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リベルターブル 渋谷ヒカリエShinQs店「シュー トンカ」


都道府県: 東京
最寄駅: 渋谷
住所: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ地下2階
購入店: リベルターブル (Libertable) 渋谷ヒカリエShinQs店
商品名: シュー トンカ (Chou Tonka)
購入日: 2018年9月19日
税込価格: 388円

 今日は用事があり、渋谷へ。時間が空いたのでヒカリエへ行き、ここ「リベルターブル」と「ル・パン・コティディアン」で、それぞれシュークリームを購入しました。

 場所はヒカリエの地下2階。テイクアウトが中心のスイーツや総菜屋が入る、いわゆるデパ地下フロアです。

 リベルターブルは、赤坂に本店がありますが、渋谷ヒカリエと松屋銀座にも出店しています。

 ショーケース内の商品説明には「シュー生地にトンカ豆の伸びるカスタードクリーム。赤い実のフルーツのクリーム。」と記載。

 商品説明にあるように、クリームにトンカ豆を使用したシュークリームです。正直に言うと、僕は「トンカ豆」を全く知りませんでした。調べてみると、中央アメリカから南アメリカ北部に自生する、キャラメルやバニラに似た芳香を持つ香辛料。「クマル」とも呼ばれるとのこと。こんな情報がすぐに見つかるのだから、インターネットって便利ですね。

 食レポに戻りますと、シュー皮は硬め。サクサク感が強く、ドライで軽い食感。クッキー生地のサクサク感とは違い、生地の密度が低く、歯切れの良いサックリ感。クッキー生地は、厚みもあり、しっかりした硬さですが、この生地は密度が低く、厚みに頼った硬さではなく、じっくりと焼き上げた、自然な硬さとサクサク感。

 味は香ばしさが強く、苦味のような奥深い香りが、鼻を抜けていきます。味の面でも、クッキー生地とは一線を画しており、わかりやすく香りが強いわけではないのに、香ばしさが口に残り続けます。味よりも、香りを楽しむ、といった感じでしょうか。

 クリームは粘度が高く、ねっとりと伸びる質感。このような質感のクリームは、今までに出会ったことがありません。前述のとおり、クリームにトンカ豆が使用。ネットで調べたところ、この粘り気もトンカ豆の特徴だそうです。

 通常のカスタードクリームでは考えられないぐらい粘度が高く、水飴のようにねっとりと伸びます。密度も高めで、クリームから弾力性を感じるほどの、しっかりした食感。慣れていないので最初は戸惑いましたが、粘度のために食べにくいとか、食感が不快だということはありません。

 甘さは控えめ。バニラのような香りがしますが、これがバニラの代わりに使用されているトンカ豆の香りなのでしょう。バニラよりもあっさりとしているものの、フルーティーで爽やかな香りがします。前述のとおり、甘さ自体も控えめで、クリーム全体としてあっさりとした味わい。

 ただ、粘度が高く、一般的なクリームよりも長く口の中にとどまるため、味が足りないとは感じませんでした。むしろ、甘味や香りが強かったら、しつこく感じたかもしれません。

 クリームの上には、イチゴとラズベリーが添えられています。いずれも甘さ控えめで、キリッとした酸味を持った味。甘さを控えたクリームとの相性も良好。酸味がクリームによって中和され、ベリーの爽やかな香りが口に広がります。

 シュー皮の底面部のクリーム中には、ベリーを使ったムースが隠れていました。四角く、一口サイズで、こちらも甘さを控えて、ベリーの爽やかな香りと酸味を活かした味。果肉に比べれば、酸味は穏やかで、丸みを帯びた味です。

 以前も、赤坂にあるリベルターブルで「クリスタル」というシュークリームを購入したことがあるのですが、このお店の商品は、どれも凝った味に仕上がっています。あんまりフランス料理って食べたことないですけど、フランス料理のような複雑で繊細な味とでも言いたくなります。

 「マリアージュってこういうことかなぁ」と思いつつ、幾層にも味が重なったケーキを、ゆっくりと食べる満足感。1000円以下で購入できる贅沢です。

 今回購入した「シュー トンカ」も、食感も味も面白く、食べていて「勉強になります!」という気持ちです(笑) 食感と味がシームレスに繋がっていて、この食感ならば、このような味が望ましい、というところまで計算され、丁寧に作られているのが伝わります。

