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カレーショップ C&C 秋葉原店「三元豚ロースかつカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-24 GATO 秋葉原ビル1階
店名: カレーショップ C&C 秋葉原店
商品名: 三元豚ロースかつカレー
来店日: 2018年9月2日
税込価格: 650円

 京王グループが運営するカレーチェーン「カレーショップ C&C」。秋葉原店は以前からありましたが、今年の3月20日にリニューアル・オープン。

 今までにも何度か足を運んだことがありますが、リニューアル後は初めての訪問です。店舗の外観や内装など、雰囲気が以前よりもスタイリッシュになりました。

 食券制で、店内に入って両サイドに1台ずつ、券売機が設置されています。数あるメニューの中から「三元豚ロースかつカレー」を購入。カツカレーは他に「特撰ロースカツカレー(780円)」と、期間限定の「イベリコ豚ロースカツカレー(900円)」がありましたが、まずは最も安価な定番メニューを食べてみます。

 着席後に定員に食券を渡しますが、そのタイミングでルーの辛さを確認されました。ビーフカレーやハヤシライスを除いた、基本となるポークカレーは、マイルド、中辛、辛口の3段階から、辛さのレベルを選択します。今回は中辛を選択。

 カツは揚げ置きされていたようで、食券を渡してから、かなり早く提供されました。正確な時間は測っていませんが、おそらく1分もかかっていないんじゃないかと思います。

 ルーは、やや粘度が高く、固め。日本風のカレーライスらしい質感です。一口目には、やや甘さを感じますが、すぐに辛味としょっぱさが追いかけてきます。

 辛さは、スパイスらしいピリッとした辛さ。スパイスの量と種類は、専門店の本格カレーに比べれば、少ないのでしょう。直線的というべきか、深みが物足りず、やや単調な辛さです。

 しかし、複雑な凝った香りではないものの、スパイスを使っていることは分かる香り。一口食べて、鼻から空気を抜くと、しっかりとスパイスらしい風味が感じられます。

 具は、しっかり煮込まれた豚肉と玉ねぎが確認できます。

 カツは前述のとおり揚げ置きのようですが、サクサク感が残り、油が染み出していることもなく、食感が悪くないです。肉自体は薄くはありませんが、やや衣が厚め。衣の存在感を、強く感じます。

 また、成型肉なのか、薄い肉がミルフィーユ状になっているように感じました。しかし、不自然な食感ではなく、肉らしい食べごたえはあります。

 味も、クセがなく、豚肉の旨味と香りがそれなりに感じられ、悪くありません。やや、豚らしい香りに物足りなさはありますが、価格を考えれば十分なクオリティ。

 卓上にはトンカツ用のソースも置いてあり、味を変えながら食べ進められます。僕も途中からソースを使って食べましたが、やや甘さの強いソースで、カレーの辛さとの対比で、良いアクセントになりました。

 スパイスの効いた本格風味の家庭のカレー、といった感じで、値段なりによくまとまった味だと思います。

 カツが揚げたてで、温度が高くサクサクだったら、もっと美味しいはずなのになぁ。その点、CoCo壱は基本的に揚げたてを提供するので、やっぱり店舗を多数展開できるだけの理由はありますね。





日乃屋カレー 御徒町店「名物カツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 御徒町
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野5-27-1
店名: 日乃屋カレー 御徒町店
商品名: 名物カツカレー 七分盛り
来店日: 2018年9月1日
税込価格: 740円

 第3回神田カレーグランプリで優勝した日乃屋カレー。最近は、店舗数を続々と増やしています。

 御徒町駅のガード下にも、いつの間にか出店していたので、入ってみました。場所は、JR御徒町駅の南口の改札を出てすぐ。ローソン、すき家、てんや、と同じ並びにあります。以前はパン屋があった場所だと思うのですが、正確には覚えていません。

 食券制で、店外の入口横に券売機があります。

 名物カツカレーを筆頭に、トッピングの種類は豊富。ご飯の量は、普通盛り300gと、大盛り360gが同額です。やや少なめの七分盛りは210gで、100円安くなるようです。初めてなので、最も王道と思われる名物カツカレーのご飯七分盛りにしました。

