「ビアードパパ」カテゴリーアーカイブ

ビアードパパ 上野ABAB店 「大学いもシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野4-8-4 上野ABAB店内 1F
購入店: ビアードパパ 上野ABAB店
商品名: 大学いもシュー
購入日: 2018年11月25日
税込価格: 230円

 ビアードパパ2018年11月の限定商品「大学いもシュー」を購入しました。その名のとおり、大学いもをイメージしたシュークリームです。

 オフィシャルサイト上の商品説明ページには「さつまいもの王様「鳴門金時」をふんだんに使ったクリームをカリッと香ばしく飴がけにしたシュー生地につめた、まさに大学いもそのもののシュークリーム。」と記載。

 前述のとおり、大学いもをイメージした商品です。シュー皮はパイシュークリームのものと同じだと思いますが、大学いものように飴がけされています。

 シュー皮自体も硬めだと思いますが、それ以上に皮をカバーする飴が硬く、カリッとした食感。カバーされるシュー皮自体のサクサク感もあり、とても食感が良いです。

 飴なので若干のべたつきがありますが、気になるレベルではありません。飴の質感は、温度によっても変わりますが、個人的には冷やしてカリカリ感を強調した方が好みです。

 味は、シュー皮の香ばしさと、飴の香ばしさが合わさり、単体でも成立しそうな存在感があります。飴の甘さは、ほのかに感じる程度で、それほど強くはありません。むしろ、ほのかな甘さが、皮の香ばしさと塩気を引きたてています。

 また、表面には飴と共に黒ごまが振りかけてありますが、この黒ごまの香りが思いのほか強く、アクセントになっています。

 中に充填されるクリームは、鳴門金時を用いたクリーム。しかし、クリームと呼ぶには粘度が低く、スイートポテトに近い質感。なめらかではなく、商品説明のとおり「ホクホク」と形容した方が適切です。

 クリーム状と言うより、固体に近い質感と言えるでしょう。ほとんど伸びず、柔らかめのスイートポテトと言うべき食感です。店頭看板の画像では、クリーム状に見えますが、実際にはもっとさつまいも感が強め。

 クリーム本体の色は、やや黄色味のある薄いクリーム色。そのなかに、黒ごまと小さく刻んだサツマイモが確認できます。

 黒ごまとの区別がつきにくいですが、オフィシャルサイト上には「※クリーム内の黒い粒はいも、胡麻またはバニラビーンズです。」との注意書きもあるので、バニラビーンズも含まれているようです。

 甘さは控えめ。さつまいもの自然な甘さを生かした味になっています。前述のとおり、食感がクリームと言うよりスイートポテトに近いのですが、味もそれ抜い比例してバニラの香りや甘さよりも、さつまいもが前面に出ています。

 アクセントとして黒ごまの香ばしさがほのかに感じられ、大学いも感を演出しています。

 カリカリの飴がけされたシュー皮とも相まって、確かに大学いもに近い味と食感を持っています。シュークリームとしてのバランスも、非常に良いと思います。





ビアードパパ ヨドバシAkiba店「メープルプリンシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒101-0028 東京都千代田区神田花岡町1-1 ヨドバシAkiba1F
購入店: ビアードパパ ヨドバシAkiba店
商品名: メープルプリンシュー
購入日: 2018年11月16日
税込価格: 250円

 店先の看板には「ヨドバシAkiba店限定」と記載されていましたが、ビアードパパの一部の店舗限定の商品のようです。

 ヨドバシAkibaオフィシャルサイト上のビアードパパ店舗ページには「プリンの食感が楽しいメープルカスタードクリームに お好みで優しい甘さの琥珀色のメープルシロップをかけて。香り深いメープルプリンのおいしさをめしあがれ。店舗限定です!! 」と商品説明が記載。

 画像を見ていただいても分かるとおり、クリーム充填用の穴には、メープルシロップの入ったスポイトが差し込まれています。

 店頭の看板によると、そのまま注入しても、上からかけても良いとのこと。上からかけると食べにくくなりそうですし、今回はそのままシロップを皮の中に注入しました。

 シュー皮は硬め。表面はサクサク感が非常に強く、全体的に硬いです。ただ、硬すぎて食べにくくはありませんでした。ドライで軽い食感のため、サクサクと小気味よく食べられます。

