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カレーショップ C&C 秋葉原店「欧風仕立てビーフカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-24 GATO 秋葉原ビル1階
店名: カレーショップ C&C 秋葉原店
商品名: 欧風仕立てビーフカレー
来店日: 2018年9月4日
税込価格: 590円

 一昨日も来たんですけど、なかなか良かったので、今週2回目のC&Cです。基本となるカレーはポークカレーで、黄色味があり、粘度も高い日本風のカレーライスですが、メニューに「欧風仕立てビーフカレー」があるのを前回見ていたので、今日はそれを注文。

 カレーの中では欧風カレーが最も好きなので、どんなクオリティのカレーが出てくるか、期待して待ちます。

 特にトッピングを追加していないので、着席して店員に食券を渡したあと、1分もしないうちに出てきました。

 色は同店のポークカレーと比較すると、黒っぽく、確かに見た目は欧風です。画像のとおり、ライスの上にフライドオニオンが載っています。

 ルーの粘度は、欧風カレーにしてはやや高め。同店のポークカレーと同じぐらいでしょうか。具は、小さめに切られた牛肉と、玉ねぎが確認できます。

 一口食べると、やや甘め。その後すぐに、辛味が追いかけてきます。スパイスを使用しているのが分かる、キリッとした辛さ。何口か食べ進めると、旨味やコクも感じられます。

 欧風カレーは、一口目の甘さが強く、その後に辛さや旨味が続くものが多いですが、こちらのカレーも基本的にはそのようなバランスの味。専門店のカレー、例えばボンディやガヴィアルに比べると甘さは弱めで、辛さの立ち上がりが速く、甘さの後すぐに辛味が伝わります。

 また、辛さの質も、スパイスを使っていることは分かるのですが、やや単調。種類と量が、豊富ではないのだろうな、と想像します。ただ、価格を考えれば致し方ないこと。カレーの具材の中でもスパイスは高価ですから、基本的には価格と使用するスパイスの量は、比例しているはず。

 具の牛肉はトロトロに煮込まれ、小さいものの牛の旨味や香りが感じられます。細く切られた玉ねぎも、食べていて直接的に伝わる味はないものの、全体の甘さに貢献しているのでしょう。

 前述のフライドオニオンは、香ばしく、食感には硬さがあります。揚げ立てではないので、サクサク、パリパリではありませんが、適度な噛みごたえがあり、そのままライスと共に食べても、ルーに溶かすように食べても、良いアクセント。

 味の深みやコクは、専門店には及ばないものの、590円という価格を考えると、コスパは非常に良いです。1000円以下のチェーン系のカレー屋で、あまり欧風カレーって無いので、手軽にこのクオリティのカレーが食べられるのはありがたい。

 それとチェーン系のカレー屋や、食堂のカレーって、塩気が強いことが多いのですが、このカレーはしょっぱさを抑えてあるところも良いです。個人的には、手軽に欧風カレーが食べたい時の有力な候補になります。





キャトル 秋葉原店「白桃パフェ」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-17-6 アトレ秋葉原1-1F
購入店: キャトル 秋葉原店
商品名: 白桃パフェ
購入日: 2018年9月3日
税込価格: 540円

 目黒区柿の木坂に本店がある、フランス菓子キャトル(Patisserie Francaise Quatre)。アトレ秋葉原内にある店舗で、「シュークリーム」と、季節限定の「白桃パフェ」を購入しました。この記事は「白桃パフェ」の感想です。

 店頭ショーケース内の商品説明には「白桃のふんわり軽いムース みずみずしい白桃ゼリー」と記載。

 パフェの構成は上から、生クリーム、白桃のコンポート、白桃ゼリー、白桃ムース、白桃ゼリー、白桃のコンポート。てっぺんに載っているのは、リンゴンベリーとその葉っぱでしょうか。赤い実は、キリッとした酸味がありました。

 生クリームは、甘さ控えめ。ミルク感も控えめで、あっさりした味。空気よりも、水分を多く含んだ、柔らかい質感。あっさりした味のため、前述のリンゴンベリーの酸味が、良いアクセントになっています。

 生クリームのまわりを囲うように、小さくカットされた桃のコンポートが添えられています。甘さは強め。ただ、桃の香りと香りが残り、甘さがそれを引き立てるようなバランスのため、しつこくは感じません。あっさりとした生クリームとの相性も良好。

 白桃ゼリーは、甘さがかなり控えめ。桃の香りが前面に出た、爽やかな味。

 白桃ムースも、甘さ控えめ。それなりに空気を含み、軽さはありますが、ムースにしては比較的みずみずしい食感。桃の香りがほのかに漂い、チーズケーキかヨーグルトのような、優しい酸味のある味です。

 ムースの下には、ゼリーとコンポートが再び入ります。

 桃の果実を使った専門店のパフェとは別物ですが、桃の香りがそれなりに感じられますし、テイクアウト用のケーキとしては、十分なクオリティだと思います。





キャトル 秋葉原店「シュークリーム」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-17-6 アトレ秋葉原1-1F
購入店: キャトル 秋葉原店
商品名: シュークリーム
購入日: 2018年9月3日
税込価格: 270円

