セブンイレブン「ざくざく食感チョコもこ」


購入店: セブンイレブン
商品名: ざくざく食感チョコもこ
購入日: 2018年10月12日
税込価格: 162円

製造者: 株式会社デリカシェフ 大宮工場
カロリー: 304kcal

 セブンイレブンの「もこ」シリーズの新作です。同シリーズは、弾力性のあるモチモチした皮が特徴のスイーツ。

 ですが、このたび購入した「ざくざく食感チョコもこ」は、その名のとおりザクザクしたチョコレートで、皮がコーティングされています。

 前述のとおり、シュー皮の上側から覆うように、チョコレートでコーティングされています。食べる時の温度にもよりますが、チョコレートの食感は硬めで、パリパリ、ザクザクした食感。

 ただ、チョコレートなので当然と言えば当然ですが、手の熱によって溶け出します。また、購入直後や冷蔵庫で保管後に食べるのなら問題ありませんが、ある程度のあいだ常温に置いておくと、やはりチョコが溶け出し、食感も異なるはずです。

 甘さは控えめ。というより、ほとんど甘さは感じず、苦味とカカオの香りで構成された味。カカオの香りは、特別強くはありませんが、感じられます。

 コーティングの下にあるシュー皮は、柔らかめの質感。おそらく「もこ」シリーズ特有のモチモチ感のある皮を使っているのだと思いますが、コーティングのザクザク食感に上書きされ、あまりモチモチ感は感じられません。

 生地自体にも、チョコレートを練りこんであるようで、色はかなり黒に近いグレー。内側は、ほぼ真っ黒に見えました。おそらく、生地からもチョコレートの味がするのだと思いますが、こちらもコーティングのチョコレートの味に上書きされ、あまり味は感じられません。

 中に充填されるクリームにも、チョコレートが使用され、濃い茶色をしています。質感は、水分が多く、粘度も低く、柔らかめ。水分が多いため、冷やして食べるとみずみずしさが際立ち、食感は良好です。

 平均的なコンビニのシュー皮なら、こぼれてきそうな質感ですが、硬めのコーティングと、安定感のあるモチモチ食感の皮のために、食べていてこぼれてくることは、ありませんでした。ただ、前述のとおり、コーティングが溶け出して、手が汚れることはあるかと思います。

 クリームも、甘さ控えめ。ほとんど甘さは感じず、苦味とチョコレートの香りが、前面に出た味です。苦味も強すぎず、チョコレートの香りを、かき消してしまうことはありません。

 全体的に甘さ控えめ。キリッとした苦味を活かし、チョコレートの本格的な香りも感じられる、バランス良くまとまったシュークリームだと思います。

 余談ですけど、カロリーが304kcalと、ちょっと多めなのが驚きました(笑) サイズが大きいわけではないので、やはりコーティングのチョコレートが、引き上げているのでしょうか。





ミニストップ「和栗シュークリーム」


購入店: ミニストップ
商品名: 和栗シュークリーム
購入日: 2018年10月5日
税込価格: 130円

製造者: 株式会社ロピア
カロリー: 207kcal

 ミニストップで購入した「和栗シュークリーム」。コンビニのスイーツは、季節ごとに限定商品を導入しながら、入れ替わっていきますが、こちらのシュークリームは秋の商品のようです。

 包装袋にも「秋の味覚」と、記載されています。

 シュー皮は柔らかめ。コンビニのシュークリームの平均的な質感で、厚みもそれほどありません。

 味も、特にハッキリとした香りや主張はありませんが、若干の皮の香ばしさは感じられます。

 中に充填されるクリームは、包装袋にも記載されているとおり、和栗を使ったシャルロットクリーム。シャルロットクリームとは、シャルロットという菓子に用いられるクリームを指しているのでしょう。

 クリームの量が少ないと言うべきなのか、シュー皮の中にスペースが多いのは、やや気になりました。後述しますが、クリームの質感が柔らかいために、仕方ない面はあるのかもしれません。

 包装袋のイラストでは、普通のカスタードクリームのような色をしていますが、実際は薄い茶色のクリームです。質感は、水分が多く、なめらかで、かなり柔らかめ。注意深く食べないと、こぼれてしまいそうな質感です。

