使ったスイーツも好きなので、注文しました。

 ドトールのオフィシャルサイト上の商品説明ページには「香ばしい香り豊かなほうじ茶をゼリーとプリンに仕立て、初夏から夏にかけ涼しげなパフェ風のデザートに仕上げました。」と記載。

 パフェの構成は、最上部に生クリーム、ほうじ茶のクリーム、ほうじ茶のゼリー、白玉。その下に、上から順番に、ほうじ茶のプリン、あんこ、ほうじ茶のプリン、ほうじ茶のゼリー。ほとんどが、ほうじ茶を使った食品から構成されていて、ほうじ茶の香りが前面に出たパフェです。

 生クリームは、甘さ控えめ。ミルク感も弱く、あっさりした味。空気を含み、軽さもありますが、やや固めの質感です。

 ほうじ茶のクリームも、甘さはかなり控えめ。質感は前述の生クリームに似ていて、空気を含んでいて軽いのですが、固体に近い固さがあります。口に含むと、ほうじ茶の香りが広がります。

 ほうじ茶のゼリーも甘さ控えめで、ほうじ茶の香りが豊かな味。やや硬めで、安定感のある質感。最上部に乗っているクリームとゼリーは、全て甘さ控えめで、ほうじ茶の香りが引き立つバランスとなっています。

 白玉は固めで、しっかりとした食感。もちもち感はありますが、柔らかく伸びるようなタイプではなく、かみ切りやすい質感です。ご飯とおかずのような関係で、白玉もほうじ茶の香りを浮かび上がらせます。

 その下に入るプリンは、ムースのように、やや空気を含んだ軽めの食感。こちらも甘さ控えめ。プリンの下のあんこは、このパルフェの構成物のなかで、最もハッキリした甘さを持っています。上下のプリンとゼリーに、足りない甘さを加える役割。あんこの下には、さらにプリンが入り、最下部にはゼリーが入っています。

 あんこ以外は甘さ控えめ。ほうじ茶の香りを活かしたパルフェです。プリンやゼリーは、やや固めで安定感があり、スプーンで食べやすい食感になっています。





新宿 甘味喫茶 時屋「あずきパフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 新宿
住所: 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-5-1 新宿西口ハルク1F
店名: 甘味喫茶 時屋
商品名: あずきパフェ
来店日: 2018年8月25日
税込価格: 890円

 今日は友人と「フィロソフィーのダンス」というアイドルのライブを観に新宿へ。ライブ後に、すずや新宿本店でトンカツを食べたあとに、こちらの甘味喫茶へ移動しました。

 場所は、JR新宿駅の西口から徒歩2〜3分。新宿西口ハルク(小田急ハルク)の1階です。

 午後8時ぐらいの入店だったためか、店内には数組のお客さんのみ。すぐに座ることができました。

 店先の看板に「どらやき」と表記されていて、どら焼きが推されています。友人に聞いたところ『ドラえもん』に出てくるどら焼きのモデルになったのが、時屋のどら焼きとのこと。後からネットでも調べてみましたが、藤子・F・不二雄が同店のどら焼きがお気に入りだった、ということらしいです。そんな歴史を持つ店であり、店内も古き良き甘味の雰囲気。

 メニューは各種どら焼きの他に、あんみつ、パフェ、かき氷などがあります。時間が遅かったので「小どら焼き」は売り切れでした。どら焼きは、小、中、大、特大と4種類のサイズがあるようです。通常のどら焼き以外にも、栗入りのどら焼き、生クリーム入りのどら焼きなどがあります。

 店の売りであるどら焼きにしようか、非常に迷いましたが「あずきパフェ」を選択。

 パフェの構成は上から、あずき餡、白玉、生クリーム、抹茶のアイス、コーンフレーク、生クリーム、バニラアイス、あずき、生クリーム、みかん。

 あずき餡は、思ったよりしっかりとした甘さ。あずきの風味も豊かで、他の生クリームやアイスが甘さ控えな分、あずきが中心に据えられたバランスの味です。

 白玉は、もっちりとしていて、程よい硬さがあります。生クリームは水分が多く、前述のとおり甘さ控えめ。ミルクの香りが前面に出てきます。

 抹茶のアイスも甘さ控えめ。こちらも生クリーム同様、甘さよりも抹茶の香りが前面に出てくるバランス。ややシャーベットのようなシャリシャリとした食感の部分もありました。

 グラスの下部は、コーンフレーク、生クリーム、バニラアイス、小豆が入っていますが、やはり主役は小豆です。あずきの香りが引き立つよう、他の食品はやや控えめの味付けになっています。

 一番下に入るのは、みかん。おそらく缶詰のものだと思いますが、酸味と甘みを持った味が最後にアクセントになっています。

 本当は、パフェに加えて小どら焼きを追加したかったのですが、前述のとおり売り切れ。次回は、どら焼きに挑みたいです!





