ファミリーマート「ダブルチョコシュークリーム」


購入店: ファミリーマート
商品名: ダブルチョコシュークリーム
購入日: 2018年8月4日
税込価格: 110円

製造者: 株式会社ロピア
カロリー: 282kcal

 商品名のとおり、チョコホイップクリームとチョコカスタードクリームという、2種類のクリームが入ったシュークリームです。

 僕の探し方が悪いのかもしれませんが、2018年8月現在、なぜだかファミリーマートのオフィシャルサイトには、当該商品は載っていませんでした。

 最近、コンビニのシュークリームもサイズが小さくなって、実質値上げに感じられる物がありますが、このシュークリームは、やや大ぶり。空気を含んだ軽めのクリームのため、ずっしりとした量感はありませんが、大きめのサイズには存在感があります。

 シュー皮は、柔らかめ。コンビニのシュークリームにおける標準的な質感に近く、皮自体は薄く、サクサク感もありませんが、表面がドライ。歯を入れると、サクサクとフワフワの中間のような、わずかに皮が切れるときの爽快感があります。

 画像のとおり、皮も色が黒く、おそらく生地にチョコレートを使用しているのだろうと思いますが、わずかに苦味と香りが感じられるような気がしますが、ほとんど認識できませんでした。味としては、コンビニのシュークリームとしてスタンダードなもので、ほのかな香ばしさがあります。

 クリーム充填用の穴は、側面にひとつ。はっきりと確認できる、大きめの穴が空いていますが、食べていて気になることは、ありませんでした。

 クリームは、下にチョコカスタードクリーム、その上にチョコホイップクリームが載る2層構造。クリームの色は、チョコカスタードの方が濃く、クリームの密度も高め。チョコホイップの方が色が薄く、空気を多く含んだ軽めの食感。

 2種類のクリームは、味と質感の両面で、チョコカスタードの方が濃く、重い。チョコホイップの方が薄く、軽い、というコントラストをなしています。

 チョコカスタードは前述のとおり、密度がやや高く、固めの質感。一般的なカスタードクリームと比較すれば、むしろ密度は低い部類ですが、ホイップと比較すると密度は高く、しっかりとした食感です。味は、甘さはほとんど無く、苦味とチョコレートの風味が、前面に出てきます。

 チョコホイップは、空気を多く含み、軽めの食感。なめらかに伸びるような質感では無く、軽めですが、固体に近い質感。味は、甘さ控えめ。苦味も薄く、チョコカスタードの味をうまく中和しています。

 2種のクリームは、そもそも別々に食べることを想定していないでしょうが、共に食べるとお互いが中和。甘さは控えめで、苦味の中から、チョコの香りが広がっていきます。

 全体のバランスも良く、110円という値段を考えると、完成度は高いと言っていいでしょう。