 シュークリームに入るクリームとしては、かなり水っぽく、サラサラとしています。ただ、水っぽいと言っても、味が薄いなど、ネガティヴな印象はありませんでした。

 密度も粘度も低く、一般的なクリームのような膨らみ感はありませんが、その代わりにみずみずしく、フレッシュな食感に仕上がっています。

 甘さは控えめ。栗の香りが、強いわけではありませんが、ふわっと口に広がり、香りの質は良いです。味全体も濃いわけではないのですが、ほのかな甘さと、栗の香りが合わさり、上品なバランスに仕上がっています。

 これまでに食べたシュークリームの中で、最も水分の多いクリームを使ったシュークリームかもしれません。味も、個性的。コンビニのシュークリームで、あまり似ているものが思い浮かばない栗の香りでした。

 味が濃い、強い、というわけではないのですが、甘味と香りのバランスが良く、まとまっています。栗の味を完全再現ではないけど、栗の自然な甘さを、うまく再現していると思います。





ミニストップ「毎日食べたいシュークリーム」


購入店: ミニストップ
商品名: 毎日食べたいシュークリーム
購入日: 2018年10月5日
税込価格: 100円

製造者: 株式会社ロピア
カロリー: 215kcal

 近所にミニストップが無く、あまり足を運ぶ機会がないのですが、たまたま出先にあったので、シュークリームを購入しました。普段行かないコンビニだと、店の雰囲気や、商品のラインナップを見てるだけでも新鮮ですね。

 購入したのは「毎日食べたいシュークリーム」と「和栗シュークリーム」の二つ。この記事では「毎日食べたいシュークリーム」の感想を記述します。

 包装袋にも記載されているとおり、カスタードホイップクリームと自家炊きカスタードクリームの、2種類のクリームが入っています。コンビニやスーパーによくある「ダブルシュークリーム」に分類される、レギュラーラインの商品なのでしょう。

 それにしても「毎日食べたいシュークリーム」という名称は、自信があるのか、なかなか攻めてますね。

 シュー皮は柔らかめ。コンビニの袋入りシュークリームの平均的な質感です。ペラペラと言うとネガティヴな印象を与えますが、厚みもそれほど無く、ソフトな食感。

 味は、際立った主張はありませんが、若干の皮の香ばしさは感じられます。いずれにしても、コンビニのシュークリームの平均の範疇です。

 充填されるクリームは前述のとおり、カスタードホイップクリームとカスタードクリームの2種。カスタードクリームが下、その上にホイップクリームが乗る2層構造になっています。

 ただ、いずれのクリームも柔らかい質感なので、完全に2層に分かれているわけではなく、マーブル状に混ざり合った部分もあります。分量はカスタードクリームの方が多く、7対3ぐらいの割合。

 カスタードクリームは、やや黄色味の強いクリーム色で、バニラビーンズの黒い粒も見えます。やや粘度は高めで、まったりとしていますが、基本的には柔らかい質感。適切かどうかは分かりませんが、スーパーで常温で販売されているシュークリームの、クリームに近い質感です。

 甘さは強め。バニラの香りも感じられますが、バニラシードの粒が見えるわりには、香りは強くありません。それよりも、人工甘味料的な作られた味が、前面に出てきてしまっています。敏感な方以外は、気になるレベルではありませんが。

 ホイップクリームは、真っ白ではなく、やや茶色味を持った色です。質感は柔らかめで、粘度も低め。カスタードクリームと比べると、粘度が低く、軽さのある質感です。

 甘さは控えめ。「カスタードホイップクリーム」というものを、少なくともコンビニのシュークリームでは初めて食べたと思うのですが、その名のとおり、ほのかにカスタードクリームの味がします。味は薄めですが、甘さが控えめなぶん、こちらのホイップクリームの方が、バニラの香りが前面に出ています。

 カスタードクリームとホイップクリームを同時に食べると、ちょうど甘さと香りが中和され、バランスが良くなりました。2種類にクリームを使ったシュークリームの、王道のバランスです。

 途中、少しネガティヴなことも書きましたが、100円で買えるコンビニのシュークリームとしたら、平均的な味と質感です。