Sガスト 神田駅東口店「コロッケカレー」


都道府県: 東京
最寄駅: 神田
住所: 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-7-2 神田駅前ビル1F
店名: Sガスト 神田駅東口店
商品名: コロッケカレー
来店日: 2018年12月9日
税込価格: 380円

 すかいらーくグループのファストフード店、Sガストでカレーを食べました。

 メニューは定食や丼が中心で、牛丼店のようにカウンター席のみ。通常のファミレスよりも、かなり速く料理が提供されます。

 注文したのはコロッケカレー。説明するまでもないですが、トッピングとしてコロッケがのったカレーライスです。

 入店したのは、日曜のお昼過ぎで、席は半分ぐらいの埋まり具合。前述したとおり、店内はU字型になったカウンターのみで、牛丼店のようなレイアウトです。そして、料理の提供スピードも、牛丼並の速さでした。

 上の画像のとおり、デフォルトで味噌汁がついており、福神漬けはあらかじめライスの脇に載せられています。

 やや赤みのある色のカレールー。一口目には、辛さと若干の塩気を感じます。トッピングなしの「ポークカレー」は300円。

 この価格帯のカレーにしては、塩気に頼らず、それなりに旨味も感じられますが、スパイスの風味などはほとんど感じられません。辛さは中庸から、やや控えめ。ココイチの通常の辛さよりも、辛味は弱いと思います。

 やや粘度があり、いかにも日本風のカレーライスの質感。具は、ポークとニンジンらしきものは確認できました。いずれも、ごく小さなカケラのようなサイズ。

 コロッケは揚げたてなのか、作り置きなのか分かりませんが、熱々でした。あまり衣のサクサク感はありませんが、作り置きだとしたら、質感は悪くありません。中はホクホクというより、ややしっとりした食感。コーンとニンジンは確認できました。

 味には、特に強い主張があるわけではなく、可もなく不可もなく。いかにも冷凍食品のコロッケといった味と質感です。

 カレールーはレトルトの域を脱しないクオリティですが、この価格にしては悪くないかなと思います。個人的には、松屋や吉野家のカレーより美味しく感じましたし、より万人受けする味だと思います。

 比較すると、松屋は塩気が強すぎ、吉野家はルーのねっとり感が強すぎて、油と粉っぽさを感じるので。

 それにしても、他のお客さんの料理の提供時間を見てても、定食などは牛丼並とは言いませんが、そのスピード感に驚きました。





ミニストップ「北海道贅沢ダブルシュー」


購入店: ミニストップ
商品名: 北海道贅沢ダブルシュー
購入日: 2018年12月8日
税込価格: 130円

製造者: 栄屋乳業株式会社
カロリー: 261kcal

 ミニストップで購入した「北海道贅沢ダブルシュー」。商品名のとおり、カスタードクリームとホイップクリームの2種類が入ったシュークリームです。

 包装の仕方が特徴的で、左右の両サイドとも立体的に折り込まれ、包装袋がボックスのような形状になっています。

 シュー皮は、やや柔らかめ。基本的には、コンビニシュークリームによくあるソフトな皮ですが、厚みがあり、平均的なものより、やや硬めのしっかりした食感。

 とはいえ、サクサク感があるわけではなく、あくまで平均的なコンビニ・シュー皮の延長線上の質感。前述のとおり厚みがあり、ある程度の噛みごたえはあるため、擬音語であらわすなら、ゴワゴワといった感じでしょうか。

 厚みがある皮のために、味も香ばしさを強く感じます。包装袋に「アーモンドパウダー入りシュー皮」との記載がありますが、確かに厚みがあることを差し引いても、一般的なコンビニのシュー皮より、香ばしさが著しく強め。

 ただ、アーモンドの香りは、少なくとも僕は感じませんでした。注意深く香りに集中すると「ちょっとアーモンドっぽいかも?」と感じるぐらいです。

 中に充填されるクリームは、前述のとおりカスタードとホイップの2種類。個体差もあるのかもしれませんが、整然と上下2層になっているわけではなく、中心部あたりにホイップ、それをなんとなくカスタードが囲むような配置です。

 カスタードクリームは、ややオレンジがかった黄色。スーパーに売っている、常温保存のシュークリームのクリームに近い色です。

 やや粘度はありますが、水分が多く、柔らかめの質感。食べていて、こぼれる危険性は少しあります。

 甘さは、やや強め。バニラの香りはほとんど感じませんが、卵のコクはそれなりに感じられます。コンビニのシュークリームの平均的な範疇は、越えないクオリティの味。

 ホイップクリームは、空気を含みフワッとした部分もありますが、熱に弱いのか、溶け出して水っぽくなった部分も混在。こちらもカスタード同様やわらかく、食べるときにこぼれないよう注意が必要です。

