パッション ドゥ ローズ「サントノーレ クラシック」


都道府県: 東京
最寄駅: 白金高輪
住所: 〒108-0072 東京都港区白金1-13-12
購入店: パッション ドゥ ローズ (Passion de Rose)
商品名: サントノーレ クラシック
購入日: 2017年5月6日
税込価格: 520円

 白金高輪にある「パッション ドゥ ローズ」さんに行ってきました。シュークリーム目当てで行きましたが、サントノーレもあったのでこちらも購入。

 ショーケース内のポップには「シュークリームとキャラメルで組み立てたフランスのクラシックなお菓子」と記載。

 4つの小さなシュークリームが、クリームに支えられている。シュークリームの生地の硬さは中庸に感じられたが、これはクリームに内側・外側ともにクリームに密着しているためかもしれない。生地の厚みはやや厚めで、小さいがしっかりした食感。

 中のクリームは、黄色味の強いカスタードで、バニラビーンズの黒い粒が見える。質感は固めで、みずみずしい。甘さはやや控えめで、皮をコーティングするキャラメルの苦味とのバランスが良い。キャラメルは、カリッとした食感。

 小さいがしっかりした生地のため、シューを口に入れると、中から冷たいクリームが溢れだし、バニラの香りと甘みが、キャラメルの苦味と合わさって口の中に広がる。

 シューを支えるクリームは、上部に生クリーム、その下にカスタードクリームの2層。生クリームは、空気が多く軽いが、固めの食感。甘さは非常に控えめで、ミルクのほのかな香りが広がる。

 カスタードは、シューの中のものと同様、黄色味が強い色で、固めの質感。シューの中よりも量が多いので、甘さとバニラの香りを感じやすい。

 クリームの下で、土台となるのは丸いパイ生地。背の低い円柱形。上面(数学的には上の面も下の面も「底面」ですが便宜的に「上面」としました)はキャラメルでコーティングされている。パイ生地はサクサクで、非常に香ばしい。

 キャラメルはカリっとした食感で、苦味と深みのある味。パイ生地との食感の違いが、お互いのサクサク感、カリカリ感を引き立てあっている。同時に、味の面でも、それぞれの香ばしさと味が引き立つ。

 全体の味のバランスも良く、完成度の高いサントノーレだと思います。