カレー屋ジョニー お茶ノ水店「コルマカリー」


都道府県: 東京
最寄駅: 御茶ノ水
住所: 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-5
店名: カレー屋ジョニー お茶ノ水店
商品名: コルマカリー (並)
来店日: 2019年1月13日
税込価格: 880円

 JR御茶ノ水駅のすぐ近く。「カレー屋ジョニー お茶ノ水店」に、2回目の訪問です。

 場所はJR御茶ノ水駅の聖橋口を出て左へ。歩いてすぐのところにあります。

 前回は「ロースカツカレー」を注文しましたが、今回は前回の訪問のさいに気になった「コルマカリー」を選択。食券制で、入口の左手側に券売機があります。

 メニュー表記は「カレー」ではなく「カリー」です。「大人のカレーシリーズ」と銘打たれたメニューがあり、この「コルマカリー」のほかに「カシミールカリー」があります。

 いずれも、ほかのメニューより少し価格が高め。本格的なスパイスカレーを目指したメニューのようです。

 揚げ物などのトッピングをしていないためか、食券を渡すと、ほとんど待たずに提供されました。

 画像のとおり、ライスとルーが別々に提供。正直、コルマカリーあるいはコルマカレーというものを、今までに食べたことはなかったのですが、「コルマ」とはヨーグルト、生クリーム、ナッツなどのペーストをベースに作られる料理だそうです。

 店頭にかかげられたメニュー表にも「玉葱をたくさん使いヨーグルト仕立てのパキスタンカレー」と記載されています。

 ルーは、赤っぽい色。粘度は高くありませんが、前述のとおりタマネギが大量に入っており、サラサラの水っぽい質感ではありません。

 味は、一口目は甘め。その後に、トマトの酸味が追いかけてきます。しかし、酸味は角がまるく、全体としてはマイルドな味です。

 スパイスの香りも伝わってくるのですが、辛味はかなり弱め。わずかにピリッと感じる程度。

 具は、タマネギのほかに、ジャガイモと鶏肉が入っています。ジャガイモは、一口で食べられるサイコロサイズ、鶏肉は一口大よりやや大きめ。

 タマネギはじっくりと煮込まれ、おそらく形がなくなり、とけこんだ部分も多いのだと思います。ジャガイモは、あとから投入されているのか、ホクホク感の残る食感。

 鶏肉は、旨味もありますが、ややクセのある味。味つけではなく、肉自体にくさみがあります。とはいえ、スパイスの効いたカレーですし、気になるレベルではありません。

 このお店のほかのカレーに比べると割高ではありますが、スパイスの種類と量も多いのがわかりますし、かなり企業努力されているにでは、と思います。

 ほかにコルマカレーを食べたことがないので、比較することはできませんが、カレースタンドのような店舗の1000円以下のカレーとしては、良いクオリティと言えるでしょう。

 ただ、僕はスパイス系のカレーよりも、欧風カレーや日本風のカレーライスの方が好きなので、同店の通常のカレーの方が好み。





スマトラカレー共栄堂「ビーフカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 神保町
住所: 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-6 サンビルB1
店名: スマトラカレー 共栄堂
商品名: ビーフカレー
来店日: 2019年1月12日
税込価格: 1350円

 御茶ノ水や神保町あたりには、書店やCD屋をめぐりによく行くのですが、こちらのカレー屋には足を運んだことがありませんでした。

 カレー激戦区の神保町に店をかまえる老舗「共栄堂」です。大正13年創業とのことで、多くのカレー店がひしめく神保町のなかでも、おそらく最古のお店のはず。

 店頭の看板にも記載されているとおり、スマトラカレーを提供しています。

 土曜の11時過ぎ、雪が舞うなか、友人と共に行ってきました。場所は、地下鉄の神保町駅A5出口を出て、左へ。靖国通りを、三省堂書店や小川町の方向へ歩いたところにあります。

 駅の出口からだと、徒歩1〜2分ほど。「スマトラカレー 共栄堂」という立て看板がある建物の地下1階です。

 神保町は大学の多い学生街ですし、数多くの出版社もあります。平日よりも、むしろ土曜の方が空いているのではないか、という読みで土曜に訪問しました。

 前述のとおり、開店直後の11時過ぎに入店しましたが、すでに半分ぐらいの席が埋まっています。僕が入店したあとも、外での待ちはないものの、コンスタントに来客があり、ほぼ満席の状態がつづいていました。人気店であることが窺えます。

 メニューは、店頭の立て看板にも一部が記載されていますが、ポーク、チキン、ビーフ、エビなど各種カレーがあります。店員さんに聞いたところ、具材だけでなく、ルーの味もすべて異なるそうです。