 甘さは控えめ。というより、ほのかに感じる程度で、ほとんど感じません。ミルクの香りがとても豊かで、口に含んだ瞬間に広がっていきます。コンビニのシュークリームで、ここまでミルク感が強いのは珍しいです。

 ホイップクリームがカスタードの甘さを中和し、さらに2種のクリームが合わさることで、ミルクの香りも際立っており、全体のバランスは秀逸。

 包装袋に「北海道産生クリーム」と記載があり、商品名も「北海道贅沢ダブルシュー」。確かにミルク感が強く、130円のコンビニのシュークリームにしては、味のクオリティが高く、コスパも良好だと思います。

 包装袋には「カスタードクリーム中に北海道産生クリーム6.4%使用」との記載もありますが、正直カスタードからは、あまりミルク感は感じませんでした。

 2種のクリームが分離せず、中で混じりあっているため、ホイップの香りと一緒になり、カスタードの香りとは感じれらないのかもしれませんが。

 それと味には関係ありませんが、冒頭に書いたとおり、パッケージがちょっと特殊。ギリギリのところまで文字が書かれているのですが、両サイドの一部は封をする部分に飲み込まれ、文字が切れてしまっています。





ミニストップ「あまおう苺のチョコがけシュー」


購入店: ミニストップ
商品名: あまおう苺のチョコがけシュー
購入日: 2018年12月8日
税込価格: 150円

製造者: 株式会社ロピア
カロリー: 247kcal

 ミニストップで購入した「あまおう苺のチョコがけシュー」。商品名でほとんど説明されていますが、中にイチゴのクリームが入り、シュー皮をチョコレートでコーティングしたシュークリームです。

 シュー皮は柔らかめ。前述のとおり、エクレアのように上部を覆ってチョコレートでコーティングされているため、皮単体の食感は感じにくいのですが、コンビニのシュークリームの平均的な質感と言えます。

 厚みはなく、ソフトで、若干の香ばしさは感じられますが、これといって主張の強い味はありません。

 コーティングのチョコレートは、食べるときの温度にもよりますが、あまりパリパリ感は無く、しっとりとして、自然と歯が入る質感。

 甘さも苦味も控えめで、ミルクチョコレートに近い、穏やかな味。後述する苺のクリームとのバランスを考えると、主張が強すぎず、適度な味つけなのでしょう。

 中に充填されるのは、冒頭にも書いたとおり、イチゴを使ったクリーム。包装袋には、イラストと共に「あまおう苺のカスタードクリーム」との記載があります。

 色は、赤とピンクの中間ぐらいで、思ったよりも、赤みが強いです。それに比例してと言うべきなのか、甘さ控えめで、酸味の方がやや前に出るバランスの味。

 ただ、酸味も強いわけではなく、ほのかに感じる程度。苺の香りが、さわやかに香ります。甘みも酸味も控えめで、相対的に苺の香りが感じやすいバランスとも言えるでしょう。

 「あまおう苺のカスタードクリーム」とのことですが、カスタードらしい甘さや卵のコク、バニラの香りは感じません。なによりも苺の香りと酸味が前面に出てきています。

 濃厚な味というわけではないのですが、苺の香りがふわりと鼻を抜け、爽やかですっきりと食べやすい味にまとまっています。

 質感は、水分が多く、柔らかめ。粘度が低く、食べていてこぼれないように、やや注意が必要です。

 包装袋には、苺の先端にチョコをつけたイラストが描かれていますが、苺の酸味をチョコレートが穏やかに中和し、なおかつ爽やかな香りが引き立つ、良好なバランス。

 特別、高級感があるというわけではありませんが、苺の香りを生かし、よくまとまったシュークリームです。





ファミリーマート「大きなカスタード&ホイップシュー」


購入店: ファミリーマート
商品名: 大きなカスタード&ホイップシュー
購入日: 2018年12月7日
税込価格: 138円

製造者: 株式会社ロピア
カロリー: 294kcal

 ファミリーマートで購入した「大きなカスタード&ホイップシュー」。

 シュークリームに限らず、コンビニの定番商品はたびたびリニューアルされます。この商品も、ファミリーマートのオフィシャルサイトの情報によると、2018年11月13日発売。

 今までも2種のクリームを使ったシュークリームはあったので、マイナーチェンジを施したということでしょう。

 オフィシャルサイト上の商品説明ページには「カスタードとホイップクリームの2層仕立てです。ホイップクリームに「北海道産生クリーム」をブレンドし、風味とコクをアップし、カスタードに「コクと旨みのこだわりのたまご」を使用しました。」と記載。