 味は、香ばしさが強いです。前述のとおりサクサク感も強いのですが、それと比例するように香ばしさも強め。小麦の香り、若干の塩気もあり、とても存在感のある皮です。

 クリームの味が弱いと、シュークリームとしてのバランスが悪くなってしまうのではと心配になるほど、味も食感も主張の強い皮と言えます。

 充填されるクリームは、クリームと言うよりも、商品名のとおりプリンです。看板の画像だと、カスタードクリームの中に、小さく切られたプリンが入っているように見えますが、実際はもっと一体感があり、プリン感が強め。

 色は、黄色味の強いクリーム色。クリームらしい粘度よりも、弾力性を感じる、固体に近い質感。甘さはやや強め。メープルの香りも感じられますが、そこまで強くはありません。色も食感も、イメージとしてはプッチンプリンに近いです。

 先ほど注入したメープルシロップは、クリーム上部にしっかりと入っていました。シロップの方が、クリーム本体よりも、甘さもメープルの香りも強め。注入することで、メープルプリン感が格段に増しています。

 存在感のある皮に負けない、個性と味の強いクリームです。クリーム単体だと、少し甘さが強すぎるのではないかと思いますが、味も食感もハッキリとした、皮とのバランスは良好。バランス良く、完成度の高いシュークリームだと思います。

 今回は試していませんが、メープルシロップは皮の上からかけても、お互いの香りが引き立ち、これも有りなんだろうなと想像します。





ビアードパパ ヨドバシAkiba店「チョコチップバニラシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒101-0028 東京都千代田区神田花岡町1-1 ヨドバシAkiba1F
購入店: ビアードパパ ヨドバシAkiba店
商品名: チョコチップバニラシュー
購入日: 2018年11月16日
税込価格: 230円

 ビアードパパは、月替わりで限定商品が登場します。11月の限定「チョコチップバニラシュー」を購入しました。

 商品名のとおり、クリームはバニラの香りが強く、中にはチョコチップが入ったシュークリームです。

 オフィシャルサイト上の商品ページには「つぶつぶ食感のチョコチップと香り豊かなバニラクリームのハーモニー。チョコとバニラ、王道の組み合わせをシュークリームでどうぞ。」と記載。

 シュー皮は硬め。皮全体が硬いわけではなく、表面のところどころに特に硬い部分があり、サクサク感が非常に強め。やや厚みもあり、生地の密度も高く、存在感のある皮です。

 味は、香ばしさが非常に強く、皮自体の味がしっかりと感じられます。小麦っぽさもあり、若干の塩気も感じられ、食感と相まって味も主張がはっきりしています。

 クリーム充填用の穴は、サイドにひとつ。商品説明のとおり、充填されるのはチョコチップ入りのホイップクリーム。

 色はわずかにクリーム色がかっていますが、白に近いです。その中にチョコチップの黒が、ところどころ見えます。バニラビーンズも入っているはずですが、チョコチップの存在感が強いため、バニラビーンズの粒は見分けづらいです。

 クリームは空気を多く含み、柔らかく、軽くふわっとした質感。粘度は低く、伸びる質感ではありませんが、固体に近い安定感があります。

 その中にチョコチップが入っており、ザクっとした食感が、軽いクリームに対してアクセントになっています。

 甘さは中庸。バニラの香りが強く、甘さやよりもバニラの方が前面に出たバランスです。チョコチップが持つかすかな苦味と香りが、食感と同じく、味の面でもアクセントになっています。

 チョコレートの苦味が、クリームの甘さをうまく中和しているとも思います。また、チョコとバニラの香りがお互いを引き立てあい、味に広がりを生んでいます。

 クリームの甘さはハッキリと感じられるのですが、バニラの香りと、チョコレートの味に中和され、まったくしつこくは感じません。

 食感と味の両面で、チョコチップがアクセントになりつつ、全体のバランスをとっていて、完成度の高いシュークリームだと思います。





ビアードパパ 上野ABAB店「渋皮栗のモンブランシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野4-8-4 上野ABAB店内 1F
購入店: ビアードパパ 上野ABAB店
商品名: 渋皮栗のモンブランシュー
購入日: 2018年10月20日
税込価格: 230円

 毎月、月代わりで期間限定商品を導入するビアードパパ。2018年10月の限定メニュー「渋皮栗のモンブランシュー」を購入しました。

 ホームページ上の商品説明には「秋の味覚・渋皮栗ペーストをふんだんに使ったモンブランケーキのようなリッチな味わい。」と記載。

 シュー皮は、やや硬め。表面には、ところどころサクサク感がありますが、サクサクとした軽い食感が全面に出たというよりも、ハード系のパンに近いしっかりした食感です。密度が高く、厚みもあり、少しごわごわした質感。