 スタンダードな商品も好きですけど、このような趣向を凝らした一品も、食べていてワクワクしますね。





ル・パン・コティディアン 渋谷ヒカリエShinQs店「シュー・ア・ラ・クレーム」


都道府県: 東京
最寄駅: 渋谷
住所: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ地下2階
購入店: ル・パン・コティディアン (Le Pain Quotidien) 渋谷ヒカリエShinQs店
商品名: シュー・ア・ラ・クレーム
購入日: 2018年9月19日
税込価格: 378円

 今日は渋谷に行く用事があり、時間が空いたのでヒカリエへ。

 ベルギー発のベーカリーレストラン、ル・パン・コティディアンの渋谷ヒカリエにある店舗で、シュークリームを購入しました。店舗があるのは地下2階。スイーツや惣菜などを扱う店舗が入る、いわゆる「デパ地下」的なフロアです。

 前述のとおり、ベルギーが発祥のル・パン・コティディアン。2018年9月現在、日本ではヒカリエの他に、東京オペラシティ店、東京ミッドタウン店、芝公園店の合計4店舗を展開しています。イートイン・スペースが併設されており、パンの他、ケーキやキッシュ、サラダなどを提供しています。

 ベルギーらしく、チョコレートを使ったムースや、ホットチョコレートもありました。

 ケーキは入口レジ付近のショーケースに入っており、テイクオウトの場合は普通のケーキ屋と同じように、店員に商品名を伝えれば、箱に詰めてくれます。保冷剤も有り。

 ショーケース内の商品説明には「パティシエの手作りカスタードクリームをたっぷり挟みました」と記載。

 シュー皮は、やや硬め。表面には若干のサクサク感がありますが、それほど強いものではありません。

 パン屋のシュークリームということで、ハード系のパンのようなしっかりした食感の皮を想像していましたが、思ったよりは柔らかく、しっとりした食感。ハード系のパンというより、食パンなどに近い質感です。それなりに噛みごたえはあるけど、同時にしっとりとして、パサつきはあまりありません。

 味は小麦の香りがしっかりと感じられ、若干の塩気もあり、さすがパン屋と思わせるクオリティです。皮のみを味わうと、穀物らしい深い香りがします。

 シュー皮の表面には、ローストしたアーモンドが散りばめられています。香ばしさと、カリッとした食感をプラスし、アクセントに。シュー皮の香ばしさとは、また変わった種類に香ばしさです。

 クリームは薄い黄色をしたカスタードクリーム。カスタードクリームというと、ハッキリした黄色か、もしくは薄いクリーム色が多数です。しかし、このクリームは、鮮やかな黄色とクリーム色の中間のような、あまり見かけない色合い。鮮やかな黄色を、そのまま薄くした色、という感じでしょうか。

 粘度はやや高め。しかし、空気を多く含んでいるのか、密度は低く、軽い食感。粘度があり、ねっとりとした質感ではあるのですが、フワッとした軽さも持ち合わせ、食べやすいです。

 甘さは中庸で、バニラの香りが前面に出てくる味。味の立ち上がりから、甘味よりも、バニラの芳醇な香りが支配的です。香ばしく、味のはっきりしたシュー皮に負けず、かといってシュー皮の香ばしさを打ち消さないバランス。

 パン屋のシュークリームって、皮がしっかりしていて食べごたえがあることが多いですが、このシュークリームも小麦の香りが豊かで、皮とクリームが対等に楽しめるバランスになっています。

 わかりやすく珍しい質感というわけではないのですが、シュー皮もクリームも、あまり他に似ているものが思い浮かばない、個性がありますね。





ユーハイム エキュート上野店「カスタードプリンシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 上野
住所: 〒110-0005 東京都台東区上野7-1-1 JR上野駅
購入店: ユーハイム (JUCHHEIM) エキュート上野店
商品名: カスタードプリンシュー
購入日: 2018年9月16日
税込価格: 259円