 はじめての入店ですし迷いましたが、ビーフカレーを選択。注文後、数分で提供されました。思いのほか提供までの時間が短いです。

 ライスとルーの他に、ポタージュスープがデフォルトで付いてきます。写真を撮り忘れてしまいましたが、卓上には福神漬けとラッキョウも有り。

 ライスは、かために炊かれていて、カレーとの相性も良い感じです。

 カレールーは、画像のとおり黒め。小麦粉を使用していないとのことで、粘度が低く、サラリとした質感です。

 「スマトラカレー」とは、その名のとおりインドネシアのスマトラ島のカレーらしいのですが、今までに食べたことはありません。

 期待を胸に、まずは一口。欧風カレーとも、インド系のスパイスカレーとも異なる味が、口に広がります。

 おそらく塩や砂糖はほとんど、あるいは全く使っていないのだと思いますが、ハッキリとした塩気や甘味ではなく、独特の苦味とコクが広がっていきます。

 そのあとに追いかけてくる、スパイスのキリッとした辛味。若干の酸味も感じられます。

 前述したとおり、わかりやすい塩気がないため、一口目を食べた瞬間は「ちょっと味が薄いかも?」と思いましたが、コクが深く、多様な香りが広がっていくため、味が薄いとま全く感じません。

 食べ進めるうちに、舌と鼻がなれてきて、様々な香りが立ちのぼってきます。香ばしい苦味と、深いコク。スパイスによる複雑な辛味。

 ほかに似ているものが思い浮かばない、独特の味です。ただ、間違いなく美味しいです。

 僕はスパイス系のカレーよりも、甘味をもった欧風カレーの方が好きなのですが、欧風カレーとは違うのですが、どこか通じるところもあります。

 欧風カレーから甘さを抜き、スパイスの種類と香りを、増した感じというんでしょうか。とにかく、一言ではあらわせない、深い味わいを持っています。

 具は、一口大ぐらいのビーフがいくつか。ほどよく肉の噛みごたえの残る柔らかさです。ビーフの香り、旨味も残っています。

 今回はビーフカレーを注文しましたが、ボークやチキンなどそれぞれルー自体の味が異なるとのことなので、他のメニューも気になります。

 神保町界隈だと、ボンディ、ガヴィアル、ペルソナの欧風カレー屋がお気に入りなんですけど、今後は共栄堂にも足を運びそうです。





まいばすけっと「たっぷりクリームツインシュー 濃厚チョコクリーム&ホイップ」


購入店: まいばすけっと
商品名: たっぷりクリームツインシュー 濃厚チョコクリーム&ホイップ
購入日: 2019年1月11日
税込価格: 84円

製造者: 山崎製パン株式会社
カロリー: 280kcal

 イオン系のスーパー「まいばすけっと」で購入したシュークリームです。

 「たっぷりクリームツインシュー」のシリーズは、定期的に季節限定の商品がリリースされるため、たびたび購入しています。

 今日、購入したのは「濃厚チョコクリーム&ホイップ」。その名のとおり、チョコクリームとホイップクリームの入ったシュークリームです。

 シュー皮は薄く、柔らかめ。コンビニやスーパーのシュークリームの平均的な質感で、とくに強い個性はありません。

 味覚の面でも、若干の香ばしさは感じられますが、特筆すべき味は無し。

 充填されるクリームは、前述のとおりチョコクリームとホイップクリームの2種。個体差もあるとは思いますが、基本的にはチョコクリームが下、その上にホイップクリームが載る2層構造となっています。

 チョコクリームは、かなり濃いめの茶色。黒に近い色をしています。固めの質感ですが、粘度が高いわけではなく、個体に近い、ムースのような食感。ただ、ムースほどは軽くなく、ほどよく密度があります。

 「濃厚」とうたっているとおり、この価格帯のスーパーの商品にしては、甘さが控えられ、チョコレートの風味を活かした味。

 甘みよりも、苦味の方が前面に出てくるバランスですが、苦味もそこまで強いわけではありません。それぞれの味は、突出して強いわけではないのですが、苦味も甘みもハッキリと感じられ、全体的には濃厚な味と言えます。

 ホイップクリームは、水分が多く、やわらかい質感。粘度も低めで、注意しないと、こぼれてきそうな質感です。

 甘さは控えめ。ミルク感も弱く、淡白でスッキリとした味です。チョコクリームの濃厚さを中和するという意味では、バランスは良いと思います。

 「濃厚チョコクリーム&ホイップ」という商品名ですが、正直そこまで濃厚というわけでも、本格的な味つけでもありません。

 とはいえ、税込84円という価格を考えれば、十分なクオリティ。この価格で、できるかぎり濃厚で、本格的な味を目指したシュークリームでしょう。





肉のヤマキ商店 お茶の水サンクレール店「カツカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 御茶ノ水
住所: 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング B1F
店名: 肉のヤマキ商店 お茶の水サンクレール店
商品名: カツカレー
来店日: 2019年1月10日
税込価格: 980円

 「丸亀製麺」などを運営する、株式会社トリドールホールディングスによる「肉のヤマキ商店」。その名のとおり、焼肉丼など肉に特化した飲食店です。

 この店のことは、正直まったく知らなかったのですが、たまたま御茶ノ水のディスクユニオンに来たときに見かけたので、入店してみました。

 場所は、東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅に直結した「お茶の水サンクレール」内。地下1階ですが、屋根のない中庭のような場所にあります。

 イートイン以外に、テイクアウトでお弁当なども販売しています。

 店頭にメニューの看板が立っています。前述したとおり、ランチは焼肉丼がメイン。食券制なのですが、タレや量が選べるため、食券機にはボタンが多く、けっこう迷いそうです(笑)