 皮の味も、ハッキリと感じられます。香ばしく、小麦っぽさも感じられ、若干の塩気もある味。皮単体でも成立しそうなぐらい、しっかりとした味を持っています。

 中に充填されるクリームは、商品説明のとおり、栗のペーストを含んだもの。色は、白に近い、薄い茶色。モンブランの色を、もっと薄くしたような色です。クリーム中には、バニラビーンズの黒い粒も見えます。

 固さは中庸。みずみずしく、そこそこの粘度があり、バランスの良い質感です。固体に近いわけでも、粘度の高いまったりとしたクリームでもないのですが、ほどよく伸び、やや密度が低く、軽さも持ち合わせています。

 甘さは控えめ。栗の香りは、特別強いというわけではありませんが、しっかりと感じられます。砂糖で甘さを過度に足すのではなく、栗の甘さと香りを活かしたバランスの味にまとまっています。

 モンブランケーキほどの濃厚さはありせんが、みずみずしい質感も相まって、栗の香りが引き立つ味。モンブランの水分を増やし、みずみずしさをプラスしたような、クリームの味と質感です。

 前述したとおり、シュー皮は味が強めですが、クリームの香りを損なうことはなく、むしろ皮の香ばしさが、栗の甘味と香りを引き立てています。

 モンブランケーキを再現したというよりも、モンブランの味をシュークリームのフォーマットにうまく落とし込んでいます。

 僕はモンブランも好きなのですが、このシュークリームはモンブランとは良い意味で別物の、栗の良さを活かした商品だと思います。





ビアードパパ 上野ABAB店 「キャラメルパンプキンシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野4-8-4 上野ABAB店内 1F
購入店: ビアードパパ 上野ABAB店
商品名: キャラメルパンプキンシュー
購入日: 2018年10月20日
税込価格: 230円

 月代わりで限定メニューの出るビアードパパ。2018年10月の限定商品「キャラメルパンプキンシュー」と「渋皮栗のモンブランシュー」を購入しました。この記事は、キャラメルパンプキンシューの感想です。

 ホームページ上の商品説明には「ブラックハロウィンパンプキンシュー」とも記載されていますし、店頭の看板にも「今年はブラック ハロウィン キャラメルパンプキンシュー」と記載されていて、どこまでが正式名称なのか分かりませんが、当サイトでは「キャラメルパンプキンシュー」と記載しておきます。

 ホームページ上の商品説明には「なめらかなかぼちゃのクリームにキャラメルのコクが加わったハロウィン限定シュー登場!!」と記載。

 画像のとおり、シュー皮は黒っぽい色をしています。また、ビニールの包みも限定仕様になっています。

 シュー皮の質感は、やや硬め。表面にはサクッとした食感の部分もありますが、サクサクと軽い食感ではなく、ハード系のパンのように少しごわごわした、しっかりした食感。

 味は、小麦の香りと香ばしさが、しっかりと感じられます。塩気もあり、シュー皮にしてはかなり主張の強い味だと思います。ただ、わざとらしく砂糖や塩で味を足しているわけではなく、あくまで自然なかたちで皮の味が濃いということです。

 前述のとおり黒い皮ですが、特にココアっぽい香りがするわけではなく、黒さの由来は特定できませんでした。

 中のクリームは、商品説明のとおり、かぼちゃとキャラメルを用いたカスタードクリーム。クリーム充填用の穴は、皮のサイドにひとつ空いています。

 クリームは、黄色とオレンジの中間ぐらいの色。かぼちゃの色に近く、かなり濃い色味です。中には、バニラビーンズの黒い粒も見えます。

 質感は、やや固め。ですが、粘度が高いというより、粉っぽく、固体に近い質感です。固体と書いてしまうと語弊がありますが、なめらかさはあり、かぼちゃの煮物をすりつぶしてヘラで伸ばしたような質感です。かぼちゃを使っているので、当然と言えば当然ですが…。

 甘さは中庸から、やや控えめ。甘味自体はハッキリと感じられるのですが、かぼちゃの甘味を活かし、またかぼちゃの香りも感じられるので、しつこく感じることはありません。かぼちゃの甘味と香りを、うまく活かしていると思います。

 キャラメルを使っているのは、商品説明に書かれていなかったら、気づかなかったと思います。しかし、確かに甘さ以外に、コクや苦味が感じられるのは事実。その理由はかぼちゃによるところも大きいと思いますが、キャラメルでさらに深みを加えているのでしょう。

 かぼちゃはマジで苦手!という人にはオススメしませんが、かぼちゃがあまり好きではない僕でも、美味しくいただけました。野菜の甘味と旨味をいかしたシュークリームです。