メープルハウス エキュート上野店「レモンシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野7-1-1 JR上野駅改札内3階「ecute上野」内
購入店: メープルハウス エキュート上野店
商品名: レモンシュー
購入日: 2018年7月14日
税込価格: 230円

 石川県金沢発のスイーツショップ「メープルハウス」。関東にも数店舗、テイクアウトのシュークリーム専門店を出店しており、エキュート上野内にある店舗で「レモンシュー」を購入しました。

 その名のとおり、レモンを使用したクリームを詰めたシュークリーム。店頭の商品説明には「サクサクのシュー生地の中には甘酢っぱいレモンクリームがつまっています」と記載されていました。

 シュー皮はやや硬めで、商品説明のとおりサクサク感があります。厚みもあるのですが、密度は低く、ドライで軽い食感。

 味は、厚みのおかげもあるのか、生地自体の香ばしさと小麦っぽさがはっきりと感じられます。生地が厚いこともあり、若干パンのようにも感じられます。

 また、上から振りかけられたワッフルシュガーが、ザクザクした食感と、ほのかな甘さを加え、食感と味の両面でアクセントになっています。

 中のクリームは、商品名のとおりレモンが使用されたクリーム。柔らかめですが、粘度は低く、個体に近い質感をしています。同時に購入した同店の「北海道メロンシュー」のクリームも、柔らかく粘度の低い質感でしたが、メロンシューの方が空気を多く含みフワっとした食感、レモンシューの方が密度が高く、水分が多い、しっかりした食感。

 甘さは控えめ。酸味もそこまで強くはなく、酸っぱいものが苦手な方でも、食べやすいバランスだと思います。実は僕もあまり酸っぱいものが好きではないのですが、このシュークリームは違和感なく食べられました。逆に、レモン・タルト(タルト・シトロン)などの強めの酸味を求める方には、物足りない味かもしれません。

 甘みと酸味は、どちらが前に出るということもなく、うまい具合に中和された、良いバランス。レモンのキリッとした香りが、全体を引き締めています。

 前述した皮に散りばめられたワッフルシュガーが、クリームの酸味を和らげ、レモンの風味を引き立てる上でも、貢献していて、全体としても良いバランスだと思います。





メープルハウス エキュート上野店「北海道メロンシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野7-1-1 JR上野駅改札内3階「ecute上野」内
購入店: メープルハウス エキュート上野店
商品名: 北海道メロンシュー
購入日: 2018年7月14日
税込価格: 260円

 石川県金沢市発のスイーツショップ「メープルハウス」。2018年7月現在、関東にも上野店の他、吉祥寺、八王子、藤沢に店舗を展開しています。

 金沢市内では、シュークリーム以外のケーキを扱っていたり、カフェを併設した店舗も展開していますが、関東に出店している店舗は、いずれもテイクアウトのシュークリーム専門店です。上野店は、JR上野駅改札内のecute上野内にあります。

 購入したのは、期間限定の「北海道メロンシュー」と「レモンシュー」。この記事は、メロンシューの感想です。

 店頭の看板および商品説明には「サクサクのシュー生地に、北海道産メロン果汁をふんだんに使用した特製クリームをたっぷり入れました。」と記載。看板によると、エキュートの「ナツキタ2018 北海道フェア」の一環のようです。

 シュークリームは、ショーケース内にクリーム充填前にシュー皮が入っており、注文後にクリームを詰めてくれるシステムです。

 シュー皮はやや硬めで、サクサク感もあり。やや厚みはあるのですが、密度が低いと言うべきなのか、ドライでスペースがあり、軽い食感。ペラペラではないし、食べごたえが無いわけでもない、独特の質感です。味は香ばしく、皮自体の風味がしっかりと感じられます。

 クリームは、柔らかめですが、粘度は低く、個体に近い質感。空気を含み、メレンゲのような軽さがあります。色は、白に近いですが、ややオレンジがかっています。

 甘さは中庸。メロンの香りは、特に強いというわけではありませんが、口にふわっと広がり、はっきりと感じられます。メロンの香りのおかげか、甘さもしつこく感じず、皮の香ばしさも引き立ちます。

 サクサク感のある皮と相まって、メロンパンのようにも感じられました。フルーツを使用したシュークリームは色々とありますが、メロン感もしっかりと感じられ、完成度は高いと思います。





