「コンビニ・スーパー」カテゴリーアーカイブ

ミニストップ「北海道贅沢ダブルシュー」


購入店: ミニストップ
商品名: 北海道贅沢ダブルシュー
購入日: 2018年12月8日
税込価格: 130円

製造者: 栄屋乳業株式会社
カロリー: 261kcal

 ミニストップで購入した「北海道贅沢ダブルシュー」。商品名のとおり、カスタードクリームとホイップクリームの2種類が入ったシュークリームです。

 包装の仕方が特徴的で、左右の両サイドとも立体的に折り込まれ、包装袋がボックスのような形状になっています。

 シュー皮は、やや柔らかめ。基本的には、コンビニシュークリームによくあるソフトな皮ですが、厚みがあり、平均的なものより、やや硬めのしっかりした食感。

 とはいえ、サクサク感があるわけではなく、あくまで平均的なコンビニ・シュー皮の延長線上の質感。前述のとおり厚みがあり、ある程度の噛みごたえはあるため、擬音語であらわすなら、ゴワゴワといった感じでしょうか。

 厚みがある皮のために、味も香ばしさを強く感じます。包装袋に「アーモンドパウダー入りシュー皮」との記載がありますが、確かに厚みがあることを差し引いても、一般的なコンビニのシュー皮より、香ばしさが著しく強め。

 ただ、アーモンドの香りは、少なくとも僕は感じませんでした。注意深く香りに集中すると「ちょっとアーモンドっぽいかも?」と感じるぐらいです。

 中に充填されるクリームは、前述のとおりカスタードとホイップの2種類。個体差もあるのかもしれませんが、整然と上下2層になっているわけではなく、中心部あたりにホイップ、それをなんとなくカスタードが囲むような配置です。

 カスタードクリームは、ややオレンジがかった黄色。スーパーに売っている、常温保存のシュークリームのクリームに近い色です。

 やや粘度はありますが、水分が多く、柔らかめの質感。食べていて、こぼれる危険性は少しあります。

 甘さは、やや強め。バニラの香りはほとんど感じませんが、卵のコクはそれなりに感じられます。コンビニのシュークリームの平均的な範疇は、越えないクオリティの味。

 ホイップクリームは、空気を含みフワッとした部分もありますが、熱に弱いのか、溶け出して水っぽくなった部分も混在。こちらもカスタード同様やわらかく、食べるときにこぼれないよう注意が必要です。

 甘さは控えめ。というより、ほのかに感じる程度で、ほとんど感じません。ミルクの香りがとても豊かで、口に含んだ瞬間に広がっていきます。コンビニのシュークリームで、ここまでミルク感が強いのは珍しいです。

 ホイップクリームがカスタードの甘さを中和し、さらに2種のクリームが合わさることで、ミルクの香りも際立っており、全体のバランスは秀逸。

 包装袋に「北海道産生クリーム」と記載があり、商品名も「北海道贅沢ダブルシュー」。確かにミルク感が強く、130円のコンビニのシュークリームにしては、味のクオリティが高く、コスパも良好だと思います。

 包装袋には「カスタードクリーム中に北海道産生クリーム6.4%使用」との記載もありますが、正直カスタードからは、あまりミルク感は感じませんでした。

 2種のクリームが分離せず、中で混じりあっているため、ホイップの香りと一緒になり、カスタードの香りとは感じれらないのかもしれませんが。

 それと味には関係ありませんが、冒頭に書いたとおり、パッケージがちょっと特殊。ギリギリのところまで文字が書かれているのですが、両サイドの一部は封をする部分に飲み込まれ、文字が切れてしまっています。





ミニストップ「あまおう苺のチョコがけシュー」


購入店: ミニストップ
商品名: あまおう苺のチョコがけシュー
購入日: 2018年12月8日
税込価格: 150円

製造者: 株式会社ロピア
カロリー: 247kcal

 ミニストップで購入した「あまおう苺のチョコがけシュー」。商品名でほとんど説明されていますが、中にイチゴのクリームが入り、シュー皮をチョコレートでコーティングしたシュークリームです。

 シュー皮は柔らかめ。前述のとおり、エクレアのように上部を覆ってチョコレートでコーティングされているため、皮単体の食感は感じにくいのですが、コンビニのシュークリームの平均的な質感と言えます。