 神戸発の洋菓子店、ユーハイムのエキュート上野店で、シュークリームを購入しました。

 いくつかのブランドに分かれており、今回訪れたのは最もベーシックと思われる「ユーハイム」。他に、「ユーハイム・ディー・マイスター」「ボビーユーハイム」などのブランドを展開しています。

 エキュート上野店は、JR上野駅の改札内にあります。公園改札および入谷改札と同じフロアで、階数で言うと3階になるようです。

 購入したのは「カスタードプリンシュー」。その名のとおり、中にカスタードプリンの入ったシュークリームです。ショーケース内の商品説明には「カスタードプリンとキャラメル生クリーム入りシュークリーム」と記載されていました。

 シュー皮の上面が切り取られ、中にカスタードプリンとキャラメル生クリームが入った構造になっています。

 シュー皮は、やや硬め。サクサク感の強いタイプではなく、パンのようなしっかりした噛みごたえのある質感です。やや厚みがあり、生地の密度も平均的なシュー皮よりも高め。味も、パンのように小麦の味が感じられ、若干の塩気もあります。

 中に入るクリームの種類は、キャラメル生クリーム。その上から、カラメルソースがかかっています。キャラメル生クリームは固め。粘度が高いのではなく、固体のような安定感のある固さです。クリーム中に空気を多く含み、フワっとした軽い食感。

 甘さは控えめで、キャラメルの香ばしさと苦味が、前面に出た味。生クリームらしいミルク感は、あまり感じません。

 上からかかるカラメルソースは、粘度が高く、キャラメルらしいねっとりした質感。こちらも甘さは控えめで、クリームよりも苦味が強く、濃厚な味。甘さも控えめではありますが、クリームと比較すると強めで、ハッキリと感じます。

 キャラメル生クリームの下には、カスタードプリン。フルサイズではなく、通常のプリンを数センチ分ぐらい輪切りにしたような厚み。シュー皮の底面部に、土台のように入っています。

 最近はなめらかな質感のプリンも多いですが、こちらのプリンは固めのしっかりした質感。僕はしっかりした質感のプリンの方が好きなので、好みのタイプです。

 甘さは中庸。バニラの香りも感じられ、いかにも「洋菓子店のプリン」といった趣の安定したクオリティです。キャラメルの苦味と、プリンの甘味が、お互いを引き立てあい、味のバランスも良好。

 たまに、プリンの入ったシュークリームってありますけど、こちらの商品は味と量感の両面で、バランスが良いです。プリンを丸々1個は入れてないところが、良かったのかなと思います。

 プリンとシュークリームを無理やり合わせたみたいな飛び道具感も無いし、両方が好きな僕にとっては、かなりお気に入りのシュークリーム。





かつや 神田東口店「ロースカツ定食」


都道府県: 東京
最寄駅: 神田
住所: 〒101-0061 東京都千代田区鍛冶町1-8-1 神田サクラビル1F
店名: とんかつ かつや 神田東口店
商品名: ロースカツ定食
来店日: 2018年9月16日
税込価格: 745円

 トンカツやカツ丼を提供する外食チェーン「かつや」に行ってきました。

 神田駅東口店の場所は、JR神田駅から徒歩3〜4分。JR神田駅の東口を出て、国道17号線(中央通り)を、日本橋方向へ歩くと、通りの左手側にあります。隣は「いきなり!ステーキ」。

 「神田駅東口店」という店舗名ですが、距離的には東口よりも、南口からの方が近いです。ただ、東口からは道を真っ直ぐ進めば良いため、土地勘が無い場合はわかりやすいと思います。

 日曜のお昼過ぎに入店しましたが、席は6割ぐらい埋まっていました。オフィス街の休日なので、平日よりは来店客が少ないのだと想像しますが、店員は2名しかいないようで、なかなかオペレーションが大変そうです。

 メニューは各種定食やカツ丼の他、カツカレーなどもあります。最もベーシックなメニューと思われる「ロースカツ定食」を注文。

 注文後に揚げ始めるため、また前述のとおり人員も限られているため、それなりに待ってから到着。正確な時間は測っていませんが、揚げ物であることを思えば、気になるレベルではありません。

