パティスリー ラヴィアンレーヴ「さくさくパイシュー」


都道府県: 東京
最寄駅: 梅島
住所: 〒121-0816 東京都足立区梅島3-6-16
購入店: パティスリー ラヴィアンレーヴ (PÂTISSERIE LA VIE UN RÊVE)
商品名: さくさくパイシュー
購入日: 2018年6月7日
税込価格: 270円

 足立区梅島にある「パティスリー ラヴィアンレーヴ」。イートインで、2種類のシュークリームとエクレアをいただきました。この記事は「さくさくパイシュー」の感想です。

 「さくさくパイシュー」と「シュークリーム」の2種類が販売されていましたが、使われているクリームは一緒で、シュー皮が異なるとのことでした。

 商品名のとおり、パイ生地を使ったシュー皮は硬め。密度も高く、みっちり。表面にはサクサク感もありますが、サクサクというより、ハード系のパンのような質感。

 ほのかな香ばしさと塩気が感じられる、上品な味。生地自体の味がはっきりと感じられるのですが、主張が強すぎず、香ばしさが前面に出てくるバランス。

 クリームは底面部から充填されています。やや黄色味のあるクリーム色で、中にはバニラビーンズの黒い粒も見えます。数は多くありませんが、大きめではっきりした粒。

 クリームはかなり固めで、密度も高めでしっかりした質感。粘度はそれなりで、固体に近い固さ。

 甘さは中庸から、やや強め。バニラの香りが豊かで、フルーティー。甘みもバニラの香りもはっきりと感じられますが、後味がすっきりとしています。濃厚なのですが、口にしつこく残らない味。

 皮もクリームもしっかりとした質感で、バランスが良いと思います。前述したとおり、クリームの密度が高めで、食べごたえもしっかりしたシュークリームです。

 同店の「シュークリーム」とは、皮のみの違いということですが、想定以上に印象の異なりました。クリームとシュー皮のみという、シンプルな食品であるシュークリーム。だからこそ、素材の味やお店のこだわりがダイレクトに感じられ、シンプルなのに差異がはっきりと分かれるところが、僕がシュークリームを好きな理由のひとつです。

 ちなみに、個人的にはこちらの「さくさくパイシュー」よりも、「シュークリーム」の方が好み。理由は「シュークリーム」の方が、皮の味が濃く、濃厚なクリームの味とのバランスが好ましく感じられたからです。「さくさくパイシュー」の方が、食感を重視した商品のように感じました。