ミニストップ「無限生チョコシュー」


購入店: ミニストップ
商品名: 無限生チョコシュー
購入日: 2018年11月22日
税込価格: 200円

製造者: 栄屋乳業株式会社
カロリー: 414kcal

 ミニストップで購入した「無限生チョコシュー」。印象的なネーミングですが、包装袋に「無限に食べ続けられる美味しさ♪」との記載があり、これが名前の由来のようです。

 「無限に食べ続けられる」とわざわざ宣言するほど、味に自信があるということなのでしょう。コンビニのシュークリームにしては、かなり大きめのサイズです。

 価格も200円と、100円台前半から中頃が多いコンビニのシュークリームにおいて、ちょっと高め。カロリーも414kcalと、サイズと価格に比例して、平均的なコンビニシューのほぼ2倍です。

 コンビニやスーパーでも、サイズの大きなシュークリームは他にもありますが、前述のとおりこの商品のコンセプトは「無限に食べ続けられる美味しさ」。

 味にもこだわっているとのことで、包装袋には「生チョコクリーム仕立て」「北海道産生クリーム入りホイップ」「フランス産発酵バター入りマーガリン」と、素材をアピールする文言が並んでいます。

 シュー皮は、やや硬め。ただ、サクサク感があるタイプではなく、あくまでコンビニの平均的なシュークリームの皮を、より厚く、やや硬くした感じです。

 密度が高いわけではありませんが、厚みのある皮は、平均的なコンビニのシュー皮より、はるかに噛みごたえがあります。

 味は、コンビニのシュー皮をアップグレードさせた印象。ハッキリと小麦の味を感じるわけではありませんが、香ばしさが強く、若干の塩気もあり、皮自体の味が感じられます。

 中に充填されるクリームは、チョコクリームとホイップクリーム。下がチョコ、その上にホイップが載る2層構造です。量的にはチョコクリームの方が多く、比率は7対3から、8対2ぐらいでしょうか。

 チョコクリームの色は、薄い茶色。質感は、やや固め。ですが、クリームのような粘度のある質感ではなく、なめらか系のプリンに近い固体っぽさのある食感です。

 甘さは控えめ。商品のコンセプトから、なんとなく苦味の強い味を想像していましたが、苦味も控えめでスッキリとした味。しかし、チョコレートの風味はしっかりと感じられます。

 「無限生チョコシュー」という商品名のとおり、食感も味も生チョコを意識していることが分かります。

 ホイップクリームは、柔らかい質感。粘度と密度は低く、水分が多め。空気もそれなりに入っていて、ふわっとした軽い食感です。

 甘さは控えめ。ミルク感も控えめで、チョコクリームと同じく、比較的スッキリした味。バランスとしては、チョコクリームの味を、クリーミーに調整しています。

 前述したとおり、大きめのサイズですが、クリームの量に対して、皮の存在感の方が大きいです。クリームは少ないというわけではなく、皮の内部にスペースがあるわけでもありませんが、クリーム自体の密度が低く、皮に厚みがあるため、このような印象になるのでしょう。

 「無限に食べ続けられる美味しさ」のコンセプトどおりと言うべきか、思いのほかあっさりした味付けで、ややクリームよりも皮の方が優勢なバランス。確かに食べ続けやすいと思います。