 店内は、カウンター席のみ。真ん中を通路にして、店内両サイドが席になっているため、後ろは気にならず、隣との間隔も比較的広めになっています。

 入店前に店外の券売機で食券を買い、店内で着席後に定員へ食券を渡します。

 注文後、思いのほか早く提供されました。時間帯とタイミングにもよるのでしょうが、カツは揚げたてではなく、揚げ置きでした。画像のとおり、ライスの上にカツを載せ、その上から満遍なくルーがかかっています。

 ルーを食べてみると、まず甘さが広がり、その後に辛さ、さらにしょっぱさが続きます。味の立ち上がりが速く、甘さの後に、すぐにピリッとした辛みが伝わります。しょっぱさもハッキリしていて、ご飯が進む味つけです。

 甘さはやや強め。辛さはピリッとしたスパイス系の辛味を感じますが、強くはありません。後からヒリヒリ、ピリピリと辛みが勝ってくることもなく、終始マイルドな味。個人差もあるでしょうが、食べていて汗が吹き出すようなことは、少なくとも僕はありませんでした。

 ただ、お手頃な価格の市販ルーで作ったカレーのような、塩気が勝るような直線的な辛さではなく、スパイスらしい質の辛さであることは確かです。

 ルーの質感は、粘度が高く、固め。いわゆる日本風のカレーライスや、家庭で市販のルーで作るカレーに近い質感。具は、玉ねぎと、細かな肉は確認できました。

 カツは、前述のとおり揚げ置き。若干のサクサク感はありますが、やや温度がぬるくなってしまっていたのが残念でした。サイズはやや大きめで、味は悪くないです。揚げたてだったら、もっと美味しいはず。

 カツは切り方が少し変わっていて、通常は縦長になるように切ってありますが、日乃屋のカツは縦方向にも切ってあり、ちょうど一口サイズになっています。これは、スプーンだけでカレーと共に食べ進める上で、非常に食べやすいサイズ感。

 とろみのあるルーの質感と、塩気のある味付けが相まって、「日本のカレーライス」然としたカレーです。コスパもなかなか良いと思います。





新宿 ガンジー「ビーフカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 新宿
住所: 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-17-21 新三ビル 2F
店名: カレーの店 ガンジー
商品名: ビーフカレー
来店日: 2018年8月31日
税込価格: 1120円

 新宿の有名店「ガンジー」。場所は、伊勢丹や紀伊国屋書店が並ぶ新宿通りを、1本入ったところのビルの2階です。

 新宿駅の東口からだと、新宿通り沿いを進み、マツモトキヨシの先にある道を左折。少し歩いて、左手側のビルです。

 昼時は行列ができることも、しばしばだそうですが、ピークタイムを外した13時過ぎに来店したところ、数席の空きがあり、窓側のカウンター席へ座ることができました。

 メニューは、ビーフカレー、エビカレー、トマトとチーズのカレー、ミックスカレーと種類がありますが、ビーフカレーを選択。

 欧風カレーにしては、比較的サラサラとした、粘度がやや低めの質感。ルーの中には、ブロック状の牛肉がゴロゴロと入っています。

 まずは、ルーを一口。味が薄い? 味が薄いと言うと語弊がありますが、欧風カレーは一口目に甘さが広がり、その後に辛さが追いかけてくることが多いですが、ガンジーのカレーは甘さが無く、一口目からほのかな苦味としょっぱさ、スパイスのピリッとした辛さと香りが、口に広がります。

 スパイスが全面に出たインド系のカレーとも違う、独特の味。一口目から、ハッキリと辛さが来るのも意外でした。

 しかし、食べ進めていくと、スパイスの辛さに加えて、ほのかな苦味や酸味、しょっぱさ、コクと旨味がじわじわと伝わってきます。きっと、砂糖や塩などの調味料を極力使っていない、あるいは全く使っていないのでしょう。

