ピエールマルコリーニ 銀座店「マルコリーニ エクレア キャラメル」


都道府県: 東京
最寄駅: 銀座
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座5-5-8
購入店: ピエールマルコリーニ 銀座店
商品名: マルコリーニ エクレア キャラメル
購入日: 2018年7月25日
税込価格: 864円

 ピエールマルコリーニ銀座本店にて、パフェと2種類のエクレアを、イートインでいただきました。店頭の看板にも記載されていましたが、チョコレートが主力商品のピエールマルコリーニで、国内でエクレアを取り扱うのは、こちらの銀座本店と名古屋店のみ。

 併設されるカフェでのイートインも可能とのことで、前述のとおり、パフェとエクレアを注文。1階がショップ、2階がカフェとなっています。ちなみにエクレアはイートインだと、各種税込864円ですが、ショップでのテイクアウトだと756円のようです。

 エクレアは6種類ある中から、「キャラメル」と「バニラ」を選択。この記事は、キャラメルの感想です。

 2階のカフェ・スペースは、照明も暗めで、落ち着いた雰囲気。イスやテーブルなど、全てスタイリッシュで高級感もあります。いかにも高価そうなイスですが、座り心地も良かったです。

 1階でカフェ利用である旨を伝えると、2階に案内。着席後にメニューを決め、帰りは伝票を1階ショップのレジに持っていき、会計するシステム。

 2種類のエクレアと、季節限定のスイカのパフェを注文すると、まずエクレア、しばらく時間をおいてからパフェが提供されました。

 シュー皮は、やや硬め。サクサク感はありませんが、厚みがあり、生地の密度が高い、しっかりした食感。香ばしく、食感も味も、パンのようにも感じられます。

 大きめに切られたロースト・アーモンドが散りばめられており、ザクっとした食感と、非常に強い香ばしさが、食感と味の両面でアクセントになっています。

 コーティングは、キャラメルをメインに使っているのか、サクサク感やカリカリ感は無く、粘度の高い、ねっとりとした質感。味は、一口目は甘さをやや強めに感じましたが、キリッとした苦味があり、しつこさは全く感じませんでした。

 中のクリームは、キャラメルを含んでおり、黄土色。クリーム充填用の穴は、底面部の端の方にひとつ空いています。

 質感は、基本的には滑らかで、柔らかめですが、キャラメルの粘り気なのか、やや粘度があり、じっくりと伸びます。

 味は、思ったよりも甘さをはっきりと感じますが、コーティングと同じく、ほどよい苦味があり、バランスが秀逸。

 しっかりした皮と、アーモンドの香ばしさとも相まって、全体としてバランス良く、完成度の高い一品だと感じました。





アグネスカフェ「シュー・ア・ラ・クレーム」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-0831 徳島県徳島市寺島本町西1-28 アグネスホテル徳島1F
店名: アグネスカフェ
商品名: シュー・ア・ラ・クレーム
来店日: 2018年7月23日
価格: 250円+税

 土日にアスティとくしまで開催された、チャットモンチー主催のライブ・イベント「こなそんフェス2018」に参加したため、今日も徳島にいます。

 僕は徳島出身のチャットモンチーというバンドが大好きで、たびたび徳島にはライブのために遠征をしてきたのですが、実は前日のライブでチャットモンチーとしての活動は完結。自分が徳島に来る機会も、減ってしまう可能性が高いので、この日は徳島で今までに行ったことがないお店を回りました。

 ホテルをチェックアウトして、まず向かったのは、こちらの「アグネスカフェ」。徳島駅からは徒歩5分ほど。アグネスホテル徳島内にあるカフェで、シュークリームとモンブランをいただきました。同ホテルは、ペストリーブティックを併設しており、こちらで取り扱っているケーキを、カフェでイートインできます。

 アグネスホテル徳島のオフィシャル・サイト上の商品説明には「バニラがたっぷり入った、こだわりの自家製カスタードクリームと香ばしいシューのコンビネーション。」と記載。

 アグネス・モンブラン(490円+税)の商品説明には「洋酒が入った最高級和栗のペーストと軽やかな口どけの生クリームに仕上げのマロングラッセ。アグネス人気No.1のケーキです。」と記載されていました。

 シュー皮は硬め。サクサク感があるタイプではなく、ハード系のパンのような、ゴワっとしっかりした食感。

 味も、パンのようにしっかりした小麦感があり、香ばしさが強く、塩気も感じられます。とても存在感が強く、はっきりと味が感じられる皮です。

 クリームは、粘度が高く、固めの質感。黄色味のあるクリーム色で、バニラビーンズの黒い粒も見えます。密度も高く、ゆったりと伸びます。

 甘さは強めで、はっきりと感じます。バニラの香りも強く、質感と比例するように濃厚な味。ソフトクリームのような味に感じました。卵のコクも感じられる、深みと奥行きのある味です。

