都道府県: 東京
最寄駅: 御茶ノ水
住所: 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-5
店名: カレー屋ジョニー お茶ノ水店
商品名: ロースカツカレー (並)
来店日: 2018年10月13日
税込価格: 710円
以前から、たびたび前を通って気になっていた、御茶ノ水にある「カレー屋ジョニー」に行ってきました。
場所は、JR御茶ノ水駅の聖橋口の改札を出て、右へ向かうとすぐそこ。改札から、数十秒…もかからないぐらいの距離です。
上の画像からも推測できると思いますが、店内は細長く、いわゆる「カレースタンド」と言えます。1階は5〜6席のみ。1階の奥が、調理スペースになっています。
入り口の右側には、2階に上がる階段があり、さらに14席。2階も細長いスペースですが、カウンター席とテーブル席があり、限られたスペースに、できる限り席を確保しようという努力が垣間見えます。当然、広々とはしていませんが、窮屈でストレスを感じることはありませんでした。もちろん、この辺の感じ方には、個人差があるでしょうが。
また、店内は汚いということはありませんが、床や壁など建物自体に年季を感じます。僕は全く気にならない…というより、いかにも古き良き学生街といった趣で、味があって良いなと感じました。
入口を入って、左側に券売機があり、食券を購入してから席につき、店員に食券を渡すシステムです。来店したのは、土曜の昼過ぎ。1階がある程度、埋まっていたため、2階へ案内されました。
注文したのは、ロースカツカレーの並(710円)とコーラ(150円)。店頭のメニューにも表記されていますが、カツは注文後に揚げ始めるため、ある程度の時間は待ちます。
まずは、ルーのみを一口。食感は、粘度が低く、ややサラサラ系寄り。一口目に、まず酸味が広がります。続いて、スパイスの香りや辛味が続きます。塩気はほとんど感じず、個人的には高ポイント。塩気で、香りの貧弱さをごまかすカレーも多いので。
酸味は、野菜とスパイスに由来するのだと思いますが、あとに続く辛味とも一体感があり、全体として自然な味です。スパイスは、量も種類も豊富という感じではありませんが、1000円以下のカレーにしては、十分な香りを持っています。
ご飯は、やや硬めに炊かれていて、粘度の低いルーとの相性は良いです。
前述のとおり、カツは揚げたて。チェーン系の店のカツカレーと比較しても、サイズも大きく、肉自体クオリティも良好。クセがなく、やや淡白に感じられる部分もありますが、揚げたてなので、特に気になりません。肉に厚みがある分、冷めるとパサつきが気になる可能性はあります。卓上には、とんかつ用のソースあり。
この価格で、この味とカツのクオリティならば、コストパフォーマンスも良好です。
注文後に気づいたのですが、「大人のカレーシリーズ」と称した「コルマカレー」と「カシミールカレー」も提供されています。こちらは、カツカレーに用いられているルーとは別で、より多くのスパイスが使用されている模様。
カツカレーのルーも悪くなかったので、次回は大人のカレーシリーズのいずれかを試してみたいと思います。
ちなみに、壁にメニューなどが、いろいろ貼ってありました。下に画像を貼っておきます。