 目黒区柿の木坂に本店を構える、フランス菓子キャトル(Patisserie Francaise Quatre)。アトレ秋葉原内にある店舗に行ってきました。

 柿の木坂本店は、パティスリーの他、ブーレンジェリーとカフェを併設し、サンドイッチやカレーなどもイートインで提供しているようです。秋葉原店は、ケーキと焼き菓子のテイクアウトのみ。「うふプリン」の取り扱いもあります。

 場所は、JR秋葉原駅直結のアトレ1の1階。電気街口の改札を出て、目の前がアトレなので、改札を間違わなければ、道に迷うことは無いでしょう。

 シュークリームと、季節限定の「白桃パフェ」を購入。この記事では、シュークリームの感想を記述します。

 店頭ショーケース内の商品説明には「アーモンドをのせた香ばしいシュー皮と、コクのあるクリーム」と記載。

 シュー皮はやや硬め。表面には若干のサクサク感があり、内側はしっとり。商品説明のとおり、上からアーモンドが、たっぷりと振りかけられています。

 「サクサク」や「パリパリ」というより、皮全体で「クシュ」っとした感じの食感。パンのような、噛みごたえがあります。

 皮自体も香ばしく、若干の塩気を感じるぐらい、しっかりした味。アーモンドが、さらに香ばしさをプラスし、パリッとした硬さが、食感的にもアクセントを加えています。それから、粉糖もたっぷりと振りかけられ、ほのかな甘さを付加。

 画像のとおり、皮をふたつに切り、その中にクリームを入れるスタイルのシュークリームです。クリームは、ややオレンジ色がかった黄色。クリーム中には、バニラビーンズの黒い粒が見えます。大きめで、はっきりとした粒で、数も多め。

 クリームの質感は固め。粘り気があるような質感ではありませんが、固体に近く、ゆったりと伸びます。密度が高く、ずっしり。

 甘さは中庸から、やや強め。バニラの香りが強く、口に入れると、甘さの後すぐにバニラの香りが広がります。フルーティーで、洋酒のような芳醇さ。

 画像では分かりにくいかもしれませんが、サイズは特に大きいわけではないものの、クリームがたっぷりと入り、前述のとおりクリームの密度も高く、なかなかボリュームがあります。

 皮にもクリームにも、はっきりとした味があり、濃厚なシュークリームです。





イマカツ 神保町店「ササミかつ・一口ヒレ・カニクリーム膳」


都道府県: 東京
最寄駅: 神保町、水道橋
住所: 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-48 1階
店名: イマカツ 神保町店
商品名: ササミかつ・一口ヒレ・カニクリーム膳
来店日: 2018年9月3日
税込価格: 1240円

 今年の3月末で、惜しまれながら閉店した「天丼いもや」と「とんかついもや」。その「とんかついもや」の跡地に、5月16日にオープンしたのが「イマカツ 神保町店」です。

 イマカツは2018年9月現在、神保町の他に、六本木と銀座に店舗を構えるトンカツ店。六本木本店は、ミシュランのビブグルマンに選ばれた店としても知られています。

 場所は、神保町駅のA4出口、またはJRの水道橋駅の東口から、いずれも徒歩5分ぐらいでしょう。白山通り沿いにあるので、道に迷うことは少ないと思います。

 平日の開店直後に行きましたが、並ばずに入れました。お昼のピークタイムに来店したことが無いので、正確には分かりませんが、12時近くになれば、もっと混雑するのでしょう。

 席はカウンター席と、小さいテーブルがいくつか。カウンターでは、カツを揚げている様子を、目の前で見ることができます。

 ランチメニューは、ロースかつ膳をはじめ、各種カツの膳と、カツカレーを提供しています。ササミかつがオススメとのことなので、「ササミかつ・一口ヒレ・カニクリーム膳」を注文。その名のとおりですが、ササミかつ、一口大のヒレカツ、カニクリームコロッケ、ナスのフライと、ご飯、味噌汁、キャベツがセットになった膳です。

 注文後、カツが揚がるのを待つ間に、まずキャベツが提供されます。キャベツとご飯は、おかわり無料とのこと。卓上には、ソース、ゴマのドレッシング、塩が設置されており、キャベツにドレッシングをかけて食べながら、メインの到着を待ちます。

 一番右のやや茶色いものは、ヒレカツ。その隣と、断面が見えているものが、2つに輪切りにされたササミかつ。ササミの左隣がナス。一番左が、カニクリームコロッケです。

 衣は、パッと見た感じは普通の質感に見えますが、油がしっかりと切ってあるのか、サクサク感はやや控えめなものの、非常に軽く食べやすい質感。

 ササミは塩がオススメとのことなので、まずは塩を軽くふって食べてみます。断面を見ても、中心部はレアか、火が通っているか、絶妙な火の入れ具合。柔らかく、フワっとした軽さもあり、中から嫌味の無い肉汁が溢れます。オススメというだけあって、確かに美味しいです。