 前述のとおり、定番商品のひとつと思われるこちらのシュークリーム。クオリティも、きわめてスタンダードです。

 シュー皮は柔らかめ。コンビニのシュークリームの平均的な質感は脱しませんが、平均よりはやや厚みがあります。

 味は、特に主張の強いところはありませんが、若干の香ばしさは感じられます。

 中に充填されるクリームは、商品名のとおりカスタードクリームとホイップクリームの2種。下部にカスタード、その上にホイップが載る2層構造です。クリーム充填用の穴は、サイドにひとつ空いています。

 カスタードクリームの色は黄色。数は多くありませんが、クリーム中にはバニラビーンズの黒い粒も見えます。

 やや固めで、粘度も高く、ねっとりとした質感。クリームの密度も高めで、ずっしりとしています。

 甘さは強め。卵のコクや、バニラの香りよりも、ストレートに甘みが前面に出てくる味。ややしつこいと感じる人も、いるかもしれません。

 ホイップクリームの色は白。基本的には柔らかいのですが、粘度と密度は低く、空気を多く含み、泡のようなフワッとした食感。水分も多く、水っぽさもあります。

 甘さは控えめ。というより、ほとんど感じません。ほのかにミルクの香りを感じますが、それ以上の主張はなく、スッキリとした味わい。

 カスタードの強い甘さを中和し、ダブル・クリームとしてのバランスは良いです。

 シュー皮もほどよくクリームの甘さを中和しつつ、味を引き立て、特筆すべき点は少ないのですが、スタンダードによくまとまったシュークリームだと思います。





ラ・メゾン白金 ビス 渋谷ヒカリエ ShinQs店「ショコラシュークリーム」


都道府県: 東京
最寄駅: 渋谷
住所: 〒150-8019 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエB2F
購入店: ラ・メゾン白金 ビス 渋谷ヒカリエ ShinQs店
商品名: ショコラシュークリーム
購入日: 2018年12月2日
価格: 260円+税

 白金にあるフレンチレストラン「ラ クープ ドール (La Coupe d’Or)」。同店が展開する洋菓子ブランド「ラ・メゾン白金」の渋谷ヒカリエ内にある店舗で、シュークリームを購入しました。

 チョコレートをふんだんに使った「ショコラシュークリーム」です。店頭ショーケース内の商品説明には「カスタードクリームとショコラソースにショコラホイップ」と記載。

 シュー皮は硬め。サクサク感は弱く、ハード系のパンのような、しっかりとした噛みごたえのある食感。厚みがあり、密度も高い生地。

 表面にはチョコレートのパウダーが振りかけられています。画像のとおり、生地自体にもチョコレートが含まれているようで、茶色くなっています。味はパウダーも相まって、チョコレートの苦味と香りが前面に出たバランス。

 しかし、前述のとおり厚みのある皮のため、噛んでいくうちに、生地自体の持つ香ばしさも感じらます。味が濃いというのとは違いますが、しっかりと素材の味が感じられるシュー皮と言えます。

 クリームは、商品説明のとおり、カスタードクリームとショコラホイップの2層。下部にカスタードクリーム、その上にショコラホイップが載っています。

 ショコラホイップは固め。粘度が高いクリーム状ではなく、固体に近い質感。密度は低く、空気を多く含んでいて、フワッとした軽さがあります。

 甘さはかなり控えめ。チョコレートの香りと苦味の方が勝るバランスですが、苦味もそこまで強くがありません。香りの高い、上品な本格チョコレートに近い味。

 カスタードクリームは白に近い薄いクリーム色で、中にはバニラビーンズの黒い粒も見えます。ショコラホイップ同様、やや固め。こちらも粘度は低く、やや固体っぽい質感ですが、ショコラホイップよりはなめらかで、伸びやすい質をしています。適度に空気を含み、軽さもある食感。

 甘さはやや控えめですが、ハッキリと感じます。バニラの香りがとても豊かで、甘さよりもまずバニラが口いっぱいに広がるバランス。バニラの香りは、濃厚というより、ほどよくスッキリしていて爽やか。香りはとても強いのに、しつこさは全く感じません。

 下部のシュー皮の内側には、ショコラソースが隠れています。そのため、カスタードクリームのまわりを、ショコラソースが囲むような構造。

 ショコラソースは、チョコレートをそのまま溶かしたような濃厚な味。香り、苦味ともに、ショコラホイップよりも強いです。

 粘度も密度も高く、べったりと伸びる質感。濃厚な味と比例して、じっくりと口に広がっていく食感です。前述のとおり、カスタードクリームを囲むように入っているため、おのずとカスタードと一緒に食べることになるのですが、お互いが苦味と甘味を引き立てあい、バランスも秀逸。

 上から下まで、ふんだんにチョコレートが使われていて、カスタードクリームもチョコの苦味を中和しつつ、香りを引き立て、高い次元でバランスよくまとまったシュークリームです。





シュークリームが好きです。でも、あーりんのほうがもっと好きです。コンビニから有名店まで、食べたシュークリームの感想を綴っています。