 牛肉は、ほどよくスジっぽさが残り、トロトロとほろほろの中間ぐらいの食感。香りもしっかりと残り、ルーとの相性も良く、牛肉の旨味と風味が引き出されています。

 重心が低い味とでも言うべきか、わかりやすい甘さやしょっぱさではなく、スパイスと牛肉の香りを活かして、奥深くから旨味とコクが伝わってくる味です。

 僕はカレーを食べるときには、余計なものを入れずに、米とルーのみをひたすら食べたいタイプなのですが、このカレーはまさに、ストイックにご飯とルーの味に集中させてくれるカレーでした。

 トッピングにチーズがありますが、ルーに余計な味付けがないため、トマトやチーズを合わせても、さらに味が引き立ち、広がるのが想像できます。





オスロコーヒー 新宿サブナード店「珈琲シュークリーム」


都道府県: 東京
最寄駅: 新宿
住所: 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目 サブナード1号
店名: オスロコーヒー(OSLO COFFEE) 新宿サブナード店
商品名: 珈琲シュークリーム
来店日: 2018年8月31日
税込価格: 400円

 2018年8月現在、都内5に店舗、横浜と名古屋に1店舗ずつ、合計7店舗を展開しているオスロコーヒーに行ってみました。店舗数が少なく、初めての訪問です。

 オスロというのは、ノルウェーの首都。オスロコーヒーのオフィシャルサイト上には「個性の違う2つのスペシャルティコーヒーと北欧食材を使用したフードメニューをお楽しみ下さい。」という記載もあり、北欧資本なのかは分かりませんが、北欧を意識したショップであることは確かです。

 訪れたのは、新宿の地下街サブナードの中にある店舗。以前はスターバックスがあった場所だと記憶していますが、久しぶりに通りかかったらオスロコーヒーになっていました。ちなみにサブナード内にある「福家書店」という本屋は、握手会やお渡し会など、各種アイドルのイベントを頻繁に開催しており、何度も足を運んでいます。今日は、アイドルのイベント目的で新宿に来たわけではありませんが…(笑)

 メニューは「キング」と「クイーン」と名付けられた2種類のコーヒーをはじめ、ケーキやパスタなども提供しています。ケーキは店頭のショーケースに入っており、テイクアウトも可能との記載がありました。

 「珈琲シュークリーム」と、北欧ではポピュラーらしいリンゴンベリーと、苺、ブルーベリーを使った「トリプルベリーソーダ」を注文。トリプルベリーソーダは600円です。

 シュー皮は硬め。クッキーを乗せて焼き上げているようですが、サクサク感があるいわゆるクッキーシューのようなタイプではなく、厚みがあって、密度が高く、ハード系のパンのようなしっかりした食感。

 クリーム部分に飾られたヘーゼルナッツの香ばしさに加えて、皮自体の香ばしさもはっきりと感じられます。

 クリームは、いずれもコーヒーを用いた生クリームとカスタードクリームの2層。上に生クリーム、その下にカスタードという構造です。

 生クリームは、空気を含み、軽さはありますが、固体に近い固めの質感。甘さは控えめで、苦味とコーヒーの香りの方が前に出てくるバランスの味。口に含むと、コーヒーの爽やかな香りが、鼻を抜けていきます。

 カスタードクリームは、粘度も密度も高く、固めの質感。同じ固めの質感ですが、固体に近い固さの生クリームとは大きく異なり、粘度が高くゆったりと伸びます。キャラメルのような粘り気と重厚さ。

 甘さはやや強めですが、コーヒーの香りに中和され、しつこくは感じません。生クリームと同じく、カスタードからもコーヒーの香りがしますが、かなり印象は異なり、こちらはクリームの奥の方からじんわりと伝わってくるような香り。

 コーヒーの香りは豊かで、本格的。最初に口に含んだときは、少しクセを感じ、コーヒーの香りとは気づきませんでした。これは、僕がコーヒーを飲み慣れていないこともあるでしょう。

 コーヒーを使ったシュークリームやエクレアは、今までにも食べたことはありますが、このシュークリームは最もコーヒーの香りが深く本格的。さすがコーヒー専門店だと思わせるクオリティです。