 厚みはなく、ソフトで、若干の香ばしさは感じられますが、これといって主張の強い味はありません。

 コーティングのチョコレートは、食べるときの温度にもよりますが、あまりパリパリ感は無く、しっとりとして、自然と歯が入る質感。

 甘さも苦味も控えめで、ミルクチョコレートに近い、穏やかな味。後述する苺のクリームとのバランスを考えると、主張が強すぎず、適度な味つけなのでしょう。

 中に充填されるのは、冒頭にも書いたとおり、イチゴを使ったクリーム。包装袋には、イラストと共に「あまおう苺のカスタードクリーム」との記載があります。

 色は、赤とピンクの中間ぐらいで、思ったよりも、赤みが強いです。それに比例してと言うべきなのか、甘さ控えめで、酸味の方がやや前に出るバランスの味。

 ただ、酸味も強いわけではなく、ほのかに感じる程度。苺の香りが、さわやかに香ります。甘みも酸味も控えめで、相対的に苺の香りが感じやすいバランスとも言えるでしょう。

 「あまおう苺のカスタードクリーム」とのことですが、カスタードらしい甘さや卵のコク、バニラの香りは感じません。なによりも苺の香りと酸味が前面に出てきています。

 濃厚な味というわけではないのですが、苺の香りがふわりと鼻を抜け、爽やかですっきりと食べやすい味にまとまっています。

 質感は、水分が多く、柔らかめ。粘度が低く、食べていてこぼれないように、やや注意が必要です。

 包装袋には、苺の先端にチョコをつけたイラストが描かれていますが、苺の酸味をチョコレートが穏やかに中和し、なおかつ爽やかな香りが引き立つ、良好なバランス。

 特別、高級感があるというわけではありませんが、苺の香りを生かし、よくまとまったシュークリームです。





ファミリーマート「大きなカスタード&ホイップシュー」


購入店: ファミリーマート
商品名: 大きなカスタード&ホイップシュー
購入日: 2018年12月7日
税込価格: 138円

製造者: 株式会社ロピア
カロリー: 294kcal

 ファミリーマートで購入した「大きなカスタード&ホイップシュー」。

 シュークリームに限らず、コンビニの定番商品はたびたびリニューアルされます。この商品も、ファミリーマートのオフィシャルサイトの情報によると、2018年11月13日発売。

 今までも2種のクリームを使ったシュークリームはあったので、マイナーチェンジを施したということでしょう。

 オフィシャルサイト上の商品説明ページには「カスタードとホイップクリームの2層仕立てです。ホイップクリームに「北海道産生クリーム」をブレンドし、風味とコクをアップし、カスタードに「コクと旨みのこだわりのたまご」を使用しました。」と記載。

 前述のとおり、定番商品のひとつと思われるこちらのシュークリーム。クオリティも、きわめてスタンダードです。

 シュー皮は柔らかめ。コンビニのシュークリームの平均的な質感は脱しませんが、平均よりはやや厚みがあります。

 味は、特に主張の強いところはありませんが、若干の香ばしさは感じられます。

 中に充填されるクリームは、商品名のとおりカスタードクリームとホイップクリームの2種。下部にカスタード、その上にホイップが載る2層構造です。クリーム充填用の穴は、サイドにひとつ空いています。

 カスタードクリームの色は黄色。数は多くありませんが、クリーム中にはバニラビーンズの黒い粒も見えます。

 やや固めで、粘度も高く、ねっとりとした質感。クリームの密度も高めで、ずっしりとしています。

 甘さは強め。卵のコクや、バニラの香りよりも、ストレートに甘みが前面に出てくる味。ややしつこいと感じる人も、いるかもしれません。

 ホイップクリームの色は白。基本的には柔らかいのですが、粘度と密度は低く、空気を多く含み、泡のようなフワッとした食感。水分も多く、水っぽさもあります。

 甘さは控えめ。というより、ほとんど感じません。ほのかにミルクの香りを感じますが、それ以上の主張はなく、スッキリとした味わい。

 カスタードの強い甘さを中和し、ダブル・クリームとしてのバランスは良いです。

 シュー皮もほどよくクリームの甘さを中和しつつ、味を引き立て、特筆すべき点は少ないのですが、スタンダードによくまとまったシュークリームだと思います。





ファミリーマート「ふんわり食感のシュークリームみたいなパン (カスタード&ホイップ)」


購入店: ファミリーマート
商品名: ふんわり食感のシュークリームみたいなパン (カスタード&ホイップ)
購入日: 2018年12月1日
税込価格: 128円

製造者: 敷島製パン株式会社
カロリー: 290kcal

 ファミリーマートで購入した、その名も「シュークリームみたいなパン」。

 商品名のとおりで、わざわざ説明するまでもないのですが、シュークリームのようなパンです。シュークリームではないのですが、店頭で見かけてめちゃくちゃ気になったため、レビューを書きます。

 オフィシャルサイト上の商品説明ページには「ふんわりした生地でカスタードクリームを包み、表面にシュー生地を絞り、焼き上げた後、ホイップクリームを絞りました。」と記載。