セブンイレブン「ふろまーじゅもこ」


購入店: セブンイレブン
商品名: ふろまーじゅもこ
購入日: 2018年7月13日
税込価格: 140円

製造者: 株式会社デリカシェフ 大宮工場
カロリー: 257kcal

 今までにも何度か購入している、セブンイレブンの「もこ」シリーズ。「ふろまーじゅもこ」という、その名のとおりチーズを使った新製品が発売されていたので、購入しました。

 セブンイレブンのオフィシャルサイト上の商品紹介ページには「レアチーズケーキ風のクリームが入ったもこです。ふんわりもちっと焼き上げたもこ生地に、さっぱりとしたレアチーズケーキ風のクリームを組み合わせました。クリームチーズにはレモン果汁を加えさわやかに仕上げました。」と記載。

 「もこ」シリーズは、見た目はシュークリームに近く、包装袋にも「とろ〜り爽やかレアチーズクリームを詰めたシュークリーム」という記載もあるのですが、皮は独特のもちもちした食感で、一般的なシュークリームとは若干異なります。

 今回購入した「ふろまーじゅもこ」も、シュー皮(と呼んでいいのか分かりませんが)は柔らかめで、弾力性のあるモチモチ食感。特に厚みがあるというわけではありませんが、密度はしっかりとしていて、噛みごたえのある生地です。

 密度が高く、噛みごたえがあるため、皮自体の味は感じられます。しかし、はっきりと主張の強い味ではなく、クリームの味を引き立て、食感を楽しむべき皮だと思います。

 中に充填されるクリームは、商品説明のとおり、チーズを使用したレアチーズケーキ風のクリーム。柔らかく、空気を含んだ、フワッとした食感。粘度は低く、水分の多いメレンゲ、といった感じの質感です。皮の中には、隙間なくぎっしりとクリームが詰まっていましたが、前述したとおりの軽い食感のため、重たくは感じませんでした。

 甘さはかなり控えめで、チーズの酸味が前面に出てくるバランスの味。めちゃくちゃ酸っぱい!というわけではありませんが、思いのほか酸味がはっきりとしていて、爽やかな味でした。レモンの風味はそこまで感じませんでしたが、レモン果汁が酸味を加えるのに、一役買っているのでしょう。

 やっぱりコンビニのスイーツにも季節感があって、夏だと酸味を効かせた、爽やかな商品が売れるのでしょうかね。夏らしい、きりっとした酸味のある、爽やかなシュークリームです。





ローソン「チーズ&レモンのシュークリーム」


購入店: ローソン
商品名: チーズ&レモンのシュークリーム
購入日: 2018年7月12日
税込価格: 150円

製造者: コスモフーズ株式会社 入間工場
カロリー: 263kcal

 ローソンで購入した「チーズ&レモンのシュークリーム」。ローソンのオフィシャル・サイト上の商品紹介ページには「イタリアのシチリア産レモン果汁で酸味をきかせたチーズクリームを詰めた、さっぱりとした味わいのシュークリームです。レモンの果皮も加えることで、より香りを引き立てています。生地にはレモンの香りのグレーズをコーティングしました。」と記載されています。

 上記の商品説明、および包装袋にも記載されているとおり、シチリア島産のレモンを使用したシュークリームです。

 シュー皮は、柔らかめ。ですが、コンビニのシュークリームにしては、やや厚みがあり、密度の高い、しっかりした生地です。表面をレモンのグレーズでコーティングされているため、皮自体の味は感じにくく、主張が強い味は無いと思います。若干の香ばしさは感じられます。

 食べるときの温度にもよるのでしょうが、コーティングはやや硬め。若干のザクザク感もあります。パリッと割れるほどには硬くはなく、ザクザク感を伴いながらも、歯がスッと入っていきます。

 味は、レモンの香りがはっきりと感じられますが、酸味は控えめ。酸味はあるのですが、同時に甘みもあり、食べやすいバランスだと思います。僕は酸っぱいものが苦手なのですが、違和感なく食べることができました。酸味とレモンの香りをはっきりと持ちつつ、カドが立っていない味。

