日乃屋カレー 御徒町店「名物カツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 御徒町
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野5-27-1
店名: 日乃屋カレー 御徒町店
商品名: 名物カツカレー 七分盛り
来店日: 2018年9月1日
税込価格: 740円

 第3回神田カレーグランプリで優勝した日乃屋カレー。最近は、店舗数を続々と増やしています。

 御徒町駅のガード下にも、いつの間にか出店していたので、入ってみました。場所は、JR御徒町駅の南口の改札を出てすぐ。ローソン、すき家、てんや、と同じ並びにあります。以前はパン屋があった場所だと思うのですが、正確には覚えていません。

 食券制で、店外の入口横に券売機があります。

 名物カツカレーを筆頭に、トッピングの種類は豊富。ご飯の量は、普通盛り300gと、大盛り360gが同額です。やや少なめの七分盛りは210gで、100円安くなるようです。初めてなので、最も王道と思われる名物カツカレーのご飯七分盛りにしました。

 店内は、カウンター席のみ。真ん中を通路にして、店内両サイドが席になっているため、後ろは気にならず、隣との間隔も比較的広めになっています。

 入店前に店外の券売機で食券を買い、店内で着席後に定員へ食券を渡します。

 注文後、思いのほか早く提供されました。時間帯とタイミングにもよるのでしょうが、カツは揚げたてではなく、揚げ置きでした。画像のとおり、ライスの上にカツを載せ、その上から満遍なくルーがかかっています。

 ルーを食べてみると、まず甘さが広がり、その後に辛さ、さらにしょっぱさが続きます。味の立ち上がりが速く、甘さの後に、すぐにピリッとした辛みが伝わります。しょっぱさもハッキリしていて、ご飯が進む味つけです。

 甘さはやや強め。辛さはピリッとしたスパイス系の辛味を感じますが、強くはありません。後からヒリヒリ、ピリピリと辛みが勝ってくることもなく、終始マイルドな味。個人差もあるでしょうが、食べていて汗が吹き出すようなことは、少なくとも僕はありませんでした。

 ただ、お手頃な価格の市販ルーで作ったカレーのような、塩気が勝るような直線的な辛さではなく、スパイスらしい質の辛さであることは確かです。

 ルーの質感は、粘度が高く、固め。いわゆる日本風のカレーライスや、家庭で市販のルーで作るカレーに近い質感。具は、玉ねぎと、細かな肉は確認できました。

 カツは、前述のとおり揚げ置き。若干のサクサク感はありますが、やや温度がぬるくなってしまっていたのが残念でした。サイズはやや大きめで、味は悪くないです。揚げたてだったら、もっと美味しいはず。

 カツは切り方が少し変わっていて、通常は縦長になるように切ってありますが、日乃屋のカツは縦方向にも切ってあり、ちょうど一口サイズになっています。これは、スプーンだけでカレーと共に食べ進める上で、非常に食べやすいサイズ感。

 とろみのあるルーの質感と、塩気のある味付けが相まって、「日本のカレーライス」然としたカレーです。コスパもなかなか良いと思います。