 かなり甘さは強いのですが、同時にバニラの香りも強く、甘さのみが前面に出てくるわけではありません。塩気のある主張の強い皮が甘さを中和し、バランスは良いと思います。皮の香ばしさ、クリームのバニラの香りが互いに、引き立て合っています。

 同時に注文したモンブランも、甘さは強め。しかし、こちらも栗と洋酒の香りが豊かで、ただ甘いだけでなく、芳醇な味。素材の香りを活かしつつ、はっきりとした甘さを加えるのが、こちらのお店の特徴なのかもしれません。





徳島 アグネスカフェ「小柱とキノコのソテーを添えたカレーライス」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-0831 徳島県徳島市寺島本町西1-28 アグネスホテル徳島1F
店名: アグネスカフェ
商品名: カレーランチ (小柱とキノコのソテーを添えたカレーライス)
来店日: 2018年7月23日
価格: 1100円+税

 アグネスホテル徳島内にある、アグネスカフェ。場所は徳島駅から徒歩5分ほど。店名に「カフェ」とあるとおり、同ホテル内にあるペストリーブティックのケーキや、コーヒーなどをいただくことができます。

 ランチタイムには、パスタやカレーなども提供しており、カレーランチをいただきました。カレーライスに、サラダと、コーヒーまたは紅茶が付いてきます。

 まずは、サラダが配膳されました。

 貝が使われているのか、クラムチャウダーのようなコクと香りがあるドレッシング。香りは豊かなのに、野菜の味を引き立てるように、後味はスッキリ。とても美味しいドレッシングです。

 その後、少し時間をおいてから、ルー、ライス、ピクルスが配膳。下の画像のとおり、ルーとライスは別の容器で提供されます。

 定期的にメニューの入れ替えがあるのかは分かりませんが、この日のカレーランチのカレーは「小柱とキノコのソテーを添えたカレーライス」。

 キノコがとても香ばしく、ほどよく弾力性のある食感も残っています。野菜にも、シャキシャキとした食感が残り、これだけでも十分おいしい。小柱からも、しっかりと旨味が閉じ込められています。ライスの上に乗る具材は、いずれも素材の味と食感を活かし、大きな味付けは、なされていません。

 カレールーの粘度は中庸。見た目的にも、ルーの固さ的にも、スタンダードな欧風カレーと言えます。味は、まず甘さが伝わり、その後に旨味やコク、じわじわと辛さが広がっていきます。

 スパイスが前面に出たシャープな辛さではなく、ルーの中で他の味とも溶け込み、じんわりと追いかけてくるような辛さ。ライスの上に乗った野菜の甘みが、ルーの辛さを中和し、全体の味のバランスも良いと思います。

 付け合わせのピクルスも、それぞれシャキッとした食感と、爽やかな酸味と香りがあり、箸休めとして、非常に秀逸。ホテルらしいクオリティのカレーでした。





徳島 カフェブーサン (cafe boosan)「ビーフカレー」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-0832 徳島県徳島市寺島本町東1-11-2 アサイビル1F
店名: カフェブーサン (cafe boosan)
商品名: ビーフカレー
来店日: 2018年7月20日
税込価格: 1300円

 今日は、今週末に徳島でおこなわれるチャットモンチー主催のフェス「こなそんフェス2018」に参加するため、徳島に来ています。

 徳島のご当地グルメと言えば、徳島ラーメンや、地鶏の阿波尾鶏などが有名ですが、徳島でもカレーが食べたい!と思い、こちらのお店を訪問しました。

 訪問したのは、午後6時過ぎ。店名にも「カフェ」と付いているとおり、コーヒーやケーキ、夜にはお酒も提供しています。しかし、メニューを確認すると、それぞれ特徴の異なる6種類のカレーを扱っており、カレーがメインのお店と言って良いでしょう。場所は、徳島駅から徒歩5分ほど。

 店内は落ち着いたバーのような雰囲気で、壁にはレコードのジャケットが飾られ、音楽がちょうど良い音量で流れています。僕が来店したタイミングでは、ドアーズ(The Doors)がかかっていました。

 音楽も含めた、雰囲気を大切にしているお店のようで、店内には「会話の声は控えめにお願いします」という旨の注意が貼ってあります。

 しかし、敷居が高い、小難しいということはなく、店主も知的で穏やかな男性。あくまで、音楽の流れる、ゆったりした空間を大切にしたい、というコンセプトだということでしょう。僕は音楽が好きで、だいたいこういうお店を巡るときは1人なので、まったく問題なし。