 食券を購入し、入口にいる店員に渡すと、席に案内されます。他のお客さんは、ほとんど焼肉丼を注文していましたが、僕は「カツカレー」を選択。

 「ほとんど」というより、僕以外の人はみなさん焼肉丼を注文されていましたね。

 開店直後の11時すぎの入店でしたが、続々と来客があり、すぐに席の半分ほどが埋まっていました。着席すると、水とサービスのキムチが運ばれてきます。

 テーブルにもメニューが置いてあります。こちらは夜のメニューのようで、夜はすき焼きと焼肉をメインにした、居酒屋に近い業態のようです。

 着席後、数分でカツカレーが到着。焼肉丼よりも、若干時間がかかるようです。ほとんどの方が焼肉丼を頼むので、オペレーションの関係でしょう。

 いずれにしても、気になるほどの待ち時間ではありません。ピークの時間帯だと、もうすこし待ち時間ができるのかもしれませんが。

 ルーは茶色く、粘度の高い、いかにも「日本のカレーライス」の質感です。味は、一口目には甘みとコクを感じますが、すぐに辛さと塩気が追いかけてきます。

 塩気がやや強く、ご飯がすすむ味つけ。味の面でも、食堂などで出てきそうな、日本風のカレーライスです。

 スパイスの香りは、ものすごく豊かというわけではありませんが、ほどほどに感じられます。しょっぱさが前面に出た味ではありますが、ただ塩気が強いわけではなく、前述のとおりコクも感じられます。

 塩気の強い日本風のカレーに、すこしだけスパイスを効かせたバランス、といったところでしょうか。

 上に乗るロースカツは、クセも無く、食べやすい味。やや淡白で、旨味が多いわけではありませんが、衣のサクサク感が強く、肉と衣の一体感も良好。油が強すぎることもなく、この価格帯ならば、十分なクオリティだと思います。

 また、画像のとおり、縦方向だけでなく、横方向にも切られています。一口大より、すこし大きいぐらいのサイズで、食べやすいです。

 しょっぱめのルーに、やや淡白なカツ。ソースいらずで、バランスは良いと言えます。

 肉を売りにしている店だけあって、カツのクオリティは悪くないですが、カレー自体の味に関しては、1000円前後ならもっと本格的な味を出せるお店もあるよな、と思います。

 コスパの判断は難しいところですが、このお店はやっぱり焼肉丼なのかなぁ。





ファミリーマート「いちごシュー ~果肉&練乳入り~」


購入店: ファミリーマート
商品名: いちごシュー ~果肉&練乳入り~
購入日: 2019年1月5日
税込価格: 130円

製造者: ヨネザワ製菓株式会社
カロリー: 202kcal

 ファミリーマートで購入した「いちごシュー ~果肉&練乳入り~」。

 苺の季節にはいってきたからでしょうが、各社とも苺を使ったシュークリームを導入してきていますね。

 最近も、同じファミリーマートの「いちごのシュークリーム」、セブンイレブンの「贅沢いちごもこ」を購入しました。

 「いちごのシュークリーム」は、1パッケージに4個入り。小さめのシュー皮を切って、なかにクリームをいれた、洋菓子店のシュークリームを連想させる商品でした。

 今回の「いちごシュー ~果肉&練乳入り~」は、スタンダードなコンビニのシュークリームの形状です。

 オフィシャルサイト上の商品紹介ページには「いちごピューレといちご果肉を使用し、練乳でミルク感をプラスした、果肉入りいちごクリームを味わえるシュークリームです。」と記載。

 商品名にわざわざ「果肉&練乳入り」とついていますけど、その名のとおり、クリームのなかにイチゴの果肉と練乳が入ったシュークリームです。

 シュークリームに限らずですが、最近は説明そのままの商品名が多いですね(笑)

 シュー皮は薄く、柔らかめ。味には、とくに強い主張はありませんが、若干の香ばしさは感じられます。コンビニシューの平均的な質感と言えます。

 なかに充填されるクリームは、前述のとおり苺を含んだクリーム。色は、パッケージの画像では薄いピンクに見えますが、もうすこし濃く、ムラサキに近い色です。

 質感は柔らかめ。水分が多く、粘度は低めです。クリーム状になめらかに伸びるというより、やわらかいのですが、わずかに固体感もあり、ヨーグルトに近くも感じられます。

 また、前述のとおりイチゴの果肉が入っているのですが、思ったよりも大きく、存在感があります。「大きく」と言っても、1センチ角に満たないサイズですが、果肉感はハッキリとあります。

 クリーム全体の甘さは控えめ。果肉以外にも、ピューレを使用していることもあり、イチゴの酸味が前面に出たバランスの味。

 果肉は、味の面でもアクセントになっています。ただ、イチゴの味が強いのは確かなんですが、ジャムっぽさというか、やや作り物感があります。

 とはいえ、この価格帯の商品なら、十分なクオリティでしょう。使えるイチゴの量も限られているでしょうし、ピューレや練乳で、うまくまとめていると思います。