銀座コージーコーナー 上野公園ルエノ店「コージーワニさんのエクレア」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0007 東京都台東区上野公園1-57 UENO3153ビル1F
購入店: 銀座コージーコーナー 上野公園ルエノ(L’UENO)店
商品名: コージーワニさんのエクレア
購入日: 2018年7月2日
税込価格: 302円

 上野駅前にあるUENO3153ビル1階フードコート内にあるコージーコーナー。上野動物園にちなんでのことだと思いますが、当該店舗には限定の動物をモチーフにした商品がいくつかあります。

 上野と言えばといった感じで、パンダをモチーフにした商品もありましたが、今回は「スワンシュー(ホワイト)」と「コージーワニさんのエクレア」を注文。この記事は、エクレアの感想です。

 コージーコーナーのオフィシャルサイト上の商品説明には「シュー皮の中にまろやかな口あたりのカスタード&クリームを詰めて、宇治抹茶パウダーで仕上げました。ぱっちりお目々のワニをかたどったユニークなエクレアです。」と記載。

 シュー皮はやや硬め。表面には、若干のサクサク感もあります。味は、皮自体に特に主張が強いものはありませんが、振りかけられた抹茶の香りと苦味が口に広がります。抹茶の香りに引き立てられ、若干の皮の香ばしさも感じます。

 ワニさんの目は、白目部分は生クリーム、黒目部分はチョコレートです。チョコレートは、ミルクチョコで、甘さは中庸。

 クリームは、土台部分にカスタードクリーム、その上に生クリームが載る2層構造。生クリーム部分には、上部の皮と同じく、粉状の抹茶が振りかけられています。

 生クリームは、粘度が低く、固めの質感。伸びにくく、フォークやスプーンでもすくいやすい質感ですが、ほどよく空気を含み、軽さも持ち合わせています。

 甘さは控えめで、ミルクの風味をほのかに感じる味。主張が強い味ではないため、抹茶の香りと苦味が引き立ちます。

 カスタードクリームは、粘度が高く、固めの質感。生クリームもカスタードクリームも、固体のような固さがありますが、質はかなり異なります。カスタードの方は、軽めの生クリームに対して、密度も粘度も高く、ずっしりとした食感。

 甘さは強めで、はっきりと感じます。卵のコクも強く、主張の強い味。カスタードクリーム単体だと甘さが強すぎると感じるかもしれませんが、生クリームと同時に食べることで中和され、良いバランスだと思います。

 また、抹茶のパウダーもアクセントになっていて、香りと苦味が全体の味を引き締めています。





銀座コージーコーナー 上野公園ルエノ店「スワンシュー (ホワイト)」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0007 東京都台東区上野公園1-57 UENO3153ビル1F
購入店: 銀座コージーコーナー 上野公園ルエノ(L’UENO)店
商品名: スワンシュー (ホワイト)
購入日: 2018年7月2日
税込価格: 302円

 JR上野駅前にあるUENO3153ビル(上野公園西郷会館)。その1階フードコート内にあるコージーコーナーへ行ってきました。場所は、不忍改札から山下口に出るのが最も近いです。京成の上野駅からも、徒歩数分。

 UENO3153のホームページには、1階は「ロッテリアが運営するフードコート」という記載があるのですが、コージーコーナーは2008年に株式会社ロッテホールディングスのグループ会社になっていたんですね。知らなかった。「ルエノ」というのは、フードコートの名称です。コージーコーナーの他には、ロッテリアやパン屋などが入っています。

 上野動物園が近いから、ということだと思いますが、こちらのコージーコーナー上野公園ルエノ店には、動物をモチーフにした店舗限定商品がいくつかあります。「パンダ焼き」や「コージーパンダさんのケーキ」が、上野らしく人気なのでしょうが、僕はシュークリームが好きなので、迷わず「スワンシュー」と「コージーワニさんのエクレア」を注文。ちなみに対象となる動物ケーキと同時注文すると、コーヒーか紅茶のMサイズが80円引きになります。

 コージーコーナーのオフィシャル・サイト上の商品説明には「優雅なスワンをかたどったシュークリーム。シュー皮の中にカスタード&クリームを詰めて、羽に見立てたシュー皮に白い粉糖を振りかけました。」と記載。

 シュー皮は、ドライですがサクサク感は無く、柔らかめの質感。やや厚みがあり、コンビニのシュークリームの質感とは異なり、しっかりした噛みごたえがあります。

 味は、特に主張が強いわけではありませんが、小麦っぽさと言うべきなのか、皮自体の味が感じられます。繰り返しになりますが、味が濃い、香ばしさが強い、という感じではありません。しかし、素材の味がしっかりと感じられます。

 スワンの頭の部分も、はっきりと味があるわけではありませんが、若干の香ばしさが感じられます。こちらもサクサク感はなく、形をキープしていながら、柔らかめの質感。

 クリームは、上部に生クリーム、その下の土台部分がカスタードクリームの2層。

 生クリームは、粘度が低く、固めの質感。ほどよく空気を含み、軽さがあります。甘さは控えめ。ほのかにミルクの香りがあり、古き良き街のケーキ屋のクリームのような、懐かしさがあります。

 カスタードクリームは、黄色味の強いクリーム色。こちらは生クリームとは対称的に、粘度が高く、固めの質感。密度もやや高めで、しっかりとした食べごたえがあります。甘さは強めで、卵のコクもとても強い味。濃厚ではっきりした味、しっかりした食感のため、カスタードプリンのようにも感じられます。

 2種のクリームを使ったシュークリームにおける王道のバランスですが、カスタードの甘みを生クリームが中和していて、理想的なバランスだと思います。また、カスタードのはっきりした味によって、生クリームのミルクの風味も引き立っています。