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ギャラリー珈琲店 古瀬戸「古瀬戸オリジナル シュークリーム」


都道府県: 東京
最寄駅: 神保町
住所: 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-7 NSEビル 1階
購入店: ギャラリー珈琲店 古瀬戸
商品名: 古瀬戸オリジナル シュークリーム
購入日: 2018年6月5日
税込価格: 480円

 神保町の古書店街にある「ギャラリー珈琲店 古瀬戸」。場所は、書泉グランデや小宮山書店も立ち並ぶ靖国通り(都道302号線)沿い、NSEビルの1階にあります。

 下の画像は、靖国通り側の入口。奥へ進むと、店舗への入口があります。

 また、ビルの裏側にも入口があります。下の画像は、裏側の入口。壁面に、メニューが貼ってありました。

 個人的に御茶ノ水、神保町あたりは好きで、よく散歩もしますし、こちらの店舗にも何度か足を運んだことはあったのですが、メニューにシュークリームがあることには気がつきませんでした。前述のとおり、店外の壁に貼ってあったメニューに、シュークリームを発見したので、迷わず入店。

 店内に入ると、「ギャラリー珈琲店」という店名のとおり、絵画がいくつも展示されており、価格も明記されています。購入可能ということなのか、単に参考価格を表示しているだけなのかは、確認していないので、分かりません。

 初めてだと、やや入りにくいかもしれませんが、アーティスティックかつ落ち着いた雰囲気。

 分煙ですが、仕切りなどは一切ないため、禁煙席にいても、それなりに煙の香りは漂ってきます。僕は非喫煙者なので、これは少し気になりました。

 注文したのは「古瀬戸オリジナル シュークリーム」。ドリンクとセットで合計金額から100円引き。(お一人様ワンドリンク制とのことで、ケーキのみを注文することはできないようです。)

 メニューには、商品説明として「チーズ入りカスタードクリームに合わせて、かための皮になっています。」と記載。

 その説明どおり、シュー皮はやや硬め。表面には若干のサクサク感も感じられますが、サクサクとした食感というよりも、パンのようにしっかりとした噛みごたえのある質感。フランスパンなどハード系のパンではなく、ごく普通のパンに近いです。

 外側の方が硬く、内側はややしっとり。一般的なシュー皮と比較すると、密度も高く、厚みもあります。

 味もパンに近く、香ばしさがあり、若干の塩気も感じられるぐらい、はっきりと生地自体の味がわかります。

 クリームは、ピーナッツクリームのような黄土色。固さは中庸で、粘度は高め。こちらも比較的しっかりした質感ですが、ほどよく空気を含んでおり、重さが気になることはありませんでした。

 甘さは中庸から、やや強め。チーズが入っているということで、コクと僅かな酸味が感じられます。卵のコクとは、ちょっと質が違う、舌に長く残るコク。チーズ入りと知らされていなかったら、自分ではコクの理由がわからなかったかも。

 皮、クリーム共に、手作り感のあるシュークリームでした。ぶっちゃけ、シュークリームというより、クリームパンに近く感じられる部分もありました。

 しっかりとした皮と、独特のコクのあるクリームの組み合わせは、洋菓子店の「シュー・ア・ラ・クレーム」とは一線を画していますが、これはこれで美味しい。

 ちなみに、少し御茶ノ水駅の方へ歩いた、明大通り沿いにある「古瀬戸珈琲店」も、系列店のようです。