 夜も、昼と変わらず6種類のカレーを提供しており、おすすめと書かれていた「ビーフカレー」を選択。メニューには、各カレーの特徴や用いられているスパイスが書かれており、メニュー選びの参考になります。

 同時に注文したコカコーラは、450円。小さなサラダも付いてきました。日替わりなのか、固定なのかは分かりませんが、この日はキャベツと豆を使ったサラダでした。

 お米は、黄色く色づいたサフランライス。ルーは、粘度は高くありませんが、サラサラの質感でもありません。野菜やレンズ豆などが、じっくりとルーの一部になっているようです。

 ルーの味は、欧風カレーのような甘みはなく、キリッとした辛さと、スパイスの香りが前面に出ています。しかし、味が足りないということはなく、スパイスの豊かな香りと共に、最後まで飽きずに食べられます。

 牛肉もじっくりと煮込まれているようで、ホロホロと崩しやすい食感。牛肉の風味は、しっかりと残っており、水分はやや少ないですが、柔らかく、すっと切れます。

 ちなみに、2種類のカレーをあいがけにする「ダブルカレー」というメニューもあり、迷ったときには重宝しそうです。6種類もカレーの種類があるので、また徳島を訪れる機会があったら、ぜひ足を運びたいと思います。





イルローザ そごう徳島店「和三盆シュークリーム」


都道府県: 徳島
住所: 〒770-8511 徳島県徳島市寺島本町西1-5 そごう徳島店B1F
購入店: イルローザ (IL LOSA) そごう徳島店
商品名: 和三盆シュークリーム
購入日: 2018年7月20日
税込価格: 194円

 徳島の洋菓子メーカー、イルローザ。マンマローザやポテレットなどのお土産用のお菓子が有名ですが、カフェを併設している店鋪もあり、ケーキなどの生菓子も取り扱っています。

 徳島駅前にある百貨店「そごう徳島」にも店舗があり、こちらはカフェ併設で、ケーキやガレットなどがイートインできます。場所は、徳島駅側の地下1階。徳島駅側の階段あるいはエスカレーターで地下に下りると、左手側にあります。地下1階は食品売場になっていますが、フロアに繋がる扉の手前です。

 閉店間際だったために、生菓子はほとんどの商品が売り切れていましたが、「和三盆シュークリーム」はまだショーケース内にあったので、テイクアウトで購入。

 店頭の商品説明および、イルローザのオフィシャルサイト上の商品説明には「毎朝4時から工房で焼きあげる和三盆シュークリーム。 フレッシュバターと新鮮な素材をふんだんに使ったシュー生地は、アーモンドとパールシュガーをあしらいオーブンでゆっくり香ばしく焼きあげます。 和三盆糖と徳島産の牛乳を加えたカスタードクリームをたっぷり詰め込んで、コクがあってなめらかに深みのある上品な味わいです。」と記載。

 シュー皮は、やや硬め。サクサク感があるタイプではなく、やや厚みがあり、密度の高いぎっしりした生地で、パンのようなゴワっとした食感。

 見た目と食感からは、小麦感が前面に出た、塩気も感じるような味を想像しましたが、香ばしさは強めですが、そこまで主張の強い味ではありませんでした。

 上に乗っているパールシュガーの甘みとザクザク感、アーモンドの風味とカリカリ感が、食感と味の両面でアクセント。特にアーモンドの香ばしさが非常に強く、これが皮の味を後景化しているのかもしれません。パールシュガーも粉糖とは違い、随所ではっきりとした甘さを加えています。

 クリームは、側面の穴から充填されています。穴ははっきりと確認できますが、小さめで目立ちません。

 中のクリームは、やや薄いクリーム色のカスタード。質感はやや固めで、粘度が高く、舌の上でじっくりと伸びます。やや粉っぽさも残る、固体に近いところもある食感。

 甘さは中庸から、やや控えめ。甘さは強くはないのですが、コクが強く濃厚で、じっくりと味が伝わってきます。商品名のとおり、和三盆を使用しているとのことで、確かに卵のコクの上に、和三盆の香りが乗り、通常のカスタードクリームとは異なる味わいを生み出しています。

 クリームの見た目的には、普通のカスタードクリームと大差がありませんが、食べてみると思った以上に、和三盆の味が感じられました。そこまで味が濃いというわけではないのですが、前述のとおり深いコクがあり、アクセントの強い個性的な皮にも負けない存在感のクリームです。