 トリプルベリーソーダも、酸味と甘みのバランスが良く、美味しかったです。リンゴンベリーは初めて食べましたが、赤い小さな実で、キリッとした強い酸味がありました。





タカノフルーツパーラー 新宿本店「岡山県産 桃と黄桃のパフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 新宿
住所: 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-11 5F
店名: タカノフルーツパーラー 新宿本店
商品名: 岡山県産 桃と黄桃のパフェ
来店日: 2018年8月31日
税込価格: 2160円

 今日は新宿に行く用事があったので、高野本店にも足を運びました。場所は新宿駅東口から、徒歩3分程度。駅前の広場に面したビックカメラの隣り、新宿通り沿いにあります。地下2階は、地下道に直結。

 新宿高野本店が入る建物は、いくつかのフロアに分かれて店舗が入っています。地下2階には、ギフトフロアとパフェリオ本店。地下1階には、ギフトフロアと土日祝のみ営業のフルーツサロン。そして、5階にはフルーツパーラーとフルーツバー。

 1階から3階までは改装中だそうで、ビル全体にシートがかかっていました。地下から店舗に入り、店舗内のエレベーターで、目的の5階まで上がります。

 5階に上がると、フルーツバー(バイキング)の利用か、フルーツパーラー(喫茶)の利用か確認されます。喫茶の利用であることを伝え、フルーツパーラーの席へ案内されます。

 パフェやフルーツサンド、ジュースなど、メニューは豊富。メニューの先頭のページがオススメとのことで、「岡山県産 桃と黄桃のパフェ」を注文しました。

 パフェの構成は上から、ホイップクリーム、カットされた白桃と黄桃、その桃の中心部にバニラアイスとピーチシャーベット、桃のグラニテ、ピーチフロマージュムース、ピーチゼリー、桃のソース。

 まず、運ばれてきて、目の前に配膳された時から、桃の甘い香りが漂います。

 先端のホイップクリームは、水分が多く、柔らかい質感。空気を多く含んだ、フワッとしたタイプではありません。甘さは控えめで、ミルク感も弱め。比較的あっさりした味です。桃の味と風味を損なわず、引き立てるためには、このぐらいのバランスが良いのでしょう。

 カットされた桃は、白桃の方が香りが上品。黄桃の方が、甘さがハッキリとしています。どちらも美味しい! どちらも桃には変わりないのですが、白桃の方が甘さはやや控えめで、鼻から豊かな香りが抜けていきます。黄桃の方が、甘さも香りもダイレクト。それぞれ味わいが異なります。桃の温度も、ぬる過ぎず、冷た過ぎず、絶妙。

 桃の中心部には、バニラアイスと桃のシャーベットを、半球ずつ合わせて球体状にしたものが入っています。桃のシャーベットは甘さ控えめ。おそらく砂糖を使わず、桃の甘さのみで味付けしているのでしょう。甘さは控えめですが、桃の香りが口に広がります。

 バニラアイスは、シャーベットに比べれば甘さは感じやすいですが、一般的には甘さ控えめと言っていいでしょう。バニラの香りとミルク感もしっかりと感じられますが、いずれも強過ぎず、上品なバランス。

 アイスとシャーベットの下には、桃のグラニテの層があります。こちらはシャーベット以上に甘さ控えめ。桃の香りもシャーベットと比較すると控えめで、ザクザクとした氷の食感と、キリッと冷えた温度が、全体のアクセントになっています。

 その下には、ピーチフロマージュムース。甘さは控えめで、わずかなピーチの甘さと香りと、チーズの爽やかな酸味が覆っています。密度が高く、やや固めの質感。

 ムースの下にはゼリー。こちらはグラニテとムースに比べると、甘さは強め。しかし、一般的には甘さ控えめな部類でしょう。ピーチの香りと味が、甘さに負けず感じられます。

 最下部には、桃の皮を煮詰めたソース。甘さはやや強めで、ハッキリと感じます。

 上から下まで、桃づくしのパフェです。果肉以外のグラニテやゼリーも甘さ控えめで、桃の味と香りを活かしています。桃が好きなので、最高のパフェでした!