 ちなみに同時に注文したコーラは162円。瓶のペプシ・コーラでした。

 カツのサイズは、メニュー表記によると、120gだそうです。厚みもあり、なかなかのボリューム。

 衣は厚めで、揚げたてということもあり、サクサク、ザクザクとした食感。ただ、やや油が多いのは、気になりました。お皿にも、たっぷりと油が残っています。人によっては、油が多いのは好ましいのでしょうが、僕はちょっと胸焼けしました。

 ご飯もキャベツも、特筆すべきことはありませんが、この価格帯のチェーン店であることを考慮すると、十分なクオリティです。

 ただ、定食に付いてくる豚汁は、美味しい。これは特筆すべきクオリティ。牛丼屋の味噌汁とは違って、しっかりと具が入っており、豚の旨味も感じれらます。この価格で、定食メニューに豚汁が付いてくるのは、かなりコスパが良いと感じさせてくれます。

 専門店と比べたらクオリティの面では劣りますが、この価格のトンカツとしては、かなりコスパは良いです。ファミレスは場所代も含まれているようなところもありますし、カツ以外のメニューも提供するので単純比較はできませんが、クオリティだけで言ったら、一般的なファミレスのトンカツ定食よりも上等。

 牛丼と比べて、どうしても揚げ時間がかかるトンカツ。ファーストフードとして展開するのは難しい面もあるはずですが、手軽にそれなりの質のカツが食べられるのは、ありがたいです。

 ただ、牛丼に比べると、日常的に食べにくいのも事実かなぁ。毎日、揚げ物が食べたい人って、そうそういませんよね。





ローソン「安納芋あん&ホイップの和風パイシュー」


購入店: ローソン
商品名: 安納芋あん&ホイップの和風パイシュー
購入日: 2018年9月15日
税込価格: 180円

製造者: 山崎製パン株式会社
カロリー: 284kcal

 ローソンで購入した「安納芋あん&ホイップの和風パイシュー」。パイ生地を使った和風のシュークリームは、ローソンでたびたび発売されています。

 オフィシャルサイト上の商品説明には「パイ生地をシュー生地の上にのせて焼き上げ、安納芋を使用したあんとホイップクリームを詰めました。和洋折衷の味わいに仕上げたサクサク食感の和風パイシューです。」と記載。

 ここ最近、セブンイレブンとファミリーマートでも、それぞれサツマイモを用いたシュークリームが発売。そろそろ秋が近づき、旬な季節だということですね。

 シュー皮は、表面はやや硬め。パイ生地特有のサクサク感があります。通常の硬めのシュー皮のようなザックリ感や、クッキー生地のようなサクサク感ではなく、パイ生地らしく軽いサクサク感。

 味は香ばしさが前面に出ていて、生地自体の香りと、若干の塩気も感じられます。パイ生地はレイヤー状になっているため、平均的なコンビニのシュー皮よりも、味を感じやすいこともあるでしょう。

 クリーム充填用の穴は、上部にひとつ空いています。中に入るのは、商品名のとおり、安納芋あんとホイップクリーム。包装袋に印刷された断面図のように、中心部に安納芋のあん、それを取り囲むようにホイップクリームが充填されています。ゆでたまごの黄身と白身のような構造。包装袋の断面図よりも、実際は安納芋あんの比率が大きく感じました。

 安納芋あんは、甘さは強め。色はオレンジがかった黄色。クリームではなく、あんこのため、クリームのようななめらかさではなく、粒が大きく、ねっとりした質感。安納芋の味も感じられますし、質感にも若干の芋感があります。

 あんを囲むホイップクリームは、柔らかく、空気を多く含み、軽い食感。甘さはかなり控えめ。というより、ほとんど甘さは無いと言っていいです。ミルク感も薄く、あっさりした味。前述のとおり、安納芋あんがハッキリとした甘さを持っているため、甘味を中和するのに、良いバランスだと思います。

 山崎製パンのパンには、あまり良い印象がなく、正直おいしいとは思わないのですが、ローソンの和風パイシューのシリーズは、なかなか美味しいです。