 中のクリームは、チーズクリームとのことですが、色は真っ白。柔らかいのですが、粘度は低く、空気を多く含んだ、ふわっとした軽い食感。

 甘さは控えめで、チーズの香りと酸味が、前面に出てきます。むしろコーティングの方が、レモンの酸味に隠れてはいますが、甘さをはっきり感じやすい味です。

 クリームにもレモン果汁が使われているとのことで、確かにレモンの香りがするような気がします。しかし、正直コーティングのレモンの香りが勝ることもあり、あまりクリームからはレモンの香りと、キリッとした酸味は感じられませんでした。ただ、チーズ感はしっかりと感じられ、甘さを控えた味は、コーティングとの相性も良好。コーティングのレモンの香りがより引き立ち、酸味はほどよく中和されます。

 酸味はしっかりと感じられるのですが、刺激は強くなく、夏にぴったりな爽やかなシュークリームです。レモンは特に好きではないのですが、このシュークリームは美味しい!





欧風カレー ボンディ 神保町本店「チキンカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 神保町
住所: 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-3 神田古書センタービル 2F
店名: 欧風カレー ボンディ 神保町本店
商品名: チキンカレー
来店日: 2018年7月4日
税込価格: 1480円

 現時点で、僕が最も好きなカレー屋です。神保町にあるボンディ。

 今日は日本武道館で、チャットモンチーというバンドの最後のワンマン・ライヴがあり、九段下に向かう前に神保町で途中下車して、ボンディへ向かいました。

 場所は、神田古書センタービルの2階。本の街・神保町らしい立地です。そもそも御茶ノ水から神保町あたりの、この界隈の雰囲気自体が好きなんですよね。

 神田古書センタービルは、靖国通りに面しており、神保町駅のA6出口から徒歩1分ほど。神保町ブックセンターの隣です。

 土地勘が無くても、迷うことは少ないと思いますが、正面の入口からは、ボンディへは入店できません。上の画像にもあるとおり、「入口はこの建物の裏側になります」と記載された看板が回っております。

 神保町ブックセンターの角を曲がり、ビルの裏側に向かいましょう。

 裏側に回ると、2階部分に「欧風カレー ボンディ」という看板が、しっかりと出ています。裏口感あふれる「神田古書センター 南口」から、階段で2階へ上がると、そこは確かにボンディ。2階にもボンディの他に本屋が入っていて、本屋のビルにカレー屋が入っている、なかなか面白い光景です。

 ちなみに満席で待ち時間があるときは、ボンディの前にいくつか待機用のイスが設置されていますが、2階に入りきれなくなった場合は、階段に沿って並びます。階段にも、その旨が書かれた説明書きがあります。

 来店したのは、ピークタイムを外した平日の午後。しかし、満席で数人の待ちが発生していました。平日なのに、この人の入りはさすが。数分だけ待って、入店です。

 メニューは、ビーフ、ポーク、チキン、エビ、野菜など各種あります。辛さは、甘口、中辛、辛口の3段階から選択。今日は「チキンカレー」を中辛でお願いしました。

 画像のとおり、ライスにはデフォルトでうっすらとチーズが載っています。また、1人あたり2〜3個のじゃがいもが付いてきます。画像のじゃがいもが5個ぐらいなのは、友人と2人で行ったため。

 まずはルーを一口。マイルドな甘さが口に広がります。立ち上がりが甘く、その後に辛味が続くカレーは、欧風カレーに多いですが、ボンディのカレーは甘さも辛さも自然で、なんというか、わざとらしくないんです。

 もっと甘さが強く意外性があったり、甘味と辛味の落差の大きいカレーもあるんですけど、ボンディのカレーは味がシームレスに繋がっていて、すっと馴染める味です。

 また甘さと同時に、ギュッと凝縮された旨味も伝わってきて、一口食べた瞬間から美味いなぁ、と感じるカレーです。甘さの後に続く辛味も、スパイスらしい刺激と、直線的な辛さのバランスが良好。ピリピリするだけ、ただ辛いだけではなく、旨味を伴って伝わる辛さです。

 チキンは、カレーに入れる前に、しっかりとソテーされているようで、表面はパリッとしており、中はジューシー。香ばしさが強く、鶏肉らしい香りもしっかりと感じられます。単体で食べても、美味しそうな味。大きめの塊がゴロゴロと入っており、量も十分。

 ちなみにチキンに限らず、ボンディのカレーの具は、どれも素材の持ち味を活かし、クオリティは秀逸です。

 僕はこの店に高校生ぐらいの時から来ていて、「思い出の味」という補正もあるかもしれませんが、本当に美味しいカレーです。