 ササミのため、鳥のクセは少なく、塩で食べると、自然な甘みと旨味が引き立ちます。ササミということで、もう少し淡白な味と食感を想像していましたが、おそらく火加減によって、ジューシーさが保たれているのでしょう。

 ナスは、焼きなすのような軽さと風味があり、こちらも塩で食べても美味。カニクリームコロッケは、中は柔らかいには柔らかいのですが、比較的しっかりとした食感で、箸で切っても食べやすいです。カニの風味とクリーム感のバランスが良い味。しかし、他のカツと比べれると、ややスタンダードで没個性的な味でしょうか。クオリティは十分に高いです。

 一口ヒレカツは2つに切られ、文字通り一口で食べやすいサイズ。ササミカツほどではありませんが、こちらも火を入れすぎず、柔らかく、肉の旨味が閉じ困られています。

 肉の種類の違いによるものですし、そもそも味のコンセプトも違うので当然ですが、ササミよりも、こちらのヒレカツの方が、やはり肉の味が強いです。

 さすがに揚げのクオリティは高く、どの具材も美味しい。特にササミカツは、店の売りにしているのも納得。次回は、ロースカツあるいはヒレカツを試してみたいと思います。

 あと、店内で流れていたBGMが、ジャズだったのも気になりました。デイヴ・ブルーベックの『Time Out』を、アルバムの曲順通りに再生。店の雰囲気と合っていないわけではありませんが、トンカツ屋でクール・ジャズというのも珍しい。

 有線放送なのか、CDかレコードを流しているのかも、分かりませんし、僕が入店したタイミングで、たまたまジャズが流れていただけかもしれないですけど。





カレーショップ C&C 秋葉原店「三元豚ロースかつカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 秋葉原
住所: 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-24 GATO 秋葉原ビル1階
店名: カレーショップ C&C 秋葉原店
商品名: 三元豚ロースかつカレー
来店日: 2018年9月2日
税込価格: 650円

 京王グループが運営するカレーチェーン「カレーショップ C&C」。秋葉原店は以前からありましたが、今年の3月20日にリニューアル・オープン。

 今までにも何度か足を運んだことがありますが、リニューアル後は初めての訪問です。店舗の外観や内装など、雰囲気が以前よりもスタイリッシュになりました。

 食券制で、店内に入って両サイドに1台ずつ、券売機が設置されています。数あるメニューの中から「三元豚ロースかつカレー」を購入。カツカレーは他に「特撰ロースカツカレー(780円)」と、期間限定の「イベリコ豚ロースカツカレー(900円)」がありましたが、まずは最も安価な定番メニューを食べてみます。

 着席後に定員に食券を渡しますが、そのタイミングでルーの辛さを確認されました。ビーフカレーやハヤシライスを除いた、基本となるポークカレーは、マイルド、中辛、辛口の3段階から、辛さのレベルを選択します。今回は中辛を選択。

 カツは揚げ置きされていたようで、食券を渡してから、かなり早く提供されました。正確な時間は測っていませんが、おそらく1分もかかっていないんじゃないかと思います。

 ルーは、やや粘度が高く、固め。日本風のカレーライスらしい質感です。一口目には、やや甘さを感じますが、すぐに辛味としょっぱさが追いかけてきます。

 辛さは、スパイスらしいピリッとした辛さ。スパイスの量と種類は、専門店の本格カレーに比べれば、少ないのでしょう。直線的というべきか、深みが物足りず、やや単調な辛さです。

 しかし、複雑な凝った香りではないものの、スパイスを使っていることは分かる香り。一口食べて、鼻から空気を抜くと、しっかりとスパイスらしい風味が感じられます。

 具は、しっかり煮込まれた豚肉と玉ねぎが確認できます。

 カツは前述のとおり揚げ置きのようですが、サクサク感が残り、油が染み出していることもなく、食感が悪くないです。肉自体は薄くはありませんが、やや衣が厚め。衣の存在感を、強く感じます。

 また、成型肉なのか、薄い肉がミルフィーユ状になっているように感じました。しかし、不自然な食感ではなく、肉らしい食べごたえはあります。

 味も、クセがなく、豚肉の旨味と香りがそれなりに感じられ、悪くありません。やや、豚らしい香りに物足りなさはありますが、価格を考えれば十分なクオリティ。

 卓上にはトンカツ用のソースも置いてあり、味を変えながら食べ進められます。僕も途中からソースを使って食べましたが、やや甘さの強いソースで、カレーの辛さとの対比で、良いアクセントになりました。

 スパイスの効いた本格風味の家庭のカレー、といった感じで、値段なりによくまとまった味だと思います。

 カツが揚げたてで、温度が高くサクサクだったら、もっと美味しいはずなのになぁ。その点、CoCo壱は基本的に揚げたてを提供するので、やっぱり店舗を多数展開できるだけの理由はありますね。