すずや新宿本店「熟成ロースカツ定食」


都道府県: 東京
最寄駅: 新宿
住所: 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-23-15 SUZUYAビル5階
店名: すずや新宿本店
商品名: 熟成ロースカツ定食
来店日: 2018年8月25日
税込価格: 1550円

 今日は友人と一緒に「フィロソフィーのダンス」というアイドル・グループのライブに参加するため、新宿へ。ライブ後に、何を食べようかなぁ…ということになって、前々から気になっていた「すずや新宿本店」へ行ってきました。

 場所は、靖国通り沿い。歌舞伎町一番街の入口にあるビルの5階です。入口は靖国通り沿いではなく、歌舞伎町側へ入ったところにあり、エレベーターで5階へ上がります。1階から4階までは、ドトール・コーヒーが入っていますので、ドトールを目印に探すと良いでしょう。

 午後7時過ぎぐらいに入店したところ、ほぼ満席。ちょうど何組か退店したタイミングだったようで、テーブル席へ案内されました。僕らが入店後も、コンスタントに客足が途絶えず、常に満席に近い状態でした。

 「とんかつ茶づけ」が有名なすずや。まわりの方を見渡すと、八割方はとんかつ茶づけを注文しているようです。

 せっかくだから、同店が売りにしている、同店でしか食べられない、とんかつ茶づけにしようかなと思いつつ、普通のトンカツが大好きなので、「熟成ロースカツ定食」を選択。

 トンカツのサイズはなかなか大きく、厚みもあります。トンカツの専門店や有名店には、レアっぽい揚げ具合のお店も多いですが、こちらのトンカツはしっかりと挙がっています。揚げ過ぎということもなく、トンカツにしてはスタンダードな揚げ具合。

 衣も平均的な厚みで、肉にしっかりと付いていて、サクサク感も強め。厚みが薄い、油が少ない衣のお店もありますが、こちらのトンカツは油感が感じられます。このあたりは好みの問題ですが、揚げ物らしい食感。特に油が強すぎるという事はありません。語弊があるかもしれませんが、チェーン系のトンカツ屋の上位互換と言える質感。

 一口目は塩で食べてみましたが、衣の香ばしさも感じられ、豚の甘みと旨味もあります。しっかりと揚げてあるせいもあるのでしょうが、クセも無く、食べやすい味。圧倒的な個性はありませんが、味と食感の両面で平均以上、バランスの取れたカツです。「とんかつ茶づけ」という個性的なメニューが看板のお店ですから、カツ自体は奇をてらっていないのでしょう。

 ただひとつ気になったのは、提供されたときのカツとご飯の温度が、ややぬるかったこと。熱すぎないように、狙ってこの温度で提供しているのかもしれませんが、個人的に揚げたてアツアツの方が好きなので、ちょっと残念でした。





HATONOMORI 水道橋「スペアリブ・カレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 水道橋
住所: 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-16-10
店名: HATONOMORI 水道橋
商品名: スペアリブ・カレー
来店日: 2018年8月24日
税込価格: 980円

 2015年に千駄ヶ谷にオープンしたスパイス料理のレストラン「HATONOMORI」(ハトノモリ)。漢字だと「鳩ノ森」と書きます。

 2017年に水道橋にオープンした、HATONOMORIの2号店に行ってきました。店舗名は「HATONOMORI 水道橋」となっておりますが、「スパイス料理の店」を掲げる千駄ヶ谷の店舗とは異なり、こちらはオフィシャルサイト上で「水道橋一軒家のカジュアルイタリアン」と紹介されています。

 パクチーを使った料理やカレーが中心の千駄ヶ谷店に対して、こちらの水道橋店はイタリアンやフレンチ風の料理が中心となっています。ランチメニューも、千駄ヶ谷がカレー中心なのに対して、水道橋はフレンチ天丼やローストビーフ丼など、洋食と丼を合わせたものが中心。そんな中で、水道橋店唯一のカレーのメニュー「スペアリブ・カレー」をいただきました。

 店内は、1階がカウンター席のみ、2階がテーブル席になっているようです。1名の場合は1階のカウンター席、グループの場合は2階へ案内されていました。数種類あるランチ・メニューの中から、前述のとおり「スペアリブ・カレー」を選択。

 一部のランチ・メニューに付く、スープとサラダが先に配膳されます。水はセルフ・サービスで、カウンターの席上にコップと水の入ったピッチャーが置かれています。カレーも数分と待たずに、すぐ到着。

 画像のとおり、大きな豚のスペアリブがふたつ乗り、ゆで卵と赤カブのピクルスらしきものが添えられています。

 ルーの粘度は低く、ドロっとした感じはありません。しかし、具材が溶け込み、ところどころ固体感があります。小麦粉や片栗粉で固くしたのとは違う、しっかりした質感です。具は、はっきりとした形の野菜は見えませんが、ところどころに豚肉は確認できます。

 味は、一口目から、ピリッとした辛さと、ハッキリしたしょっぱさが伝わります。欧風カレーは、一口目には甘さが伝わり、その後にコクと辛味が追いかけてくるものが多いですが、このカレーはスパイス系で、最初から辛味が伝わります。

 スパイスの香りは豊かですが、同時にしょっぱさも強め。かなり、ハッキリとした味をしています。ご飯が進む味と言って、いいでしょう。

 スペアリブは、甘辛く味付けがしてありますが、素材を活かした味付け。あっさりという印象はありませんが、かなり控えめの味付けで、豚肉の旨味と香りが前面に出ています。しっかりと豚の味が感じられ、味が薄いという印象はありません。

 ゆで卵と、わずかに甘みと酸味のある赤カブのピクルスも、ルーの香りを引き立て、塩気を中和し、箸休めに最適。

 スパイスの香り豊かで、ハッキリとした塩気のあるルーと、スペアリブとのバランスも良好。インド系のカレーに、洋風のテイストを加え、バランス良くまとまっていました。