 要冷蔵ではなく、他のパンと同じく、常温で販売されています。

 商品名のとおり、基本的にはパンです。クリームパンの表面が、シュー皮になっているイメージ。パンの部分がシュー皮に置き換わっているのではなく、パンの上にさらにシュー皮が重ねられた構造です。

 表面のシュー皮は薄め。コンビニのシュークリームの平均的な、薄くてソフトな質感の皮です。味も質感と同じく、コンビニシューの平均に近く、特に強い主張はありませんが、若干の香ばしさは感じられます。

 シュー生地の下は、前述のとおりパン生地。こちらもコンビニのクリームパンやあんぱんの平均的な質感と言えます。味も同様に、平均的なコンビニのパンです。本格的なパン屋のパンに比べれば、小麦の香りは乏しく、生地自体の味が強いわけではありません。

 中に充填されるクリームは、ホイップクリームとカスタードクリーム。下にカスタードクリーム、その上にホイップクリームが載る2層構造です。

 ホイップクリームは、やや固め。粘度のあるクリーム状の質感ではなく、どちらかというと固体っぽい質感。甘さは控えめで、若干のミルクっぽさが感じられる味。

 カスタードクリームは、ややオレンジ味がある、濃い黄色。固めで、ホイップクリームと同じく、固体に近いしっかりした食感。常温用のクリームのため、このような質感なのでしょう。

 甘さはやや強めで、しっかりと感じます。バニラの香りがするわけでもなく、コンビニのクリームパンに充填されるクリームに近い味。

 甘さは強めですが、パンによって中和されるため、甘味がしつこいとは感じませんでした。

 確かにシュークリームっぽく感じる部分はあるのですが、どちらかというとクリームパンに近い味と食感。コンビニのクリームパンの表面を、シュー皮で包んだものと言って差し支えないです。

 ただ、商品名もあくまで「シュークリームみたいなパン」なので、間違ってはいないかなと。いずれにしても、シュークリームの再現を目指したパンではありません。





ファミリーマート「エクレールショコラ」


購入店: ファミリーマート
商品名: エクレールショコラ
購入日: 2018年12月1日
税込価格: 138円

製造者: ヨネザワ製菓株式会社
カロリー: 192kcal

 ファミリーマートで購入した「エクレールショコラ」。エクレアではなく、エクレールと名乗るだけあって、コンビニのスイーツにしては、かなり本格的なクオリティを備えた商品でした。

 オフィシャルサイト上の商品紹介ページには「フランス産クーベルチュールチョコレートに北海道産生クリームをブレンドした、コクのあるチョコクリームのエクレアです。」と記載。

 シュー皮は、やや硬め。チョコレートによってコーティングされていることもあり、サクサク感はありませんが、やや厚みがあり、ぎっちりとした密度の高さもあり、パンのような噛みごたえがあります。

 コーティングのチョコーレートによって、生地自体の味は感じにくいのですが、前述のとおり厚みがあり、食感がしっかりしているため、香ばしさと小麦っぽさが感じられます。コンビニのシュークリームによくある、ぺらぺらでソフトな質感の皮とは、一線を画す質感。

 コーティングのチョコレートは、甘さ控えめ。同時に苦味も控えめで、食べやすいバランスの味です。食べるときの温度にもよるでしょうが、パリパリ感はあまりなく、どちらかと言うとしっとりした食感。

 中に充填されるクリームは、商品説明のとおり、チョコレートを用いたクリーム。色は薄い茶色。

 質感は、やや柔らかめでしょうか。粘度は低めで、水分も多く、クリーム的な伸びやかさと、みずみずしさが共存した質感です。

 皮の質感によっては、こぼれてしまいそうなクリームですが、本商品の皮は前述のとおり厚みがあり、その心配もありません。しっかりとした硬さのある皮の中から、みずみずしいクリームが飛び出してくるようで、食感のバランスも良好。

 甘さは控えめ。コーティングのチョコレートよりも苦味は強めですが、それと比例してチョコレートの香りも強め。直線的な甘味や苦味よりも、香りの方が立った味。コンビニのスイーツにしては、かなり本格的な味と言えます。

 冒頭に書いたとおり、わざわざ「エクレア」ではなく「エクレール」を商品名とするだけあって、皮もクリームも洋菓子専門店のものに近く、コンビニのスイーツにしては、かなり高いクオリティを持っています。

 フランス産クーベルチュールチョコレートと、北海道産生クリームを使用しているとのことで、素材にもこだわっているのでしょう。

 200円以上しても良さそうですが、税込138円という価格も魅力的。コストパフォーマンスも、非常に良いと思います。